Phew「Five Finger Discount」発売記念ツアー(2/4、心斎橋クラブクアトロ)
昨年夏に出たPhewのアルバム「万引き」の発売記念ライヴに行った。
今回のライヴはレコーディングに参加したメンバーを全員そろえた豪華なバンド編成、いままでソロやユニットでのライヴを見たことはありますが、バンドによるPhewのライヴは実は初めてで、期待がつのります。

オープニングアクトのオオルタイチが終わって8時を廻り、BGMのロバート・ワイアットが3周くらいしたころメンバーが登場。ステージ上手から向島ゆり子(vn)、山本久土(g)、山本達久(ds)、ジム・オルーク(b)、bikke(g)、石橋英子(pf他)という並び、中央に登場したPhewはワンピースにベレー帽姿で、まるでアーント・サリーのアルバムジャケットの写真みたい。
「万引き」の冒頭を飾るフォークルの名曲「オーブル街」で幕を開け、2曲目にいきなりアルバム未収録の中村八大ナンバー(中尾ミエ「雨の遊園地」)、これが素晴しい出来で、続く「素晴しい人生」とともにもはやウルッときてしまう。坂本龍一の「Thatness and Thereness」のカヴァーは石橋さんのピアノのリフ(オリジナルにあるんですが)が印象的な曲だけど、達久さんのドラムがキマッてる。
ミニマルなバッキングにのるPhewさんの歌唱が恐いくらいなカルメンマキの「時には母のない子のように」、加藤和彦さんの「ふしぎな日」からエンディング向島さんのヴァイオリンのトリルから切れ目なく演奏される「どこかで」と聞かせる曲が続き、息をつかせない。ここでbikkeに変わって山本精一(g)登場、最初の曲はアルバム未収録だけど、何だったか。「世界の涯まで連れてって」はこのメンバーによる演奏ではベストだったと思う。変拍子がうねりまくる変態ファンクサウンドに切り込んでくる山本さんのソロがかっこいい。もっとこのパターンで聴きたい!って思うのですけど、じんわりと「夢で逢いましょう」で1時間弱の本編終了。
アンコールは「Love Me Tender」、これで終わりなのかなあと思ったら、最後はパンクな「青年は荒野をめざす」。最後まで直立不動のノーアクションで、しかし決然と歌うこの歌の瑞々しさときたら!Phewさんはアーントサリーの時と変わらず現役のパンク少女なんだと思った。老け込んでる場合じゃない。
ダブルアンコールはPhew+bikke+向島ゆり子のトリオ。この3人で演奏するのはまさに30年ぶりとのこと。Nicoの「These Days」なんてはまりすぎな選曲!
いうまでもなく「青年は荒野をめざす」=「Walk On The Wildside」ってことですよね。

オープングのオオルタイチ、はじめてみたけど楽しかった!
もしかしたらウリチパン郡以上に好きかも。

物販でオオルタイチの新譜と、長年聞きそびれていたアーントサリーを買いました。
<セットリスト>
1. オーブル街
2. 雨の遊園地
3. 素晴しい人生
4. thatness and thereness
5. 時には母のない子のように
6. ふしぎな日
7. どこかで
8. ?
9. 世界の涯まで連れてって
10. 夢で逢いましょう
(アンコール)
11. Love Me Tender
12. 青年は荒野をめざす
(ダブルアンコール)
13. These Days
14. 秋の日

<関連ライヴ>
Presentation47 Phewとbikkeと山本精一(2009/10/2、京都四条烏丸shin-bi)
SONGS vol.1(2006/7/8、新世界BRIDGE)

<関連エントリ>
Take A Walk On The Wildside
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2011/02/08 23:02】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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