月亭可朝Wレコ発「可朝さんは来ないけれど、、、新春大放談付きスペシャルスリーマン」(1/4、難波BEARS)
一昨年の夏のベアーズでの豊田さん企画、行けなかったのだけど、月亭可朝師匠をメインに、ソルマニア、工藤冬里そして豊田道倫という、ちょっと考えられないようなメンツだった。そしてその後豊田さんとの親交を通じて可朝師匠の新曲リリース(タイトルがNGでメジャーからのリリースがリジェクトされて豊田道倫の個人レーベルからのリリースとなった)とメジャーからのベスト盤リリースがあり、今回の豪華メンツでのリリースイベントが決まった。
…ところがまさかの師匠キャンセル。結局豊田道倫・山本精一・川本真琴のスリーマンとして実施されることに。さらにオープニングアクトに新鋭ノイズ女子角矢胡桃も出るってんだから文句はない。
ベアーズ初め
ベアーズ初めだ。

まずはその角矢胡桃、秋にハイパーギャルとしてのステージは見ているけれど、ソロのステージは去年の夏のベアーズ豊田さんのイベント以来。あの時は着いたら終わるところだったので初めてじっくり見られた。ストロングスタイルの激烈なノイズ、途中でいきなり低音がブーストした時には痺れた。終盤、接触が悪いコードをいきなりぶちっと抜いてさし直すあたりの無造作さが音にもいいように反映していて、かっこよかった。
角矢さん

山本精一、今日はいつも黒いストラトではなく木目調のセミアコのテレキャス。まずガツンとギターノイズから「赤ん坊の目」に突っ込む。シールド抜き差しのノイズを伴奏に歌う山本さんが最高。スカムで染みるひさびさの「なぞなぞ」セット、これは嬉しい。
珍しい曲といえば羅針盤の「ひとりのくに」、ひさしぶりに聞いたなあ。最後は「名前なんてつけたくないうた」から続けてまるで双子の兄弟のような「まさおの夢」。
1.赤ん坊の目
2.もの投げるなや
3.人形が好きなんだ
4.ロボット
5.ひとりのくに(羅針盤)
6.名前なんてつけたくないうた
7.まさおの夢(Phew+山本精一)

川本真琴、まずはアコギ弾き語りで年末に出来たばかりという新曲。まるで日記みたいなシンプルな歌で、「いつまでも好きなところにいたいと思うことは悪いことなのでしょうか?」ってフレーズにぐっと来た。おれもこの歌みたいに年末渋谷で、ええ年こいてアンダーグラウンドなとっても素敵な場所にいたなって。
キーボードに移って、弾き語りで数曲。変わらぬキュートな歌声にとろんとしてると、なんと最初期の大ヒット曲「1/2」、うわあこんな曲歌ってくれるんだ。
そしてここでゲスト山本精一登場。キーボードの弾き語りに、絶妙なナチュラルなトーンのギターの彩りを加えて数曲、これが素晴らしかった。山本さんの伴奏リードギターまじ最高でしょ。
そして最後はゴロニャンずの三沢洋紀・植野隆司との新ユニット「ザ・シャドウ」の曲を2曲、山本さんのギター伴奏で披露。これは植野さんかなって感じのバンカラでブルージーな曲に山本さんのノイジーなギターががっちり。さっきまでの繊細なサジ加減の絶妙さからの落差がめちゃ面白い。

濃い濃い出演者の間をつなぐ竹腰康弘のDJがボサノバだったりシティポップだったりとするっと洒落ていて良かった。サニーデイの「苺畑でつかまえて」とか気持ち良くなっていると、トリの豊田道倫が登場する。

豊田道倫、いきなり凄く聞き覚えのある曲…ニール・ヤング「After The Gold Rush」じゃん。日本語詞がオリジナルすぎて別物みたい。
今朝喘息の発作が酷くて駆け込んだ市民病院の女医が可愛かったという話で、実際のその女医さんの診察風景の隠し録りの音声から「僕と一緒に田舎に帰ろう」みたいな妄想の会話に、そのまま歌の世界に入っていく。これはわからなかったけど、松山千春の「足寄より」。さらに大好きな「東京の恋人」、この曲たしか川本さんが参加していたんじゃなかったっけ。新曲数曲(この日売っていた新しいCDRの曲)そして「2011」のギターのカッティングがカッコよすぎる。
ベアーズの楽屋が広くって、ちゃんとトイレあるって話から、「フィッティングルームもある」(絶対ウソだろw)という流れで最後も新曲「フィッティングルーム」。
MT
1.After The Gold Rush(ニール・ヤング)
2.足寄より(松山千春)3.東京の恋人
4.105
5.まぶしい
6.2011
7.フィッティング・ルーム

最後は豊田道倫・山本精一・川本真琴3人が再度登場して「新春大放談」。可朝師匠がキャンセルになった時に、川本さんからどうしてもなにかスペシャルなものをやりたいというリクエストがあってやることになったのだと。1時間以上しゃべってたんじゃないかな、予想通りのグダグダっぷりだったけど、まああのメンバーじゃ仕方ない。可朝師匠の「ノイズ」の話、川本さんのヤバい時期の話、アルバム作成の際のプロデューサーの必要性の話とか、ああ、そこもっと突っ込んでほしいという瞬間がいっぱい。話をわかってて上手く突っ込める人が司会にいたら良かったのになあ。

せっかくのW レコ発なので物販で月亭可朝のベスト盤買おうと思ったのだけど、さすがに主役不在でレコード会社の人間は来ていなかったようで買えず。かわりに豊田道倫の去年の最新CDR2枚と、川本真琴のザ・シャドウのCDRを買って帰った。

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【2018/01/05 23:53】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
へっぽこーずのカウントダウンSPナイト〜歌は世につれ世は歌につれ〜(12/31、渋谷TSUTAYA O-nest)
AQBIDIGが終わって、深夜の部まで多少時間があったので軽くなんか食おうと街に出たのだけど、駅に近づくにつれて人が多くて店はどこも長蛇の列、これは駄目だと屋台でケバブ買ってすごすごと戻った。渋谷の街なぜかケバブの屋台が多い。
もうすでにこの時点で昼の部から10時間とか経過していて、かなり草臥れている。というか腰が痛い。わが身の加齢を意識せざるを得ない
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この日3回目の入場のO-nest、エレベーター降りてバーコーナーに入るところにジャド・フェアの切り絵が飾ってあるというだけで信頼できる。

開演23:30の予定がなかなか出てこず、15分くらい押して二人のイラストのTシャツ姿の藤城アンナと柳沢あやのが登場して、まずはフィッシュマンズの「いかれたBaby」から。
以下、2時間以上にわたるゆるゆるのイベントはおおむね下記のような流れであった。

1.いかれたBaby
(カウントダウン、鏡割)
2.UNDO
3.丸の内サディスティック(w/ヨネコb、セイセイg)
(トーク)
4.セーラー服を脱がさないで(w/アマリ、コテジュン)
(トーク)
5.だいすき(w/カイ、れーれ)
(トーク)
6.1000のバイオリン
7.D.S.P~だいすぴっ
8.夏の終わりのハーモニー
9.夢の中へ
E.UNDO

・カウントダウンはゲストのAqbiRec大人組の面々―カイ・有坂玲菜(There There Theres)、アマリ・セイセイ・コテジュン・ヨネコ(MIGMA SHELTER)、そして春野さ子の7人とともに。

・アンナの買ってきたワインで鏡割り、そして乾杯が行われるのだけど、なぜかセーラー服姿のアマリとコテジュンが酒呑んでる絵はヤバさしかないw
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かんぱーい。

・ゲストコーナーその1はヨネコをベース、セイセイをギターに迎えて4人で歌う「丸の内サディスティック」(椎名林檎)。セイセイ意外に普通に弾けてサマになるね。

・そしてゲストコーナーその2がアマリ・コテジュンを加えて4人セーラー服で歌う「セーラー服を脱がさないで」。なるほどそれでセーラー服だったのね。アンナはAmazonの通販でコスプレ用品買うのが趣味で今回のアニメコスっぽい制服も自前で買ったものらしい。コテジュンは自前で着ていたものらしいのだけれど、あとで東海地方のオタさんに聞いたところでは、中学の制服らしい。中学の制服がまだ入るって…。そして推しのアマリさんのセーラー服姿…尊い…。

・しかし、「セーラー服を脱がさないで」、当時もどうかと思ったけど、今聞くとこりゃ酷い歌詞だね。今例えば例えばAKBがこれだけあけすけに(オッサン目線での)「セックスにあこがれる処女の女子高生」の歌を歌うなんて考えられないよな。

・間に挟まれるトークは」「MIGMA SHELTERあと入り組(ミミミユ・セイセイ)のヤバさについて」とか「カイちゃんのメリクリメール」とかいろいろあって楽しかったのだけど、基本的にその場のことなので細かくは触れない。というか忘れた(トホホ)。
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みんなであざとくコテジュンポーズ(あーやん隠れてしまった)。

・しかし、MIGMA SHELTER勢のトークのスムースさに対して、There There Theresの2人のトークの微妙な空気感と来たらw。このあたりはベルハー時代から変わってなくてなんか嬉しい。ゼアゼア組を迎えてのゲストコーナーその3は岡村靖幸の「だいすき」。カイちゃんノリノリ。

・へっぽこーず、柳沢あやのの基本ストロークオンリーのギターと藤城アンナのカホンというシンプルなバッキングが2人の歌の良さを浮き立たせていて好ましい。ブルーハーツとかフィッシュマンズとかオッサンには歌えない青くさい選曲があーやんの柔らかい声とアンナのまっすぐな声にばっちりハマってる。あとベルハーナンバーは「D.S.P」がいいと思った。

・新ネタ「夏の終わりのハーモニー」からラスト「傘がない」という井上陽水エンディング。、ハーモニーは悪くない。しかしさすがに「傘がない」とかダサすぎない?どっちの趣味なんだろうか。もうちょっとなんか曲ないのか。

ライヴが終わったのが2時半くらい。そこからあーやんとチェキ撮って、特典会終わりまで会場隅でうつらうつらしていた。セーラー服のアマリさんと撮りたかったのに、アマリさん帰っちゃうんだもの。
初チェキ
2018年初チェキはセーラー服のあーやんと。カワイイ。

まあ忘れられない年越しになった。何しろ大みそかの昼間からいろんなことがありすぎた。
楽しかったけれど単純に身体的に限界だ。会場から出たら4時、とにかく腰が痛くて横になりたかったので、人気のまばらな正月の渋谷の街でネットカフェ探して、眠りについた。

いい年になりそうだ。オタ卒の見込みはない。

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【2018/01/01 23:30】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AQBI DIG 04(12/31、渋谷TSUTAYA O-nest)
昼の緒倉かりん卒業公演からインターバルを置いて、夜の部は同じO-nestでThere There TheresをはじめとするAqbiRec勢総出演の主催イベントAQBI DIGの4回目が行われた。
O-nestは一年前2016年の大みそかにBELLRING少女ハートの活動休止ライブ「HELLO WORLD」の行われた因縁の会場でもある。去年のあの日、年が変わる寸前に3時間を超える公演を終え、あいさつもなく退場したBELLRING少女ハートの5人のメンバーは、アンコールのために用意されたサイリウムを振って「ベルハー」コールを叫び続けるオタクたちの前に、改めて姿を現すことは二度となかった。(この日のライヴの模様はYouTubeのアーカイヴで視聴することができる)
あれから1年、 今回のAQBI DIGはゲストを交えず、BELLRING少女ハート崩壊後3組(+1)に分裂増殖したその後継たちの現在をぶつけて、昨年へのリベンジを遂げようという趣旨だと受け取った。

チェキ券

まずはオープニングアクトはいつものように春野さ子から。
おとなしそうな彼女がいきなり1曲目「愛くるしくて冥想中」で前方柵前まで進出し、観客をどよめかせる。いや、柵に上るわけではなく、その場で手を振るだけなんだけど。マイペースの活動ながらそれなりのステージ強さがついてきたのではないかな。真冬に聞く「エアコン・ポップ」も乙です。

続いて2番手、MIGMA SHELTER
2曲目「GIPS」のブレイクの部分で、あれ、あれ、今日は溜めるなと思ったら、いきなりヨネコから「私ヨネコは2月10日でMIGMA SHELTERを卒業します!」。困惑し騒然とする場内をよそに、再開したパフォーマンスは素晴らしくキレ味がよく、3日後にワンマンを控えて仕上がりは上々。
特に先回の大阪のインストアで発表されたドラマチックで複雑な新曲「Compression: Free」が見どころ多くて良かった。大阪からひと月弱、ここまで完成されるんだなあ。終盤ヨネコ・コマチ・ポーポポの3人がシャウトし、他のメンバーが加わるところからミミミユのダンスソロにはいるところのバキバキのサウンドが激上がりポイント。加入して2か月のポポポーポポーポポJrの成長ぶりも目覚ましい。最後はやっぱり「Joint」でヨネコのスキャットでぶちあがり、クライマックスの「幻追いかけて」の大合唱に。やっぱヨネコいなきゃつまらないよ。
ヨネコは卒業後、演技や声優の仕事をやりたいためフリーで活動しながらオーディションを受けるとのこと。今年2回目(1回はフェイク?だったけど)、昨年から通算3回目の卒業発表でついにAqbiRecからも卒業か…。

続くCLOCK & BOTAN柳沢あやのからも、「CLOCK & BOTANは辞めない、おばあちゃんになっても続ける」とファンを安心させておいた上で、春先にAqbiRecから彼女を含めた新しいアイドルグループを始動するとの発表。
嬉しさのためか、この日のパフォーマンスはいままで僕が見てきた数少ない彼女のパフォーマンスの中でも、もっとも安定して力強いものだったと思う。大阪じゃ毎回音響トラブルだったものね。オケ+ギターのオリジナル曲も良かったし、2曲のベルハーナンバーが素晴らしく良かった。弾き語りによる「或いはドライブミュージック」は彼女の歌の一番いいところの出た名唱だと思う。最小限のギター伴奏の塩梅もいい。そしてギターを置いて全身で見せてくれた「アイスクリーム」の躍動感には、新グループで存分に歌と踊りで暴れる柳沢あやのが楽しみになった。
あーやん

そしていよいよこのライヴから新体制、つまり新メンバーを加えてのステージとなるThere There Theresの登場だ。、不穏なSEに続いて「タナトスとマスカレード」のイントロの流れる中、薄暗いステージに一列に後ろ向きに並んだ4人がひとりひとり歌いながらこちらに向き直って動き出す。カイ、有坂玲菜、平澤芽衣、そして新メンバー…。新メンバー!周囲がざわつき出す。みずほ、朝倉みずほじゃないか!そこここで言葉にならない怒号のような叫び声が上がっている。自分も含めて。ああ、間違いなくそこにいるのは、かつてBELLRING少女ハートの象徴的存在だった朝倉みずほだった。「タナトス」で向かい合って互いにお辞儀をして手を合わせる、平澤芽衣と朝倉みずほの二人を見ていると、まるでずっと一緒にいる姉妹の様にすら見えるけれど、こんなことが起こりうるなんて。
タナトス

「タナトス」が終わり、平澤「今晩はThere There Theresです!新メンバーみずほちゃんよろしくね!」朝倉「ちゃあ!」なんてやりとりから「c.a.n.d.y」へ、そして一条さえき卒業後はほとんど歌われていなかった「ホーネット98」と、新加入のみずほに合わせてなのか、前半はBELLRING少女ハート時代からのレパートリーで固め、後半「メタリクス」から「There’s something behind」そして「ペリカン」とThere There Theresのオリジナルナンバーを3曲歌う。
朝倉みずほは新メンバーらしく「There There Theresに付いてきている」という印象。踊り慣れたはずのBELLRING少女ハートの曲であってもゼアゼア用にチューンナップされていて、立ち位置や歌割、細かい動きのレベルで一筋縄ではいかない苦労があったに違いない。にもかかわらずパフォーマンスのキレはさすがで、後半のオリジナル曲でも今の出来上がったThere There Theresに遜色なく付いてきているのはさすが朝倉みずほだと思った。「付いてきている」という印象は歌唱面の印象もあるかもしれない。彼女のもうひとつの大きな持ち味だったあの強い歌声は、残念ながらまだあまり響いてこなかった。特にThere There Theres曲に関しては緒倉かりんの持っていた歌割がそのまま彼女に任されているわけではなく、まだ様子を見ながら少しずつ出していこうとしているのではないかという印象を受けた。今後の田中Dの腕の見せ所だろう。
緒倉かりんを失ったThere There Theresで、新しく加わった朝倉みずほがどう存在感を発揮していくか、先行きについては楽しみしかない。

なにより自分の大好きなThere There Theresで、自分の大好きな朝倉みずほが生き生きと歌い踊っているって事実だけで、僕にとっては十分すぎるほど十分だ。彼女がBELLRING少女ハートを卒業した時とは違うバッサリと短く切った髪で、でもいつものトレードマークのゴーグルを首に下げて、新メンバーとして目の前に登場した瞬間の不思議な興奮は、生涯決して忘れないだろう。見慣れたThere There Theresの空間に朝倉みずほがいるちょっとした違和感と、逆にこの場に彼女がいる圧倒的な整合感。やっぱり朝倉みずほがいるべきところはここだと強く思った。
おかえり、みずほ!

特典会2
特典会で。めいちゃ(平澤芽衣)とみずほ、姉妹感がある(ちなみにみずほの方が妹っぽい)。

さ子ちゃん
春野さ子ちゃん。今年はそろそろ大阪でもライヴ見たいな。

CLOCK & BOTANやMIGMA SHELTERは過去最高レベルにいいライヴだったし、衝撃のThere There Theres朝倉みずほ加入の瞬間を目にすることができたというだけでも最強のイベントだったのだけど、さらに新グループやヨネコ卒業などのニュースもあり、何が何やらわからないまま2017年はあと少しで終わりである。
さすがにちょっと疲れたのだけど、まだこのあとカウントダウンイベントがあるのだ。
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【2018/01/01 23:16】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
THERE THERE THERE THERES(12/31、渋谷TSUTAYA O-nest)
卒業おめでとう

2月にデビューして以来10か月間There There Theresのオリジナルメンバーとして活動してきた緒倉かりんが学業との両立困難による卒業を発表したのがつい6日前の12月25日のこと、そしてこの大みそかの昼のワンマンがラストステージとなる。

THERE THERE THERE THERES

「2soundDown」のハードドライヴィンなギターリフでライブがスタートする。ソリッドなハードロックで始まり後半ノイジーな混沌に覆われていくこの曲は、昨年BELLRING少女ハート「崩壊」のさなかにリリースされ、その最期の記憶と抜きがたく結びついている。それがいまやここでいったん区切りを迎えようとしている現体制There There Theresを代表するような曲になっているのもなにか象徴的だ。
続けて披露されたのが5人だった彼女たちのファーストシングル曲「Upstairs Down」。奇妙な展開の曲調と凝り過ぎたサウンド、そして振付すべてが揃ってすばらしい。特に、陰鬱な曲が途中でいきなり陽気なカントリー調に転調するところで、バンジョーに合わせてれーれこと有坂玲菜が腕の上に虫みたいなモノを走り回らせる振付は本当にどうかしている。高い位置のツインテールに髪を結った大きな瞳の有坂玲菜の満面の笑みが美しくも怖い。ファンの間では人気の高いウィアードでポップなこの曲は、どういう訳か最近はほとんどライヴでセットリストに入ることがなかったのだけど、このメンバー最後のこの日に見ることができたのは嬉しかった。

クロノス
これは珍しい、ミニマルなテクノ曲「クロノスの鎌」でクールなパフォーマンスを披露して、「プラスチック21g」のもの悲しいフォークロア風のメロディに乗せて「ハロー!ハロー!」と歌いながら笑顔で手を振るエモーショナルなコーダ部から、中盤は圧倒的な強度の現体制There There Theresのパフォーマンスを見せつけていくことになる。

大柄でアイドル活動経験のあるめいちゃこと平澤芽衣や個性が強くバレエ歴のある一条さえきという同期の2人違い、ひとり年下でまったくのステージ経験のない高校生だったデビュー当初のかりんは、線が細く、いつも小さくなっているイメージを受けた。実際ステージで涙ぐんでいるのを見たこともあるし、物販でもぶっきらぼうな印象を受けるくらい言葉数は少なく、でも、ちゃんと話を聞きながら一生懸命チェキに書き込みをしてくれていたのが印象的だった。SNSでも自己評価の低い発言しかしないし、同期の一条さえきが5月で卒業して大丈夫か心配なくらいだった。
それが夏ぐらいから見るたびにぐいぐいとステージの存在感を増していく。強さを増していく彼女の歌声はカイちゃんとともにThere There Theresの歌唱面での要となっていた。そしてヴィジュアル面でも、長身からダイナミックな動きを繰り出す有坂玲菜と平澤芽衣、ゼアゼアの背骨ともいうべき安定したパフォーマンスを見せるカイに囲まれた彼女のはかなげな佇まいは、間違いなくこの4人体制のThere There Theresの顔になっていた。そんな完成形がこの日の「low tide」だったと思う。
曲の中盤、かりんのオタクの用意した青白いサイリウムが焚かれる中、かりんの震え気味の「らんらんらん…」という儚い歌声から、激しく4人の絶唱が絡み合うクライマックスに至るカタルシス。
これもまたこの体制のThere There Theresの到達点の一つと言える「ルーム24-7」の静謐なパフォーマンスを息を呑んで凝視する。大阪のこの曲のパフォーマンスの時と同じように平澤芽衣が涙ぐんでいる。

ベースがうねり続けているとりっぴゅホップ風味のダウナー曲「メタリクス」からBELLRING少女ハート時代は考えられなかった歌謡ハードロック調の「IKENIE」に、そして再びBELLRING少女ハート時代からのナンバー「憂鬱のグロリア」に、終盤は現体制の一つの柱であるハードでグラマラスなThere There Theresの魅力をまき散らしながら、「rainy dance」でクライマックスを迎える。BELLRING少女ハート時代はあーやんこと柳沢あやののエモーショナルなパフォーマンスの印象の強い曲で、最初は違和感があった柳沢から引き継いだ最後の落ちサビのソロも、いまではかりんが堂々と歌い上げている。
緒倉のレイニー

緒倉のらでぃへ
大団円感あふれる「Asthma」のエンディング、そしてかりんらしい言葉少ないあいさつで飽き足らないフロアに「おぐら」コールが起こる。再登場して「c.a.n.d.y.」から「ペリカン」「RadicalHead」とThere There Theres曲でぶち上げるアンコールの笑顔のあふれるパフォーマンスと、さすがに最後に涙を見せたかりんのあいさつで現行体制(第2期?)There There Theresが終焉を迎える。
このあと晩の公演で発表されるという新メンバーがどうなるのか、この時点ではどうなるのかわからない。少なくとも緒倉かりんを失ったグループは大きな変貌を遂げることを余儀なくされるだろう。
しかし、そんな心配はあとのことで、他のメンバーたちと共にこんな素晴らしいThere There Theresを見せてくれた緒倉かりんにまずは感謝したい。

さらば
緒倉かりんどうもありがとう。

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僕もあんまり接触で上手く話せる方じゃないので、最後まで打ち解けて話すことができなかったなあ。

と、ここまではまだ第一部だ。
このあと夜にはAqbiRecの所属グループ総出演の主催ライヴAqbiDig04が行われここでThere There Theresの新メンバーが発表されるという。さらにそのあと深夜のカウントダウンイベントもある。長い長いAqbiRecの夜は始まったばかりだ。
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【2018/01/01 14:36】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
HiGH VOLTAGE Special -PiGUけいかりんぽっぷ生誕祭特別公演-(12/28、梅田amHALL)

さて、数時間のインターバルを置いて夜の部。昼と同じアムホールで、昼間出たグループをゲストに、大阪のアイドルグループPIGUのメンバーの生誕イベントということらしい。There There Theresとしての緒倉かりんはこれが本当に最後の大阪のステージとなる。
タイテ

昼間に続いて平日のまだ早い時間ということもあってか、観客の出足は鈍いまま、一番手にさっそくアコースティックギターと共に柳沢あやのさん、CLOCK & BOTANが登場する。
しょっぱな「グルーミィ」の途中でいきなりオケの音が消えるトラブル発生、でも慌てずそのままアコギのみで歌い通すあやのさん。そのまま2曲目「Go to blues by train」もさくっと弾き語りで歌ってしまう。これが良かった。あやのさん場数踏んでなんとでもできるところが強い。しかしトラブル多いよな、大阪でまともに音響トラブルなしでできたことないんじゃないだろうか。演出でわざとやってるんちゃうかってくらい。前回の大阪は不安定さ全開からの逆襲がすさまじかったのだけど、今回はすごく安定していて、それはそれでかわいらしい。ギターの音響を別にすれば100点の出来だったんじゃないかな。弾き語りの「UNDO」から何食わぬ顔で復旧したオケに乗せて「リフレイン」で4曲の短いセットが終了…と思いきや、鳴り響くお馴染みのギターリフ!ばらばらっと登場したThere There Theresの面々とともにお馴染み「the Edge of Goodbye」、そしてさらに「get rid of the chopper」というベルハー時代からの沸き曲をThere There Theres+柳沢あやの(CLOCK & BOTAN)というコラボで歌い、曲席を沸かせる。
2曲、それも「エッジ」や「Asthma」以外の曲でのあーやんとゼアゼアの共演はかなりレア。あとライヴでゼアゼアの「エッジ」を見ることなんかめったになかったのだけど、振付が意外にかっちりとしていて新鮮だ。
そしてあやのさんがはけていく間もなく、「めいちゃ」平澤芽衣の「There There Theresです!」のあいさつと共に「RadicalHead」が始まりさらに「ペリカン」へとゼアゼア曲で畳みかけるようにぶち上げていくと、ここで緒倉かりんに青いサイリウムが会場中で点灯される。正直昼の部のダークに魅せるステージがよすぎて、夜の部は何するんだろうと思っていたのだけど、そうだ、この楽しそうな笑顔のおぐらのパフォーマンスもこの4人のゼアゼアの魅力だったな、と再確認。
もちろん現在のゼアゼアの完成形である「There's Something Behind」はちゃんと見せた上で、そのダークなムードを引きずったまま激しい「rainy dance」へ。あーやんから引き継いだ落ちサビがおぐらの見せ場の曲だ。最初に見た時は弱々しくて、今にも泣きだしそうで大丈夫か心配なくらいだったのに、いまでは堂々と歌い上げている。
最後は「Asthma」。正直ドルイベでこの曲が盛り上がる度に、ゼアゼアはこの曲だけじゃないんだよくらいに思っていたのだけど、この日のエンディングがこの曲の輝かしい笑顔で締めくくられたのは異論がなかった。本当に笑った。おぐら、ありがとう。

さて、この日は並行物販で、ゼアゼアの物販のために次のヤなことそっとミュートは途中で抜けなきゃならないかもなんて思っていたんだけれど、どうしてどうして、ヤナミューがまるでゼアゼアのぶち上げセトリを受けたかのように、初めてのMV曲「カナデルハ」から一番人気曲「Lily」とさらにぶち上げて来て、さらに彼女たちの中では一番楽しくアイドルらしい「Orange」へと抜けることを許さない。後半はまた新曲を続けて聞かせるのだけど、2回目の「Phantom Calling」がポストロック的な複雑な曲をなでしこさんとまにさんの歌声の掛けあいで駆け上がっていくスリルに震えた。ヤナミュー、来年にはもうこんな手の届くところで見られないんじゃないかくらいのスケール感がある。結局最後まで堪能した。

なでさん
ピンボケ気味だけど「Orange」のなでさん、いい笑顔。
ゼアゼアはとにかく全力で楽しんでいたので写真はなし。

イベントはまだ始まったところだったけれど、朝の墓参りから1日草臥れてしまったので、主催の方には申し訳ないけど早々に退出させていただいた。長すぎるよ!

そして大みそかのかりんラスト、やっぱり行かなきゃなって気持ちに大きく傾いていた。

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【2017/12/29 22:13】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
new encounters SP Vol.16 ~大阪の陣~ (12/28、梅田amHALL)
去年の今頃はBELLRING少女ハートが年末の活動休止に向けてのカウントダウン中で、最終公演のチケットが取れず悶々としていたのだった。There There Theresとして再始動して最初の年越しになるこの年末、大晦日に新メンバーのお披露目があるらしいということで、現行の4人体制ラストの大阪ということだったのだけど、数日前にいきなり最年少メンバー緒倉かりんの大晦日の昼の公演での卒業が発表され、まるで意味が全く変わってしまった。毎年落ち着かないAqbiRecの年末だ。

アムホール

タイテ

午前中お墓参りを済ませて会場につくとNEVE SLIDE DOWNの出番中。我儘ラキアをなんとなく眺めているうちに、CLOCK & BOTANの出番がやってくる。まず「Go to blues by train」と「リフレイン」の新曲2曲をオケ+アコギで歌ってから弾き語りで「トウィンクル」披露し、ふたたびオケで「グルーミィ」というオリジナル曲のみのセット。およそアコギの音には聞こえない音響はいまいちだったけど、ザカザカギターかき鳴らすあーやんの調子はギターも歌もすこぶる安定しており、すごく良かった。
クロタン


初見のHAMIDASYSTEM。沸き要素ゼロのミニマルな楽曲にジャンパースカートの制服風の4人メンバーがシアトリカルなパフォーマンスを見せる。ファンには元ベルハーヲタからの流れがあるというのも頷ける。面白かった。大阪でクロタンからヤナミュー・ゼアゼアの間に挟まれたことでうまく届くべき層に刺さることができたステージだったのではないかな。

ヤなことそっとミュート、大阪はなんと8月のYSM01以来とのこと。「ヤなことFRIDAY」のSEから、先日の赤坂Britzのワンマンで披露されたばかりの新曲「Phantom Calling」で始まる新曲中心の攻めのセット。ギャリギャリってギターのイントロがイカす難曲「Phantom~」、ヤナミュー節ともいうべき疾走感あふれる曲になでしこと間宮まにの歌が炸裂する「Reflection」、メロコア調の「クローサー」と新曲バラエティに富んでいる。個人的にはシリアスな「Sputonik Note」からぱっと明るく笑顔が溢れた「palette」の流れがよかった。先月のAQBI DIGで見た時も思ったけど、貫禄あるなあ。堂々たるものです。
まにまに
<セットリスト>
(SE)ヤなことFriday
1. Phantom calling
2. Reflection
3. sputnik note
4. palette
5. クローサー
6. Lily
7. am I
8. No Known

いよいよThere There Theres登場。いきなり「2soundDown」から「c.a.n.d.y.」とハードなオープニング。「ペリカン」「IKENIE」とゼアゼアオリジナル曲でエモーショナルに高まってきたところで「low tide」。去年の今頃は朝倉みずほがこの曲であの印象的なソロパートを担って真ん中で歌っていて、そこで胸が一杯になってラストの「あと少しこのままでいれたら」で完全に涙腺が決壊していた。みずほなしでこの曲が成立するなんてことは考えられなかった。それがどうだろう、儚いソロパートのみならず前半後半のエモーショナルなパートでも強い歌声を聞かせてもはや完全に緒倉かりんの曲となっている。そしてそれももう終わるんだって。
かりんのlow tide

「憂鬱のグロリア」から「Asthma」で盛り上げといて、この日はもう一度見せ場を作ってくれる。最後は息を呑んで見守る「Room24-7 」から「There's Something Behind」。
めいちゃが目を真っ赤にして涙をこらえてる。
めいちゃ
<セットリスト>
1. 2soundDown
2. c.a.n.d.y.
3. ペリカン
4. IKENIE
5. low tide
6. 憂鬱のグロリア
7. asthma
8. ROOM24-7
9. There's something behind

で、この日は同じアムホールでまだ夜の部があるのです!

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【2017/12/29 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BEARS 30th Anniversary!!! LAST GIGS (12/27、難波BEARS)
昨晩でベアーズ納めの予定だったのだけど、Santana+Sun Raというバンド名のインパクトにちょっと抗いがたくて仕事終わってから駆けつけてしまった。今日でほんとにベアーズの年内最後の営業、題して「LAST GIGS」…って、BOΦWYかよ。
LAST GIGS

到着した時には一番手のBOGULTAが終わったところ、2番手のカラフトワークから見ることができた。
カラフトワーク、ギター、ギター&ヴォーカルのカマチさんを中心にギター(須原さん)、ベース(女性)、ドラムス、テルミンの5人組で、たぶんちゃんと見るのは2回目。コンビニの白いレインスーツにビニールテープを貼った手作りの防護服と、電飾の施されたピラミッドパワーの帽子、サングラスのコスチュームがイカしてる。
バンド名どおり1曲目はKraftwerk「ロボット」からなのだけど、ニューウェイヴというよりノイジーなギターロックで、パンキッシュなスピード感がかっこいい。終盤にはふたたびKraftwerkのカヴァー、こちらはオケに合わせて「電卓」。ゆるめるモ!にベアーズから対バンするならイチオシのバンドだな。(2年前ならベアーズであったかも)
カラフトワーク

そして長いセットチェンジを挟んで、この日のメインアクト、Santa Ra
事前に公開されたメンバーは以下の通り。河端一 (guitar, electronics)、田畑満 (guitar, guitar-synthesizer)、津山篤 (keybord)、森田聖 (bass)、松元隆 (drums)、Bata (drums)、ジジのほっぺたろまん (tabla)、光聲 (madsax)、Kamach (costume)。カラフトワークのカマチさんが衣装でクレジットされてる!
まずはタブラでビートが叩きだされて、Sun Raの太陽エンブレムみたいなのをかぶったカマチさんが現れてフロアで鳴らす謎の電子音がひゅんひゅん飛ぶオープニング、ここに2台のドラムスとベースのリズム隊が加わってポリリズミックなビートを刻みだす。そして繰り広げられるギター2本、サックス、キーボード、良く分からないものによる30分の集団即興ということで、サンタナ+サン・ラの看板に偽りなし。しかし、まずは、何と言ってもカマチさんが百均で揃えた材料で作り上げたというSun Ra Arkestraコスチュームの再現度が半端なくて、フロントメンバー登場するなり大笑いしてしまった。
サンタラ
なぜかELPの「タルカス」を被って派手にキーボード弾き倒す津山さん、「Space Is the Place」の冠で会場睨めつけてクールにギターを弾きまくる「ミツコ」田畑さん、ゾウ(ガネーシュか)の被り物なしでも充分浮世離れしてる河端さんと、Acid Mothers Temple組のフロント3人のヴィジュアルの存在感が強烈すぎる。
ちなみに津山さん弾いてたのはハモンド、そう書いてあったから間違いない。
ハモンド

全力でアホらしいことする、いかにもベアーズらしい最終日でした。
楽しかったな。行って良かった。
2017年ベアーズでライヴ見たのは多分25回。もちろん会場としては一番多い。
2018年もよろしくお願いします。

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【2017/12/28 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
30周年ラストイヴェント・ベアーズバンケット (12/26、難波BEARS)
べヤーズバンケット

年末のベアーズ企画、ということで今日は山本店長による振る舞い酒コーナーが設けられており、獺祭がすごい勢いでなくなっていきます。
振る舞い酒コーナー

黒岩あすか
1.海
2.世の中
3.台風の目
4.こんな風に過ぎて行くのなら(w.須原敬三g)
5.泡沫
6.1
今回は最初に見た時と同じ、ガットギター弾き語りのセット。
こちらがそのスタイルになじんできただけなのかもしれないけれど、最初に聞いたときは消え入りそうだと思った歌声、ずいぶんと強度を増しているのでは、と思った。シンプルなギター伴奏に歌声が歌がくっきり浮かび上がる。ラストに歌われた夏の情景を描いた詩の朗読の曲、どこにもそんなことは歌われていないのに深い喪失感を感じて打ちのめされる。
須原さんの伴奏で歌われた浅川マキのカヴァーも良かった。夏の「裏窓」といい、マキさんの歌と黒岩さんの声、相性がいい。

ann ihsa
前回2月に見たときは3人組のバンド編成だったのだけど、この日はソロで、1曲ごと趣向を凝らしながらほっこりと優しい歌を聞かせてくれる。まずはカセットテレコから流れる環境音をバックに、黒ストラトを爪弾きながら歌を聞かせる。次のきれいな曲では終盤レコードプレイヤーからスクラッチノイズが高鳴る。そして客にマラカスを振らせて1曲。観客を取り込んだ上で最後は満を持して、「優しい犬」。観客(5匹ぐらい)のわんわんを交えて、最高になごむひとときであった。
アンさんのカセット
物販で売っていた彼女のカセット、会場限定パッケージ。これめちゃかわいない?
割らないとカセット取り出せないって。こんなん割られへんやろ(笑)。
見ている間に売れてしまったので、割らなくても聞けるカセットを購入。(結局DLコードで音源DLしてるんだから、限定パッケージにしておけばよかった)

須原敬三
すはらさん
山本精一のサポートや、津山篤の時代劇サイケバンドサイケ奉行でベース弾いてたり、自らのバンド他力本願寺でギターと歌を担当していたり、またその他数々のバンドでベースやギターで参加していたりするベアーズの主みたいな須原さんだけど、ソロのライヴはほとんど見たことがない。かなり貴重なライヴだったのではないか。
「僕なんか黒い魔女と白い魔女の間の前座…じゃないや中座?ですから」などと言いながら、ミントグリーンのストラトかき鳴らしての弾き語り。自称「歩く水木キャラ」の異彩から放たれる他力本願寺でお馴染みのどろっとした歌声は、個人的にかなり魅力的だと思う。もちろん弾きまくるギターはソロでも健在。他力本願寺のレパートリーなどの中に1曲、休みの国のカヴァーが。77年のアルバムから「オレはのら犬」、初めて聞いたけれどいい曲でした。

山本精一+西滝太(DUO)
トリはベアーズ店長山本精一(g)とPARAのキーボードでもある西滝太(Keyb)のデュオ。
山本さんのギターも西さんのキーボードも浮遊感のあるミニマルな感じからはじまり、次第にギターが激しく駆けあがっていく。また静まっては激しくなりのくり返しながら、キーボードは割とシンプルなピアノ、ギターも少しディストーションのかかったナチュラルなトーンが中心で、ノイジー炸裂することなくひたすら心地のよい音を奏でていく。天に昇るような心地で、終盤ふらふらと踊りっぱなしの30分でしたわ。

山本・西セット

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【2017/12/27 15:16】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BEARS 30th Anniversary‼ 「ししょう祭り2017」(12/23、難波BEARS)
ししょうまつり

フロアに流れるのはピストルズに始まりアンダートーンズ、ジョニー・サンダーズ&ハートブレイカーズ、そしてダムドといった70’sパンククラシック、そして観客もエッグプラントとか西部講堂とか(ぼくは話でしか知りません)そういうシーンをリアルタイムで経験してきたんだろうなっていう年季の入ったオールドパンクスばかり。

他力本願寺
そんな中登場した他力本願寺、今年ラスト。スハラさんの「大先輩のなかで緊張してます」みたいなMCどこ吹く風でオッサンにファンの多いという(それはオレ)長濱さんのリードギターが火を吹き、今日もかっこよかった。
けむり/しんしんしん/鍵をなくした女の子/太陽/夏のうたの5曲で40分。はっぴいえんどカヴァー「しんしんしん」は難しいアレンジで、まだもうちょっとこなれそう。長濱さんのリードギターは松本隆を意識してる?「夏のうた」は中期羅針盤を思わせるゆるりとしたサイケデリックなジャムで始まり本編は初期羅針盤の「カラス」や「こうもりの飛ぶ頃」のようにどろどろに展開する10分超えの大曲。

元OXZのギター・ヴォーカルMIKAや元コンチネンタル・キッズのドラムのタカミらを擁する新バンドBLUEDIE。MIKAさんの迫力のあるヴォーカルとタイトなビートがカッコいいオールドスクールなパンク。スカっぽいビートの曲もいい。もしかしたらパンククラシックのカヴァーもあったのかも。Shocking Blueの「Venus」やPat Benetarの「Heartbreaker」のカヴァーも楽しい。 ラストは「Imagine」。

ししょうバンド
トリはShiShowband(北嶋健也vo.g,津山篤g,森田聖b,里正浩dr)。白いゴージャスなファーのコート姿で登場のししょうこと北嶋健也さん、たぶん15年くらい前に羅針盤と対バンでファンダンゴで見た覚えがある。どんな音だったかはすっかり忘れていたけれど、その甘い陰りのある歌声は一発で思い出した。女言葉で歌われる情念の世界はなかなかこのシーンでは他にいない。合いの手のようにレスポール弾きまくる津山篤さん。プログレな展開を見せる「アメリカシロヒトリ」の歌なんかは当時も歌っていたレパートリーだ。
最後にMIKAさんとタカミさんがゲストで登場し、「前回15年前にベアーズに出た時に今年亡くなったトクさん(徳山喬一)とやった曲o」を。

oxz

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【2017/12/24 14:22】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AqbiRec合同インストアライブ(12/3、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
楽しかったAqbiRecのアイドルさんたちとの2日間の最後を締めくくるのは、大阪のアイドルインストアイベントの殿堂・NU茶屋タワーで3組合同の新作予約会。3組のミニライブと特典会というメニューである。

オフ会が終わってからなんだかんだしていて開演時間ギリギリに会場についたら、ステージ上ではゼアゼアの4人が入念なストレッチをしている。いったん引っ込んで、10分くらい押し気味で、まずは一番手There There Theresが登場。
いきなり「There's something~」で始まり、セカンドシングルの3曲とファーストシングルの2曲というインストアらしいセット。1月末発売予定のサードシングル曲はまだ形もない、ということで最後は、なぜかぶりぶりカワイイアイドルと化したゼアゼアの3人による新曲構想打ち合わせ。
かりん「私はラップを入れたいかなあ♡」
カイ「EDM♡」
れーれ「PV撮影で目が♡になるやつとか、もうちょっと一般受けするのがやりたい」
めい「一般受けなら何といっても、コブシの効いたエ・ン・カ♡」
「カ・ワ・イ・イ⤴」
みたいなやりとりの結果新曲は「ラップで演歌でEDMでタイトルは『漆黒のなんちゃら』」になるようです。でも最後の最後に「athmaやrainy danceみたいなこれぞゼアゼアっていうガツンとした1曲が欲しい」ってガチリクエストぶっこんでくるれーれが素敵。そしてさらに「でもEDMがいいの」って被せてくるカイちゃんもw。
1. There's something behind
2. メタリクス
3. IKENIE
4. ペリカン
5. RadicalHead

しかしファーストシングルのタイトルトラックだというのに「Upstairs Down」干されてるなあ。

続いてはクロタンことCLOCK & BOTAN、アコギをかかえて「あーやん」柳沢あやの登場…なのだが、様子がおかしい。ガチでベソかいてる。はらはらしながら見守っているうちに、グルーミィのイントロが流れて歌が始まるのだけど、マイクトラブルで音が出ない。オケが止まり、もうヤだ!って感じのあやのさん。
でも、水を飲んで、ふう、と息吐いて腹が据わったようで、おもむろにギターをかき鳴らし、生歌で「グルーミィ」を歌い出す。歌い出すとスイッチが入って、あとはもう完全に彼女のペースだ。この辺の、不安定でか弱そうなのに、ここぞというところでとんでもないしなやかな強さを見せるのが彼女の凄いところだなあと思う。そしてその不安定さとしなやかさは彼女の歌声の特徴そのものでもあるのが面白い。特に最近は思い切りのいうストロークでの弾き語りと彼女の歌のコンビネーションがすごく良い。この日は続いて「トウィンクル」まで最近のパターンで弾き語り。
後半はオケに合わせて1月発売のセカンドシングルに入る2曲を披露する。「リフレイン」はいままでにないアップテンポの曲で、ガチャっとした音作りが面白い。複雑なバックトラックにさすがに走り気味のアコギのカッティングがあーやんらしいけれど、これがばっちり合うようになったらさらにカッコいいだろうな。
1. グルーミィ(弾き語り生歌)
2. トウィンクル(弾き語り)
3. リフレイン
4. go to blues by train


3組の最期を飾るのはMIGMA SHELTER。縦一列のフォーメーションからいきなり最新曲「GIPS」、以下「Mo' Strain」「Amazing Glow」と今月末発売のEP「Orbit」に収められる予定の最近の曲が続く。
「Amazing Glow」が終わったところで、流れ出した効果音に合わせてメンバーどれぞれ宇宙船の操作をするような振付から、ビートが流れ出し、どよめきが起きる。なんとここで新曲!
あとで「Compression: Free」とタイトルが発表された新曲はド複雑な展開のラマチックで曲で、新リーダーミミミユをセンターに据えて繰り広げられる物語性のある振付が早くも完成度が高く、見ごたえがある。なるほどミミミユの左右に3人ずつのフォーメーション、これは7人ならでは。終盤バキバキのトランシーなビートが鳴り響きカタルシスが訪れる。
毎回新曲が発表されるたびに思うのだけど、これは今後の彼女たちのステージの切り札になる曲だろう。
1. GIPS
2. Mo' Strain
3. Amazing Glow
4. Compression:Free(新曲)
コラボに備えて脇で待機していたゼアゼアのカイちゃんが楽しそうに踊ってたのが印象的だった。カイちゃん本気でEDMやりたいんじゃないか(笑)

最後はゼアゼア、クロタンのメンバーも再度登場して、12人のアクビ・オールスターズのコラボレーションで「The edge of the Goodbye」。最近はゼアゼアでもすっかりやらなくなったベルハー最大の沸き曲。もう今のゼアゼアには不要だし、こういうお祭り用の曲でいいのかな、と思う。
ここでの主役はなんといってもクロタン・柳沢あやのさんだったと。ひとり柵に上って「ダメだよダメ私を見てよ!」とすべてを攫っていく姿がいやらしくなくサマになる。後輩連中には負けないっていう強烈な自負とオーラ。
あーやん!
結局この日のインストアは、あーやんの底力を再確認させらっぱなしだった。

ラストのコラボ、「12人の」って書いたけど、実は間違いで、いつもベルハー曲のコラボになると姿を隠すミミミユさんが、今日も曲が始まると同時に退場して行ったのだった。不思議な子だな。でもそれが「あり」なのはAqbiRecの良さだなと思う。

このあと予約購入者への特典会のレギュレーション(券何枚で特典××といったルール)がややこしくて、スタッフもアナウンスを間違えるわで大混乱。良くも悪くもあくびだなあ。
まあそこは別として、イベント自体は見所たっぷりでいいイベントでした。
集合写真

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【2017/12/04 19:08】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大阪あくびパーク(12/3、大阪城本丸広場)
AqbiRec大阪2デイズ、2日目はまずは「大阪あくびパーク」と題してのオフ会企画。
9月に来た時に実施を予定していたのが台風で中止になった大阪城でのオフ会企画のリベンジである。9月はどちらにしろ仕事で参加できなかったけれど、今回は行ける!やった、初オフ会参加だ!
雲一つない晴天、絶好のあくび日和である。

集合時間の11時半を少し回ったところでAqbiRecご一行が到着。
スター!
スター登場!There There Theresのカイさんです。

まずはルールの説明。
12人のメンバーが3人ずつの4グループに分かれて本丸広場のどこかにいるので、これを回ってスタンプを集めるというこれだけのゲーム。賞品は先着順で特製メッセージDVDほか。よーいどんでスタートです。

まずは人だかりであっさり見つけ、ミミミユ・コテジュン・緒倉かりんチーム。
おぐみー
コテジュンさんはハンコ押しで忙しい。

そして平澤芽衣とポポポーポ・ポーポポJrの師弟コンビとセイセイのチーム
めいぽぽ
ここもセイセイはハンコ対応中。

そしてカイ・柳沢あやの・コマチのチーム。ここは写真が上手く撮れなかった。
カイさん
カイさん目線くれました。

そして推しのアマリさまと有坂玲菜・ヨネコのチームでコンプ!
れれヨネあま
しかしヨネコは何ちゅうかっこしとるんや。
本部に急げ!

20位で滑り込み、たわしをゲット!
タダのたわしに見えるかもしれないけれど、ちゃんと推しメンから手渡してもらえるのだw。
IMG_3282.jpg

たわしが余ったので、スタンプコンプした着外の人でじゃんけんをして勝ち抜いた人がもらえることになったのだけど、最後の青年の時に悲劇が起こった。彼はアクビの2つのグループにそれぞれ推しがいて、どちらから受け取るか決められなかったのだ。
苦悩する青年、最後は田中Dが目をつぶらせて二人の手から選ばせて、まあなんとか収まったと思いきや、最初は笑っていた選ばれなかった方のメンバーが泣きだしちゃった。推しを泣かせてしまった、これはツラい。

最後は総勢12人の囲みチェキ。
先ほどの青年もここでは仲良く両手に花で収まってもらい、にこやかにとりあえずハッピーエンド、でした。おそらく。

れーれ
れーれさん、笑顔が素晴らしいですね。

集合写真

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【2017/12/03 22:13】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
エクストロメFEST 2017.12(12/2、心斎橋SUNHALL)
先月大阪に来た時には仕事で行けなかったので、2か月ぶりになる待望のAqbiRec3組の来阪公演!
今回は2日間に渡ってドルイベ→オフ会→インストアイベントだ!

エクストロメ12
まずは地下アイドルの祭典決定盤、エクストロメFest。総勢21組が登場するイベントで、Aqbirec所属の3組を含む下記の10組のアイドルユニットを見ました。
ふゆのどうぶつえんtipToe・・・・・・・・・Malcolm Mask MacLarenCLOCK & BOTANMIGMA SHELTERNECRONOMIDOLThere There Theresフィロソフィーのダンスくぴぽ

CLOCK & BOTAN
あくび勢の先陣を切るのはまずあーやんこと柳沢あやののソロユニットCLOCK & BOTAN 、大阪は前回のエクストロメ以来。
ギター抱えてステージ上のセッティングは終わっているのになかなかオケが出ない。いったん引っ込んでおもむろに1曲目新曲「リフレイン」のオケが出たと思ったらギターが間に合わなくて、いったん中断、再度仕切り直し…というようなごたごたもあってか、前半どうもちぐはぐで、せっかくの新曲2曲がうまく伝わらない感じ。
あーやん1
ただ、弾き語りに変わって、「トゥインクル」あたりからグッと調子が上がってきて、ベルハーナンバーの「或いはドライブミュージック」が絶品だった。曲の後半ではギターを止めて、柵に上ってアカペラで締めくくる。そしてオケが流れ出して「グルーミィ」。この瞬間が最高だった。最後はザマアミロという表情で「死ね」と言い放って退場。この娘のステージほどスリリングなライヴ感のあるアイドルのステージは他にない。
あーやん2
1.リフレイン
2.go to blues by train
3.トゥインクル(弾き語り)
4.或いはドライブミュージック(弾き語り)
5.グルーミィ

MIGMA SHELTER
新メンバーポポポーポ・ポーポポJrを加えての7人編成では初の大阪。イントロなしでいつものフォーメーションから「ソワカ」が始まり、2曲目にさっそく多分大阪初披露の最新曲「GIPS」を投入してそのまま「モ・ストレイン」で俄然盛り上がると思ったら短めに畳みかけるように「Amazing Grow」にという緩急付けたツナギ。特に「Deeper」のエンディングにかぶるようにアマリさん始めとする歌部隊が「ジョイント」の歌い出しを繰り返して「Choice!」と煽るところがカッコ良かった。マイクの調子が悪くて「Deeper」のキメを拾われなかったヨネコが、「ジョイント」でコテジュンのマイクを奪い取っていつもの異言で煽りまくる。そして最後の「マボロシ追いかけて」の大合唱。フロアのぐちゃぐちゃ度合いは間違いなくこの日最大だった。
ミグマ
アマリさん凛々しい!コテジュンさんヤバい!ポーポポガンバレ!
1.Svaha Eraser
2.GIPS
3.mo’ strain
4.Amazing Grow
5.Deeper
6.Joint

物販でポポにご挨拶に行った。ミグマの曲で一番好きな曲は?って訊いたら、しばらく考えて「新曲!」って。へーもうできてるんだ、なんて言ってたんですけどね。

There There Theres
オープニングからベルハーのラストリリース曲「2SoundDown」の大阪初披露が嬉しい。大柄なれーれ(有坂玲菜)とめいちゃ(平澤芽衣)がのしのしと肩を切って前に出てくる迫力はゼアゼアならでは。そしてそのあとは最新EPのオリジナル曲を畳みかけるようにダーク&グラマラスな現在形のゼアゼアを見せつけていく。
ハイライトは何といっても末期ベルハーの異色曲「ROOM24-7」。この曲の見せ場は、バンって扉の閉まる音でばったり倒れたメンバーが逆回しのビデオの様にするするっと元の位置に戻る中間部の振付だ。ベルハーで初めてこの曲のパフォーマンスを見た時にも度胆を抜かれたのだけど、ゼアゼアのパフォーマンスはさらに高い洗練度を感じさせられる。
「There's something behind」から「low tide」という最近は定番になりつつある胸揺さぶられる組み合わせからこの曲という流れが、高いパフォーマンス力で魅せるゼアゼアらしい、この日のクライマックスだった。
ゼアゼア
ただ本当に残念なのはサンホールはステージが低くて、ちょっと後ろになるとぜんぜんステージが見えなくなっちゃう。もっと多くの人に彼女たちのパフォーマンスをじっくり見てほしいよ。
1. 2SoundDown
2. メタリクス
3. IKENIE
4. There's something behind
5. low tide
6. ROOM24-7
7. 憂鬱のグロリア
8. ペリカン

なんと30分の枠で8曲もやったんだな。もうエッジやレイニー、アスマすらなくても、別に僕は気にしない。
最後はペリカンで昇天…なんだけど、エンディング近くでれーれが離脱してステージに戻らず。特典会には元気そうに参加していたので、まあ大丈夫だとは思うのだけど、ちょっと心配だった。特典会で直接聞いてみたら、満面の笑みで「ちょっとアメリカ村に行きたくて走ってきちゃったー、ごめんねー」だってw。れーれさんの強烈なプロ意識の一端を垣間見て、少しステージの見え方が変わったような気がした。ほんとにたまにしかチェキ撮りに行ってないのにちゃんと名前覚えてくれてるしね。

アクビ以外のアクトについて。
ドッツ
・・・・・・・・・。いきなり長い長いSE風のイントロに続いて始まるニューウェイヴファンクみたいなインスト、最初は静止していた・ちゃんたちがゴリゴリっとしたビートに合わせて蠢きだす。歌はなく、朗読のような語りのみの10分間。これはやられた。めちゃかっこええやん。
そのあとは爽やかなシューゲ/ギターポップ曲を3曲歌い踊り、最後に前回のエクストロメでも披露した複雑骨折変態変拍子のDash De Koiのパフォーマンスでサクッと締めくくる。イカしてる。
1.inventions
2.ソーダフロート気分
3.トリニティダイブ
4.Dash De Koi

1曲目はアメリカのポストロックバンドMaseratiの2007年作品とのこと。カッコ良かったのでiTunesで買ってしまった。。

トリ前のフィロソフィーのダンスが楽しかった。いきなり最近発売されたアルバムの新しい曲を2曲と攻めの選曲、初めてだけど文句なくカッコいい。おなじみの「タイムアフタータイム」「アイドル・フィロソフィー」で沸かせておいて、最後にアルバムのリードトラック「ダンスファウンダー」。これが良かった。フロア中盤で見ていたのだけど、イントロや間奏のところでオタクが歌う流麗なシンセのフレーズをなぞったコーラスと汚いMIXが交じりあう。4人の特徴のある声で歌い継がれた歌が、ハルさんの歌う「ここに間違ったステップなんてないんだ、誰のものでもない方法を踊れ」ってサビでクライマックスを迎える。最高じゃん。
贔屓のAqbiRec勢を含めても、この日一番楽しいアクトだった。
1.ベスト・フォー
2.エポケーチャンス
3.熱帯夜のように
4.アイム・アフター・タイム
5.アイドル・フィロソフィー
6.ダンス・ファウンダー


イベントの最後を締めくくるのはくぴぽ。このメンツであえて彼女らにトリを取らせるのはおもしろいと思う。
ただ、仮にオタクとメンバーの間の信頼関係の上にあるパフォーマンスであるとしても、「汚いオカマ」いじりはどうにもノリ切れなかった、ボール投げながら。
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【2017/12/03 00:28】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
marquee≠night 12(11/26、南堀江environment 0g)
いろいろごたごたあって休止中だった春日井アイドルがついに復活して大阪にやってくるというので、出かけてきました。
おなじみmarble≠marbleさんによる異種格闘戦のようなイベントで他のメンツも楽しそう!

まずはいきなりおめあてのゴリトピアサウンドはやはりガーリニアの流れにある毎度おなじみ春日井印のパンキッシュ躁鬱的テクノポップだけど、はにちゃんの陽性の声のおかげで全体に明るい印象。2曲目がいきなりオールドスタイルのパンクっぽい曲でおっと思ったけど調べたらスターリンのカヴァー(「trash」収録の「ハエ」)じゃん。そりゃカッコええわ。
お客をステージにあげてフィットネスさせるなどの狼藉を働いたのち、最後はメッセージソング「ステイオアゴー」で〆…と思いきや、やまちゃんが腕立て伏せをする横ではにちゃんが歌う「イエスタデイワンスモア」。たった15分でこの幕の内弁当感。
ゴリトピア2
1.OH!MY神様 2.ハエ (MC) 4.プロテイン 5,マッチョマン (真剣白刃取りコーナー) 7.ステイオアゴー 8.Yesterday Once More
復活春日井アイドルはソロアイドル「オタマちゃん」とガーリニアの山ちゃんと新しいはにちゃんのコンビによる「ゴリトピア」が今のところ2枚看板のようだ。ぼんやりアイドルくるみんとガーリニアみたいなものかな。オタマちゃんは残念ながら大阪は今回欠席、次回はぜひ見てみたい。
ゴリトピア1

ネムレス、振り付けが激しいので、狭くて段差のあるステージを嫌って基本フロアの真ん中でのパフォーマンス。うてにゃんのフロア掌握力素晴らしい。フロアの温度高かった!
コバルトブルーは白昼夢は「黒猫の憂鬱」のくり子さんが歌う男女エレポップユニット。「東京ノスタルジー」って曲のくり子さんの歌が良かった。
コバ白1
写真はコバ白さん。

井出ちよの(from 3776)、あれ?4曲しかやってなかったっけ?存在感ありすぎで、気がつかなかったわ。ラストの正調ラウドロック曲が意外にカッコよくて井出さんこんなんも普通にできるんやって。
ちよのさん
1. 恋する仔羊  2. ギャル子大ピンチ!  3. カードリーダー  4. 授業は今日も

BUBBLE-B feat. Enjo-G、最高に頭悪くて、最高だった。HIPHOPについて疎いので知識がないのでよくわからないけれど、ぼんやりとした印象で言うとフロリダあたりの能天気なパーティラップ。基本的にクルマの名前とかファミレスの名前とかシャンプーの名前とか女を侍らせて次々に連呼するだけのMTVに合わせて披露ww。 ち○ぽの歌、佐伯誠之助が映ってたな。

大トリは主催のmarble≠marble
マーブル

(未完)

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【2017/11/27 10:31】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
MAD FRIDAY!(11/24、目黒鹿鳴館)
せっかくなのでもう1泊してライヴ観て帰ることにした。ゼアゼアは台湾に出発してしまったので、MIGMA SHELTERの出るイベント。初めての鹿鳴館、映画感っぽい広いステージとフロアが気持ちいい。しかし昨日はロフト今日は鹿鳴館、それもアイドルのライヴで遠征することになるとは、数十年前には思いもよらなかったろうな。
鹿鳴館
祝日のはざまの平日ということで、お客さんは少なめ、開演時間になるとそこそこ埋まってきたけれど、スペースがあって自由に動ける、観客としてはちょうどいいくらいの集客。トリの二丁目の魁カミングアウトファンの女性もそこそこ。

一番手クマリデパート。Maison book girlのサクライケンタプロデュースのもう一つのアイドルグループ。メンバーがずっと年少なこともあってブクガに比べるとずっとアイドル然とした印象は受ける。ゆるめるモ!に対するレッツポコポコみたいなものなのだろうな。それにしても容赦なくサクライ節の楽曲ではある。
基本撮影禁止なのだけど、現衣装は今晩がラストということで、特別に3秒間の撮影タイムが…3秒?おい、3、2、1、終了!
クマリ
ラスト前にずんね from JC-WC(蒼波純+吉田凛音)の「14才のおしえて」のカヴァー。へえ、こんな歌うたってたのか。サクライさんの曲だから歌っていてもおかしくはない。だけど縦笛はオケじゃなくて吹いてほしい。

おめあてのMIGMA SHELTER、楽しかった。やっぱりミグマはぎゅうぎゅうの圧縮より身体動かせるところで見るのがいい。
気が向いたら前に出てアマリンの凛々しい表情をガン見することもできる。コテジュンのぶちギレた煽りが印象に残ってる。ジョイントのヨネコのスキャットが初期の鋭さを取り戻しできているような気がする。昨日は気づかなかったけど、ミミミユは後半片足でぴょんぴょん踊ってる。
あと、クマリの途中から突然奇声上げながら現れた某有名女ヲタはじめ、フロアがええ塩梅に狂ってて最高だった。
ミグマ
ソワカのフォーメーション、センターはポーポポ。
Intro>Deeper>Mo’ Strain>Amazing Glow>GIPS>(メンバー紹介)>Joint>Svaha Eraser

このあとは二丁目の魁カミングアウト、二丁ハロから改名してから見ていなかったのでちょうどいい機会だったのだけど、今日は時間切れ。品川から最終の新幹線で帰った。
ミグマ物販行きたかったけど、推しが、「見つけられてよかった」って言ってたのでしれで充分。オタクちょろい。
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【2017/11/25 21:08】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AQBI DIG 03(11/23、新宿ロフト)
東京遠征しようと思ったのは、みずほが出るんじゃないかという期待もまあないわけじゃなかったのだけど、それよりも10月に大阪に来た時は仕事で行けなかったので、一刻も早く今のゼアゼアとミグマの姿を見たいというのが大きかった。
昼の元ベルハーの面々とゼアゼアでも十分遠征した甲斐があったと思ったけれど、夜はそれどころではない。ゼアゼア・ミグマだけではなくCLOCK & BOTANや東京以外ではまず見られないOA専門アイドル春野さ子をはじめとするAqbiRec所属のアイドルが総出演するのに加え、姉妹グループともいえるクリムゾン印刷のレーベルメイトヤなことそっとミュートまで出る。
IMG_3038.jpg

春野さ子
1.Air con pop
2.パステルロード
3.愛くるしくて瞑想中

なんせ基本AqbiRec関連のイベントのOAしか出ないので関西で見る機会はまずない。たぶん僕が見たのは5月末のゼアゼアさえき卒業のライヴ以来じゃないかな。それから半年経つのだけど、佇まいがまったく変わってない。シンプルな打ち込みのトラックに相変わらず平熱な感じの歌唱と、シンプルな振り付け。1曲目の新曲「エアコン・ポップ」はたぶん夏くらいから歌っていると思うのだけど、すっかり夏も終わって冬に入ろうという本日からCDR発売される。終演後物販で話したら、ステージの上よりはるかに小さく見えた。ハンドル名を言ったら、「あ、カレーの」って反応してくれた。

MIGMA SHELTER
1.Svaha Eraser
2.Mo’ Strain
3.Deeper
4.Joint
5.GIPS
6.Amazing Grow

イントロもそこそこにおなじみのフォーメーションから「ソワカ・イレイサー」になだれ込み、以下6曲のレパートリーをストレートに次々と披露する、小細工なし真っ向勝負という感じの30分のステージ。骨折のためしばらく椅子に座っての出演だったコマチもとりあえずは復活して、代わりに片足故障中のミミミユが後半片足とび気味だったもののグループの状態はかなり良さそうに感じた。今回初めて見るオレンジのジャージ姿の新メンバーのポポポーポ・ポーポポJrの、右往左往する見習い感が楽しい。推しのアマリさんが相変わらず凛々しくて、伸びた前髪を顔に垂らしながら歌うさまがイケメン過ぎる。後半「ジョイント」はヨネコのスキャットが最初の頃のアグレッシヴさを取り返してきているようで、このあたりからぐいぐい盛り上がっていく。初見の新曲「GIPS」は、シャッフルっぽいビートがレゲエになると振り付けが盆踊りになるのがイカすし、ブレイクを挟んで痺れるベースラインのスクエアな4拍子になるあたりもカッコいい。そしてラストアメイジング・グロウ」は彼女たちの持ち歌の中でも一番下世話に歌謡曲感がある曲で大いに盛り上がった。

CLOCK & BOTAN
1.Starlight Sorrow
2.go to blues by train
3.トゥインクル(弾き語り)
4.或いはドライブミュージック(弾き語り)
5.D.S.P.~だいすぴッ~(弾き語り)
6.リフレイン
7.グルーミィ

いきなり1曲目からベルハーの「Starlight Sorrow」でグッとくる。もともと歌い出しのみずほが大好きでみずほ曲だと思っているから、ゼアゼアにはやってほしくはないと思っていたのだけど、あーやんの歌はすごく良い、これなら許せるって思った。いや僕に許すとかいう権利は別になんだけど。このあと「トウィンクル」に始まる中盤の弾き語りセットがすごく良かった。あーやんのストロークのカッティングがすごくキレ味良くなっている。「ドライブミュージック」の彼女ならではのピッチがくいっと上がる歌声が最高にぞくぞくする。
くろたん
新曲「リフレイン」はアップテンポの明るめの曲で、これまでの2曲のクロタンの曲とはちょっと異なった印象で、音源のリリースが楽しみ。

ヤなことそっとミュート
1.AWAKE
2.see inside
3.Just Breathe
4.HOLY GRAiL
5.orange
6.Any
7.ツキノメ
8.Lily
9.No Known
10.Done

ヤナミュー
冒頭から派手なギターリフがクリアな爆音で鳴り響き、なでしこさんまにさんの歌声が一歩も引かずに拮抗する「AWAKE」でもう圧倒されている。ギターのアルペジオに乗せてなでしこさんまにさんが柔らかく歌い出して一花さんレナさんがコーラスを添える新曲「HOLY GRAIL」から「orange」「Any」という最近の明るい豊かな表情のヤナミューを堪能できる中盤がすごく良かった。前回大阪で8月に見た時は一花さんが担当していたMCを今回はレナちゃんが担当している。レナちゃんは前回見た時はフードをかぶっていてその上前髪がいつも顔にかかって暗い印象だったのが、フードをはずして前髪も半分パッツンで明るい感じになっているのが印象的だった。「ツキノメ」でシリアスなモードに戻って、キラーチューン「Lily」に。荒々しいギターリフからなでしこさん筆頭に終盤4人の歌が炸裂する大好きな「No Known」でこれで終わりかと思ったら、さらにダメ押しの「Done」。ヤナミュー圧倒された。

There There Theres
1.憂鬱のグロリア
2.Orange Slumbers
3.Karma
4.ボクらのWednesday
5.get rid of the Chopper
6.ペリカン
7.2SoundDown
8.rainy dance
9.ROOM 24-7
10.There's something behind
11.low tide
12.IKENIE
13.RadicalHead

ヤナミューに持っていかれ気味のところで、ゼアゼア登場。ダークな昼の部がカッコよかったので夜の部はどうせアゲ曲連発で来るんでしょとか、タカをくくっていたら大きな間違いだった。
あなたの羽根
ヲタクの大合唱を巻き起こす「グロリア」でブチ上げておいてすぐにベルハーのシューゲイザー曲「Orange Slumbers」で聞かせに入るっていうやり口は毎度の田中Dらしいセットリストやなと思ったけれど、この「Orange Slumbers」の4人の語りのパートがそれぞれにかわいすぎて萌え死んだ。前半はいかに4人の可愛さを見せるかっていう選曲で、ああ、この手があったかって感じ、特に「KARMA」から暴力的に「にゃんにゃんにゃにゃん」とぶっこまれた「僕らのWednesday」のキュートさと言ったら!「チョッパー」「ペリカン」からベルハーの最後の曲「2SoundDown」といったゴリゴリの曲をぶちかます中盤を「レイニーダンス」で仕上げた後に場内を静まり帰らせた緊張感あふれる「Room 24-7」が今回のハイライトだった。歌唱も振り付けも、今のゼアゼアにガチでハマりすぎだこの曲。唖然としていたら、昼の部に続いて二度目の「There's something behind」さらに「low tide」と畳みかけられてもはや言葉がない。レパートリーで昼歌っていない曲他にあるはずなのに、この選曲で最後来るということは、やはりゼアゼアにとっての本領がここにあるという認識なのだろう。そして最後は「IKENIE」から「RadicalHead」とゼアゼアのオリジナル曲で〆。アイドルらしいかわいらしさからダークでグラマラスな今のパフォーマンスまで、やはりこのグループ凄いと思った。

yOUらり
アンコールの声に、ゼアゼアの4人とこの日に出演した全員がステージに登場する。コラボ何が来るのかな、と思ったらベルハーの「yOUらり」!これはちょっと意外な選曲だった。アクビオールスターズ総勢13名(ただし実はミグマのミミミユはベルハーの曲が苦手で、アンコールの間ずっとステージの柵の前でしゃがみこんでベソをかいていたのが歌い終わってから判明するのだけど)とヤナミューの4人がステージ上でベルハーの初期曲を踊っているさまは壮観。(一人を除いて)めっちゃ楽しそうで、特にヤナミューのなでしこさんがやけに「yOUらり」踊れていて、普通にステージ上で振りコピするただの女オタと化していたのがおかしかった。オチさびでケチャしてるしww。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2017/11/25 01:14】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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