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HiGH VOLTAGE Special -PiGUけいかりんぽっぷ生誕祭特別公演-(12/28、梅田amHALL)

さて、数時間のインターバルを置いて夜の部。昼と同じアムホールで、昼間出たグループをゲストに、大阪のアイドルグループPIGUのメンバーの生誕イベントということらしい。There There Theresとしての緒倉かりんはこれが本当に最後の大阪のステージとなる。
タイテ

昼間に続いて平日のまだ早い時間ということもあってか、観客の出足は鈍いまま、一番手にさっそくアコースティックギターと共に柳沢あやのさん、CLOCK & BOTANが登場する。
しょっぱな「グルーミィ」の途中でいきなりオケの音が消えるトラブル発生、でも慌てずそのままアコギのみで歌い通すあやのさん。そのまま2曲目「Go to blues by train」もさくっと弾き語りで歌ってしまう。これが良かった。あやのさん場数踏んでなんとでもできるところが強い。しかしトラブル多いよな、大阪でまともに音響トラブルなしでできたことないんじゃないだろうか。演出でわざとやってるんちゃうかってくらい。前回の大阪は不安定さ全開からの逆襲がすさまじかったのだけど、今回はすごく安定していて、それはそれでかわいらしい。ギターの音響を別にすれば100点の出来だったんじゃないかな。弾き語りの「UNDO」から何食わぬ顔で復旧したオケに乗せて「リフレイン」で4曲の短いセットが終了…と思いきや、鳴り響くお馴染みのギターリフ!ばらばらっと登場したThere There Theresの面々とともにお馴染み「the Edge of Goodbye」、そしてさらに「get rid of the chopper」というベルハー時代からの沸き曲をThere There Theres+柳沢あやの(CLOCK & BOTAN)というコラボで歌い、曲席を沸かせる。
2曲、それも「エッジ」や「Asthma」以外の曲でのあーやんとゼアゼアの共演はかなりレア。あとライヴでゼアゼアの「エッジ」を見ることなんかめったになかったのだけど、振付が意外にかっちりとしていて新鮮だ。
そしてあやのさんがはけていく間もなく、「めいちゃ」平澤芽衣の「There There Theresです!」のあいさつと共に「RadicalHead」が始まりさらに「ペリカン」へとゼアゼア曲で畳みかけるようにぶち上げていくと、ここで緒倉かりんに青いサイリウムが会場中で点灯される。正直昼の部のダークに魅せるステージがよすぎて、夜の部は何するんだろうと思っていたのだけど、そうだ、この楽しそうな笑顔のおぐらのパフォーマンスもこの4人のゼアゼアの魅力だったな、と再確認。
もちろん現在のゼアゼアの完成形である「There's Something Behind」はちゃんと見せた上で、そのダークなムードを引きずったまま激しい「rainy dance」へ。あーやんから引き継いだ落ちサビがおぐらの見せ場の曲だ。最初に見た時は弱々しくて、今にも泣きだしそうで大丈夫か心配なくらいだったのに、いまでは堂々と歌い上げている。
最後は「Asthma」。正直ドルイベでこの曲が盛り上がる度に、ゼアゼアはこの曲だけじゃないんだよくらいに思っていたのだけど、この日のエンディングがこの曲の輝かしい笑顔で締めくくられたのは異論がなかった。本当に笑った。おぐら、ありがとう。

さて、この日は並行物販で、ゼアゼアの物販のために次のヤなことそっとミュートは途中で抜けなきゃならないかもなんて思っていたんだけれど、どうしてどうして、ヤナミューがまるでゼアゼアのぶち上げセトリを受けたかのように、初めてのMV曲「カナデルハ」から一番人気曲「Lily」とさらにぶち上げて来て、さらに彼女たちの中では一番楽しくアイドルらしい「Orange」へと抜けることを許さない。後半はまた新曲を続けて聞かせるのだけど、2回目の「Phantom Calling」がポストロック的な複雑な曲をなでしこさんとまにさんの歌声の掛けあいで駆け上がっていくスリルに震えた。ヤナミュー、来年にはもうこんな手の届くところで見られないんじゃないかくらいのスケール感がある。結局最後まで堪能した。

なでさん
ピンボケ気味だけど「Orange」のなでさん、いい笑顔。
ゼアゼアはとにかく全力で楽しんでいたので写真はなし。

イベントはまだ始まったところだったけれど、朝の墓参りから1日草臥れてしまったので、主催の方には申し訳ないけど早々に退出させていただいた。長すぎるよ!

そして大みそかのかりんラスト、やっぱり行かなきゃなって気持ちに大きく傾いていた。

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【2017/12/29 22:13】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
new encounters SP Vol.16 ~大阪の陣~ (12/28、梅田amHALL)
去年の今頃はBELLRING少女ハートが年末の活動休止に向けてのカウントダウン中で、最終公演のチケットが取れず悶々としていたのだった。There There Theresとして再始動して最初の年越しになるこの年末、大晦日に新メンバーのお披露目があるらしいということで、現行の4人体制ラストの大阪ということだったのだけど、数日前にいきなり最年少メンバー緒倉かりんの大晦日の昼の公演での卒業が発表され、まるで意味が全く変わってしまった。毎年落ち着かないAqbiRecの年末だ。

アムホール

タイテ

午前中お墓参りを済ませて会場につくとNEVE SLIDE DOWNの出番中。我儘ラキアをなんとなく眺めているうちに、CLOCK & BOTANの出番がやってくる。まず「Go to blues by train」と「リフレイン」の新曲2曲をオケ+アコギで歌ってから弾き語りで「トウィンクル」披露し、ふたたびオケで「グルーミィ」というオリジナル曲のみのセット。およそアコギの音には聞こえない音響はいまいちだったけど、ザカザカギターかき鳴らすあーやんの調子はギターも歌もすこぶる安定しており、すごく良かった。
クロタン


初見のHAMIDASYSTEM。沸き要素ゼロのミニマルな楽曲にジャンパースカートの制服風の4人メンバーがシアトリカルなパフォーマンスを見せる。ファンには元ベルハーヲタからの流れがあるというのも頷ける。面白かった。大阪でクロタンからヤナミュー・ゼアゼアの間に挟まれたことでうまく届くべき層に刺さることができたステージだったのではないかな。

ヤなことそっとミュート、大阪はなんと8月のYSM01以来とのこと。「ヤなことFRIDAY」のSEから、先日の赤坂Britzのワンマンで披露されたばかりの新曲「Phantom Calling」で始まる新曲中心の攻めのセット。ギャリギャリってギターのイントロがイカす難曲「Phantom~」、ヤナミュー節ともいうべき疾走感あふれる曲になでしこと間宮まにの歌が炸裂する「Reflection」、メロコア調の「クローサー」と新曲バラエティに富んでいる。個人的にはシリアスな「Sputonik Note」からぱっと明るく笑顔が溢れた「palette」の流れがよかった。先月のAQBI DIGで見た時も思ったけど、貫禄あるなあ。堂々たるものです。
まにまに
<セットリスト>
(SE)ヤなことFriday
1. Phantom calling
2. Reflection
3. sputnik note
4. palette
5. クローサー
6. Lily
7. am I
8. No Known

いよいよThere There Theres登場。いきなり「2soundDown」から「c.a.n.d.y.」とハードなオープニング。「ペリカン」「IKENIE」とゼアゼアオリジナル曲でエモーショナルに高まってきたところで「low tide」。去年の今頃は朝倉みずほがこの曲であの印象的なソロパートを担って真ん中で歌っていて、そこで胸が一杯になってラストの「あと少しこのままでいれたら」で完全に涙腺が決壊していた。みずほなしでこの曲が成立するなんてことは考えられなかった。それがどうだろう、儚いソロパートのみならず前半後半のエモーショナルなパートでも強い歌声を聞かせてもはや完全に緒倉かりんの曲となっている。そしてそれももう終わるんだって。
かりんのlow tide

「憂鬱のグロリア」から「Asthma」で盛り上げといて、この日はもう一度見せ場を作ってくれる。最後は息を呑んで見守る「Room24-7 」から「There's Something Behind」。
めいちゃが目を真っ赤にして涙をこらえてる。
めいちゃ
<セットリスト>
1. 2soundDown
2. c.a.n.d.y.
3. ペリカン
4. IKENIE
5. low tide
6. 憂鬱のグロリア
7. asthma
8. ROOM24-7
9. There's something behind

で、この日は同じアムホールでまだ夜の部があるのです!

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【2017/12/29 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BEARS 30th Anniversary!!! LAST GIGS (12/27、難波BEARS)
昨晩でベアーズ納めの予定だったのだけど、Santana+Sun Raというバンド名のインパクトにちょっと抗いがたくて仕事終わってから駆けつけてしまった。今日でほんとにベアーズの年内最後の営業、題して「LAST GIGS」…って、BOΦWYかよ。
LAST GIGS

到着した時には一番手のBOGULTAが終わったところ、2番手のカラフトワークから見ることができた。
カラフトワーク、ギター、ギター&ヴォーカルのカマチさんを中心にギター(須原さん)、ベース(女性)、ドラムス、テルミンの5人組で、たぶんちゃんと見るのは2回目。コンビニの白いレインスーツにビニールテープを貼った手作りの防護服と、電飾の施されたピラミッドパワーの帽子、サングラスのコスチュームがイカしてる。
バンド名どおり1曲目はKraftwerk「ロボット」からなのだけど、ニューウェイヴというよりノイジーなギターロックで、パンキッシュなスピード感がかっこいい。終盤にはふたたびKraftwerkのカヴァー、こちらはオケに合わせて「電卓」。ゆるめるモ!にベアーズから対バンするならイチオシのバンドだな。(2年前ならベアーズであったかも)
カラフトワーク

そして長いセットチェンジを挟んで、この日のメインアクト、Santa Ra
事前に公開されたメンバーは以下の通り。河端一 (guitar, electronics)、田畑満 (guitar, guitar-synthesizer)、津山篤 (keybord)、森田聖 (bass)、松元隆 (drums)、Bata (drums)、ジジのほっぺたろまん (tabla)、光聲 (madsax)、Kamach (costume)。カラフトワークのカマチさんが衣装でクレジットされてる!
まずはタブラでビートが叩きだされて、Sun Raの太陽エンブレムみたいなのをかぶったカマチさんが現れてフロアで鳴らす謎の電子音がひゅんひゅん飛ぶオープニング、ここに2台のドラムスとベースのリズム隊が加わってポリリズミックなビートを刻みだす。そして繰り広げられるギター2本、サックス、キーボード、良く分からないものによる30分の集団即興ということで、サンタナ+サン・ラの看板に偽りなし。しかし、まずは、何と言ってもカマチさんが百均で揃えた材料で作り上げたというSun Ra Arkestraコスチュームの再現度が半端なくて、フロントメンバー登場するなり大笑いしてしまった。
サンタラ
なぜかELPの「タルカス」を被って派手にキーボード弾き倒す津山さん、「Space Is the Place」の冠で会場睨めつけてクールにギターを弾きまくる「ミツコ」田畑さん、ゾウ(ガネーシュか)の被り物なしでも充分浮世離れしてる河端さんと、Acid Mothers Temple組のフロント3人のヴィジュアルの存在感が強烈すぎる。
ちなみに津山さん弾いてたのはハモンド、そう書いてあったから間違いない。
ハモンド

全力でアホらしいことする、いかにもベアーズらしい最終日でした。
楽しかったな。行って良かった。
2017年ベアーズでライヴ見たのは多分25回。もちろん会場としては一番多い。
2018年もよろしくお願いします。

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【2017/12/28 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
30周年ラストイヴェント・ベアーズバンケット (12/26、難波BEARS)
べヤーズバンケット

年末のベアーズ企画、ということで今日は山本店長による振る舞い酒コーナーが設けられており、獺祭がすごい勢いでなくなっていきます。
振る舞い酒コーナー

黒岩あすか
1.海
2.世の中
3.台風の目
4.こんな風に過ぎて行くのなら(w.須原敬三g)
5.泡沫
6.1
今回は最初に見た時と同じ、ガットギター弾き語りのセット。
こちらがそのスタイルになじんできただけなのかもしれないけれど、最初に聞いたときは消え入りそうだと思った歌声、ずいぶんと強度を増しているのでは、と思った。シンプルなギター伴奏に歌声が歌がくっきり浮かび上がる。ラストに歌われた夏の情景を描いた詩の朗読の曲、どこにもそんなことは歌われていないのに深い喪失感を感じて打ちのめされる。
須原さんの伴奏で歌われた浅川マキのカヴァーも良かった。夏の「裏窓」といい、マキさんの歌と黒岩さんの声、相性がいい。

ann ihsa
前回2月に見たときは3人組のバンド編成だったのだけど、この日はソロで、1曲ごと趣向を凝らしながらほっこりと優しい歌を聞かせてくれる。まずはカセットテレコから流れる環境音をバックに、黒ストラトを爪弾きながら歌を聞かせる。次のきれいな曲では終盤レコードプレイヤーからスクラッチノイズが高鳴る。そして客にマラカスを振らせて1曲。観客を取り込んだ上で最後は満を持して、「優しい犬」。観客(5匹ぐらい)のわんわんを交えて、最高になごむひとときであった。
アンさんのカセット
物販で売っていた彼女のカセット、会場限定パッケージ。これめちゃかわいない?
割らないとカセット取り出せないって。こんなん割られへんやろ(笑)。
見ている間に売れてしまったので、割らなくても聞けるカセットを購入。(結局DLコードで音源DLしてるんだから、限定パッケージにしておけばよかった)

須原敬三
すはらさん
山本精一のサポートや、津山篤の時代劇サイケバンドサイケ奉行でベース弾いてたり、自らのバンド他力本願寺でギターと歌を担当していたり、またその他数々のバンドでベースやギターで参加していたりするベアーズの主みたいな須原さんだけど、ソロのライヴはほとんど見たことがない。かなり貴重なライヴだったのではないか。
「僕なんか黒い魔女と白い魔女の間の前座…じゃないや中座?ですから」などと言いながら、ミントグリーンのストラトかき鳴らしての弾き語り。自称「歩く水木キャラ」の異彩から放たれる他力本願寺でお馴染みのどろっとした歌声は、個人的にかなり魅力的だと思う。もちろん弾きまくるギターはソロでも健在。他力本願寺のレパートリーなどの中に1曲、休みの国のカヴァーが。77年のアルバムから「オレはのら犬」、初めて聞いたけれどいい曲でした。

山本精一+西滝太(DUO)
トリはベアーズ店長山本精一(g)とPARAのキーボードでもある西滝太(Keyb)のデュオ。
山本さんのギターも西さんのキーボードも浮遊感のあるミニマルな感じからはじまり、次第にギターが激しく駆けあがっていく。また静まっては激しくなりのくり返しながら、キーボードは割とシンプルなピアノ、ギターも少しディストーションのかかったナチュラルなトーンが中心で、ノイジー炸裂することなくひたすら心地のよい音を奏でていく。天に昇るような心地で、終盤ふらふらと踊りっぱなしの30分でしたわ。

山本・西セット

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【2017/12/27 15:16】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BEARS 30th Anniversary‼ 「ししょう祭り2017」(12/23、難波BEARS)
ししょうまつり

フロアに流れるのはピストルズに始まりアンダートーンズ、ジョニー・サンダーズ&ハートブレイカーズ、そしてダムドといった70’sパンククラシック、そして観客もエッグプラントとか西部講堂とか(ぼくは話でしか知りません)そういうシーンをリアルタイムで経験してきたんだろうなっていう年季の入ったオールドパンクスばかり。

他力本願寺
そんな中登場した他力本願寺、今年ラスト。スハラさんの「大先輩のなかで緊張してます」みたいなMCどこ吹く風でオッサンにファンの多いという(それはオレ)長濱さんのリードギターが火を吹き、今日もかっこよかった。
けむり/しんしんしん/鍵をなくした女の子/太陽/夏のうたの5曲で40分。はっぴいえんどカヴァー「しんしんしん」は難しいアレンジで、まだもうちょっとこなれそう。長濱さんのリードギターは松本隆を意識してる?「夏のうた」は中期羅針盤を思わせるゆるりとしたサイケデリックなジャムで始まり本編は初期羅針盤の「カラス」や「こうもりの飛ぶ頃」のようにどろどろに展開する10分超えの大曲。

元OXZのギター・ヴォーカルMIKAや元コンチネンタル・キッズのドラムのタカミらを擁する新バンドBLUEDIE。MIKAさんの迫力のあるヴォーカルとタイトなビートがカッコいいオールドスクールなパンク。スカっぽいビートの曲もいい。もしかしたらパンククラシックのカヴァーもあったのかも。Shocking Blueの「Venus」やPat Benetarの「Heartbreaker」のカヴァーも楽しい。 ラストは「Imagine」。

ししょうバンド
トリはShiShowband(北嶋健也vo.g,津山篤g,森田聖b,里正浩dr)。白いゴージャスなファーのコート姿で登場のししょうこと北嶋健也さん、たぶん15年くらい前に羅針盤と対バンでファンダンゴで見た覚えがある。どんな音だったかはすっかり忘れていたけれど、その甘い陰りのある歌声は一発で思い出した。女言葉で歌われる情念の世界はなかなかこのシーンでは他にいない。合いの手のようにレスポール弾きまくる津山篤さん。プログレな展開を見せる「アメリカシロヒトリ」の歌なんかは当時も歌っていたレパートリーだ。
最後にMIKAさんとタカミさんがゲストで登場し、「前回15年前にベアーズに出た時に今年亡くなったトクさん(徳山喬一)とやった曲o」を。

oxz

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【2017/12/24 14:22】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AqbiRec合同インストアライブ(12/3、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
楽しかったAqbiRecのアイドルさんたちとの2日間の最後を締めくくるのは、大阪のアイドルインストアイベントの殿堂・NU茶屋タワーで3組合同の新作予約会。3組のミニライブと特典会というメニューである。

オフ会が終わってからなんだかんだしていて開演時間ギリギリに会場についたら、ステージ上ではゼアゼアの4人が入念なストレッチをしている。いったん引っ込んで、10分くらい押し気味で、まずは一番手There There Theresが登場。
いきなり「There's something~」で始まり、セカンドシングルの3曲とファーストシングルの2曲というインストアらしいセット。1月末発売予定のサードシングル曲はまだ形もない、ということで最後は、なぜかぶりぶりカワイイアイドルと化したゼアゼアの3人による新曲構想打ち合わせ。
かりん「私はラップを入れたいかなあ♡」
カイ「EDM♡」
れーれ「PV撮影で目が♡になるやつとか、もうちょっと一般受けするのがやりたい」
めい「一般受けなら何といっても、コブシの効いたエ・ン・カ♡」
「カ・ワ・イ・イ⤴」
みたいなやりとりの結果新曲は「ラップで演歌でEDMでタイトルは『漆黒のなんちゃら』」になるようです。でも最後の最後に「athmaやrainy danceみたいなこれぞゼアゼアっていうガツンとした1曲が欲しい」ってガチリクエストぶっこんでくるれーれが素敵。そしてさらに「でもEDMがいいの」って被せてくるカイちゃんもw。
1. There's something behind
2. メタリクス
3. IKENIE
4. ペリカン
5. RadicalHead

しかしファーストシングルのタイトルトラックだというのに「Upstairs Down」干されてるなあ。

続いてはクロタンことCLOCK & BOTAN、アコギをかかえて「あーやん」柳沢あやの登場…なのだが、様子がおかしい。ガチでベソかいてる。はらはらしながら見守っているうちに、グルーミィのイントロが流れて歌が始まるのだけど、マイクトラブルで音が出ない。オケが止まり、もうヤだ!って感じのあやのさん。
でも、水を飲んで、ふう、と息吐いて腹が据わったようで、おもむろにギターをかき鳴らし、生歌で「グルーミィ」を歌い出す。歌い出すとスイッチが入って、あとはもう完全に彼女のペースだ。この辺の、不安定でか弱そうなのに、ここぞというところでとんでもないしなやかな強さを見せるのが彼女の凄いところだなあと思う。そしてその不安定さとしなやかさは彼女の歌声の特徴そのものでもあるのが面白い。特に最近は思い切りのいうストロークでの弾き語りと彼女の歌のコンビネーションがすごく良い。この日は続いて「トウィンクル」まで最近のパターンで弾き語り。
後半はオケに合わせて1月発売のセカンドシングルに入る2曲を披露する。「リフレイン」はいままでにないアップテンポの曲で、ガチャっとした音作りが面白い。複雑なバックトラックにさすがに走り気味のアコギのカッティングがあーやんらしいけれど、これがばっちり合うようになったらさらにカッコいいだろうな。
1. グルーミィ(弾き語り生歌)
2. トウィンクル(弾き語り)
3. リフレイン
4. go to blues by train


3組の最期を飾るのはMIGMA SHELTER。縦一列のフォーメーションからいきなり最新曲「GIPS」、以下「Mo' Strain」「Amazing Glow」と今月末発売のEP「Orbit」に収められる予定の最近の曲が続く。
「Amazing Glow」が終わったところで、流れ出した効果音に合わせてメンバーどれぞれ宇宙船の操作をするような振付から、ビートが流れ出し、どよめきが起きる。なんとここで新曲!
あとで「Compression: Free」とタイトルが発表された新曲はド複雑な展開のラマチックで曲で、新リーダーミミミユをセンターに据えて繰り広げられる物語性のある振付が早くも完成度が高く、見ごたえがある。なるほどミミミユの左右に3人ずつのフォーメーション、これは7人ならでは。終盤バキバキのトランシーなビートが鳴り響きカタルシスが訪れる。
毎回新曲が発表されるたびに思うのだけど、これは今後の彼女たちのステージの切り札になる曲だろう。
1. GIPS
2. Mo' Strain
3. Amazing Glow
4. Compression:Free(新曲)
コラボに備えて脇で待機していたゼアゼアのカイちゃんが楽しそうに踊ってたのが印象的だった。カイちゃん本気でEDMやりたいんじゃないか(笑)

最後はゼアゼア、クロタンのメンバーも再度登場して、12人のアクビ・オールスターズのコラボレーションで「The edge of the Goodbye」。最近はゼアゼアでもすっかりやらなくなったベルハー最大の沸き曲。もう今のゼアゼアには不要だし、こういうお祭り用の曲でいいのかな、と思う。
ここでの主役はなんといってもクロタン・柳沢あやのさんだったと。ひとり柵に上って「ダメだよダメ私を見てよ!」とすべてを攫っていく姿がいやらしくなくサマになる。後輩連中には負けないっていう強烈な自負とオーラ。
あーやん!
結局この日のインストアは、あーやんの底力を再確認させらっぱなしだった。

ラストのコラボ、「12人の」って書いたけど、実は間違いで、いつもベルハー曲のコラボになると姿を隠すミミミユさんが、今日も曲が始まると同時に退場して行ったのだった。不思議な子だな。でもそれが「あり」なのはAqbiRecの良さだなと思う。

このあと予約購入者への特典会のレギュレーション(券何枚で特典××といったルール)がややこしくて、スタッフもアナウンスを間違えるわで大混乱。良くも悪くもあくびだなあ。
まあそこは別として、イベント自体は見所たっぷりでいいイベントでした。
集合写真

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【2017/12/04 19:08】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大阪あくびパーク(12/3、大阪城本丸広場)
AqbiRec大阪2デイズ、2日目はまずは「大阪あくびパーク」と題してのオフ会企画。
9月に来た時に実施を予定していたのが台風で中止になった大阪城でのオフ会企画のリベンジである。9月はどちらにしろ仕事で参加できなかったけれど、今回は行ける!やった、初オフ会参加だ!
雲一つない晴天、絶好のあくび日和である。

集合時間の11時半を少し回ったところでAqbiRecご一行が到着。
スター!
スター登場!There There Theresのカイさんです。

まずはルールの説明。
12人のメンバーが3人ずつの4グループに分かれて本丸広場のどこかにいるので、これを回ってスタンプを集めるというこれだけのゲーム。賞品は先着順で特製メッセージDVDほか。よーいどんでスタートです。

まずは人だかりであっさり見つけ、ミミミユ・コテジュン・緒倉かりんチーム。
おぐみー
コテジュンさんはハンコ押しで忙しい。

そして平澤芽衣とポポポーポ・ポーポポJrの師弟コンビとセイセイのチーム
めいぽぽ
ここもセイセイはハンコ対応中。

そしてカイ・柳沢あやの・コマチのチーム。ここは写真が上手く撮れなかった。
カイさん
カイさん目線くれました。

そして推しのアマリさまと有坂玲菜・ヨネコのチームでコンプ!
れれヨネあま
しかしヨネコは何ちゅうかっこしとるんや。
本部に急げ!

20位で滑り込み、たわしをゲット!
タダのたわしに見えるかもしれないけれど、ちゃんと推しメンから手渡してもらえるのだw。
IMG_3282.jpg

たわしが余ったので、スタンプコンプした着外の人でじゃんけんをして勝ち抜いた人がもらえることになったのだけど、最後の青年の時に悲劇が起こった。彼はアクビの2つのグループにそれぞれ推しがいて、どちらから受け取るか決められなかったのだ。
苦悩する青年、最後は田中Dが目をつぶらせて二人の手から選ばせて、まあなんとか収まったと思いきや、最初は笑っていた選ばれなかった方のメンバーが泣きだしちゃった。推しを泣かせてしまった、これはツラい。

最後は総勢12人の囲みチェキ。
先ほどの青年もここでは仲良く両手に花で収まってもらい、にこやかにとりあえずハッピーエンド、でした。おそらく。

れーれ
れーれさん、笑顔が素晴らしいですね。

集合写真

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【2017/12/03 22:13】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
エクストロメFEST 2017.12(12/2、心斎橋SUNHALL)
先月大阪に来た時には仕事で行けなかったので、2か月ぶりになる待望のAqbiRec3組の来阪公演!
今回は2日間に渡ってドルイベ→オフ会→インストアイベントだ!

エクストロメ12
まずは地下アイドルの祭典決定盤、エクストロメFest。総勢21組が登場するイベントで、Aqbirec所属の3組を含む下記の10組のアイドルユニットを見ました。
ふゆのどうぶつえんtipToe・・・・・・・・・Malcolm Mask MacLarenCLOCK & BOTANMIGMA SHELTERNECRONOMIDOLThere There Theresフィロソフィーのダンスくぴぽ

CLOCK & BOTAN
あくび勢の先陣を切るのはまずあーやんこと柳沢あやののソロユニットCLOCK & BOTAN 、大阪は前回のエクストロメ以来。
ギター抱えてステージ上のセッティングは終わっているのになかなかオケが出ない。いったん引っ込んでおもむろに1曲目新曲「リフレイン」のオケが出たと思ったらギターが間に合わなくて、いったん中断、再度仕切り直し…というようなごたごたもあってか、前半どうもちぐはぐで、せっかくの新曲2曲がうまく伝わらない感じ。
あーやん1
ただ、弾き語りに変わって、「トゥインクル」あたりからグッと調子が上がってきて、ベルハーナンバーの「或いはドライブミュージック」が絶品だった。曲の後半ではギターを止めて、柵に上ってアカペラで締めくくる。そしてオケが流れ出して「グルーミィ」。この瞬間が最高だった。最後はザマアミロという表情で「死ね」と言い放って退場。この娘のステージほどスリリングなライヴ感のあるアイドルのステージは他にない。
あーやん2
1.リフレイン
2.go to blues by train
3.トゥインクル(弾き語り)
4.或いはドライブミュージック(弾き語り)
5.グルーミィ

MIGMA SHELTER
新メンバーポポポーポ・ポーポポJrを加えての7人編成では初の大阪。イントロなしでいつものフォーメーションから「ソワカ」が始まり、2曲目にさっそく多分大阪初披露の最新曲「GIPS」を投入してそのまま「モ・ストレイン」で俄然盛り上がると思ったら短めに畳みかけるように「Amazing Grow」にという緩急付けたツナギ。特に「Deeper」のエンディングにかぶるようにアマリさん始めとする歌部隊が「ジョイント」の歌い出しを繰り返して「Choice!」と煽るところがカッコ良かった。マイクの調子が悪くて「Deeper」のキメを拾われなかったヨネコが、「ジョイント」でコテジュンのマイクを奪い取っていつもの異言で煽りまくる。そして最後の「マボロシ追いかけて」の大合唱。フロアのぐちゃぐちゃ度合いは間違いなくこの日最大だった。
ミグマ
アマリさん凛々しい!コテジュンさんヤバい!ポーポポガンバレ!
1.Svaha Eraser
2.GIPS
3.mo’ strain
4.Amazing Grow
5.Deeper
6.Joint

物販でポポにご挨拶に行った。ミグマの曲で一番好きな曲は?って訊いたら、しばらく考えて「新曲!」って。へーもうできてるんだ、なんて言ってたんですけどね。

There There Theres
オープニングからベルハーのラストリリース曲「2SoundDown」の大阪初披露が嬉しい。大柄なれーれ(有坂玲菜)とめいちゃ(平澤芽衣)がのしのしと肩を切って前に出てくる迫力はゼアゼアならでは。そしてそのあとは最新EPのオリジナル曲を畳みかけるようにダーク&グラマラスな現在形のゼアゼアを見せつけていく。
ハイライトは何といっても末期ベルハーの異色曲「ROOM24-7」。この曲の見せ場は、バンって扉の閉まる音でばったり倒れたメンバーが逆回しのビデオの様にするするっと元の位置に戻る中間部の振付だ。ベルハーで初めてこの曲のパフォーマンスを見た時にも度胆を抜かれたのだけど、ゼアゼアのパフォーマンスはさらに高い洗練度を感じさせられる。
「There's something behind」から「low tide」という最近は定番になりつつある胸揺さぶられる組み合わせからこの曲という流れが、高いパフォーマンス力で魅せるゼアゼアらしい、この日のクライマックスだった。
ゼアゼア
ただ本当に残念なのはサンホールはステージが低くて、ちょっと後ろになるとぜんぜんステージが見えなくなっちゃう。もっと多くの人に彼女たちのパフォーマンスをじっくり見てほしいよ。
1. 2SoundDown
2. メタリクス
3. IKENIE
4. There's something behind
5. low tide
6. ROOM24-7
7. 憂鬱のグロリア
8. ペリカン

なんと30分の枠で8曲もやったんだな。もうエッジやレイニー、アスマすらなくても、別に僕は気にしない。
最後はペリカンで昇天…なんだけど、エンディング近くでれーれが離脱してステージに戻らず。特典会には元気そうに参加していたので、まあ大丈夫だとは思うのだけど、ちょっと心配だった。特典会で直接聞いてみたら、満面の笑みで「ちょっとアメリカ村に行きたくて走ってきちゃったー、ごめんねー」だってw。れーれさんの強烈なプロ意識の一端を垣間見て、少しステージの見え方が変わったような気がした。ほんとにたまにしかチェキ撮りに行ってないのにちゃんと名前覚えてくれてるしね。

アクビ以外のアクトについて。
ドッツ
・・・・・・・・・。いきなり長い長いSE風のイントロに続いて始まるニューウェイヴファンクみたいなインスト、最初は静止していた・ちゃんたちがゴリゴリっとしたビートに合わせて蠢きだす。歌はなく、朗読のような語りのみの10分間。これはやられた。めちゃかっこええやん。
そのあとは爽やかなシューゲ/ギターポップ曲を3曲歌い踊り、最後に前回のエクストロメでも披露した複雑骨折変態変拍子のDash De Koiのパフォーマンスでサクッと締めくくる。イカしてる。
1.inventions
2.ソーダフロート気分
3.トリニティダイブ
4.Dash De Koi

1曲目はアメリカのポストロックバンドMaseratiの2007年作品とのこと。カッコ良かったのでiTunesで買ってしまった。。

トリ前のフィロソフィーのダンスが楽しかった。いきなり最近発売されたアルバムの新しい曲を2曲と攻めの選曲、初めてだけど文句なくカッコいい。おなじみの「タイムアフタータイム」「アイドル・フィロソフィー」で沸かせておいて、最後にアルバムのリードトラック「ダンスファウンダー」。これが良かった。フロア中盤で見ていたのだけど、イントロや間奏のところでオタクが歌う流麗なシンセのフレーズをなぞったコーラスと汚いMIXが交じりあう。4人の特徴のある声で歌い継がれた歌が、ハルさんの歌う「ここに間違ったステップなんてないんだ、誰のものでもない方法を踊れ」ってサビでクライマックスを迎える。最高じゃん。
贔屓のAqbiRec勢を含めても、この日一番楽しいアクトだった。
1.ベスト・フォー
2.エポケーチャンス
3.熱帯夜のように
4.アイム・アフター・タイム
5.アイドル・フィロソフィー
6.ダンス・ファウンダー


イベントの最後を締めくくるのはくぴぽ。このメンツであえて彼女らにトリを取らせるのはおもしろいと思う。
ただ、仮にオタクとメンバーの間の信頼関係の上にあるパフォーマンスであるとしても、「汚いオカマ」いじりはどうにもノリ切れなかった、ボール投げながら。
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【2017/12/03 00:28】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
MAD FRIDAY!(11/24、目黒鹿鳴館)
せっかくなのでもう1泊してライヴ観て帰ることにした。ゼアゼアは台湾に出発してしまったので、MIGMA SHELTERの出るイベント。初めての鹿鳴館、映画感っぽい広いステージとフロアが気持ちいい。しかし昨日はロフト今日は鹿鳴館、それもアイドルのライヴで遠征することになるとは、数十年前には思いもよらなかったろうな。
鹿鳴館
祝日のはざまの平日ということで、お客さんは少なめ、開演時間になるとそこそこ埋まってきたけれど、スペースがあって自由に動ける、観客としてはちょうどいいくらいの集客。トリの二丁目の魁カミングアウトファンの女性もそこそこ。

一番手クマリデパート。Maison book girlのサクライケンタプロデュースのもう一つのアイドルグループ。メンバーがずっと年少なこともあってブクガに比べるとずっとアイドル然とした印象は受ける。ゆるめるモ!に対するレッツポコポコみたいなものなのだろうな。それにしても容赦なくサクライ節の楽曲ではある。
基本撮影禁止なのだけど、現衣装は今晩がラストということで、特別に3秒間の撮影タイムが…3秒?おい、3、2、1、終了!
クマリ
ラスト前にずんね from JC-WC(蒼波純+吉田凛音)の「14才のおしえて」のカヴァー。へえ、こんな歌うたってたのか。サクライさんの曲だから歌っていてもおかしくはない。だけど縦笛はオケじゃなくて吹いてほしい。

おめあてのMIGMA SHELTER、楽しかった。やっぱりミグマはぎゅうぎゅうの圧縮より身体動かせるところで見るのがいい。
気が向いたら前に出てアマリンの凛々しい表情をガン見することもできる。コテジュンのぶちギレた煽りが印象に残ってる。ジョイントのヨネコのスキャットが初期の鋭さを取り戻しできているような気がする。昨日は気づかなかったけど、ミミミユは後半片足でぴょんぴょん踊ってる。
あと、クマリの途中から突然奇声上げながら現れた某有名女ヲタはじめ、フロアがええ塩梅に狂ってて最高だった。
ミグマ
ソワカのフォーメーション、センターはポーポポ。
Intro>Deeper>Mo’ Strain>Amazing Glow>GIPS>(メンバー紹介)>Joint>Svaha Eraser

このあとは二丁目の魁カミングアウト、二丁ハロから改名してから見ていなかったのでちょうどいい機会だったのだけど、今日は時間切れ。品川から最終の新幹線で帰った。
ミグマ物販行きたかったけど、推しが、「見つけられてよかった」って言ってたのでしれで充分。オタクちょろい。
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【2017/11/25 21:08】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AQBI DIG 03(11/23、新宿ロフト)
東京遠征しようと思ったのは、みずほが出るんじゃないかという期待もまあないわけじゃなかったのだけど、それよりも10月に大阪に来た時は仕事で行けなかったので、一刻も早く今のゼアゼアとミグマの姿を見たいというのが大きかった。
昼の元ベルハーの面々とゼアゼアでも十分遠征した甲斐があったと思ったけれど、夜はそれどころではない。ゼアゼア・ミグマだけではなくCLOCK & BOTANや東京以外ではまず見られないOA専門アイドル春野さ子をはじめとするAqbiRec所属のアイドルが総出演するのに加え、姉妹グループともいえるクリムゾン印刷のレーベルメイトヤなことそっとミュートまで出る。
IMG_3038.jpg

春野さ子
1.Air con pop
2.パステルロード
3.愛くるしくて瞑想中

なんせ基本AqbiRec関連のイベントのOAしか出ないので関西で見る機会はまずない。たぶん僕が見たのは5月末のゼアゼアさえき卒業のライヴ以来じゃないかな。それから半年経つのだけど、佇まいがまったく変わってない。シンプルな打ち込みのトラックに相変わらず平熱な感じの歌唱と、シンプルな振り付け。1曲目の新曲「エアコン・ポップ」はたぶん夏くらいから歌っていると思うのだけど、すっかり夏も終わって冬に入ろうという本日からCDR発売される。終演後物販で話したら、ステージの上よりはるかに小さく見えた。ハンドル名を言ったら、「あ、カレーの」って反応してくれた。

MIGMA SHELTER
1.Svaha Eraser
2.Mo’ Strain
3.Deeper
4.Joint
5.GIPS
6.Amazing Grow

イントロもそこそこにおなじみのフォーメーションから「ソワカ・イレイサー」になだれ込み、以下6曲のレパートリーをストレートに次々と披露する、小細工なし真っ向勝負という感じの30分のステージ。骨折のためしばらく椅子に座っての出演だったコマチもとりあえずは復活して、代わりに片足故障中のミミミユが後半片足とび気味だったもののグループの状態はかなり良さそうに感じた。今回初めて見るオレンジのジャージ姿の新メンバーのポポポーポ・ポーポポJrの、右往左往する見習い感が楽しい。推しのアマリさんが相変わらず凛々しくて、伸びた前髪を顔に垂らしながら歌うさまがイケメン過ぎる。後半「ジョイント」はヨネコのスキャットが最初の頃のアグレッシヴさを取り返してきているようで、このあたりからぐいぐい盛り上がっていく。初見の新曲「GIPS」は、シャッフルっぽいビートがレゲエになると振り付けが盆踊りになるのがイカすし、ブレイクを挟んで痺れるベースラインのスクエアな4拍子になるあたりもカッコいい。そしてラストアメイジング・グロウ」は彼女たちの持ち歌の中でも一番下世話に歌謡曲感がある曲で大いに盛り上がった。

CLOCK & BOTAN
1.Starlight Sorrow
2.go to blues by train
3.トゥインクル(弾き語り)
4.或いはドライブミュージック(弾き語り)
5.D.S.P.~だいすぴッ~(弾き語り)
6.リフレイン
7.グルーミィ

いきなり1曲目からベルハーの「Starlight Sorrow」でグッとくる。もともと歌い出しのみずほが大好きでみずほ曲だと思っているから、ゼアゼアにはやってほしくはないと思っていたのだけど、あーやんの歌はすごく良い、これなら許せるって思った。いや僕に許すとかいう権利は別になんだけど。このあと「トウィンクル」に始まる中盤の弾き語りセットがすごく良かった。あーやんのストロークのカッティングがすごくキレ味良くなっている。「ドライブミュージック」の彼女ならではのピッチがくいっと上がる歌声が最高にぞくぞくする。
くろたん
新曲「リフレイン」はアップテンポの明るめの曲で、これまでの2曲のクロタンの曲とはちょっと異なった印象で、音源のリリースが楽しみ。

ヤなことそっとミュート
1.AWAKE
2.see inside
3.Just Breathe
4.HOLY GRAiL
5.orange
6.Any
7.ツキノメ
8.Lily
9.No Known
10.Done

ヤナミュー
冒頭から派手なギターリフがクリアな爆音で鳴り響き、なでしこさんまにさんの歌声が一歩も引かずに拮抗する「AWAKE」でもう圧倒されている。ギターのアルペジオに乗せてなでしこさんまにさんが柔らかく歌い出して一花さんレナさんがコーラスを添える新曲「HOLY GRAIL」から「orange」「Any」という最近の明るい豊かな表情のヤナミューを堪能できる中盤がすごく良かった。前回大阪で8月に見た時は一花さんが担当していたMCを今回はレナちゃんが担当している。レナちゃんは前回見た時はフードをかぶっていてその上前髪がいつも顔にかかって暗い印象だったのが、フードをはずして前髪も半分パッツンで明るい感じになっているのが印象的だった。「ツキノメ」でシリアスなモードに戻って、キラーチューン「Lily」に。荒々しいギターリフからなでしこさん筆頭に終盤4人の歌が炸裂する大好きな「No Known」でこれで終わりかと思ったら、さらにダメ押しの「Done」。ヤナミュー圧倒された。

There There Theres
1.憂鬱のグロリア
2.Orange Slumbers
3.Karma
4.ボクらのWednesday
5.get rid of the Chopper
6.ペリカン
7.2SoundDown
8.rainy dance
9.ROOM 24-7
10.There's something behind
11.low tide
12.IKENIE
13.RadicalHead

ヤナミューに持っていかれ気味のところで、ゼアゼア登場。ダークな昼の部がカッコよかったので夜の部はどうせアゲ曲連発で来るんでしょとか、タカをくくっていたら大きな間違いだった。
あなたの羽根
ヲタクの大合唱を巻き起こす「グロリア」でブチ上げておいてすぐにベルハーのシューゲイザー曲「Orange Slumbers」で聞かせに入るっていうやり口は毎度の田中Dらしいセットリストやなと思ったけれど、この「Orange Slumbers」の4人の語りのパートがそれぞれにかわいすぎて萌え死んだ。前半はいかに4人の可愛さを見せるかっていう選曲で、ああ、この手があったかって感じ、特に「KARMA」から暴力的に「にゃんにゃんにゃにゃん」とぶっこまれた「僕らのWednesday」のキュートさと言ったら!「チョッパー」「ペリカン」からベルハーの最後の曲「2SoundDown」といったゴリゴリの曲をぶちかます中盤を「レイニーダンス」で仕上げた後に場内を静まり帰らせた緊張感あふれる「Room 24-7」が今回のハイライトだった。歌唱も振り付けも、今のゼアゼアにガチでハマりすぎだこの曲。唖然としていたら、昼の部に続いて二度目の「There's something behind」さらに「low tide」と畳みかけられてもはや言葉がない。レパートリーで昼歌っていない曲他にあるはずなのに、この選曲で最後来るということは、やはりゼアゼアにとっての本領がここにあるという認識なのだろう。そして最後は「IKENIE」から「RadicalHead」とゼアゼアのオリジナル曲で〆。アイドルらしいかわいらしさからダークでグラマラスな今のパフォーマンスまで、やはりこのグループ凄いと思った。

yOUらり
アンコールの声に、ゼアゼアの4人とこの日に出演した全員がステージに登場する。コラボ何が来るのかな、と思ったらベルハーの「yOUらり」!これはちょっと意外な選曲だった。アクビオールスターズ総勢13名(ただし実はミグマのミミミユはベルハーの曲が苦手で、アンコールの間ずっとステージの柵の前でしゃがみこんでベソをかいていたのが歌い終わってから判明するのだけど)とヤナミューの4人がステージ上でベルハーの初期曲を踊っているさまは壮観。(一人を除いて)めっちゃ楽しそうで、特にヤナミューのなでしこさんがやけに「yOUらり」踊れていて、普通にステージ上で振りコピするただの女オタと化していたのがおかしかった。オチさびでケチャしてるしww。

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【2017/11/25 01:14】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BELLRING少女ハート写真集予約イベント~ストロボダンス2(11/23、新宿LOFT)
かつて「学芸会以下」と呼ばれ絶頂期には「東京最凶」を自称した地下アイドルグループベルハーこと「BELLRING少女ハート」。
2014年から2017年末の「崩壊」まで追い続けた彼女たちを追い続けた写真集「暗闇から手をのばせ」の発売を記念してのイベントで、写真集に登場する途中卒業した初期メンバーを含めたベルハー旧メンバーが大挙ゲスト登場するのが目玉だ。
こんな機会はそうそうないだろうし、思い切って遠征することにした。
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まずはあーやんこと柳沢あやの(CLOCK & BOTAN)と藤城アンナ(CY8ER)という元BELLRING少女ハートメンバー2人によるユニットへっぽこーず。あーやんがアコースティックギターを弾きアンナがカホンを叩きながら歌う。バンド少女らしいカヴァー選曲が絶妙。
1.ハミングバード(YUKI)
2.傘がない(井上陽水)
3.いかれたBaby(フィッシュマンズ)
4.UNDO(BELLRING少女ハート)
5.1000のバイオリン(THE BLUE HEARTS)

あーやんの柔らかくて鼻にかかって伸びる天性のアイドルらしい歌い方とアンナのまっすぐな歌声が意外にコンビネーションがよい。ギターもカホンもうまくはないけれどシンプルで歌にあっている。CLOCK & BOTANでもすでに何回か歌っているベルハーの「UNDO」も良かったけれど、この声と演奏で歌われるブルーハーツは相応しくて良かった。
しかし「傘がない」はどっちのセレクトやww

ひさしぶりの「ベルハーファイト!オーイエー!」「オタちゃんも行くぞ!オーイエー!」の掛け声で登場した元BELLRING少女ハートのメンバーたち。現在後継のThere There Theresで活動するれーれこと有坂玲奈a.k.a.仮眠玲奈、カイの2人に挟まれて、柳沢あやの、藤城アンナ、ヨネコ(MIGMA SHELTER)a.k.a甘楽、宇佐美萌、仲野珠梨、美月柚香の6人がステージ上にずらりと並んで、両端のれーれとカイちゃんから現在一般人の3人を中心に質問が振られる。質問は「今は何をしていますか」「ベルハー時代の思い出」「辞める時どんな気持ちだった?」など
3人のなかではもえちこと宇佐美萌が最高にもえちっぷりを発揮していて面白かった。アイドルに比べて断然会社は楽、だって「会社は風邪ひいても休んでいいの」という話から「…あと会社は代わりがいるの。アイドルは代わりがいないから、永遠にアイドルしていてほしい、あやのちゃん、辞めないでね」
最後はれーれからの「男は?男できた?」という質問で、ここでも、出会い系アプリに登録したらオタクがいっぱいいて「普通に「もえちさんですね」って聞いてくるのはいいけど「初めまして」とか言ってくるのなにムカつく」とかもえち飛ばしまくり。「結婚することになったら二次会にオタク呼びたい、みんな来てくれる?」お、おうって感じやんね。
こんだけメンツ呼んで15分は短すぎない?って思ったけれど、まあ十分だった。ベルハー時代(特に初期メンのいたころ)のグダグダなMCを思い出したらそんなもんだね。

そしてThere There Theresのライヴ。
序盤「GIGABITE」で賑々しく始まってすぐに「プラスチック21g」という、自分が初めてベルハーのライヴを2014年のTIFで見た時にやっていた曲で、「ハローハロー」とにこやかに手を振るエンディングの不思議な儚さにすでに個人的には落とされている。
中盤ベルハー時代からの鉄板のアンセム「Asthma」で沸かせておいて、ここからが本領といわんばかりに突入した「low tide」に圧倒される。そのまま「タナトスとマスカレード」「There's something behind」と薄暗い照明の中で激しく歌い踊る黒い羽根の4人の背後に燃え上がる真っ赤な炎を幻視する。
まん丸童顔の顔を歪めてシャウトする僕の推しめいちゃこと平澤芽衣や、ツインテにした黒い長髪を振り乱して踊るれーれが全体のパフォーマンスをひっぱり、カイちゃんが平温の不思議な存在感でサポートする。そしてなによりも最年少メンバー緒倉かりんが、歌もパフォーマンスもほんの数ヶ月前には考えられないほどたくましく力強くなった。「low tide」では中間の消え入りそうな儚さから、激しく爆発するラスト絶唱のダイナミックな振れ幅が素晴らしい。
かりん
朝倉みずほという天才を中心とした個人技のぶつかり合いが異様な緊張感を生んでいたベルハーの時とはまた違う、研ぎ澄まされた完成度の高い世界を昔からのベルハーのオタクにも見せることができたのではないか。

1.GIGABITE
2.プラスチック21g
3.メタリクス
4.IKENIE
5.The Victims
6.ペリカン
7.Asthma
8.low tide
9.タナトスとマスカレード
10.There’s something behind


夏のアッチェレランド
フィナーレは元ベルハーメンバーも登場して、ベルハーの最もベルハーらしくない代表曲「夏のアッチェレランド」を全員で。
フロアに轟く激しいMIXとガチ恋口上とともにこの日のイベントは幕を閉じる。
元ベルハーメンバーをこれだけ集めて、「みずほisベルハー」朝倉みずほを呼ぶことができなかったのは最後まで大きな疑問だったし、なによりすごく淋しかったのだけど、それはそれとして、大人数でちょっとがちゃがちゃした「アッチェレランド」にはたしかにかつてのベルハーらしい空気が感じられた。
次回があるなら、次はぜひちゃんと司会を入れて、写真集の写真を写しながら思い出を語らせるようなトークイベントをやってほしい。その時はもちろん今回いなかったみずほも含めてね。
 
小野啓写真集 暗闇から手をのばせ Reach out and Touch Faith
暗闇にてをのばせ
著者:小野啓/装幀:森大志郎/解説:沖本尚志(編集者)/判型:A5変形/総頁数:512頁/製本:並製/発行・発売:silverbooks/予定価格:4,500円+税/ISBN:978-4-909435-01-9
本屋にいつ並ぶのかわからないけれど、もし見かけたら是非一度手に取って見てほしい。
見本をパラパラ見たけれど、500頁の厚みは伊達じゃない。
カバーは印刷で発生したヤレ紙(損紙)を使用して1冊ずつ異なるというデザインもイカしてる。
写真はどれも彼女たちの生々しいドキュメンタリーに仕上がっているはずだ。
実はあまりよく見ていない。だってちゃんと見出すと平穏ではいられなくなるに決まっているもの。
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【2017/11/24 12:19】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
山本精一大阪版ひとりフォークジャンボリー(11/16、難波BEARS)
[セットリスト]
1. 淋しい気持ちで(シバ)
2. インスタントコーヒーラグ(田中研二)
3. 思い出の赤いヤッケ(高石友也)
4. さらば恋人(堺正章)
5. Turn Turn Turn(Pete Seeger)
6. あの素晴らしい愛をもう一度
7. 少年(浅川マキ)
8. Ramblin’ Boy(Tom Paxton)
9. 夜汽車のブルース(高田渡)
10. さようなら世界夫人よ(頭脳警察)
11.オーブル街(ザ・フォーク・クルセダーズ)
12. 教訓Ⅰ(加川良)
13. 教訓Ⅱ(なぎら健壱)(1番のみ)
14. 26番目の秋(岡林信康)
15からっぽの世界(ジャックス)
16. 誰もいない海(トワ・エ・モア)
(以下アンコール)
17. 私に人生といえるものがあるなら(笠木透)
18. 生活の柄(高田渡)
19 海辺の恋(小椋佳)
20. 涙から明日へ(堺正章)
21. ウェディング・ソング(ムーンライダーズ)
22. 野の人の野のうた(LOVEJOY)
23. O, Caroline(Matching Mole)
24. シークレット・ソング(ya-to-i)

フォークジャンボリー

アコースティックギター弾き語りで本編16曲半にアンコール8曲、2時間弱に渡るフォークソングカヴァー大会。
山本精一さんの歌とギターの絡みがやっぱり大好きだと思う2時間だった。たとえば基本コードストロークの伴奏で歌われる「からっぽの世界」とか「オーブル街」のあのアシッドな感じとか。ちょっとその気になれば「夜汽車のブルース」で普段見せない強烈なアコースティックブルースギター弾けてしまうとか。カッコいいなあ。

山本さんがいつも歌ってきた曲の集大成って感じの選曲。「ニューミュージックっぽいのはやらない、50年代・60年代のへんのとか」とおっしゃっていたけれど、実際は60~70年代のものがかなりの部分を占めている。フォーク全般オールアラウンドな選曲だけど、山本さんの趣味の系統はうかがえる。ひとつはシバ/高田渡/加川良の系統。今日はあまりやらなかったけれどはちみつぱいからムーンライダーズの系統。Pete SeegarとかTom Paxtonといったアメリカのモダンフォーク(高石友也もこの系列にいれてもいいかもしれない)。そしてトワエモアや堺正章のような一般的には歌謡曲に分類されることも多い「フォーク歌謡」ともいうべき系統。
その他URCやベルウッドのフォークは全般にわたるので、山本さんに教えてもらった曲や歌手はいっぱいいる。不思議なのだけど、早川義夫やジャックスはいつも歌うのに、エンケンさんの曲を山本さんが歌ってるの聞いたことがない。
今回の曲の中では「思い出の赤いヤッケ」とか「さようなら世界夫人よ」「少年」あたりは、僕は山本さんが歌うの初めて聞いた気かする。

先ほどの分類では三番目の「フォーク歌謡」の系統のカヴァーは毎回かなり多くて、山本さんのポップセンスの源流になっているように思う。90年代に一度だけ見たアリスセイラーさんと組んでいたフォークデュオ「ノアノア」、またやらないかな。
個人的に今回のライヴでいいなあと思ったのもその、「さらば恋人」「涙から明日へ」という堺正章の2曲。あと高石友也の歌の優しいポップさはいつも山本さんの歌にフィットする。岡林の「26番目の秋」も好きだな。ああ、どれもいいよ。本当に山本さんの歌声が好きなんだ。

今回フォークなのでMCもたっぷり。昔よく結婚式に呼ばれて歌っていたという「ウェディング・ソング」は、曲だけでグッとくるのに、思い出話がおかしすぎて最高。
「教訓Ⅰ」の前後、さんざん今の状況についてさんざん熱く硬派に語っておきながら、「そんな気持ちを込めて「教訓Ⅱ」を歌います」ってオチ。しかも1コーラス歌ったところでグダグダで止めてしまう。山本さんってばまったく含羞の人だと思う。

ちらし裏にかかれた大量の歌詞カードもついにネタが尽きたようで、積極的考え方の力/ラブジョイの「野の人の野のうた」以降は山本さんの持ち歌から。
マッチングモウルの「O, Caroline」は「歌詞カードについてた酷い対訳」をそのま歌う珍品。「♪いまでも愛してるよキャロラーイン」
NHK-FMの「プログレ三昧」でジョン・シンクレアと共演した時のエピソードがめちゃくちゃおかしかったのだけど、あの面白さを再現する自信がないのでパス。
そして最後は最高にポップで胸がキュンとするya-to-i「シークレット・ソング」をさくっと歌ってカッコよく終わる。素敵です。

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【2017/11/17 21:32】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ベアーズ式ハロウィン(10/31、難波BEARS)
ベアーズ式ハロウィン
いつの間にかハロウィンが一般的に普及してアメリカ村あたりには大量の怪我人いや死人がうろついているというのだが、仕事が終わってアメリカ村ではなく大国町に向かうと、そこはベアーズ式ハロウィンだった。いつものベアーズで、ちょっと安心。あ、でも受付の黒瀬さんが飴ちゃんくれた。

HYPER GAL
ハイパーギャル
片足でノイジーにキーボード踏みながら、ぶちかまされるドラマーの強力なビートをバックに、歌われる不安定な歌、二人ともギャル。こういうのを見れるからベアーズ面白い!
あとで聞いたところではドラムのギャルはソロでノイズもやってる角矢胡桃さんらしい。ベアーズで見たことあるやん。
ギャルの姿はハロウィン仕様との話も。ギャルじゃなかったのか…!?

andmo'
アンドも
今日はきくまこせんせはテルミンは弾かずに、パーカッションを少し叩いた他は、ほぼギターに専念。
しっかし児嶋さんのテルミン、正確で切れ味鋭いな。新曲2曲も披露。

泰子興業
泰子さん
これまたベアーズらしいアクト。謎の言語で歌い踊るボイスパフォーマンス。
テクノなトラックに合わせて2曲と、ミニシンセをいじりながら1曲。
これはおそらく見るものすべてをハッピーな気持ちにさせるんじゃないか。

さらばニセ初音階段
ニセ初音階段
続いて中屋浩市(ナスカカー)と野中比喩によるニセ初音階段。本家の初音階段の活動が再開されるということで今回はひとまずの活動休止ということで「さらば」らしい。
いきなりミクによるルトガー・ハウアーの「...time to die.」のセリフに続きVangelisの「ブレードランナー」完コピ。襲いかかる中屋さんの凶暴なノイズ!これはカッコいい。
雨音に重なるようにミクが歌い出すのがPerfume「Baby cruising Love」。おお、洒落てる。ところがここから「探偵物語」「セーラー服と機関銃」となぜか薬師丸ひろ子2連発で、そっちかいって感じ。いや僕は好きな曲ですけどね。
照明暗くて比喩さんのお顔はあまり拝めず。

!N.H.Y!(中屋浩市+野中比喩+泰子興業)
NHY
続いて泰子興業が再登場して3人のセットに。ナカヤさんのNWテクノなトラックに合わせて泰子さんが自由に歌い踊る。比喩さんも生き生きと各種ノイズで汚しまくっていてこのセットが一番良かった。実はThe Normalのコピーだったらしいのだけど泰子さんも比喩さんも当然原曲知らないので、完全にフリーで、めちゃ楽しい仕上がりに。

NHY
アンコールはニセ初音階段with泰子興業で、1曲。これがなんとイルカの「雨の物語」、これは中屋さんの趣味か、JOJOさんの趣味か…。
中屋さんいわく「宇宙から始まって最後は四畳半に落ち着いた」w。



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【2017/11/01 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ボロフェスタ2017(10/22、京都KBSホール)
台風来襲ですよ。ライヴ自体は屋内で行われるので強行するとはいえ、いろいろ不都合はありました。まずは交通機関、出かけてきた時点ではまだ普通に走っていたのだけど、JRは夕方から運行本数の漸減を予告している。はて、オレは帰れるのか?

ボロフェスタ
ボロフェスタ自体は3年ぶり、前回2014年はベルハーと大森さんを見に行ったのだった。
丸太町から雨の中テクテク歩いてKBSホールにつくと、まず出迎えてくれる全出演者名の書かれた手作りのモニュメント。テントでカレー食ったり、ああこのDIYな感じ変わらない。
今年の会場はホール内のマンモスステージとプテラノドンステージの2つのステージを中心に、ロビーの土俵風のどすこいステージと地下の街の底ステージという4つのステージ。
まずホール内に入ると、巨大なマンモスに乗った母子による火山への点灯式が行われ、マンモスステージ一番手のバレーボウイズのステージが始まる。

TimeTABLE
この日観たアクトはおおむね次のとおり。バレーボウイズ(マンモス)、Summer Rocket(街の底)、虹のコンキスタドール(プテラノドン)、jizue(マンモス)、yahyel(プテラノドン)、OGRE YOU ASSHOLE(マンモス)、odd eyes(プテラノドン)、BiSH(マンモス)、スチャダラパー(マンモス)、シャムキャッツ(プテラノドン)、大森靖子(マンモス)
そう3年前、今日BiSHがやるメインの大きい方のステージでベルハーが歌ったんだな。あの日小さい方のステージでピンクトカレフ引き連れて歌った大森さんが今日は大きい方のステージのトリを務める。

序盤で良かったのは地の底ステージの4人組アイドルグループSummer Rocket。グループ名通り「夏」をコンセプトに、白いいジャンパースカートをひらひら歌い踊る曲が、どれも爽やかでいい。最初の2曲が特に気に入ったのであとで物販で聞いてみたら最新シングル曲とのことで迷わず購入。どうもこのピアノをフィーチャーしたバンドサウンドの曲って弱いみたい。この曲は特にリーダーの歌声の伸びやかな張りが印象強かったので、チェキ撮ってしまったよ。
終盤に本日初披露の新曲があり、思いが迫りすぎたのかあるいは歌えなくて悔しかったのか涙をこらえながらそれでも声を張り上げるメンバーがいて(しなのさん)なかなか良いものを見せてもらった。
サマロケ

他にはプテラノドンステージのyahyel、サイケな映像をバックに、低音の聞いたゴシックで荘厳なボディミュージックを奏でる。洋楽っぽいカッコ良さがあった。

中盤のOGRE YOU ASSHOLEodd eyesBiSHの流れとか、ちょっと他では見られない感じでさすがボロフェスタだと思う。ただ、実際のところはodd eyesがいつものようにフロアで熱量の高い演奏を繰り広げたのに、たくさん集まっていた「楽器を持たないパンクバンド」のファンが1ミリも反応せず、期待したようなフェスらしい化学反応が、少なくともフロアの方にはほとんど生まれなかったのはたいへん残念だったけど。
OGRE YOU ASSHOLEについては今回も特に後半の「見えないルール」あたりのトランシーな曲はすごくカッコ良かった。ただ前半の短めの曲とか、どうもあまりピンと来ていないんだよなあ。

チッチ
1年ぐらい前まではアイドルイベントで見ることもあったのだけど、最近はすっかりビッグになってしまって見る機会のなくなっていたBiSH、プロデューサーの渡辺淳之介の話題作りの手法がどうも性に合わなくて、彼の事務所であるWACKのグループには距離を置き気味にしているのだけど、たまに耳にする楽曲はどれもいいのでひさしぶりに見られるのを実はちょっと楽しみにしていた。最新EPのけたたましい「GiANT KiLLERS」で幕を開けカップリングのテレビアニメタイアップ曲「社会のルール」から出世作であるキラーチューン「BiSH~星の瞬く夜に」になだれ込む序盤の勢いが素晴らしく、アンチWACKとしては悔しいところなのだけど、この勢いは止められないなと思った。
「プロミスザスター」が最後に歌い出されると、ステージ背後のカーテンが開き、巨大なステンドグラスが姿を現す。甘くハスキーなアイナジエンドを中心に5人の歌が炸裂する。

ステンドグラス

前にボロフェスタ来た時はトリの間はロビーステージでクリトリックリス見たりしていたのでこのステージ演出を実際に見るのは初めてだったのだけど、これはやはり壮観だった。

雨の中外でやっていた飲食の出店テントが暴風のため店じまいしてしまい、大雨の中丸太町のすき家まで飯食いに行って帰ってきたらスチャダラパーの後半だったのだけど、最後の「今夜もブギーバック」でやはりステンドグラスが出現していた。なんだ終盤はちょくちょく開くのね。

でもやはりこの日のステンドグラス演出は何といってもトリの大森靖子の時のものが圧巻だった。kitixxxgaiaツアーの時と同じオープニングのおどろおどろしいSE流れる中、バンドメンバーが登場しそしてスポーティなウェディングドレスのような純白の衣装の大森さんが登場すると、早々に幕が開き巨大なステンドグラスが出現する。白くデコレートされた十字架担いだ大森さんが巨大なステンドグラスを背景に、「感情のステージに上がって来い!」と叫ぶこの神々しさ。バンドが奏でる不協和音を一掃するように大森さんが銅鑼をばしゃーんと叩き、畳みかけるようにポップな「ドグママグマ」が始まるというこのオープニングだけでも台風の中見に来たかいがあった。
この日の大森さんのバンドはいつもの新zなのだけどギターのあーちゃん(きのこ帝国)が不参加で、かわりにハイパー担当のサクライケンタがギター惹きまくり。序盤では「非国民ヒーロー」での子の代わりに歌っていたしサクライさん大活躍。

初めてライヴで聴けたこのバンドならではのハードな「draw(A)drow」から、ピアノだけをバックにした「M」そして「君に届くな」とたしか前回のツアーの大阪では見られなかった曲を続けてオッと思わせておいて、あとはたたみかけるように「マジックミラー」「Tokyo Black Hole」「音楽を捨てよそして音楽へ」と一気に。
アンコール、アカペラの「さようなら」で終わった時には力が抜けてしまった。
ぼんやりとプテラノドンステージのスクリーンに流れるエンドクレジットの映像を見ていたらGEZANの「エンドロール」が流れてきて、先日の「全感覚祭」もフラッシュバックして、なんかすごくうれしくなった。自分たちの楽しめる場所を作ろうとしてここまで続けてきた、その続けてきた力が素晴らしい。
台風のせいかスチャダラのあとかなりお客さん抜けちゃったけど、最後まで残って良かった。

雨風の中、JR京都駅まで出たら新幹線まで完全に止まっていたりとか、右往左往はあったけれど、阪急で無事帰宅。翌朝台風一過の緑地公園を走るとそここで大きな木が根こそぎ倒れていて、ビビったよ。

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【2017/10/23 00:15】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大森靖子アルバム「MUTEKI」発売記念イベント(10/1、タワーレコード難波店)
大森靖子さんの弾き語りによるセルフカヴァーを中心にしたアルバム「MUTEKI」リリースイベントを見に難波のタワーレコードへ。
CD買ってもらえた整理券o番号は140番、あのイベントスペース、そんなに入れたか?
待ち合わせしていた娘が遅れてきたので、開場時間からちょっと遅れて5階につくともう恐ろしいほどの人の入り。整理券持っていたおかげで優先エリアに入れてもらえて、まあよかった。

そんな曲を中心に選曲されていたのかもしれないけれど、アコギでガシガシ弾き語りするのに、どの曲も素晴らしくポップでキャッチ―。楽しすぎてあっという間に「オリオン座」のアカペラ合唱でライヴは終わり、短けーよって思ったけど、あとでよく考えたら8曲40分も歌ってた。
おおもりさん

1. アナログシンコペーション
2. みっくしゅじゅーちゅ
3. 非国民ヒーロー
(MC)
4. マジックミラー
5. ミッドナイト清純異性交友
(MC)
6. 音楽を捨てよ、そして音楽へ
7. 呪いは水色
8. オリオン座

いつもながら大森さん、声が強い。その中でもひときわ強く「脱法ハーブ、握手会」と歌い出された「音楽を捨てよ、そして音楽へ」の迫力がすさまじかった、ベース音が気持ち良く反復してかき鳴らされるギターストロークに乗せて歌われる詞もメロも、実はレコーディングの通りなのに、その場では全く新しく歌い変えられているかのように感じた。「抽象的な音楽止めて」のブレイクでは急にギター担いで撮影会モードになってファンのスマホの連写のシャッター音すら音楽に繰りこまれる。ちょっと前に、ちょっとした炎上騒ぎの元になった曲、何もそんなこと言わなかったけど、音楽ですべてを取り返そうという気迫を感じた。これが今日のハイライト。

なんか大森さん、いままで見た中で一番かわいかった。
髪の毛短くしたせい?ちょっとふっくらしはった?
つーしょ
ヤバい、めっちゃ可愛いいやん!

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【2017/10/02 23:33】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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