オモチレコード×VMO presents 超世紀末 vol.5(7/1、東心斎橋CONPAS)
「超世紀末」のレヴューは難しい。だってひたすら快楽原則的に楽しいから。
言語化が難しい。
野暮なことええやんって感じになってしまう。
だいたい野暮なこと言おうにも、特に後半に行くほど酔っぱらってて、何も覚えていない。
まあ覚えていることだけでも書き留めておこう。

超世紀末!
この日登場したのは、DJ hOLysHiT校庭カメラギャルmetome DJsetクリトリック・リスTREMORELAThere There Theres服田雄介GANG PARADEAVVUNDERHAIRZHave a Nice Day!VMOの総勢12組。

DJ hoLyshITの選曲がブッダブランドからHALCALIへと続いて、そして登場校庭カメラギャル。金髪ショートと黒髪ツインテールの2人組のアイドルラップ。堂に入ったラップぶりはなかなか。ラスト前のロック風の曲が楽しかった。

すぎむ
クリトリック・リスは曽我部恵一の「血を流そう」の流れる中登場。「酒相撲のテーマ」から「秘密のパスワード」、そして「Dr.マーチンはいてる女の子」とキレイ目の曲も交えて新作アルバムからのセットながら、序盤から最前列の男どもを脱がせにかかり、いつの間にか最前はすっぽんぽんの男衆だらけに。「柳瀬次長」、「トカゲ男と世話焼き女」、「BUS-BUS」まで歌ったところで「よっちょれよっちょれ」などと言いながら一度退場そして再登場して「ライス&ライス」、なんだけど、ほとんど新曲「よっちょれよっちょれ」の裸まつりと化している、意味ワカラン、酷かったけどめちゃめちゃ面白かった。
最後のスギムの言葉「ヤバい、また前面の一部の客に惑わされて後方の人ぜんぜんおもしろくないライブしてしまった…また前面の客に引っ張られて一番やったらあかんライブしてしもた…」
ライヴならではのナマモノ感を敏感に救い上げていくのはさすがです。

先週の名古屋から2週続けてのThere There Theres。飛び出してきたのは、あれ?羽根なしネクタイに眼鏡、7:3分けの「スクール・オブ・ロック」風のいでたちの4人。これは昨年末ベルハーが崩壊直前に町田でやったライヴで着たコスチュームですね。
1曲目クサめに「IKENIE」から「メタリクス」と新曲を続け、暴力的に「The Victim」がカットインする。ここは先週のX-HALLと同じ繋ぎ、そしてこの3曲最高に艶めかしい。
4人になってシャープに艶めかしくなったというのは先週の名古屋の感想だけど、その今のゼアゼアのパフォーマンスの魅力のかなりの部分を支えるのは長身のれーれとめいちゃ二人のダイナミックな身のこなしだと思った。ふたりともスカート短いし。
さらにベルハー後期から安定した歌唱とパフォーマンスでグループを下支えしていたカイちゃん、今日はかけていた伊達眼鏡がサイズが大きくて1曲目から手に持って踊っていたのだけど、ここしばらく微笑む表情が本当に色っぽくてまぶしい(最近毎回言ってる)。そしてかりんが一生懸命追いついて来ようとしている感じ。そりゃシャープにもなるわ。
ファットなベースのビートが鳴り響く中、ゆったりと羽根をはためかせていた4人が順番にはばたいていく「ペリカン」、いつ見ても静と動を見事に生かしたダイナミックな振り付けが魅力的だ。「Karma」で盛り上げておいて、このまま派手にエンディングに突っ込むのかと思いきやまずは「タナトスとマスカレード」でダークな緊張感をぶち込んでくる、スクールガール風の出で立ちがゴシックなホラームービーの趣きを醸し出す。そしてダークな空気を維持したまま激しい「rainy dance」でぶちあがる客席。
決まった。
かりんめいちゃ
かりんとめいちゃ。

この辺から記憶が怪しくなる。以下箇条書きで。

・陰毛コールの中登場、UNDERHAIRZ。ファンキーなぽやなさんとクールなミヤギのかけあい相変わらず最高、本大ネタ一本使いのラミーさんのトラックはNW色強くてすごくしっくりくるし、音源欲しいのだが。応援コールからの阪神・鳥谷の歌がすげえお下劣で良かったわ。凄く聞き覚えのある「ぞっこん爆音」の曲のトラックはなんだろうな、ラストはお馴染みアオカン大好き「リトマネン・スケベッチ・オナゴスキー」。

・アンヘアあとハバナイまでのつなぎで「新しい何かを見つけて帰ってほしい」とか煽って再登場のDJ hoLysHiTがMIGMA SHELTERの「JOINT」「Svaha Eraser」と続けてかけてくれるもんだから(この時点でミグマは物販限定のCDRのみのリリース!)場内大興奮。The Killersの「Mr, Brighside」(shazamで調べた)をノリノリで賭けてる中ステージにハバナイが登場し、JB「I Feel Good」のホーンのサンプリングからファンキーな1曲目に突入って楽しすぎる。

Have a Nice Day!、ドラム・ギター・シンセ・ヴォーカル&サンプラーの4人組バンドサウンドがディスコビートの上で飛び跳ねる。いや楽しい。まったく初見で、曲もおやホロとのコラボEPくらいしか聞いたことない。そう、「フォーエバーヤング」は早々ににメドレーでやってたな。ロッケンロッケンロケンロール!客の解放され具合も好ましい。アイドルでもないのにそこらで普通にMIX入れてるし。タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!
個人的ないままでの乏しいライヴ体験からいえば、じゃがたら初めて観た時の感じに近いか。ファンキーでノリノリだけどダサくてロケンロールな感じ。
浅見
浅見さんかっこよす。

・なぜかクリムゾン「21世紀の精神異常者」に導かれて登場VMO。まずはこれまでのあらすじということで、TOMCATのアニメ「北斗の拳」主題歌に乗せてこれまでの超世紀末出演者のステージショットやオフショットを取り混ぜたオープニングムービー、めっちゃ楽しいやんようつべに上げてくんないかな。

・いつものように真っ暗闇真っ白なスモークそして激しく明滅するストロボライトの中思わぬ角度から手足を振りながら飛んでくる人ともみ合いぶつかり合いしてたら、ツナギ姿の小柄な女性が…アンヘアのぽやなさんやんw。

翌日も朝からゼアゼア・ウテギャのライヴが決まってることもあり、さっさと帰ってしまったオタクも多かったようでフロアは割と余裕あったけれど、やっぱ最後ここまでいての「超世紀末」ですよね次回も楽しみ。
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【2017/07/02 21:14】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
mistFES supported by SPINNS NAGOYA(6/25、名古屋久屋大通公園ほか)
5月の頭にVMOのイベントで体験した2回目のMIGMA SHELTERが素晴らしくって、その月末に東京で行われたAqbiRec主催に遠征した際に3回目を見ることができたものの、一向に関西に来る気配がない。そうこうしているうちに名古屋のアイドルフェスにゼアゼアとともに出演する、それも屋外ステージもある!というので思い切って出かけてきました。最高のレイヴにしてやるぜ!
timetable

前夜からあいにくの雨模様、名古屋駅に着いた頃はなんとか止んでいたのだけど、リストバンド交換の列に並んでいる頃にはぽつりぽつり降り出し、観覧無料のメイン会場久屋大通公園に着くころには本降りになってきている。
久屋大通公園のステージは公演の段差の少し高いところに小さなテント(運動会の来賓席に立ててあるような奴ね)がぽつんと立っていて、照明はもちろん自然光のみ、スピーカーは小さいのが4本だけという極めて簡素なもの。セキュリティのお兄さんのTシャツに燦然と輝く「BONDS」の文字、おお、あのその名も高き格闘家セキュリティ集団ボンズじゃないか、初めてお目にかかった、ついにボンズとピンチケの肉弾戦をこの目で見られるのか…でもなんだか噂に聞くほどの迫力はないような気が。
久屋大通公園

会場ではオタクが三々五々集まって、雨の中、もうすっかり出来上がってる感じ。ジャンべを持ち込んで叩いているミグマのファンらしき連中も。
定刻11:50からmistressのオープニングに続き大阪の2人組我儘ラキア、愛知の3人組SolaSoundと、ラウド系のグループが登場する。当然小さなテントの中でパフォーマンスするアイドルさんなんているわけもなく、みんな雨の中ずぶ濡れだ。「リフト・サーフ・ダイブ禁止」の筈なのだけど、しょっぱなからピンチケ連中のリフト上がりっぱなし。幕間に主催者のアナウンスは入るけど、ボンズのお兄さん全然制止せずいささか拍子抜けである。

そうこうしているうちに12:30、雨の中いよいよMIGMA SHELTERが登場、1曲目、ミニマルなブリ―プ音のような音が最新曲「mo’ strain」のビートを刻み始める。6人のメンバーは前方に飛び出し、びしょびしょのステージの端から端まで使って転がり踊り、キメで力いっぱいジャンプするから、うねりはそのまま観客に伝播していく。曲は途切れることなくラーガ風のエキゾチックなイントロから「Svaha Eraser」に。トライバルにビートが転がるとフロアの揺れもさらに激しくなり、そのまま「Joint」になだれ込む。ヨネコが喚き散らしながらステージ後方の物販スペース付近から道路付近まで走り回り、曲が終盤のクライマックスを迎えると観客の歓喜も頂点に達する。雨中3曲15分間、出音のショボさも忘れていたよ。
そういえばさすがにリフトする奴なんか一人もいなかったな。
みぐま
ヨネコのベルハー甘楽時代の写真集を買った。

ミグマ物販が終わるとあわてて大須のX-HALLのThere There Theresに移動。思ったより時間がかかって、飛び込んだらちょうど客電が落ちて、低いノイズとピアノの不穏なイントロに続いて登場した4人が静かに歌い出す、おお最近レパートリーに加えられたばかりの「タナトスとマスカレード」や!ベルハーの曲でも最鬱曲と言えるこの曲がドラマチックに終わるとすかさずウニュウニュと気味の悪いベース音が這いずり回る彼女たちの最新曲「メタリクス」へ。そしてラスト断ち切るように暴力的に4つ打ちが鳴り響く「The Victim」、これもまた最近ゼアゼアのレパートリーとなったベルハー曲。どれも表現力を必要とされる渋い曲ばかりで、この選曲はカッコいい。ベルハー時代じゅり・ゆうゆの抜けた直後に見た4人ベルハーもそうだったけれど、人数が減ってパフォーマンスがすごくシャープでソリッドに突き刺さる感じ。ゼアゼアの初めてのオリジナルが意外なほどストレートな「RadicalHead」だったから、どちらかといえばハッピーな方向に行くのかと思っていたのだけれど、こんな陰影に富んだ表現もできるんじゃないの。そしてさらに「Karma」で盛り上げ、「ペリカン」から「RadicalHead」とゼアゼア曲で締めくくる。このあとの屋外に「Asthma」も「エッジ」もまかせたってことか、ちゃんとした音の出るライヴハウスの会場で最新のゼアゼアをきっちり見せてくるあたり、さすが。会場のステージが高めでパフォーマンスが良く見えたのも良かった。今回のゼアゼア、僕が見た少ない彼女たちのパフォーマンスの中では最強に良かった。
めいちゃ
めいちゃ!
めいちゃのクールさが際立っていたのと、あとはカイちゃんが色っぽくなっていてドキドキした。

今回のフェスは他にも見たいアクトが他にないわけではなかったのだけど、ゼアゼアとミグマを見て物販に行くとだいたい見られない。ゆるめるモ!あきらめてそのままX-HALLで西村ひよこちゃんのかける(歌う)BiSやハイスタで沸いて、宿にチェックインしてそろそろかな、と17時すぎに雨の止んだ久屋大通公園に戻ったら、押し気味進行でアキシブProjectでヲタクがぴょんぴょん推しジャンしているところだった。なおボンズさんの働きが悪かったせいか、nerveで馬鹿なピンチケがリフトであがって、BiSのライヴが強制終了になっていた模様。WACK容赦ねえ。

おかげで、かどうかわからないけど、久屋大通公園、無銭会場のThere There Theresはリフトもサーフもまったくないピースフルな盛り上がりだった。まず「c.a.n.d.y.」でぶち上げて最後は「asthma」「レイニー」で終わる予想通りのフェスセトリ。でもしっかりと「ペリカン」「IKENIE」で新しいゼアゼアをアピールしていて心強い。昼に続いて「ペリカン」をやったのはちょっと意外だったけど嬉しいし、「IKENIE」はラテンフレイバーの昭和歌謡メタルにケチャ(バリ島の方)をミックスした無茶な曲だけど振り付けが色っぽい。「The Victim」やこの曲のような色気ってベルハー時代にはあんまりなかったように思う。そして「Asthma」ではお約束の巨大なサークルが。僕は参加しないけど、野外ならではで楽しいね。この曲はやはりアピール力強い。そしてこの日は2回とも「エッジ」はやらなかった。新しいThere There Theresの現在形をしっかり見せる2ステージだった。

最後の会場はDt.BLDという、X-HALLよりさらに西に行ったところにある会場。夜とぼとぼと人気のない住宅街をこんなところにあるんかと思いながら歩いていたら、なんか大きなお寺みたいな門前の小さなビルに行き当たった。廃墟のようなスペースで大量のアイドルとヲタクたちがひしめき合って特典会を開いている地獄のような1階をすり抜けて奥の階段を上がった2階にステージがしつらえられていて、20時半という深い時間にイベントのジングルが流れ、MIGMA SHELTERの6人がステージに登場する。千手観音のようなフォーメーションからいきなり「Svaha Eraser」が始まり、以下「mo’ strain」「Deeper」「Joint」とノンストップで20分間、スクワットパーティかよっていうまともな空調機のない蒸し風呂のような会場で、まあとにかく死ぬほど暑かったのだけど、死ぬほど最高のレイヴだった。
彼女たちがやっているのが、ダンスミュージックというまず快楽原則に何より依拠した音楽なので毎回「最高だった」位しか言えなくて我ながらつまんねんなーと思うのだけど、今回は小さな会場でダイナミックなパフォーマンスを間近で見て、汗だくになって踊る6人のイッてる表情、特にアマリさんの凛としてまっすぐな視線、セイセイさんの狂気すら感じさせる嫣然とした微笑みに魅了された。
あとは何といってもフロアの空気、最前で地蔵になって半分口を開いて推しを凝視している奴もいれば、よだれを垂らしながらくねくねタコ踊りしてる奴もいる、もはやMIXでもない意味不明な掛け声をひたすら叫び続けているやつもいる、カメコもいれば、太鼓持ち込んで叩いてる奴もいるという混沌は、最初にベルハーの現場に足を踏み入れた時に見た秘境感を思い起こさせてくれてめちゃくちゃ楽しい。そしてそんなフロアの空気は、まぎれもなく彼女たちのトランシーな音楽と呪術的なパフォーマンスと不可分だというのがなにより素晴らしい。
ミグマ夜

そういうわけでゼアゼアとミグマ以外のグループはほとんど見られなかったのだけど、どちらも満足度の高いライヴだったのでわざわざ遠征したかいあったよ。

その他いろいろ補遺。

・久屋大通公園で雨の中ミグマの物販列に並びながら見た椎名ぴかりん、たった20分の持ち時間でも一度引っ込んで土下座ショーがあるのにちょっと笑った。JBのマントショーみたいなものなのかな。

・同じく久屋のミグマ物販でヨネコ列に並んでいたら、隣のコテジュン列に妙齢のおば様が。前に並んでいるコテ推しのヲタクがもしやと話しかけてみたら、やはりコテジュンのママだったと。愛知県凱旋ということで、この日はボード掲げられていました。

・【悲報】X-HALLに移動中、ポケットからiPhone出した時に、夜のために1枚残しておいたミグマの特典券がひらひらと地面に落下、あれっと拾う間もなく通りがかった車が轢いてそのまま持って行ってしまう。数メートル先に停車したタイヤにくっついてるのが見えるんだけど…。

・懲りずに買い足してコテジュンにさんに初めてご挨拶したけど、ちょっといろいろヤバかった。

・でもいまんとこアマリさん推しです。
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・野外ミグマ、ぜひちゃんとしたPAの大音量でやってほしい。The Field Of Heavenのような森の中なら最高。

今回の主催は名古屋の「ヴィジュアル系ロックアイドル」mistress。地元のイベンターさんがついていて冠つけているとはいえ、5会場50組のアクトを集めての大きなフェスを主催してしまうというのは凄いです。この日は裏でチームしゃちほこの「しゃちフェス」もやっていたわけで。願わくば、数々のピンチケどものやらかしにメゲず、来年以降も継続していただきたいところ。まあ…もうちょっと、この、タイムテーブルなんとかならないかな…なんて思ったりはするんですけど。

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【2017/06/26 00:17】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ヰタ・セクスアリス、NASCA CAR(ゲスト:ホカダナオミ)、マリファナボーイズ(6/10、難波BEARS)
ナスカカーとヰタ・セクスアリス、大阪の誇る老舗アンダーグラウンドレーベル「Gyuuune Casette」の須原氏がギターとベースを弾きまくる組み合わせ。もちろんベアーズです。
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本日禁煙、でも他のものならオッケーっぽいこの感じ(笑)。

トップバッターはナスカカー。ベース821さんギター須原さんドラムクノさんという強力なバンドと自身の打ち込みの強力ビートをバックに、まずはじゃがたら「タンゴ」を歌いまくるナカヤさん。そして2曲目からはバンドメンバー(おもにクノさん)泣かせの怒涛の新曲攻勢になる。ファーストに入ってた「電子ブルース」のリフ(MELONのパクリらしい)を使った短い曲、「やめちまえ」風のリフ一発のロックンロール、そしてKISHIDASHIN用に用意したトラックを大幅改作したという、前作の「どうにもとまらない」を思わせるグル―ヴィなロック、「Break on through!」とシャウトするナカヤさん最高にイカす。いやほんまナカヤさんヴォーカリストとして強力やと思う。前回の特別企画の電子音インストの「アローン」も面白かったけど、やっぱりナカヤさんが咆哮するナスカカーが好きだ。
でもナカヤさんの歌はここまでで、後半はこれも楽しみにしていた、ゲストヴォーカルにホカダナオミさん(Agnus Dei、ex.マドモアゼルショートヘア!)を迎えてのセット。
まずはナカヤさんのシンセのみをバックに、お馴染みのシンセのベースライン、Eurhythmicsの「Sweet Dreams」!ホカダさんの太い深い歌声はアニー・レノックスに負けていない。歌はいつの間にか日本語になっている。
さらにバンドが加わって性急なパンクっぽいビートで「夢見るシャンソン人形」、そしてド派手なギターリフで始まるハードロック曲を豪快に歌いまくる(あとで調べたらHeartの「Barracuda」って曲)。いやホカダさんハードなロックヴォーカルハマり過ぎ。最後はちょっとかわいい声も交えながら戸川純ちゃんのおなじみ「好き好き大好き」。ナスカカーfeaturingホカダナオミは、ライヴで調整しながら来春にはギューンからアルバム発売予定とのこと、お正月に須原さんのケイノイズでホカダさんが歌っておられたZELDAのカヴァーもぜひ入れて欲しいところ。

マリファナボーイズ、「ボーイズ」だけどギター&ヴォーカル、ギター、ベースの3人の男子とドラムスの女子の4人組。ヴォーカルはワッツーシゾンビの安里アンリ。ワッツーシは数回見たことがるけれど、フジのルーキーステージで途中でドラムをフロアに持ち出して大騒ぎしていたのが印象に残ってる。ジャンクなロックンロールのワッツーシとは違って、こちらは安里さんがフルアコかき鳴らしながらフォークロック色の強い恋の歌を歌う。真ん中でやった曲がハンマービートに13th Floor Elevatorsみたいなテロテロのギターというサイケな曲でちょっと毛並みが変わっていて面白かった。

トリはヰタ・セクスアリス。なんとなく「モダン・デカメロン」が始まった…と思ったらこれはリハで、本編は軽快なロックンロールにファズギターが彩りを添えるテーマソング的な「性的生活」ではじまりそのまま「遅れてきた男」で勢いをつける。
中盤の「天井桟敷の様に」では、歌詞に歌い込まれた寺山修司の作品のタイトルが書かれたフリップを、「Subturrenian Homesic Blues」のボブ・ディランよろしく黒い革ジャンにサングラスのヴォーカル原田さんが歌いながら次々とめくり捨てていくのがイカす。
そしてこの後、須原さんの太いベースがせわしなく走り回る「ヘイヘイ・ミスター!」って曲から畳みかけるように伊藤さんのファズギターがうなりをあげて「空の怪物アグイー」(いずれも曲名不詳)になだれ込んでいくクライマックスの流れが最高だった。しかし寺山修司に大江健三郎って、どんだけ文学好きやんねん。
ぶれひと

アンコールがかかって、「もっとやれー朝までやれー」なんて声に「脱ぐから許して」っつって上半身を脱ぎすてる原田さん、セクシーでした。

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【2017/06/11 00:26】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
難波ROCK画報・山本精一+須原敬三+砂十島NANI(6/9、難波BEARS)
6/9は「ロックの日」って、まあ冗談のような語呂合わせ以上の意味はないけれど、今回のライヴの煽りが「2時間に及ぶロックの中核実演LIVE」、これは見たい。
仕事が終わった時点で8時半過ぎてたし、アンコールくらい見られたら、とベアーズに向かった。

ベアーズに着いた時点でたぶん1時間以上廻ってて、「もうすぐ終わりですよ」とか言われながら入場したら、「DISCORD」のハードなリフが鳴り響いているところだった。おお、ロッキンや、と思ってるとエンディングからヌルッとそのまま最後の曲、はちみつぱい「コウモリが飛ぶ頃」に。これがなんと20分超える長尺。更にアンコールで羅針盤最初期の曲「カラス」ともう1曲、十分に楽しませてもらった。

山本さん、どうも喉の調子悪かったみたいで、「コウモリ」も「カラス」も須原さんにメインヴォーカルを任せて、もっぱらイフェクター少なめのシンプルなセッティングでうるさいギター弾きまくる。あとでご自身が解説していたところでは、今日は「ロック」がテーマなのであえてふだん禁じ手にしているブルーノートスケールを入れまくったとのこと。
NANIさんは自分の中ではサイケ奉行でのハードなプレイの印象が強い。山本さん須原さんとのトリオで見るのは3年前にこのベアーズで慶一さんのControversial Sparkと共演した時以来か。あの時は「Rhapsodia」の曲を中心にストレートにハードロッキンな演奏だったと思うのだけど、今回「コウモリ」「カラス」みたいなゆるっとしたジャム曲(山本さんいわく「同じ曲ですね」w)が、演奏が白熱するにつれてNANIさんが前のめり気味に煽るようなドラム叩くもんだから、どんどん加速してめっちゃハードな演奏になるのが面白かった。クリシェでロックしても一筋縄でいかないのはさすが山本精一だ。

アンコール終わってから、なぜか山本さん上機嫌でおしゃべりが止まらず、昔話したり解説したり告知したり(なぜか人形劇での登場が多いw)とずっとなにかしらしゃべってて、なかなか引っ込まないのがおかしかった。
アンコールの2曲目は何かのカヴァーだったっぽいのだけど、なんだったんだろう。
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【2017/06/10 20:05】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BIRD RIGHT?-一条さえき・ラスト公演(5/30、新宿LOFT)
AqbiRec総出演のThere There Theres一条さえき最終公演。
ゼアゼアは2部にわけて今持っているレパートリー全曲を披露。

春野さ子(O.A.)
1. パステルロード
(MC(ミサイル警報システムについて)
2. 愛くるしくて瞑想中

There There Theres その1
1. Karma
2, World, World, World
3. yOUらり
4. ホーネット’98
5. c.a.n.d.y.

MIGMA SHELTER
1. Intro~Deeper
2. mo’ strain
3. Joint
4. Svaha Eraser

CLOCK & BOTAN
 
1. アイスクリーム
2. トゥインクル
3. 或いはドライブミュージック(アコギ弾き語り)
4. グルーミィ
5. 夏のアッチェレランド
※あーやんポニテ

There There Theres その2
1. Upstairs Down
2. 2SoundDown
3. メタリクス
4. プリティ・シャロウ
5. 無罪:Honeymoon
6. 憂鬱のグロリア(田中ストップ、リフト注意)
7. IKENIE
8. サーカス&恋愛相談
9. the Edge of Goodbye
10. 男の子女の子
11. rainy dance
12.. ペリカン
(さえきコール)
E1. Asthma
E2. RadicalHead
(さえきあいさつ)


さえ

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【2017/05/31 23:27】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「Upstairs Down」インストア無料ミニライヴ(5/28、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
エクストロメを中座して、There There Theresのファーストシングルのリリースイベントを身に行きました。
大阪でのリリースイベントは、もちろんThere There Theresとなって初めてです。

1曲目「2Sound Down」はサウンドチェック代わりかな、マイクの調子やオケの音量のちぐはぐがなんとか落ち着いたところで、れーれこと有坂玲菜からMCがあって、CDに収録の3曲を曲順通りに流れ。
かりんとさえき以外の3人はなんと有線マイク使用で、あの振付でステージ中ぐるぐる回るもんだからシールド絡まりまくって大変なことに。「Upstairs down」のバンジョーのところで、れーれがいつも腕の上をてくてくと虫が(?)這い回る振り付けがあるのだけど、今日はケーブルの上を走っていた。
再度MCがあって、絡まり合っていたマイクケーブルをほどいて、ボーナス的にCD未収録の新曲「メタリクス」「IKENIE」2曲の披露へ。「IKENIE」もいいけど、「メタリクス」、始終うにゅうにゅと這いずり回っているベース音が快感。これはやっぱりCONPASSあたりのライヴハウスで聞きたい。

この日はひと月ぶりに2ステージゼアゼアをみたのだけど、ゼアゼア良かった。思ってたよりずっと良かった、ってことは、前回見た時より確実に良くなってきてるってことだよな。新曲存在感あるし、問題はさえき卒業後どうなるか、だ。

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さえきお疲れさま。

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【2017/05/29 23:20】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
エクストロメFEST 2017.5(5/28、心斎橋SUNHALL)
disk unionとタワーレコードNu茶屋町店の共催で行われているアイドルフェスシリーズ「エクストロメ」にゼアゼアが登場する。
2日間とも出演なのだけど、残念ながら初日は仕事で参加できず、2日目に行ってきた。

12時から始まって20時まで8時間にわたって行われる長時間のイベント、途中で抜けてしまったのだけど、この日観たグループは以下のとおり。
代代代、Kit Cat、空野青空、平野友里、ハニーゴーラン、絵恋、There There Theres、2&、ザ・にゃんとかにゃるず、フィロソフィーのダンス(出演順)
えくすとろめ


とりあえずThere There Theresについて。
2月に彼女たちがゼアゼアとして再スタートしてからのメンバーである一条さえきが、今月末で卒業することになっており、5人のゼアゼアは大阪ではこの日が最後になる。

[セットリスト]
1. RadicalHead
2. IKENIE
3. Upstairs Down
4. 無罪Honeymoon
5. rainy dance
6. Asthma
7. ペリカン

1曲目ゼアゼアの看板曲「RadicalHead」で軽快にスタート、いきなりめいちゃこと平澤芽衣の「残り6曲になってしまいましたー」ってMCが笑わせてくれる。序盤は新曲「IKENIE」から「Upstairs Down」へとウィアードなポップ感覚の溢れるゼアゼアオリジナル曲を畳みかけてくる。そしてその流れでゼアゼアとしては大阪初披露になる「無罪Honeymoon」でダークな世界を繰り広げ、そしてこれも大阪初披露の「rainy dance」で暗く激しい情念を歌い踊る。かつて柳沢あやのめがけてリフトが大量に押し寄せた落ちサビは緒倉かりんが担当だ。
ゼアゼア始動に当たってまず「RadicalHead」が発表された時は、そのストレートにポップな曲調がファンの間では賛否があったのだけど、結局のところゼアゼアも、メンバーたちの表現力が上がるにつれて、ベルハーが体現していた一筋縄ではいかないエモーショナルで奇妙な世界に突入しているようだ。今回卒業するさえきはそのバレエの経験を踏まえたしなやかな動きでそんなゼアゼアの世界の一翼を担う存在になりつつあったと思うので、今後彼女の卒業後のゼアゼアがどうなるのか、すごく気になる。


その他の出演者について。

Kit Catがすごく楽しかった。前見たのがもう1年以上まえになるんだな、すっかりレパートリーが変わってしまっていた。「Blue Monday」のオープニングはやめちゃったのかな。たぶん最後の曲以外初めて聞く曲ばかりだったけど、アーマ・トーマスの、というよりトレイシー・ウルマンのカヴァーを含め、どの曲もレトロフューチャーなポップ感覚にあふれていてとってもいい。あと、イヴにゃんの前におかれたちっこいKORGのシンセがかわいいかったな。音は出してないっぽかったけど。
[セットリスト] Lily Lies / teenage summer / Breakaway / FLASHBACK50 / ハングアラウンド

・KOTOちゃんが病欠のため、彼女の出番の時間にハニゴ姐さんたちとSAKIちゃん(2&)が何かやっていたっぽいのだけどKit Catの物販に行っていたので定かではない。

平野友里(a.k.a.ゆり丸)はアッパーなバンドサウンドの楽曲なのに、歌声と激しい振り付けがこれぞアイドルって感じ。アスリートみたいやと思った。そしてこの日はKOTOとのユニットシャオチャイポンの枠も、病欠の相方の代打で彼女のソロの2回目のステージに。

絵恋ちゃん、1曲目「同じだね」っていういじらしい恋愛ソングを普通にすっごくかわいらしく披露した後で、「この曲歌詞一番気持ち悪い」って言い放って通常運転のライヴに入っていくあたり最高。あんなに楽しい絵恋ちゃんのライヴで、いつもなんだかグッとくるのは何なんだろうと思っていていまだにうまく言葉にまとめられていない。

・フィロソフィーのダンスはやっぱり大好き。おとはすさん最高に可愛い。
でもゼアゼアのインストアイベントに行きたかったので、物販を待たずに退出。

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【2017/05/29 22:55】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
TACO(5/23、京都法然院 外)
(オープニングアクト)数えきれない

TACO(山崎春美、佐藤薫、山本精一、細井尚登)

(工事中)

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【2017/05/24 23:07】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Psychedelic Early Summer Day(5/19、難波BEARS)
SOLMANIA / 黒岩あすか / ヰタ・セクスアリス / teppohseen(福岡)

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【2017/05/20 22:57】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ベアーズランチ部(5/16、難波BEARS)
andmo’
トキノマキナ


(工事中)

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【2017/05/17 22:53】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
黒い森/他力本願寺/Death & Taxes/秘部痺れ(5/⒕、三宮ヘラバ・ラウンジ)
日曜出勤で一日朝から三宮で仕事していて、終わってから大阪に戻ってライヴでも見に行こうかと思ってホームで新快速を待ってると、これからヘラバラウンジで他力本願寺のライヴがあるというツイートが。これは行かなきゃ、と急遽方針変更してあわてて改札出た。
へらば

会場につくと一番手のDeath & Taxes、地獄変さんが一人、ステージでテレキャスで激しいギターノイズをかき鳴らしながら歌っている。
続いてさっそくこの日のお目当ての他力本願寺が登場。
「けむり」「太陽」と、ざくざくとカッティングしながらどろりとした声で歌うスハラさんの歌に派手に切り込むあやかさんのギターがイカすハードロックを続けてぶちかます。
前回のライヴからなんと1年7か月ぶりのステージとのことで、そうか、何気にテストパターンとやったあのベアーズ以来なのか。そのときも頭士奈生樹さんの「童謡」をカヴァーしていたのだけれど、今回も同じ頭士さんのファーストアルバムから「パラダイス」を。頭士さんの曲、須原さんの歌もバンドのサウンドもぴったりだと思う。続く「ひみつ」は、スハラさんはイタリアのプログレみたいな曲を作ろうとしたといってたけれど、性急なビートにつんのめり気味に歌うさまはガセネタのようだ。
最後の曲は1年半前のライヴでもたしか最後に演奏していた大曲。ゆるりとはじまった演奏が次第に熱を帯びて行き、最後には激しくぶつかり合ってまばゆく火花を散らす。
他力
1.けむり
2.太陽
3.パラダイス~真昼(頭士奈生樹)
4.ひみつ
5.夏のうた(タイトル不詳)

あとは初めて見るバンドばかり。黒い森はギター&ヴォーカル、ベース、ドラムスの3人組。クリアなトーンのギターをかき鳴らしながら歌われる楽曲がバンド名から予想するより意外にもポップでいい。ベースラインが独特で、そのベースがぐいぐい曲を引っ張って疾走する曲から、ベースに連れられて弾みまくる中間部が不思議なバラード曲というエンディングの2曲がすごくカッコ良かった。

トリを務めた秘部痺れもやはりギター&ヴォーカルとベースとドラムスのトリオ編成なのだけど、こっちはジーンズに長髪という出で立ちのギターとベースの佇まいからしてサバートブレーズ直系という印象の、ヘヴィでサイケな、ゴリゴリのどハードロック。うっひょーって感じで轟音にただ酔いしれていた。フレットレスのベースではSarryの821さん。

4組とも音の傾向はぜんぜん違うのにサイケなロックで面白かった。ひさしぶりにライヴハウスでがっつりギターのロックを聞いた気がする。ヘラバは初めての会場だけど、真っ赤な内装がサイケな演奏によく似あう。立ち込める煙草の煙もいかにもライヴハウスに来たって雰囲気なんだけど、さすがにクリーンな空気に慣れ過ぎたおじさんにはちょっとキツかった。難しいところだな。

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【2017/05/15 08:46】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AID7春の大カスガイ祭~ガーリニアVSプランタン~(5/7、今池リフレクトホール)
芽映(オープニングアクト)
プランタン
くるくるガー
SE$IMON DIAZ
ひよっこアイドルびす子。
飛弾せりな
Peach sleep sly
鏡星
SAKA-SAMA
みんなのこどもちゃん
電影と少年CQ
O’CHAWANZ
963
3776
ガーリニア

ガーリニア18vsプランタン


(工事中)

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【2017/05/08 22:42】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
オモチレコード×VMO presents 超世紀末 vol.3 (5/5、東心斎橋CONPASS)
代代代
sugartrap
VMO
少女模型
MIGMA SHELTER

DJ hOLysHiT


(工事中)

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【2017/05/06 22:28】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
祝春一番2017(5/4、服部緑地野外音楽堂)
入場列が動き始めてゲートに近づくにつれ、最初のグループが演奏する曲がだんだん聞こえてくる。ああ、こないだ亡くなった加川良さんの「ラブソング」だ。僕の一番大好きなアルバム「アウトオブマインド」の冒頭を飾る曲。演奏するgnkosaiBANDはギター、ベース、ドラムス、キーボードの4人組で、レゲエアレンジの「What a Wonderful World」とか、ディランの「時代はかわる」をオリジナルの日本語詞で歌ったりと、ドラムの人の歌を中心にしたジャムバンドっぽいグルーヴ感のあるバンドサウンドがなかなかいい。「ラブソング」の歌声は加川さんに似てるななんて思っていたけれど、本当に加川さんの息子さんだったとあとで知った。

前半良かったのは、初っ端からずっしり重めのファンクで登場の金子マリ presents Fifth Elements Will。大西真(b)石井為人(key)松本照夫(ds)森園勝敏(g)窪田晴男(g)という、日本のブルーズ/ファンクの歴史を担ってきたようなリズム隊の上で四人囃子とパール兄弟のギタリストが弾きまくるという恐ろしいスーパーバンドをバックに、マリさんと北京一(ex.ソー・バッド・レビュー)が歌いまくる。ファンキーにしてハードロッキン。もう一つの本業であるパントマイムを交えたり、メインヴォーカルを取ったりと大活躍の北さん、スラリとスリムでめっちゃカッコいい。この日のハイライトはマリさんが歌うムッシュの「ゴロワーズという煙草を吸ったことがあるかい」のカヴァー。ルー・リードの「ワイルぢサイドを歩け」のベースラインを使ったアレンジ、終盤にはスパイダースの「バンバンバン」も織り込まれるリスペクトぶりがイカす。マリさんが豪快に歌う江利チエミの「家に帰ろう(カモンナマイハウス)」も良かったし、最後の北さんがコミカルに指さし確認する曲、「財布・携帯・鍵・眼鏡!」という語呂がすでにファンキーで最高だった。心当たりありすぎ!

ミチロウさん
中盤はなんといっても遠藤ミチロウさんのThe End。一昨年の春一番がデビューステージで、この時は「The End」以外はみちろうさんのソロの曲とザ・スターリン時代のヘヴィな曲(「虫」「ワルシャワの幻想」)を演奏していた。今回は5曲、「Break On Through」に始まり「Hello I Love You」「Alabama Song」「Light My Fire」、そして最後に「The End」という完全にドアーズの曲にミチロウさんが日本語詞をつけたもののみのセット。前回は選曲の面からもダークでヘヴィなサイケ色の強い印象だったけど、今回はドアーズの曲の中でもポップな曲も含めて演奏されて、バラエティがありミチロウさんのロッカーとしての魅力が炸裂していた。
圧巻はやはり最後の「The End」、一昨年聞いたときからは詞も一新されてより力強くなっている。父を殺し母を犯すクライマックスからの演奏がすさまじかった。テンポアップして叩きつけるビートにノイジーにかき鳴らされるギターとミチロウさんの雄たけび、完全にパンクだった。

The End
この日バックステージには巨大な風車のようなセットが組まれていたのだけど、どうやらこれがラジエーションマークなんだというのがだんだんわかってくる。そしてThe Endが「Light My Fire」を演奏し出すとこれが人力でぐるぐる回り出す。

再登場北京一さんMIMAさんのコラボレーションは面白かった。パントマイムとダンスという出自の違う、でもどちらも無駄のない身のこなしが美しい。そして、この時バックステージのラジエーションマークは解体され巨大なピースマークへと変わっている。
伊藤たかおwithのバンドセットが終わるとステージ上はきれいに片づけられ、客席の中に設けられた小ステージに金佑龍が登場する。アコースティックギターでの弾き語り、最後にルーパーを駆使してFISHMANS「ナイトクルージング」のカヴァーを披露する。「高田渡さんの生活の柄とか歌えばいいのかも知れないけれど、自分のルーツはやっぱりこのあたりだから。いい曲だからぜひ春一番のお客さんにも聞いてほしい」と。夕陽が差し込んで赤く彩られた野音に溶け込むダビーなノイズが心地よいエンディングだった。

祝春一番2017第1日目(5/4)出演者(出演順)
gnkosaiBAND / 平田達彦 / キング堀内 / 金子マリ presents 5th Elements Will / 大塚まさじ命バンド / 渋谷毅オーケストラ / The End / DEEP COUNT / NIMA with 北京一 / いとうたかおWith / 金 佑龍

金佑龍さんがセンターステージで熱のこもったステージ繰り広げているころ、実は自分たちが見ていた芝生席のとなりのシートの集団の前で、小学校高学年くらいの男の子によるプロ野球物真似大会が繰り広げられていた。金田・江川・野村…絶対リアルタイムで見ている筈がない往年のプロ野球の大選手ばかり、野球あまり知らないオレでもわかるくらいよく似てる。いったいどうやって習得したんやw。

風呂やの

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【2017/05/05 00:13】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
オモチレコード×VMO presents 超世紀末 vol.1 (5/3、東心斎橋CONPASS)
VMOがおもちレコードと共催する「超世紀末」、GWの4日間にわたってヤバ目のアイドル&非アイドルアクトが登場する強力なイベント。我が愛するAqbirecからThere There Theresが登場する初日とMIGMA SHELTERの関西初お目見えとなる3日目に行ってきた。
超世紀末

初日の1番手は、みかが卒業してまおとゆーたんの2人になり、レパートリーを一新して再スタートしたせのしすたぁ。「Tighten Up」みたいなベースラインのファンキーな曲とかジグジグスパトニックみたいなデジタルビートの曲とか、曲調が以前に比べてバラエティに富んでかなり好みになっている。以前は煽り専門でまったく歌っていなかったまおさんが、見違えるようにほっそりと綺麗になってしっかり歌っているのもいい。相変わらず熱く煽るまおさんと対照的に終始クールなゆーたんもかわいいし、ずっとどちらかと言えば苦手なグループだったのだけど、今回は素直に良いと思った。

DJ hOLysHiTがNew OrderとかRadioheadといったNW以降のブリティッシュロックをかけていたと思ったら急にYesの「Roundabout」がかけられて、場内が暗転する。
大阪ではひと月ぶり2回目のThere There Theres、いきなり「エッジ」「サーカス」のベルハー時代の代表曲でぶちかましてくる。そして関西初演になる「Upstairs Down」トチ狂った曲で最高。これもゼアゼアとしては関西初演のベルハーナンバー「KARMA」はうれしい選曲。そしてベースがうなりまくる「ペリカン」とこのあたりはCONPASSの太い音にばっちりハマって最高に気持ちいい。最後は「Asthma」で盛り上げて「RadicalHead」で締めるという王道だけど、正直ちょっと物足りない気がした。
ライヴでゼアゼアの「サーカス」見るのは2回目だけど、昔ゆうちょすがやっていたバレエの振り付けが復活しているのが嬉しい。担当する一条さえきは新しいメンバーの中では一番ベルハーっぽい匂いがする。
The Edge of Goodbye / サーカス&恋愛相談 / Upstairs Down / KARMA / ペリカン / Asthma / RadicalHead
ゼアゼア

おやすみホログラム、「ニューロマンサー」「エメラルド」と僕でも知っているお馴染みの曲で掴んで、あとは最後までノンストップで躍らせ続ける。八月ちゃんとカナミルのハーモニーが涼しい。基本ダンスビートなのにとってもクールでイカす。この日のアイドル3組の中では一番良かった。
おやほろ

VMO
トリはVMO。真っ暗な場内に鳴り響く荘厳な音楽に投影される映像とストロボライト。ビートが高鳴り、咆哮と共にストロボの閃光が激しく明滅すると、フロアでは両手両足ばたつかせて無茶なモッシュを仕掛けてくる奴が、スモークが流れ込む真っ暗な中いきなり飛んでくるから怖い怖い。スリリング極まりない30分。

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【2017/05/04 16:59】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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