goodnight! recordsおやすみホログラム/ハハノシキュウ/sone + JitteryJackalミニライブ+特典会(7/15、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
goodnight! recordsのショウケースミニライヴ。

sone + JitteryJackal
エレクトロニックなビートにのせた歌もの。おやすみホログラムの曲のカヴァーも。
最後の曲はおやホロの2人も登場してコラボ。

ハハノシキュウ×オガワコウイチ
ラッパーハハノシキュウとおやホロのサウンドプロデューサーオガワコウイチのコラボレーション。
内省的なトラックに私小説的なフロウをダークにのせる感じがヤバい。
ハハノシキュウ

おやすみホログラム(アコースティックセット)
なんだかんだで月いちペースでおやホロのライヴ見てるな。
今日はオガワコウイチのアコースティックギターのみをバックにしたアコースティックセット。
おやホロ
アコースティックだと歌が良く聞こえる。ふたりの声のコンビネーション最高。
1. note  2. 真昼のダンス  3. drifter  4. empty page
ひさしぶりの「Drifter」に高まった。

おやホロ
いつもにこにこアート系女子(超カワイイ)と一見不愛想なヤンキーのおねえちゃん(めっちゃ美人)。
なんという完璧な取り合わせ。

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2017/07/16 23:06】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大森靖子 2017 LIVE TOUR "kitixxxgaia",(7/13、アメリカ村BIGCAT)
IMG_1353_convert_20170928225757.jpg
(工事中)

IMG_1351.jpg
大森靖子道重さんの28回目の誕生日に捧げるミッドナイト清純異性交遊!
(この曲だけ撮可)

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2017/07/14 22:53】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ムジカジャポニカ11周年記念爆スペシャル「ふちふなと山本精一×須原敬三」(7/9、扇町ムジカ・ジャポニカ)
どっちが先攻かなと思いながら開演から30分位遅れてムジカに近づくとナチュラルなディストーションのかかった馴染み深いギターの音が漏れ聞こえている。慌てて店に入ると山本精一&須原敬三デュオが羅針盤の「カラーズ」演奏中、そのまま切れ目なく長い長いジャムに。山本さんのこのギターの音色!もうこの時点でグッと来すぎてる。
全般的にちょっと古めの名曲総ざらいという感じのセット、序盤では、ヘヴィなギターストロークに導かれて歌い出された「第三ロック」にまずは戦慄する。さらにPHEWとのデュオアルバムからの「飛ぶひと」に「ロボット」、そして今につながるソロキャリアの初期からの曲である「まっすぐに道を外す私には」。何故か「懐メロです」と紹介されてふたたびPHEWとのアルバムから「まさおの夢」!ノンセンスがシニシズムとセンチメンタリズムの間で大笑いしている名曲。
まっすぐに道を外す私にはまっすぐな人の気持ちが分からないってスリーフィンガーでさらっと弾き語り歌われる感じ、時計がパーンと弾けてロボットどんどこどんの調子っぱずれ、まさおの可笑しくも悲しい世界、どこを切っても、このズレた感じ、アップステアーズダウンなヘルタースケルターなうらおもてな感じ、ギターの音色だけじゃない、すべてがサイケだ。
押し気味の時間気にしながら、ラストは羅針盤の「がれきの空」、激しいギターソロが静まるとフィードバック音に重なるようにちょっと弾んだベースとギターカッティング、これはもしや…なんと羅針盤のファーストアルバムの冒頭を飾る「永遠の歌」!
俺本当に2004年の最後に見た羅針盤以来だよ、この曲ライヴで聞くの。感涙。

かなり時間押していたようで「これで終わり」と言いながらなかなかステージから動こうとしない山本、「ふちふなごめん」とか言いながら、一度片付けた歌詞を譜面台に戻してさらにもう1曲歌い出したのがピート・シーガー(中川五郎)の「腰まで泥まみれ」。激しく爆裂するギターと共に「バカは叫ぶ「進め!」」、どうしても今これを歌いたくて仕方ない山本さん、断然推せる。

後攻ふちがみとふなと。さきほどまでの喧騒が何もなかったかのように船戸博史のウッドベースに合わせて渕上純子の「ヘブン」が歌い出されるとほんわか甘酸っぱい「だってチューだもん」、山之口獏の詩に高田渡が詩をつけた「頭をかかえる宇宙人」、80年まのアメリカ曲に日本で勝手に詞をつけた流行歌「それだけさ」、ひっそり染みわたる「七夕にて」とあとはもうふちふなのペース。以下「おじょうさんの歌」「キゾタホテル」「犬も喰わない」「GO GOマングース」「ワイルドサイドを歩け」「オオサカのうた」そんな感じだったかな。

ふちがみとふなとアンコールで山本精一・須原敬三が再度ステージにあがる。これは珍しい共演。bikke(LOVEJOY、ex.Aunt Sally)と渕上純子の共作の名曲「at home」、「オレ楽しそうなん大嫌いやねん」とかいいながらバックでギターを叩き付けてノイジーに掻き鳴らし、喚き散らすわピアノのキー適当に叩くわの狼藉三昧の山本、でも律儀に最後だけ渕上と声合わせて「ばんごーはん」。
ええもん見れたわ。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2017/07/10 22:42】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サブリミナル(7/8、南堀江environment 0g)
大阪のエレクトロポップユニットmarble≠marbleによる、トランスボーダーな音楽イベント。これはちょっと他では集まらないって感じのメンツです。
サブリミナル

盆と正月
女子2名によるパフォーマンスユニット…でいいのかな。フィードバックのようなノイズをバックに2人が太宰の「人間失格」を朗読するところから始まる25分ほどのパフォーマンス。大正琴かき鳴らしたり、ハッピーターンの「魔法の粉」を集めたりと盛りだくさん。途中音が途切れてネタを飛ばさざるをえなかったりしてちょっと不完全燃焼気味だったけれど、終盤片方がギター弾き語りで歌ったりテキストの朗読を行うバックで相方がその場で絵を描いては塗りつぶしていくところをiPhoneでリアルタイムでスクリーンに映し出していく、最後は撮影していたiPhoneをはずして観客をぐるりと撮影してその場でさくさくっとフィルター加工してっていうところまでスクリーンにリアルタイムで映し出していくあたり今どきで面白いと思った。
盆と正月

marble≠marble
アイドルとバンドの境界を越境するエレクトロポップユニット、男性二人の作り出すポップなサウンドとフロントのTnaka嬢の元気でキュートなパフォーマンスが独自。そしてここぞというところにオタ現場らしいコールを入れられるのも楽しい。
しかしオープニングでやった曲は凄く効き覚えがあってカヴァーぽかったけどなんだったかなー。
マーブル

ネムレス
ex細胞少女のうてなゆきの新ユニット、ようやく見ることができたよ。情報量の多いノイジーで情報量の多いトラックの上で激しく踊り歌うスタイルは細胞彼女のときと変わっていないけれど、本人曰く「きゃりーぱみゅぱみゅちゃんぽくなってない?」と言われればルックス的にもそんな気もするかな。うてにゃんの陽性の声の魅力は健在で、俄然応援したいところ。

ド・ロドロシテル
掟ポルシェによるひとり打ち込みデスメタルユニット。白塗りで登場してまずは口に含んだ絵の具をばーっと垂らすパフォーマンスから。激しいトラックをバックにデスボで唸っていて何を歌っているのかよくわからなかったけど、途中でいったん引っ込んだと思ったらまた口に絵の具を含んで再登場したり、お客さんにいちいち絡んだり、終わったあとすぐにモップをもって戻ってきて絵の具の掃除したり、すごく礼儀正しい律儀な方だと思いました(小並感)
掟さん

3776(静岡版MONOモード)
スピード感のある「水でできている」からおなじみフリッパーズ・ギターのカヴァーとポップにスタート、以下山梨版とのリンクアイドルとなってからの新しい曲に従来のシーズン3からの曲を取り混ぜてのセット。ポップでキュートな「洞窟探検」からいきなり変拍子のミニマルなテクノ曲「もうちょっとおやすみ」に、さらにXTC風味の爽快なポップロック「避難計画と防災グッズ」から最高にドープな現体制後の曲「見えない」にとこの振り幅。どんな曲でも平気で歌って踊るちよのさんのアイドルオーラが強力。
3776
1. 水でできている 2. カメラ!カメラ!カメラ! 3. 桃とシラスの歌 4. 洞窟探検 5. もうちょっとおやすみ 6. 避難計画と防災グッズ 7. 見えない 8. A⋂B

Momus
初見。アイパッチをつけたダンディなおじさま。自作の映像の前でくねくねと踊りながらトラックに合わせて渋い歌を聞かせる。抒情的だったりエキゾチックだったりするトラックは、次第に(モーマスいわくForeverで東瀬戸さんから安くもらった)民謡や和太鼓の
レコードをサンプリングしたモンドで奇怪なモノが。序盤の曲でいいな、と思った「Summer Holiday 1999」なんて後で考えたら金子修介の「1999年の夏休み」やん。あと歌い方とかくねり方とか、ボウイっぽかったり。1時間。面白かった。大阪にいるならもっと頻繁にライヴしてもいいのに。
IMG_1335.jpg

会場の出音は予想していたより悪くなかったと思うけど、ミックスのせいか会場の反響のせいか、全体にボーカルがいまいち明瞭に届かない感じのする音響でした。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2017/07/09 20:42】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
オモチレコード×VMO presents 超世紀末 vol.5(7/1、東心斎橋CONPAS)
「超世紀末」のレヴューは難しい。だってひたすら快楽原則的に楽しいから。
言語化が難しい。
野暮なことええやんって感じになってしまう。
だいたい野暮なこと言おうにも、特に後半に行くほど酔っぱらってて、何も覚えていない。
まあ覚えていることだけでも書き留めておこう。

超世紀末!
この日登場したのは、DJ hOLysHiT校庭カメラギャルmetome DJsetクリトリック・リスTREMORELAThere There Theres服田雄介GANG PARADEAVVUNDERHAIRZHave a Nice Day!VMOの総勢12組。

DJ hoLyshITの選曲がブッダブランドからHALCALIへと続いて、そして登場校庭カメラギャル。金髪ショートと黒髪ツインテールの2人組のアイドルラップ。堂に入ったラップぶりはなかなか。ラスト前のロック風の曲が楽しかった。

すぎむ
クリトリック・リスは曽我部恵一の「血を流そう」の流れる中登場。「酒相撲のテーマ」から「秘密のパスワード」、そして「Dr.マーチンはいてる女の子」とキレイ目の曲も交えて新作アルバムからのセットながら、序盤から最前列の男どもを脱がせにかかり、いつの間にか最前はすっぽんぽんの男衆だらけに。「柳瀬次長」、「トカゲ男と世話焼き女」、「BUS-BUS」まで歌ったところで「よっちょれよっちょれ」などと言いながら一度退場そして再登場して「ライス&ライス」、なんだけど、ほとんど新曲「よっちょれよっちょれ」の裸まつりと化している、意味ワカラン、酷かったけどめちゃめちゃ面白かった。
最後のスギムの言葉「ヤバい、また前面の一部の客に惑わされて後方の人ぜんぜんおもしろくないライブしてしまった…また前面の客に引っ張られて一番やったらあかんライブしてしもた…」
ライヴならではのナマモノ感を敏感に救い上げていくのはさすがです。

先週の名古屋から2週続けてのThere There Theres。飛び出してきたのは、あれ?羽根なしネクタイに眼鏡、7:3分けの「スクール・オブ・ロック」風のいでたちの4人。これは昨年末ベルハーが崩壊直前に町田でやったライヴで着たコスチュームですね。
1曲目クサめに「IKENIE」から「メタリクス」と新曲を続け、暴力的に「The Victim」がカットインする。ここは先週のX-HALLと同じ繋ぎ、そしてこの3曲最高に艶めかしい。
4人になってシャープに艶めかしくなったというのは先週の名古屋の感想だけど、その今のゼアゼアのパフォーマンスの魅力のかなりの部分を支えるのは長身のれーれとめいちゃ二人のダイナミックな身のこなしだと思った。ふたりともスカート短いし。
さらにベルハー後期から安定した歌唱とパフォーマンスでグループを下支えしていたカイちゃん、今日はかけていた伊達眼鏡がサイズが大きくて1曲目から手に持って踊っていたのだけど、ここしばらく微笑む表情が本当に色っぽくてまぶしい(最近毎回言ってる)。そしてかりんが一生懸命追いついて来ようとしている感じ。そりゃシャープにもなるわ。
ファットなベースのビートが鳴り響く中、ゆったりと羽根をはためかせていた4人が順番にはばたいていく「ペリカン」、いつ見ても静と動を見事に生かしたダイナミックな振り付けが魅力的だ。「Karma」で盛り上げておいて、このまま派手にエンディングに突っ込むのかと思いきやまずは「タナトスとマスカレード」でダークな緊張感をぶち込んでくる、スクールガール風の出で立ちがゴシックなホラームービーの趣きを醸し出す。そしてダークな空気を維持したまま激しい「rainy dance」でぶちあがる客席。
決まった。
かりんめいちゃ
かりんとめいちゃ。

この辺から記憶が怪しくなる。以下箇条書きで。

・陰毛コールの中登場、UNDERHAIRZ。ファンキーなぽやなさんとクールなミヤギのかけあい相変わらず最高、本大ネタ一本使いのラミーさんのトラックはNW色強くてすごくしっくりくるし、音源欲しいのだが。応援コールからの阪神・鳥谷の歌がすげえお下劣で良かったわ。凄く聞き覚えのある「ぞっこん爆音」の曲のトラックはなんだろうな、ラストはお馴染みアオカン大好き「リトマネン・スケベッチ・オナゴスキー」。

・アンヘアあとハバナイまでのつなぎで「新しい何かを見つけて帰ってほしい」とか煽って再登場のDJ hoLysHiTがMIGMA SHELTERの「JOINT」「Svaha Eraser」と続けてかけてくれるもんだから(この時点でミグマは物販限定のCDRのみのリリース!)場内大興奮。The Killersの「Mr, Brighside」(shazamで調べた)をノリノリで賭けてる中ステージにハバナイが登場し、JB「I Feel Good」のホーンのサンプリングからファンキーな1曲目に突入って楽しすぎる。

Have a Nice Day!、ドラム・ギター・シンセ・ヴォーカル&サンプラーの4人組バンドサウンドがディスコビートの上で飛び跳ねる。いや楽しい。まったく初見で、曲もおやホロとのコラボEPくらいしか聞いたことない。そう、「フォーエバーヤング」は早々ににメドレーでやってたな。ロッケンロッケンロケンロール!客の解放され具合も好ましい。アイドルでもないのにそこらで普通にMIX入れてるし。タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!
個人的ないままでの乏しいライヴ体験からいえば、じゃがたら初めて観た時の感じに近いか。ファンキーでノリノリだけどダサくてロケンロールな感じ。
浅見
浅見さんかっこよす。

・なぜかクリムゾン「21世紀の精神異常者」に導かれて登場VMO。まずはこれまでのあらすじということで、TOMCATのアニメ「北斗の拳」主題歌に乗せてこれまでの超世紀末出演者のステージショットやオフショットを取り混ぜたオープニングムービー、めっちゃ楽しいやんようつべに上げてくんないかな。

・いつものように真っ暗闇真っ白なスモークそして激しく明滅するストロボライトの中思わぬ角度から手足を振りながら飛んでくる人ともみ合いぶつかり合いしてたら、ツナギ姿の小柄な女性が…アンヘアのぽやなさんやんw。

翌日も朝からゼアゼア・ウテギャのライヴが決まってることもあり、さっさと帰ってしまったオタクも多かったようでフロアは割と余裕あったけれど、やっぱ最後ここまでいての「超世紀末」ですよね次回も楽しみ。
続きを読む

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2017/07/02 21:14】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
mistFES supported by SPINNS NAGOYA(6/25、名古屋久屋大通公園ほか)
5月の頭にVMOのイベントで体験した2回目のMIGMA SHELTERが素晴らしくって、その月末に東京で行われたAqbiRec主催に遠征した際に3回目を見ることができたものの、一向に関西に来る気配がない。そうこうしているうちに名古屋のアイドルフェスにゼアゼアとともに出演する、それも屋外ステージもある!というので思い切って出かけてきました。最高のレイヴにしてやるぜ!
timetable

前夜からあいにくの雨模様、名古屋駅に着いた頃はなんとか止んでいたのだけど、リストバンド交換の列に並んでいる頃にはぽつりぽつり降り出し、観覧無料のメイン会場久屋大通公園に着くころには本降りになってきている。
久屋大通公園のステージは公演の段差の少し高いところに小さなテント(運動会の来賓席に立ててあるような奴ね)がぽつんと立っていて、照明はもちろん自然光のみ、スピーカーは小さいのが4本だけという極めて簡素なもの。セキュリティのお兄さんのTシャツに燦然と輝く「BONDS」の文字、おお、あのその名も高き格闘家セキュリティ集団ボンズじゃないか、初めてお目にかかった、ついにボンズとピンチケの肉弾戦をこの目で見られるのか…でもなんだか噂に聞くほどの迫力はないような気が。
久屋大通公園

会場ではオタクが三々五々集まって、雨の中、もうすっかり出来上がってる感じ。ジャンべを持ち込んで叩いているミグマのファンらしき連中も。
定刻11:50からmistressのオープニングに続き大阪の2人組我儘ラキア、愛知の3人組SolaSoundと、ラウド系のグループが登場する。当然小さなテントの中でパフォーマンスするアイドルさんなんているわけもなく、みんな雨の中ずぶ濡れだ。「リフト・サーフ・ダイブ禁止」の筈なのだけど、しょっぱなからピンチケ連中のリフト上がりっぱなし。幕間に主催者のアナウンスは入るけど、ボンズのお兄さん全然制止せずいささか拍子抜けである。

そうこうしているうちに12:30、雨の中いよいよMIGMA SHELTERが登場、1曲目、ミニマルなブリ―プ音のような音が最新曲「mo’ strain」のビートを刻み始める。6人のメンバーは前方に飛び出し、びしょびしょのステージの端から端まで使って転がり踊り、キメで力いっぱいジャンプするから、うねりはそのまま観客に伝播していく。曲は途切れることなくラーガ風のエキゾチックなイントロから「Svaha Eraser」に。トライバルにビートが転がるとフロアの揺れもさらに激しくなり、そのまま「Joint」になだれ込む。ヨネコが喚き散らしながらステージ後方の物販スペース付近から道路付近まで走り回り、曲が終盤のクライマックスを迎えると観客の歓喜も頂点に達する。雨中3曲15分間、出音のショボさも忘れていたよ。
そういえばさすがにリフトする奴なんか一人もいなかったな。
みぐま
ヨネコのベルハー甘楽時代の写真集を買った。

ミグマ物販が終わるとあわてて大須のX-HALLのThere There Theresに移動。思ったより時間がかかって、飛び込んだらちょうど客電が落ちて、低いノイズとピアノの不穏なイントロに続いて登場した4人が静かに歌い出す、おお最近レパートリーに加えられたばかりの「タナトスとマスカレード」や!ベルハーの曲でも最鬱曲と言えるこの曲がドラマチックに終わるとすかさずウニュウニュと気味の悪いベース音が這いずり回る彼女たちの最新曲「メタリクス」へ。そしてラスト断ち切るように暴力的に4つ打ちが鳴り響く「The Victim」、これもまた最近ゼアゼアのレパートリーとなったベルハー曲。どれも表現力を必要とされる渋い曲ばかりで、この選曲はカッコいい。ベルハー時代じゅり・ゆうゆの抜けた直後に見た4人ベルハーもそうだったけれど、人数が減ってパフォーマンスがすごくシャープでソリッドに突き刺さる感じ。ゼアゼアの初めてのオリジナルが意外なほどストレートな「RadicalHead」だったから、どちらかといえばハッピーな方向に行くのかと思っていたのだけれど、こんな陰影に富んだ表現もできるんじゃないの。そしてさらに「Karma」で盛り上げ、「ペリカン」から「RadicalHead」とゼアゼア曲で締めくくる。このあとの屋外に「Asthma」も「エッジ」もまかせたってことか、ちゃんとした音の出るライヴハウスの会場で最新のゼアゼアをきっちり見せてくるあたり、さすが。会場のステージが高めでパフォーマンスが良く見えたのも良かった。今回のゼアゼア、僕が見た少ない彼女たちのパフォーマンスの中では最強に良かった。
めいちゃ
めいちゃ!
めいちゃのクールさが際立っていたのと、あとはカイちゃんが色っぽくなっていてドキドキした。

今回のフェスは他にも見たいアクトが他にないわけではなかったのだけど、ゼアゼアとミグマを見て物販に行くとだいたい見られない。ゆるめるモ!あきらめてそのままX-HALLで西村ひよこちゃんのかける(歌う)BiSやハイスタで沸いて、宿にチェックインしてそろそろかな、と17時すぎに雨の止んだ久屋大通公園に戻ったら、押し気味進行でアキシブProjectでヲタクがぴょんぴょん推しジャンしているところだった。なおボンズさんの働きが悪かったせいか、nerveで馬鹿なピンチケがリフトであがって、BiSのライヴが強制終了になっていた模様。WACK容赦ねえ。

おかげで、かどうかわからないけど、久屋大通公園、無銭会場のThere There Theresはリフトもサーフもまったくないピースフルな盛り上がりだった。まず「c.a.n.d.y.」でぶち上げて最後は「asthma」「レイニー」で終わる予想通りのフェスセトリ。でもしっかりと「ペリカン」「IKENIE」で新しいゼアゼアをアピールしていて心強い。昼に続いて「ペリカン」をやったのはちょっと意外だったけど嬉しいし、「IKENIE」はラテンフレイバーの昭和歌謡メタルにケチャ(バリ島の方)をミックスした無茶な曲だけど振り付けが色っぽい。「The Victim」やこの曲のような色気ってベルハー時代にはあんまりなかったように思う。そして「Asthma」ではお約束の巨大なサークルが。僕は参加しないけど、野外ならではで楽しいね。この曲はやはりアピール力強い。そしてこの日は2回とも「エッジ」はやらなかった。新しいThere There Theresの現在形をしっかり見せる2ステージだった。

最後の会場はDt.BLDという、X-HALLよりさらに西に行ったところにある会場。夜とぼとぼと人気のない住宅街をこんなところにあるんかと思いながら歩いていたら、なんか大きなお寺みたいな門前の小さなビルに行き当たった。廃墟のようなスペースで大量のアイドルとヲタクたちがひしめき合って特典会を開いている地獄のような1階をすり抜けて奥の階段を上がった2階にステージがしつらえられていて、20時半という深い時間にイベントのジングルが流れ、MIGMA SHELTERの6人がステージに登場する。千手観音のようなフォーメーションからいきなり「Svaha Eraser」が始まり、以下「mo’ strain」「Deeper」「Joint」とノンストップで20分間、スクワットパーティかよっていうまともな空調機のない蒸し風呂のような会場で、まあとにかく死ぬほど暑かったのだけど、死ぬほど最高のレイヴだった。
彼女たちがやっているのが、ダンスミュージックというまず快楽原則に何より依拠した音楽なので毎回「最高だった」位しか言えなくて我ながらつまんねんなーと思うのだけど、今回は小さな会場でダイナミックなパフォーマンスを間近で見て、汗だくになって踊る6人のイッてる表情、特にアマリさんの凛としてまっすぐな視線、セイセイさんの狂気すら感じさせる嫣然とした微笑みに魅了された。
あとは何といってもフロアの空気、最前で地蔵になって半分口を開いて推しを凝視している奴もいれば、よだれを垂らしながらくねくねタコ踊りしてる奴もいる、もはやMIXでもない意味不明な掛け声をひたすら叫び続けているやつもいる、カメコもいれば、太鼓持ち込んで叩いてる奴もいるという混沌は、最初にベルハーの現場に足を踏み入れた時に見た秘境感を思い起こさせてくれてめちゃくちゃ楽しい。そしてそんなフロアの空気は、まぎれもなく彼女たちのトランシーな音楽と呪術的なパフォーマンスと不可分だというのがなにより素晴らしい。
ミグマ夜

そういうわけでゼアゼアとミグマ以外のグループはほとんど見られなかったのだけど、どちらも満足度の高いライヴだったのでわざわざ遠征したかいあったよ。

その他いろいろ補遺。

・久屋大通公園で雨の中ミグマの物販列に並びながら見た椎名ぴかりん、たった20分の持ち時間でも一度引っ込んで土下座ショーがあるのにちょっと笑った。JBのマントショーみたいなものなのかな。

・同じく久屋のミグマ物販でヨネコ列に並んでいたら、隣のコテジュン列に妙齢のおば様が。前に並んでいるコテ推しのヲタクがもしやと話しかけてみたら、やはりコテジュンのママだったと。愛知県凱旋ということで、この日はボード掲げられていました。

・【悲報】X-HALLに移動中、ポケットからiPhone出した時に、夜のために1枚残しておいたミグマの特典券がひらひらと地面に落下、あれっと拾う間もなく通りがかった車が轢いてそのまま持って行ってしまう。数メートル先に停車したタイヤにくっついてるのが見えるんだけど…。

・懲りずに買い足してコテジュンにさんに初めてご挨拶したけど、ちょっといろいろヤバかった。

・でもいまんとこアマリさん推しです。
IMG_1120.jpg

・野外ミグマ、ぜひちゃんとしたPAの大音量でやってほしい。The Field Of Heavenのような森の中なら最高。

今回の主催は名古屋の「ヴィジュアル系ロックアイドル」mistress。地元のイベンターさんがついていて冠つけているとはいえ、5会場50組のアクトを集めての大きなフェスを主催してしまうというのは凄いです。この日は裏でチームしゃちほこの「しゃちフェス」もやっていたわけで。願わくば、数々のピンチケどものやらかしにメゲず、来年以降も継続していただきたいところ。まあ…もうちょっと、この、タイムテーブルなんとかならないかな…なんて思ったりはするんですけど。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2017/06/26 00:17】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ヰタ・セクスアリス、NASCA CAR(ゲスト:ホカダナオミ)、マリファナボーイズ(6/10、難波BEARS)
ナスカカーとヰタ・セクスアリス、大阪の誇る老舗アンダーグラウンドレーベル「Gyuuune Casette」の須原氏がギターとベースを弾きまくる組み合わせ。もちろんベアーズです。
IMG_0897.jpg
本日禁煙、でも他のものならオッケーっぽいこの感じ(笑)。

トップバッターはナスカカー。ベース821さんギター須原さんドラムクノさんという強力なバンドと自身の打ち込みの強力ビートをバックに、まずはじゃがたら「タンゴ」を歌いまくるナカヤさん。そして2曲目からはバンドメンバー(おもにクノさん)泣かせの怒涛の新曲攻勢になる。ファーストに入ってた「電子ブルース」のリフ(MELONのパクリらしい)を使った短い曲、「やめちまえ」風のリフ一発のロックンロール、そしてKISHIDASHIN用に用意したトラックを大幅改作したという、前作の「どうにもとまらない」を思わせるグル―ヴィなロック、「Break on through!」とシャウトするナカヤさん最高にイカす。いやほんまナカヤさんヴォーカリストとして強力やと思う。前回の特別企画の電子音インストの「アローン」も面白かったけど、やっぱりナカヤさんが咆哮するナスカカーが好きだ。
でもナカヤさんの歌はここまでで、後半はこれも楽しみにしていた、ゲストヴォーカルにホカダナオミさん(Agnus Dei、ex.マドモアゼルショートヘア!)を迎えてのセット。
まずはナカヤさんのシンセのみをバックに、お馴染みのシンセのベースライン、Eurhythmicsの「Sweet Dreams」!ホカダさんの太い深い歌声はアニー・レノックスに負けていない。歌はいつの間にか日本語になっている。
さらにバンドが加わって性急なパンクっぽいビートで「夢見るシャンソン人形」、そしてド派手なギターリフで始まるハードロック曲を豪快に歌いまくる(あとで調べたらHeartの「Barracuda」って曲)。いやホカダさんハードなロックヴォーカルハマり過ぎ。最後はちょっとかわいい声も交えながら戸川純ちゃんのおなじみ「好き好き大好き」。ナスカカーfeaturingホカダナオミは、ライヴで調整しながら来春にはギューンからアルバム発売予定とのこと、お正月に須原さんのケイノイズでホカダさんが歌っておられたZELDAのカヴァーもぜひ入れて欲しいところ。

マリファナボーイズ、「ボーイズ」だけどギター&ヴォーカル、ギター、ベースの3人の男子とドラムスの女子の4人組。ヴォーカルはワッツーシゾンビの安里アンリ。ワッツーシは数回見たことがるけれど、フジのルーキーステージで途中でドラムをフロアに持ち出して大騒ぎしていたのが印象に残ってる。ジャンクなロックンロールのワッツーシとは違って、こちらは安里さんがフルアコかき鳴らしながらフォークロック色の強い恋の歌を歌う。真ん中でやった曲がハンマービートに13th Floor Elevatorsみたいなテロテロのギターというサイケな曲でちょっと毛並みが変わっていて面白かった。

トリはヰタ・セクスアリス。なんとなく「モダン・デカメロン」が始まった…と思ったらこれはリハで、本編は軽快なロックンロールにファズギターが彩りを添えるテーマソング的な「性的生活」ではじまりそのまま「遅れてきた男」で勢いをつける。
中盤の「天井桟敷の様に」では、歌詞に歌い込まれた寺山修司の作品のタイトルが書かれたフリップを、「Subturrenian Homesic Blues」のボブ・ディランよろしく黒い革ジャンにサングラスのヴォーカル原田さんが歌いながら次々とめくり捨てていくのがイカす。
そしてこの後、須原さんの太いベースがせわしなく走り回る「ヘイヘイ・ミスター!」って曲から畳みかけるように伊藤さんのファズギターがうなりをあげて「空の怪物アグイー」(いずれも曲名不詳)になだれ込んでいくクライマックスの流れが最高だった。しかし寺山修司に大江健三郎って、どんだけ文学好きやんねん。
ぶれひと

アンコールがかかって、「もっとやれー朝までやれー」なんて声に「脱ぐから許して」っつって上半身を脱ぎすてる原田さん、セクシーでした。

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2017/06/11 00:26】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
難波ROCK画報・山本精一+須原敬三+砂十島NANI(6/9、難波BEARS)
6/9は「ロックの日」って、まあ冗談のような語呂合わせ以上の意味はないけれど、今回のライヴの煽りが「2時間に及ぶロックの中核実演LIVE」、これは見たい。
仕事が終わった時点で8時半過ぎてたし、アンコールくらい見られたら、とベアーズに向かった。

ベアーズに着いた時点でたぶん1時間以上廻ってて、「もうすぐ終わりですよ」とか言われながら入場したら、「DISCORD」のハードなリフが鳴り響いているところだった。おお、ロッキンや、と思ってるとエンディングからヌルッとそのまま最後の曲、はちみつぱい「コウモリが飛ぶ頃」に。これがなんと20分超える長尺。更にアンコールで羅針盤最初期の曲「カラス」ともう1曲、十分に楽しませてもらった。

山本さん、どうも喉の調子悪かったみたいで、「コウモリ」も「カラス」も須原さんにメインヴォーカルを任せて、もっぱらイフェクター少なめのシンプルなセッティングでうるさいギター弾きまくる。あとでご自身が解説していたところでは、今日は「ロック」がテーマなのであえてふだん禁じ手にしているブルーノートスケールを入れまくったとのこと。
NANIさんは自分の中ではサイケ奉行でのハードなプレイの印象が強い。山本さん須原さんとのトリオで見るのは3年前にこのベアーズで慶一さんのControversial Sparkと共演した時以来か。あの時は「Rhapsodia」の曲を中心にストレートにハードロッキンな演奏だったと思うのだけど、今回「コウモリ」「カラス」みたいなゆるっとしたジャム曲(山本さんいわく「同じ曲ですね」w)が、演奏が白熱するにつれてNANIさんが前のめり気味に煽るようなドラム叩くもんだから、どんどん加速してめっちゃハードな演奏になるのが面白かった。クリシェでロックしても一筋縄でいかないのはさすが山本精一だ。

アンコール終わってから、なぜか山本さん上機嫌でおしゃべりが止まらず、昔話したり解説したり告知したり(なぜか人形劇での登場が多いw)とずっとなにかしらしゃべってて、なかなか引っ込まないのがおかしかった。
アンコールの2曲目は何かのカヴァーだったっぽいのだけど、なんだったんだろう。
続きを読む

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2017/06/10 20:05】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BIRD RIGHT?-一条さえき・ラスト公演(5/30、新宿LOFT)
AqbiRec総出演のThere There Theres一条さえき最終公演。
ゼアゼアは2部にわけて今持っているレパートリー全曲を披露。

春野さ子(O.A.)
1. パステルロード
(MC(ミサイル警報システムについて)
2. 愛くるしくて瞑想中

There There Theres その1
1. Karma
2, World, World, World
3. yOUらり
4. ホーネット’98
5. c.a.n.d.y.

MIGMA SHELTER
1. Intro~Deeper
2. mo’ strain
3. Joint
4. Svaha Eraser

CLOCK & BOTAN
 
1. アイスクリーム
2. トゥインクル
3. 或いはドライブミュージック(アコギ弾き語り)
4. グルーミィ
5. 夏のアッチェレランド
※あーやんポニテ

There There Theres その2
1. Upstairs Down
2. 2SoundDown
3. メタリクス
4. プリティ・シャロウ
5. 無罪:Honeymoon
6. 憂鬱のグロリア(田中ストップ、リフト注意)
7. IKENIE
8. サーカス&恋愛相談
9. the Edge of Goodbye
10. 男の子女の子
11. rainy dance
12.. ペリカン
(さえきコール)
E1. Asthma
E2. RadicalHead
(さえきあいさつ)


さえ

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2017/05/31 23:27】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「Upstairs Down」インストア無料ミニライヴ(5/28、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
エクストロメを中座して、There There Theresのファーストシングルのリリースイベントを身に行きました。
大阪でのリリースイベントは、もちろんThere There Theresとなって初めてです。

1曲目「2Sound Down」はサウンドチェック代わりかな、マイクの調子やオケの音量のちぐはぐがなんとか落ち着いたところで、れーれこと有坂玲菜からMCがあって、CDに収録の3曲を曲順通りに流れ。
かりんとさえき以外の3人はなんと有線マイク使用で、あの振付でステージ中ぐるぐる回るもんだからシールド絡まりまくって大変なことに。「Upstairs down」のバンジョーのところで、れーれがいつも腕の上をてくてくと虫が(?)這い回る振り付けがあるのだけど、今日はケーブルの上を走っていた。
再度MCがあって、絡まり合っていたマイクケーブルをほどいて、ボーナス的にCD未収録の新曲「メタリクス」「IKENIE」2曲の披露へ。「IKENIE」もいいけど、「メタリクス」、始終うにゅうにゅと這いずり回っているベース音が快感。これはやっぱりCONPASSあたりのライヴハウスで聞きたい。

この日はひと月ぶりに2ステージゼアゼアをみたのだけど、ゼアゼア良かった。思ってたよりずっと良かった、ってことは、前回見た時より確実に良くなってきてるってことだよな。新曲存在感あるし、問題はさえき卒業後どうなるか、だ。

IMG_0722.jpg
さえきお疲れさま。

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2017/05/29 23:20】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
前ページ | ホーム | 次ページ