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新春ベアーズ大宴会(1/6、難波BEARS)
新春ベアーズ大宴会ということで、新春かくし芸大会めいた癖のあるアクトばかりの、新年早々ベアーズらしい濃いイベント。
大宴会

ガットギターかき鳴らして高田渡の「ごあいさつ」を口ずさみながら登場したのは奇島残月。素肌に革ジャンがイカす。
いつもヰタ・セクスアリスでサイケなギター弾きまくっているので、こんなふうに弾き語りでちゃんと歌うのを聞くのは初めてなのだけど、すごく達者な歌で、特に何曲もある女ことばの歌が色っぽい。ラスト、少しづつ脱衣しながら歌う「脱衣所でカノン」、おかしかった。

野中比喩と無と有(「むとう」さんと読むらしい)という2人のピカルミントレーナーによるユニット、アイアンテール。6匹のピカルミンを中心に、シンセやいろんな電子鳴り物と声ネタがかぶさりとっ散らかったおもちゃ箱のような、ジャンクでポップなノイズ。最初そこここで「ピカピカ~」と合唱めいた声を上げていたはずがいつの間にかノイジーなカオスになだれ込んでいるのが面白い。というか最後の方でピカルミンが1台回ってきたので、どうやって音が出ているのか把握出来ないまま、でもいじり倒していたら、不意に自分の出しているノイズが聞こえるタイミングがあってめっちゃ面白かった。あとでおふたりにいろいろ教えてもらったけれど、ピカルミンはオーダーメイドに近いもので、みんな一体ずつそれぞれに違っているらしい。
アイアンテール
なおユニット名はポケモンのワザらしいのだけど、エゴサが困難であることが判明したため本日で解散、「アイアンテールス」として再始動予定と。

セーラー服姿の女子2人組パフォーマンスユニット盆と正月前回0gで見た時は音声トラブルもあってちょっと微妙な感じだったけど、今回は完全にコントロールされていてすごく面白かった。
盆と正月1

盆と正月2
バックに流される映像や録音されたトラックと、ライヴのキーボードの演奏や朗読・歌などのボイスのコラージュの塩梅が絶妙で、特に最後の歌パートはすばらしくサイケだった。中盤の朗読のテキスト、「先生」と思いを寄せる「ミネコ」の登場する物語は以前も彼女たちのステージで使われていたような気がするのだけど、出典はなんだったのか、あとで聞こうと思っていたのに聞きそびれてしまったな。羽根付きなどもあり全体的に正月ヴァージョン。
カッコ付きの「少女性」をテーマとしているようでもあり、それはただの意匠のようでもあり、でもまた見てみたい。

マッキントッシュでポップアウト、スハラケイゾウ(g)・ホカダナオミ(vo)・高野陽子(b)・タジマアヤ(key)・Emmy Kunocovic(ds)による80年代を代表するガールズバンドZELDAのトリビュートバンド。去年おととしの正月にここで行われた「ノイズ新年会」でアニソンカヴァーのバンド「けいのいず」として登場したのだけど、去年2曲演奏したZELDAカヴァーが素晴らしくハマっていたので、今年はそれ専門のバンドとして登場した模様。バンド名はZELDAのファーストソノシート盤のタイトルだ。
サウンドチェックで「エスケープ」をほぼ1曲やってて、もうその時点で高まる。 今回の演奏曲は「Ash-Lah」「うめたて」「スローターハウス」「と・ら・わ・れ」「開発地区はいつも夕暮れ」「セイレーン」と、前回演奏したファーストの曲に加えてセカンドアルバムからの曲も含めた6曲。すごく好きな曲だけどどちらかといえば地味な「スローターハウス」をセットに入れてもらえたのがうれしい。
なんといってもホカダさんの歌が、正調のロックヴォーカルしていて見事な歌いこなしぶりである。マドモアゼルショートヘア以降、ヴォーカリストよりAgnus Deiというダークアンビエントのノイズユニットをメインでやっていたのが、最近NascaCarなどで歌い出しておられるのはすごくうれしい。
アンコールがかかって、もう1回「Ash-Lah」で〆。来年もぜひお願いしたい。
マッキントッシュでポップアウト

ZELDAのセカンド「CARNAVAL」はムーンライダースの白井良明のプロデュースで、パンキッシュな印象の強いモモヨ(リザード)プロデュースのファーストアルバムに比べて格段にポップなサウンドとなった。カラフルな彩りがされながらも、ファーストのダークな陰りはまだキープされていて、ちょうどいい塩梅に入り混じっておりすごく好きなアルバムだ。「スローターハウス」はもちろんカート・ヴォネガットJrの小説「スローターハウス5」からモチーフを取った曲。
ひさしぶりにZELDAの曲を聴いて、年末のAngelin’Heavy Syrupのリイシュー盤を聞いたときと同様、自分の好みの一貫性を強く感じました。ここからBELLRING少女ハートは一直線でつながっている。


withのなかさん
アイアンテールス野中さんと。

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盆と正月さんと。
チェキ1枚500円とか、撮るでしょ。
バンドさんもチェキやればきっと撮りたい人いると思うんだけどな。僕なら撮りますよ(*''ω''*)。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2018/01/07 23:00】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
月亭可朝Wレコ発「可朝さんは来ないけれど、、、新春大放談付きスペシャルスリーマン」(1/4、難波BEARS)
一昨年の夏のベアーズでの豊田さん企画、行けなかったのだけど、月亭可朝師匠をメインに、ソルマニア、工藤冬里そして豊田道倫という、ちょっと考えられないようなメンツだった。そしてその後豊田さんとの親交を通じて可朝師匠の新曲リリース(タイトルがNGでメジャーからのリリースがリジェクトされて豊田道倫の個人レーベルからのリリースとなった)とメジャーからのベスト盤リリースがあり、今回の豪華メンツでのリリースイベントが決まった。
…ところがまさかの師匠キャンセル。結局豊田道倫・山本精一・川本真琴のスリーマンとして実施されることに。さらにオープニングアクトに新鋭ノイズ女子角矢胡桃も出るってんだから文句はない。
ベアーズ初め
ベアーズ初めだ。

まずはその角矢胡桃、秋にハイパーギャルとしてのステージは見ているけれど、ソロのステージは去年の夏のベアーズ豊田さんのイベント以来。あの時は着いたら終わるところだったので初めてじっくり見られた。ストロングスタイルの激烈なノイズ、途中でいきなり低音がブーストした時には痺れた。終盤、接触が悪いコードをいきなりぶちっと抜いてさし直すあたりの無造作さが音にもいいように反映していて、かっこよかった。
角矢さん

山本精一、今日はいつも黒いストラトではなく木目調のセミアコのテレキャス。まずガツンとギターノイズから「赤ん坊の目」に突っ込む。シールド抜き差しのノイズを伴奏に歌う山本さんが最高。スカムで染みるひさびさの「なぞなぞ」セット、これは嬉しい。
珍しい曲といえば羅針盤の「ひとりのくに」、ひさしぶりに聞いたなあ。最後は「名前なんてつけたくないうた」から続けてまるで双子の兄弟のような「まさおの夢」。
1.赤ん坊の目
2.もの投げるなや
3.人形が好きなんだ
4.ロボット
5.ひとりのくに(羅針盤)
6.名前なんてつけたくないうた
7.まさおの夢(Phew+山本精一)

川本真琴、まずはアコギ弾き語りで年末に出来たばかりという新曲。まるで日記みたいなシンプルな歌で、「いつまでも好きなところにいたいと思うことは悪いことなのでしょうか?」ってフレーズにぐっと来た。おれもこの歌みたいに年末渋谷で、ええ年こいてアンダーグラウンドなとっても素敵な場所にいたなって。
キーボードに移って、弾き語りで数曲。変わらぬキュートな歌声にとろんとしてると、なんと最初期の大ヒット曲「1/2」、うわあこんな曲歌ってくれるんだ。
そしてここでゲスト山本精一登場。キーボードの弾き語りに、絶妙なナチュラルなトーンのギターの彩りを加えて数曲、これが素晴らしかった。山本さんの伴奏リードギターまじ最高でしょ。
そして最後はゴロニャンずの三沢洋紀・植野隆司との新ユニット「ザ・シャドウ」の曲を2曲、山本さんのギター伴奏で披露。これは植野さんかなって感じのバンカラでブルージーな曲に山本さんのノイジーなギターががっちり。さっきまでの繊細なサジ加減の絶妙さからの落差がめちゃ面白い。

濃い濃い出演者の間をつなぐ竹腰康弘のDJがボサノバだったりシティポップだったりとするっと洒落ていて良かった。サニーデイの「苺畑でつかまえて」とか気持ち良くなっていると、トリの豊田道倫が登場する。

豊田道倫、いきなり凄く聞き覚えのある曲…ニール・ヤング「After The Gold Rush」じゃん。日本語詞がオリジナルすぎて別物みたい。
今朝喘息の発作が酷くて駆け込んだ市民病院の女医が可愛かったという話で、実際のその女医さんの診察風景の隠し録りの音声から「僕と一緒に田舎に帰ろう」みたいな妄想の会話に、そのまま歌の世界に入っていく。これはわからなかったけど、松山千春の「足寄より」。さらに大好きな「東京の恋人」、この曲たしか川本さんが参加していたんじゃなかったっけ。新曲数曲(この日売っていた新しいCDRの曲)そして「2011」のギターのカッティングがカッコよすぎる。
ベアーズの楽屋が広くって、ちゃんとトイレあるって話から、「フィッティングルームもある」(絶対ウソだろw)という流れで最後も新曲「フィッティングルーム」。
MT
1.After The Gold Rush(ニール・ヤング)
2.足寄より(松山千春)3.東京の恋人
4.105
5.まぶしい
6.2011
7.フィッティング・ルーム

最後は豊田道倫・山本精一・川本真琴3人が再度登場して「新春大放談」。可朝師匠がキャンセルになった時に、川本さんからどうしてもなにかスペシャルなものをやりたいというリクエストがあってやることになったのだと。1時間以上しゃべってたんじゃないかな、予想通りのグダグダっぷりだったけど、まああのメンバーじゃ仕方ない。可朝師匠の「ノイズ」の話、川本さんのヤバい時期の話、アルバム作成の際のプロデューサーの必要性の話とか、ああ、そこもっと突っ込んでほしいという瞬間がいっぱい。話をわかってて上手く突っ込める人が司会にいたら良かったのになあ。

せっかくのW レコ発なので物販で月亭可朝のベスト盤買おうと思ったのだけど、さすがに主役不在でレコード会社の人間は来ていなかったようで買えず。かわりに豊田道倫の去年の最新CDR2枚と、川本真琴のザ・シャドウのCDRを買って帰った。

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【2018/01/05 23:53】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
へっぽこーずのカウントダウンSPナイト〜歌は世につれ世は歌につれ〜(12/31、渋谷TSUTAYA O-nest)
AQBIDIGが終わって、深夜の部まで多少時間があったので軽くなんか食おうと街に出たのだけど、駅に近づくにつれて人が多くて店はどこも長蛇の列、これは駄目だと屋台でケバブ買ってすごすごと戻った。渋谷の街なぜかケバブの屋台が多い。
もうすでにこの時点で昼の部から10時間とか経過していて、かなり草臥れている。というか腰が痛い。わが身の加齢を意識せざるを得ない
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この日3回目の入場のO-nest、エレベーター降りてバーコーナーに入るところにジャド・フェアの切り絵が飾ってあるというだけで信頼できる。

開演23:30の予定がなかなか出てこず、15分くらい押して二人のイラストのTシャツ姿の藤城アンナと柳沢あやのが登場して、まずはフィッシュマンズの「いかれたBaby」から。
以下、2時間以上にわたるゆるゆるのイベントはおおむね下記のような流れであった。

1.いかれたBaby
(カウントダウン、鏡割)
2.UNDO
3.丸の内サディスティック(w/ヨネコb、セイセイg)
(トーク)
4.セーラー服を脱がさないで(w/アマリ、コテジュン)
(トーク)
5.だいすき(w/カイ、れーれ)
(トーク)
6.1000のバイオリン
7.D.S.P~だいすぴっ
8.夏の終わりのハーモニー
9.夢の中へ
E.UNDO

・カウントダウンはゲストのAqbiRec大人組の面々―カイ・有坂玲菜(There There Theres)、アマリ・セイセイ・コテジュン・ヨネコ(MIGMA SHELTER)、そして春野さ子の7人とともに。

・アンナの買ってきたワインで鏡割り、そして乾杯が行われるのだけど、なぜかセーラー服姿のアマリとコテジュンが酒呑んでる絵はヤバさしかないw
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かんぱーい。

・ゲストコーナーその1はヨネコをベース、セイセイをギターに迎えて4人で歌う「丸の内サディスティック」(椎名林檎)。セイセイ意外に普通に弾けてサマになるね。

・そしてゲストコーナーその2がアマリ・コテジュンを加えて4人セーラー服で歌う「セーラー服を脱がさないで」。なるほどそれでセーラー服だったのね。アンナはAmazonの通販でコスプレ用品買うのが趣味で今回のアニメコスっぽい制服も自前で買ったものらしい。コテジュンは自前で着ていたものらしいのだけれど、あとで東海地方のオタさんに聞いたところでは、中学の制服らしい。中学の制服がまだ入るって…。そして推しのアマリさんのセーラー服姿…尊い…。

・しかし、「セーラー服を脱がさないで」、当時もどうかと思ったけど、今聞くとこりゃ酷い歌詞だね。今例えば例えばAKBがこれだけあけすけに(オッサン目線での)「セックスにあこがれる処女の女子高生」の歌を歌うなんて考えられないよな。

・間に挟まれるトークは」「MIGMA SHELTERあと入り組(ミミミユ・セイセイ)のヤバさについて」とか「カイちゃんのメリクリメール」とかいろいろあって楽しかったのだけど、基本的にその場のことなので細かくは触れない。というか忘れた(トホホ)。
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みんなであざとくコテジュンポーズ(あーやん隠れてしまった)。

・しかし、MIGMA SHELTER勢のトークのスムースさに対して、There There Theresの2人のトークの微妙な空気感と来たらw。このあたりはベルハー時代から変わってなくてなんか嬉しい。ゼアゼア組を迎えてのゲストコーナーその3は岡村靖幸の「だいすき」。カイちゃんノリノリ。

・へっぽこーず、柳沢あやのの基本ストロークオンリーのギターと藤城アンナのカホンというシンプルなバッキングが2人の歌の良さを浮き立たせていて好ましい。ブルーハーツとかフィッシュマンズとかオッサンには歌えない青くさい選曲があーやんの柔らかい声とアンナのまっすぐな声にばっちりハマってる。あとベルハーナンバーは「D.S.P」がいいと思った。

・新ネタ「夏の終わりのハーモニー」からラスト「傘がない」という井上陽水エンディング。、ハーモニーは悪くない。しかしさすがに「傘がない」とかダサすぎない?どっちの趣味なんだろうか。もうちょっとなんか曲ないのか。

ライヴが終わったのが2時半くらい。そこからあーやんとチェキ撮って、特典会終わりまで会場隅でうつらうつらしていた。セーラー服のアマリさんと撮りたかったのに、アマリさん帰っちゃうんだもの。
初チェキ
2018年初チェキはセーラー服のあーやんと。カワイイ。

まあ忘れられない年越しになった。何しろ大みそかの昼間からいろんなことがありすぎた。
楽しかったけれど単純に身体的に限界だ。会場から出たら4時、とにかく腰が痛くて横になりたかったので、人気のまばらな正月の渋谷の街でネットカフェ探して、眠りについた。

いい年になりそうだ。オタ卒の見込みはない。

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【2018/01/01 23:30】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AQBI DIG 04(12/31、渋谷TSUTAYA O-nest)
昼の緒倉かりん卒業公演からインターバルを置いて、夜の部は同じO-nestでThere There TheresをはじめとするAqbiRec勢総出演の主催イベントAQBI DIGの4回目が行われた。
O-nestは一年前2016年の大みそかにBELLRING少女ハートの活動休止ライブ「HELLO WORLD」の行われた因縁の会場でもある。去年のあの日、年が変わる寸前に3時間を超える公演を終え、あいさつもなく退場したBELLRING少女ハートの5人のメンバーは、アンコールのために用意されたサイリウムを振って「ベルハー」コールを叫び続けるオタクたちの前に、改めて姿を現すことは二度となかった。(この日のライヴの模様はYouTubeのアーカイヴで視聴することができる)
あれから1年、 今回のAQBI DIGはゲストを交えず、BELLRING少女ハート崩壊後3組(+1)に分裂増殖したその後継たちの現在をぶつけて、昨年へのリベンジを遂げようという趣旨だと受け取った。

チェキ券

まずはオープニングアクトはいつものように春野さ子から。
おとなしそうな彼女がいきなり1曲目「愛くるしくて冥想中」で前方柵前まで進出し、観客をどよめかせる。いや、柵に上るわけではなく、その場で手を振るだけなんだけど。マイペースの活動ながらそれなりのステージ強さがついてきたのではないかな。真冬に聞く「エアコン・ポップ」も乙です。

続いて2番手、MIGMA SHELTER
2曲目「GIPS」のブレイクの部分で、あれ、あれ、今日は溜めるなと思ったら、いきなりヨネコから「私ヨネコは2月10日でMIGMA SHELTERを卒業します!」。困惑し騒然とする場内をよそに、再開したパフォーマンスは素晴らしくキレ味がよく、3日後にワンマンを控えて仕上がりは上々。
特に先回の大阪のインストアで発表されたドラマチックで複雑な新曲「Compression: Free」が見どころ多くて良かった。大阪からひと月弱、ここまで完成されるんだなあ。終盤ヨネコ・コマチ・ポーポポの3人がシャウトし、他のメンバーが加わるところからミミミユのダンスソロにはいるところのバキバキのサウンドが激上がりポイント。加入して2か月のポポポーポポーポポJrの成長ぶりも目覚ましい。最後はやっぱり「Joint」でヨネコのスキャットでぶちあがり、クライマックスの「幻追いかけて」の大合唱に。やっぱヨネコいなきゃつまらないよ。
ヨネコは卒業後、演技や声優の仕事をやりたいためフリーで活動しながらオーディションを受けるとのこと。今年2回目(1回はフェイク?だったけど)、昨年から通算3回目の卒業発表でついにAqbiRecからも卒業か…。

続くCLOCK & BOTAN柳沢あやのからも、「CLOCK & BOTANは辞めない、おばあちゃんになっても続ける」とファンを安心させておいた上で、春先にAqbiRecから彼女を含めた新しいアイドルグループを始動するとの発表。
嬉しさのためか、この日のパフォーマンスはいままで僕が見てきた数少ない彼女のパフォーマンスの中でも、もっとも安定して力強いものだったと思う。大阪じゃ毎回音響トラブルだったものね。オケ+ギターのオリジナル曲も良かったし、2曲のベルハーナンバーが素晴らしく良かった。弾き語りによる「或いはドライブミュージック」は彼女の歌の一番いいところの出た名唱だと思う。最小限のギター伴奏の塩梅もいい。そしてギターを置いて全身で見せてくれた「アイスクリーム」の躍動感には、新グループで存分に歌と踊りで暴れる柳沢あやのが楽しみになった。
あーやん

そしていよいよこのライヴから新体制、つまり新メンバーを加えてのステージとなるThere There Theresの登場だ。、不穏なSEに続いて「タナトスとマスカレード」のイントロの流れる中、薄暗いステージに一列に後ろ向きに並んだ4人がひとりひとり歌いながらこちらに向き直って動き出す。カイ、有坂玲菜、平澤芽衣、そして新メンバー…。新メンバー!周囲がざわつき出す。みずほ、朝倉みずほじゃないか!そこここで言葉にならない怒号のような叫び声が上がっている。自分も含めて。ああ、間違いなくそこにいるのは、かつてBELLRING少女ハートの象徴的存在だった朝倉みずほだった。「タナトス」で向かい合って互いにお辞儀をして手を合わせる、平澤芽衣と朝倉みずほの二人を見ていると、まるでずっと一緒にいる姉妹の様にすら見えるけれど、こんなことが起こりうるなんて。
タナトス

「タナトス」が終わり、平澤「今晩はThere There Theresです!新メンバーみずほちゃんよろしくね!」朝倉「ちゃあ!」なんてやりとりから「c.a.n.d.y」へ、そして一条さえき卒業後はほとんど歌われていなかった「ホーネット98」と、新加入のみずほに合わせてなのか、前半はBELLRING少女ハート時代からのレパートリーで固め、後半「メタリクス」から「There’s something behind」そして「ペリカン」とThere There Theresのオリジナルナンバーを3曲歌う。
朝倉みずほは新メンバーらしく「There There Theresに付いてきている」という印象。踊り慣れたはずのBELLRING少女ハートの曲であってもゼアゼア用にチューンナップされていて、立ち位置や歌割、細かい動きのレベルで一筋縄ではいかない苦労があったに違いない。にもかかわらずパフォーマンスのキレはさすがで、後半のオリジナル曲でも今の出来上がったThere There Theresに遜色なく付いてきているのはさすが朝倉みずほだと思った。「付いてきている」という印象は歌唱面の印象もあるかもしれない。彼女のもうひとつの大きな持ち味だったあの強い歌声は、残念ながらまだあまり響いてこなかった。特にThere There Theres曲に関しては緒倉かりんの持っていた歌割がそのまま彼女に任されているわけではなく、まだ様子を見ながら少しずつ出していこうとしているのではないかという印象を受けた。今後の田中Dの腕の見せ所だろう。
緒倉かりんを失ったThere There Theresで、新しく加わった朝倉みずほがどう存在感を発揮していくか、先行きについては楽しみしかない。

なにより自分の大好きなThere There Theresで、自分の大好きな朝倉みずほが生き生きと歌い踊っているって事実だけで、僕にとっては十分すぎるほど十分だ。彼女がBELLRING少女ハートを卒業した時とは違うバッサリと短く切った髪で、でもいつものトレードマークのゴーグルを首に下げて、新メンバーとして目の前に登場した瞬間の不思議な興奮は、生涯決して忘れないだろう。見慣れたThere There Theresの空間に朝倉みずほがいるちょっとした違和感と、逆にこの場に彼女がいる圧倒的な整合感。やっぱり朝倉みずほがいるべきところはここだと強く思った。
おかえり、みずほ!

特典会2
特典会で。めいちゃ(平澤芽衣)とみずほ、姉妹感がある(ちなみにみずほの方が妹っぽい)。

さ子ちゃん
春野さ子ちゃん。今年はそろそろ大阪でもライヴ見たいな。

CLOCK & BOTANやMIGMA SHELTERは過去最高レベルにいいライヴだったし、衝撃のThere There Theres朝倉みずほ加入の瞬間を目にすることができたというだけでも最強のイベントだったのだけど、さらに新グループやヨネコ卒業などのニュースもあり、何が何やらわからないまま2017年はあと少しで終わりである。
さすがにちょっと疲れたのだけど、まだこのあとカウントダウンイベントがあるのだ。
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【2018/01/01 23:16】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
HiGH VOLTAGE Special -PiGUけいかりんぽっぷ生誕祭特別公演-(12/28、梅田amHALL)

さて、数時間のインターバルを置いて夜の部。昼と同じアムホールで、昼間出たグループをゲストに、大阪のアイドルグループPIGUのメンバーの生誕イベントということらしい。There There Theresとしての緒倉かりんはこれが本当に最後の大阪のステージとなる。
タイテ

昼間に続いて平日のまだ早い時間ということもあってか、観客の出足は鈍いまま、一番手にさっそくアコースティックギターと共に柳沢あやのさん、CLOCK & BOTANが登場する。
しょっぱな「グルーミィ」の途中でいきなりオケの音が消えるトラブル発生、でも慌てずそのままアコギのみで歌い通すあやのさん。そのまま2曲目「Go to blues by train」もさくっと弾き語りで歌ってしまう。これが良かった。あやのさん場数踏んでなんとでもできるところが強い。しかしトラブル多いよな、大阪でまともに音響トラブルなしでできたことないんじゃないだろうか。演出でわざとやってるんちゃうかってくらい。前回の大阪は不安定さ全開からの逆襲がすさまじかったのだけど、今回はすごく安定していて、それはそれでかわいらしい。ギターの音響を別にすれば100点の出来だったんじゃないかな。弾き語りの「UNDO」から何食わぬ顔で復旧したオケに乗せて「リフレイン」で4曲の短いセットが終了…と思いきや、鳴り響くお馴染みのギターリフ!ばらばらっと登場したThere There Theresの面々とともにお馴染み「the Edge of Goodbye」、そしてさらに「get rid of the chopper」というベルハー時代からの沸き曲をThere There Theres+柳沢あやの(CLOCK & BOTAN)というコラボで歌い、曲席を沸かせる。
2曲、それも「エッジ」や「Asthma」以外の曲でのあーやんとゼアゼアの共演はかなりレア。あとライヴでゼアゼアの「エッジ」を見ることなんかめったになかったのだけど、振付が意外にかっちりとしていて新鮮だ。
そしてあやのさんがはけていく間もなく、「めいちゃ」平澤芽衣の「There There Theresです!」のあいさつと共に「RadicalHead」が始まりさらに「ペリカン」へとゼアゼア曲で畳みかけるようにぶち上げていくと、ここで緒倉かりんに青いサイリウムが会場中で点灯される。正直昼の部のダークに魅せるステージがよすぎて、夜の部は何するんだろうと思っていたのだけど、そうだ、この楽しそうな笑顔のおぐらのパフォーマンスもこの4人のゼアゼアの魅力だったな、と再確認。
もちろん現在のゼアゼアの完成形である「There's Something Behind」はちゃんと見せた上で、そのダークなムードを引きずったまま激しい「rainy dance」へ。あーやんから引き継いだ落ちサビがおぐらの見せ場の曲だ。最初に見た時は弱々しくて、今にも泣きだしそうで大丈夫か心配なくらいだったのに、いまでは堂々と歌い上げている。
最後は「Asthma」。正直ドルイベでこの曲が盛り上がる度に、ゼアゼアはこの曲だけじゃないんだよくらいに思っていたのだけど、この日のエンディングがこの曲の輝かしい笑顔で締めくくられたのは異論がなかった。本当に笑った。おぐら、ありがとう。

さて、この日は並行物販で、ゼアゼアの物販のために次のヤなことそっとミュートは途中で抜けなきゃならないかもなんて思っていたんだけれど、どうしてどうして、ヤナミューがまるでゼアゼアのぶち上げセトリを受けたかのように、初めてのMV曲「カナデルハ」から一番人気曲「Lily」とさらにぶち上げて来て、さらに彼女たちの中では一番楽しくアイドルらしい「Orange」へと抜けることを許さない。後半はまた新曲を続けて聞かせるのだけど、2回目の「Phantom Calling」がポストロック的な複雑な曲をなでしこさんとまにさんの歌声の掛けあいで駆け上がっていくスリルに震えた。ヤナミュー、来年にはもうこんな手の届くところで見られないんじゃないかくらいのスケール感がある。結局最後まで堪能した。

なでさん
ピンボケ気味だけど「Orange」のなでさん、いい笑顔。
ゼアゼアはとにかく全力で楽しんでいたので写真はなし。

イベントはまだ始まったところだったけれど、朝の墓参りから1日草臥れてしまったので、主催の方には申し訳ないけど早々に退出させていただいた。長すぎるよ!

そして大みそかのかりんラスト、やっぱり行かなきゃなって気持ちに大きく傾いていた。

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【2017/12/29 22:13】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
new encounters SP Vol.16 ~大阪の陣~ (12/28、梅田amHALL)
去年の今頃はBELLRING少女ハートが年末の活動休止に向けてのカウントダウン中で、最終公演のチケットが取れず悶々としていたのだった。There There Theresとして再始動して最初の年越しになるこの年末、大晦日に新メンバーのお披露目があるらしいということで、現行の4人体制ラストの大阪ということだったのだけど、数日前にいきなり最年少メンバー緒倉かりんの大晦日の昼の公演での卒業が発表され、まるで意味が全く変わってしまった。毎年落ち着かないAqbiRecの年末だ。

アムホール

タイテ

午前中お墓参りを済ませて会場につくとNEVE SLIDE DOWNの出番中。我儘ラキアをなんとなく眺めているうちに、CLOCK & BOTANの出番がやってくる。まず「Go to blues by train」と「リフレイン」の新曲2曲をオケ+アコギで歌ってから弾き語りで「トウィンクル」披露し、ふたたびオケで「グルーミィ」というオリジナル曲のみのセット。およそアコギの音には聞こえない音響はいまいちだったけど、ザカザカギターかき鳴らすあーやんの調子はギターも歌もすこぶる安定しており、すごく良かった。
クロタン


初見のHAMIDASYSTEM。沸き要素ゼロのミニマルな楽曲にジャンパースカートの制服風の4人メンバーがシアトリカルなパフォーマンスを見せる。ファンには元ベルハーヲタからの流れがあるというのも頷ける。面白かった。大阪でクロタンからヤナミュー・ゼアゼアの間に挟まれたことでうまく届くべき層に刺さることができたステージだったのではないかな。

ヤなことそっとミュート、大阪はなんと8月のYSM01以来とのこと。「ヤなことFRIDAY」のSEから、先日の赤坂Britzのワンマンで披露されたばかりの新曲「Phantom Calling」で始まる新曲中心の攻めのセット。ギャリギャリってギターのイントロがイカす難曲「Phantom~」、ヤナミュー節ともいうべき疾走感あふれる曲になでしこと間宮まにの歌が炸裂する「Reflection」、メロコア調の「クローサー」と新曲バラエティに富んでいる。個人的にはシリアスな「Sputonik Note」からぱっと明るく笑顔が溢れた「palette」の流れがよかった。先月のAQBI DIGで見た時も思ったけど、貫禄あるなあ。堂々たるものです。
まにまに
<セットリスト>
(SE)ヤなことFriday
1. Phantom calling
2. Reflection
3. sputnik note
4. palette
5. クローサー
6. Lily
7. am I
8. No Known

いよいよThere There Theres登場。いきなり「2soundDown」から「c.a.n.d.y.」とハードなオープニング。「ペリカン」「IKENIE」とゼアゼアオリジナル曲でエモーショナルに高まってきたところで「low tide」。去年の今頃は朝倉みずほがこの曲であの印象的なソロパートを担って真ん中で歌っていて、そこで胸が一杯になってラストの「あと少しこのままでいれたら」で完全に涙腺が決壊していた。みずほなしでこの曲が成立するなんてことは考えられなかった。それがどうだろう、儚いソロパートのみならず前半後半のエモーショナルなパートでも強い歌声を聞かせてもはや完全に緒倉かりんの曲となっている。そしてそれももう終わるんだって。
かりんのlow tide

「憂鬱のグロリア」から「Asthma」で盛り上げといて、この日はもう一度見せ場を作ってくれる。最後は息を呑んで見守る「Room24-7 」から「There's Something Behind」。
めいちゃが目を真っ赤にして涙をこらえてる。
めいちゃ
<セットリスト>
1. 2soundDown
2. c.a.n.d.y.
3. ペリカン
4. IKENIE
5. low tide
6. 憂鬱のグロリア
7. asthma
8. ROOM24-7
9. There's something behind

で、この日は同じアムホールでまだ夜の部があるのです!

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【2017/12/29 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BEARS 30th Anniversary!!! LAST GIGS (12/27、難波BEARS)
昨晩でベアーズ納めの予定だったのだけど、Santana+Sun Raというバンド名のインパクトにちょっと抗いがたくて仕事終わってから駆けつけてしまった。今日でほんとにベアーズの年内最後の営業、題して「LAST GIGS」…って、BOΦWYかよ。
LAST GIGS

到着した時には一番手のBOGULTAが終わったところ、2番手のカラフトワークから見ることができた。
カラフトワーク、ギター、ギター&ヴォーカルのカマチさんを中心にギター(須原さん)、ベース(女性)、ドラムス、テルミンの5人組で、たぶんちゃんと見るのは2回目。コンビニの白いレインスーツにビニールテープを貼った手作りの防護服と、電飾の施されたピラミッドパワーの帽子、サングラスのコスチュームがイカしてる。
バンド名どおり1曲目はKraftwerk「ロボット」からなのだけど、ニューウェイヴというよりノイジーなギターロックで、パンキッシュなスピード感がかっこいい。終盤にはふたたびKraftwerkのカヴァー、こちらはオケに合わせて「電卓」。ゆるめるモ!にベアーズから対バンするならイチオシのバンドだな。(2年前ならベアーズであったかも)
カラフトワーク

そして長いセットチェンジを挟んで、この日のメインアクト、Santa Ra
事前に公開されたメンバーは以下の通り。河端一 (guitar, electronics)、田畑満 (guitar, guitar-synthesizer)、津山篤 (keybord)、森田聖 (bass)、松元隆 (drums)、Bata (drums)、ジジのほっぺたろまん (tabla)、光聲 (madsax)、Kamach (costume)。カラフトワークのカマチさんが衣装でクレジットされてる!
まずはタブラでビートが叩きだされて、Sun Raの太陽エンブレムみたいなのをかぶったカマチさんが現れてフロアで鳴らす謎の電子音がひゅんひゅん飛ぶオープニング、ここに2台のドラムスとベースのリズム隊が加わってポリリズミックなビートを刻みだす。そして繰り広げられるギター2本、サックス、キーボード、良く分からないものによる30分の集団即興ということで、サンタナ+サン・ラの看板に偽りなし。しかし、まずは、何と言ってもカマチさんが百均で揃えた材料で作り上げたというSun Ra Arkestraコスチュームの再現度が半端なくて、フロントメンバー登場するなり大笑いしてしまった。
サンタラ
なぜかELPの「タルカス」を被って派手にキーボード弾き倒す津山さん、「Space Is the Place」の冠で会場睨めつけてクールにギターを弾きまくる「ミツコ」田畑さん、ゾウ(ガネーシュか)の被り物なしでも充分浮世離れしてる河端さんと、Acid Mothers Temple組のフロント3人のヴィジュアルの存在感が強烈すぎる。
ちなみに津山さん弾いてたのはハモンド、そう書いてあったから間違いない。
ハモンド

全力でアホらしいことする、いかにもベアーズらしい最終日でした。
楽しかったな。行って良かった。
2017年ベアーズでライヴ見たのは多分25回。もちろん会場としては一番多い。
2018年もよろしくお願いします。

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【2017/12/28 21:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
30周年ラストイヴェント・ベアーズバンケット (12/26、難波BEARS)
べヤーズバンケット

年末のベアーズ企画、ということで今日は山本店長による振る舞い酒コーナーが設けられており、獺祭がすごい勢いでなくなっていきます。
振る舞い酒コーナー

黒岩あすか
1.海
2.世の中
3.台風の目
4.こんな風に過ぎて行くのなら(w.須原敬三g)
5.泡沫
6.1
今回は最初に見た時と同じ、ガットギター弾き語りのセット。
こちらがそのスタイルになじんできただけなのかもしれないけれど、最初に聞いたときは消え入りそうだと思った歌声、ずいぶんと強度を増しているのでは、と思った。シンプルなギター伴奏に歌声が歌がくっきり浮かび上がる。ラストに歌われた夏の情景を描いた詩の朗読の曲、どこにもそんなことは歌われていないのに深い喪失感を感じて打ちのめされる。
須原さんの伴奏で歌われた浅川マキのカヴァーも良かった。夏の「裏窓」といい、マキさんの歌と黒岩さんの声、相性がいい。

ann ihsa
前回2月に見たときは3人組のバンド編成だったのだけど、この日はソロで、1曲ごと趣向を凝らしながらほっこりと優しい歌を聞かせてくれる。まずはカセットテレコから流れる環境音をバックに、黒ストラトを爪弾きながら歌を聞かせる。次のきれいな曲では終盤レコードプレイヤーからスクラッチノイズが高鳴る。そして客にマラカスを振らせて1曲。観客を取り込んだ上で最後は満を持して、「優しい犬」。観客(5匹ぐらい)のわんわんを交えて、最高になごむひとときであった。
アンさんのカセット
物販で売っていた彼女のカセット、会場限定パッケージ。これめちゃかわいない?
割らないとカセット取り出せないって。こんなん割られへんやろ(笑)。
見ている間に売れてしまったので、割らなくても聞けるカセットを購入。(結局DLコードで音源DLしてるんだから、限定パッケージにしておけばよかった)

須原敬三
すはらさん
山本精一のサポートや、津山篤の時代劇サイケバンドサイケ奉行でベース弾いてたり、自らのバンド他力本願寺でギターと歌を担当していたり、またその他数々のバンドでベースやギターで参加していたりするベアーズの主みたいな須原さんだけど、ソロのライヴはほとんど見たことがない。かなり貴重なライヴだったのではないか。
「僕なんか黒い魔女と白い魔女の間の前座…じゃないや中座?ですから」などと言いながら、ミントグリーンのストラトかき鳴らしての弾き語り。自称「歩く水木キャラ」の異彩から放たれる他力本願寺でお馴染みのどろっとした歌声は、個人的にかなり魅力的だと思う。もちろん弾きまくるギターはソロでも健在。他力本願寺のレパートリーなどの中に1曲、休みの国のカヴァーが。77年のアルバムから「オレはのら犬」、初めて聞いたけれどいい曲でした。

山本精一+西滝太(DUO)
トリはベアーズ店長山本精一(g)とPARAのキーボードでもある西滝太(Keyb)のデュオ。
山本さんのギターも西さんのキーボードも浮遊感のあるミニマルな感じからはじまり、次第にギターが激しく駆けあがっていく。また静まっては激しくなりのくり返しながら、キーボードは割とシンプルなピアノ、ギターも少しディストーションのかかったナチュラルなトーンが中心で、ノイジー炸裂することなくひたすら心地のよい音を奏でていく。天に昇るような心地で、終盤ふらふらと踊りっぱなしの30分でしたわ。

山本・西セット

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【2017/12/27 15:16】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BEARS 30th Anniversary‼ 「ししょう祭り2017」(12/23、難波BEARS)
ししょうまつり

フロアに流れるのはピストルズに始まりアンダートーンズ、ジョニー・サンダーズ&ハートブレイカーズ、そしてダムドといった70’sパンククラシック、そして観客もエッグプラントとか西部講堂とか(ぼくは話でしか知りません)そういうシーンをリアルタイムで経験してきたんだろうなっていう年季の入ったオールドパンクスばかり。

他力本願寺
そんな中登場した他力本願寺、今年ラスト。スハラさんの「大先輩のなかで緊張してます」みたいなMCどこ吹く風でオッサンにファンの多いという(それはオレ)長濱さんのリードギターが火を吹き、今日もかっこよかった。
けむり/しんしんしん/鍵をなくした女の子/太陽/夏のうたの5曲で40分。はっぴいえんどカヴァー「しんしんしん」は難しいアレンジで、まだもうちょっとこなれそう。長濱さんのリードギターは松本隆を意識してる?「夏のうた」は中期羅針盤を思わせるゆるりとしたサイケデリックなジャムで始まり本編は初期羅針盤の「カラス」や「こうもりの飛ぶ頃」のようにどろどろに展開する10分超えの大曲。

元OXZのギター・ヴォーカルMIKAや元コンチネンタル・キッズのドラムのタカミらを擁する新バンドBLUEDIE。MIKAさんの迫力のあるヴォーカルとタイトなビートがカッコいいオールドスクールなパンク。スカっぽいビートの曲もいい。もしかしたらパンククラシックのカヴァーもあったのかも。Shocking Blueの「Venus」やPat Benetarの「Heartbreaker」のカヴァーも楽しい。 ラストは「Imagine」。

ししょうバンド
トリはShiShowband(北嶋健也vo.g,津山篤g,森田聖b,里正浩dr)。白いゴージャスなファーのコート姿で登場のししょうこと北嶋健也さん、たぶん15年くらい前に羅針盤と対バンでファンダンゴで見た覚えがある。どんな音だったかはすっかり忘れていたけれど、その甘い陰りのある歌声は一発で思い出した。女言葉で歌われる情念の世界はなかなかこのシーンでは他にいない。合いの手のようにレスポール弾きまくる津山篤さん。プログレな展開を見せる「アメリカシロヒトリ」の歌なんかは当時も歌っていたレパートリーだ。
最後にMIKAさんとタカミさんがゲストで登場し、「前回15年前にベアーズに出た時に今年亡くなったトクさん(徳山喬一)とやった曲o」を。

oxz

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【2017/12/24 14:22】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
AqbiRec合同インストアライブ(12/3、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
楽しかったAqbiRecのアイドルさんたちとの2日間の最後を締めくくるのは、大阪のアイドルインストアイベントの殿堂・NU茶屋タワーで3組合同の新作予約会。3組のミニライブと特典会というメニューである。

オフ会が終わってからなんだかんだしていて開演時間ギリギリに会場についたら、ステージ上ではゼアゼアの4人が入念なストレッチをしている。いったん引っ込んで、10分くらい押し気味で、まずは一番手There There Theresが登場。
いきなり「There's something~」で始まり、セカンドシングルの3曲とファーストシングルの2曲というインストアらしいセット。1月末発売予定のサードシングル曲はまだ形もない、ということで最後は、なぜかぶりぶりカワイイアイドルと化したゼアゼアの3人による新曲構想打ち合わせ。
かりん「私はラップを入れたいかなあ♡」
カイ「EDM♡」
れーれ「PV撮影で目が♡になるやつとか、もうちょっと一般受けするのがやりたい」
めい「一般受けなら何といっても、コブシの効いたエ・ン・カ♡」
「カ・ワ・イ・イ⤴」
みたいなやりとりの結果新曲は「ラップで演歌でEDMでタイトルは『漆黒のなんちゃら』」になるようです。でも最後の最後に「athmaやrainy danceみたいなこれぞゼアゼアっていうガツンとした1曲が欲しい」ってガチリクエストぶっこんでくるれーれが素敵。そしてさらに「でもEDMがいいの」って被せてくるカイちゃんもw。
1. There's something behind
2. メタリクス
3. IKENIE
4. ペリカン
5. RadicalHead

しかしファーストシングルのタイトルトラックだというのに「Upstairs Down」干されてるなあ。

続いてはクロタンことCLOCK & BOTAN、アコギをかかえて「あーやん」柳沢あやの登場…なのだが、様子がおかしい。ガチでベソかいてる。はらはらしながら見守っているうちに、グルーミィのイントロが流れて歌が始まるのだけど、マイクトラブルで音が出ない。オケが止まり、もうヤだ!って感じのあやのさん。
でも、水を飲んで、ふう、と息吐いて腹が据わったようで、おもむろにギターをかき鳴らし、生歌で「グルーミィ」を歌い出す。歌い出すとスイッチが入って、あとはもう完全に彼女のペースだ。この辺の、不安定でか弱そうなのに、ここぞというところでとんでもないしなやかな強さを見せるのが彼女の凄いところだなあと思う。そしてその不安定さとしなやかさは彼女の歌声の特徴そのものでもあるのが面白い。特に最近は思い切りのいうストロークでの弾き語りと彼女の歌のコンビネーションがすごく良い。この日は続いて「トウィンクル」まで最近のパターンで弾き語り。
後半はオケに合わせて1月発売のセカンドシングルに入る2曲を披露する。「リフレイン」はいままでにないアップテンポの曲で、ガチャっとした音作りが面白い。複雑なバックトラックにさすがに走り気味のアコギのカッティングがあーやんらしいけれど、これがばっちり合うようになったらさらにカッコいいだろうな。
1. グルーミィ(弾き語り生歌)
2. トウィンクル(弾き語り)
3. リフレイン
4. go to blues by train


3組の最期を飾るのはMIGMA SHELTER。縦一列のフォーメーションからいきなり最新曲「GIPS」、以下「Mo' Strain」「Amazing Glow」と今月末発売のEP「Orbit」に収められる予定の最近の曲が続く。
「Amazing Glow」が終わったところで、流れ出した効果音に合わせてメンバーどれぞれ宇宙船の操作をするような振付から、ビートが流れ出し、どよめきが起きる。なんとここで新曲!
あとで「Compression: Free」とタイトルが発表された新曲はド複雑な展開のラマチックで曲で、新リーダーミミミユをセンターに据えて繰り広げられる物語性のある振付が早くも完成度が高く、見ごたえがある。なるほどミミミユの左右に3人ずつのフォーメーション、これは7人ならでは。終盤バキバキのトランシーなビートが鳴り響きカタルシスが訪れる。
毎回新曲が発表されるたびに思うのだけど、これは今後の彼女たちのステージの切り札になる曲だろう。
1. GIPS
2. Mo' Strain
3. Amazing Glow
4. Compression:Free(新曲)
コラボに備えて脇で待機していたゼアゼアのカイちゃんが楽しそうに踊ってたのが印象的だった。カイちゃん本気でEDMやりたいんじゃないか(笑)

最後はゼアゼア、クロタンのメンバーも再度登場して、12人のアクビ・オールスターズのコラボレーションで「The edge of the Goodbye」。最近はゼアゼアでもすっかりやらなくなったベルハー最大の沸き曲。もう今のゼアゼアには不要だし、こういうお祭り用の曲でいいのかな、と思う。
ここでの主役はなんといってもクロタン・柳沢あやのさんだったと。ひとり柵に上って「ダメだよダメ私を見てよ!」とすべてを攫っていく姿がいやらしくなくサマになる。後輩連中には負けないっていう強烈な自負とオーラ。
あーやん!
結局この日のインストアは、あーやんの底力を再確認させらっぱなしだった。

ラストのコラボ、「12人の」って書いたけど、実は間違いで、いつもベルハー曲のコラボになると姿を隠すミミミユさんが、今日も曲が始まると同時に退場して行ったのだった。不思議な子だな。でもそれが「あり」なのはAqbiRecの良さだなと思う。

このあと予約購入者への特典会のレギュレーション(券何枚で特典××といったルール)がややこしくて、スタッフもアナウンスを間違えるわで大混乱。良くも悪くもあくびだなあ。
まあそこは別として、イベント自体は見所たっぷりでいいイベントでした。
集合写真

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【2017/12/04 19:08】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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