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播州闇市ショウ(12/5、姫路マッシュルーム)
姫路在住のまつだいらたけちよさんから「こんなんありまっせ」とのタレコミを受け、姫路は五軒邸のMUSHROOMまで出かけてきました。播州を中心に、岡山や神戸、東京などから30組ものアーティストが集まり、この夏亡くなったロケットSONこと池田猛巳さんの人間ロケットのシングル盤の発売を祝うイベントです。
姫路に来るのは太陽公園での奇跡のイベント「NEW PICNIC」以来、3年ぶりです。

本来のステージ以外に、楽屋の一室に小さなアンプの置かれたサブステージがしつらえられ、2ステージに1組15分の持ち時間で次々にバンドが登場します。さらに楽屋口にはアーティストによフリーマーケットが出店されてお祭りムードを高めます。
開演ギリギリに到着して、ステージの場所が良くわからなくてうろうろしていたら、最初のバンドパラリンピックスが始まっていました。爆音に引き寄せられてステージを見つけ、ビール片手に体を揺らします。うん、いい感じ。
続く東京から参加の13onus Tr@cksは、レゲエなのかな、と思ったら手持ちキーボードの女性がボーカルをとる最後の曲はNWっぽかったり、80'sぽい香りがぷんぷん。

ここで楽屋ステージに移動すると、ちんぷんかんぷんの演奏が始まるところ。まさをさんのドラムの演奏はガンジーさんや須原さんのバンドで何回かお目にかかっていますが、ちんぷんかんぷんとしての演奏は始めてで嬉しいです。ロケットSON=人間ロケットの曲で始まった彼らの演奏は、まさおさんのアコースティックギターと、ゆうこさんの鍵盤ハーモニカという最小限の伴奏にそれぞれの素朴な歌声が乗っかるシンプルなもの、とってもキュートで、うたの始原を目にしてるような楽しい気持ちになりました。
ちんぷんかんぷん
続いて楽屋ステージで、これまた今日のお目当てのひとつであるゑでぃまぁこん。今日はゑでぃさん(g&vo)、まぁこんさん(b)に水谷さん(cl)のミニマム編成による演奏で、ロケットSON池田さんがキャリアの初期に参加されていたドストエフ貫太郎一家(なんちゅうネーミング!)というバンドの曲を演奏するスペシャル版。「私の赤ちゃん殺したらあちらのお山に埋めましょか」と始まるブラックな「波の戯れ」はゑでぃさんのあの声で歌われるといっそうおかしさが増してくるし、「かぼちゃと日岡山」のほのぼのとした世界もいい。ぜひゑでぃまぁこんでCD-R化してほしいくらい。
元手水の本松洋子さんは、今日楽しみにしていたひとりなんだけど、メインステージの音被りで繊細なギター演奏がほとんど聞こえなかったのが残念。

ここからは基本的にメインステージ、姫路ではもはやベテランの域に属する3ピースサイケバンドLOVE LOVEも今回初めて見ることができました。ジジさんというベリーダンサーの色っぽいパフォーマンスつきです。最初の曲は13フロアエレベーターズの“Roller Coaster"の人間ロケットバージョン、途中から猛スピードで疾走するガレージサイケに仕上がっていて、無茶カッコいい。続く2曲目も最初はギターの女性のボーカルで静かに美しくはじまりながら、あ、俺の苦手なタイプかも、と思ったら後半は強靭なワンコードのハンマービートにのせて延々ギターノイズが繰り広げられる壮絶な展開で、大変美味しかったです。

モンドダイヤモンド(from高松)は高松のガレージバンド。ガリガリっとしたギターの音がいいし、なんといっても全身で叩きまくる女性ドラマーがかっこいい。ただ個人的には1曲目「真っ赤な太陽」イントロかっこいいのに「真っ赤にもーえたー」と歌いだされた瞬間にガクッときてしまって最後までノれず。昭和歌謡調は難しいねえ。

長谷川光平さんや詩人の大西隆志さんのバンドHot Bumsはギター、マンドリン&バンジョー、ベースというトラッドな編成で今回のアクトの中では異色。
「川のそばで生まれた僕たち川のそばで育ちながら光のダンスを身につけた。」という1曲目もよかったし、ジャジーな演奏にのせて、大西さんが池田タケミに捧げる詩をがなるリーディングもかっこよかった。「五億年たったら帰ってくると!旅に病んで夢は枯野を駆け巡る、ダ、ダダッダッ!」
最後は光平さんのMUSHROOM創設時、池田さんが高田渡に連れられて東京のライヴスポットを視察した折の思い出話から「生活の柄」。エンディングはなぜか「聖者が街にやってくる」になっている。
ビートニクなおっさんたちでした。

村岡ゆかさんのベース弾き語り。
アルバム「穴」の曲など、たった2曲で深い深い世界に連れてってくれます。だけどさすがに2曲じゃちょっと短すぎるなあ。
スハラケイゾウ(埋火、ノイズわかめetc.)と村岡充(テストパターン)を中心に大阪・姫路・岡山から5人のツワモノが集まったスーパーバンド(?)、せやろguys。ドラムはちんぷんかんぷんのまさをさん。姫路で働いていた3年の間でMUSHROOMって結局1回しか行かなかったのだけど、その時も確かこのバンドが出ていたっけ。今日は人間ロケットの名曲「ハイウェイ・トレモロ・ドライヴィン」を10分以上にわたって熱演、須原・村岡のツインリードが凄まじくて、さらに途中で須原さんとベースのカズオさんがスイッチしたり。
バンドのメンバーは一緒なのに、フロントにこの人がいるだけでいい湯加減になってしまうのが人徳というものでしょうか、ガンジー石原&糸車。まずガンジーさんのアコギ弾き語りで(「愛燦燦」の節で)「ロケットーサンサンと~」とかました瞬間会場中の力が抜けていくのを私は目撃しました。
以下、がっつりファンキーな「ふろいろ」から「風呂&ティアーズ」そしてハードドライヴィンな「人間はカトリセンコウ」という怒涛の脱力名曲集を、いつものように無駄に(失礼)力の入ったバンドサウンドで聞かせてくれました。

ここで楽屋ステージにあわてて移動して、ほりゆうじさんのポップセンスあふれたエンターテイニングなステージの最後の部分だけを見ることができました。何回目かのアンコールラストの「カレーラブ」もよかったけど、その前の曲、なんだったかなあ忘れちゃったよ。すごくいい曲で気に入ったのに、Rを買いそびれてしまった。
あ、そうだ、ほりさんのカレーも食べました。量は少ないけど、ミンチが入ってるんかな、美味しかったです。コーヒー(あめ)とミルク(せんべい)のついた豪華セットで500円。
ほりさんのカレー

最初っから調子よくビールってたら、例によってうとうとと気持ちよくなってきまして、このあたりからはかなりうろ覚えです。
yangはEASEのマスターと怖のビル(ds)他によるユニットということだったと思うのですが、確かギターが3本とドラムスという繊細なアンサンブルがおもしろかった覚えが。1曲目はロケットSONの「八重山慕情」。
jugz(from東京)、ざっくりしたギターのカッティングが繰り出す轟音の催眠的なビートに、サックスやギター、キーボードが舞い、ボーカルが言葉を載せていく。ロケットSONの歌のタイトルが連呼されていたような気が。
ヒロシNa。その場でギターのフレーズをループして作ったバックトラックに合わせ、歌い、ギターソロ弾きまくる。なんだろうこの異形ぶり、風体も怪しいし、ぶっきらぼうに投げ出すように歌う様や、ゆがみまくるサイケなギターの音像など、存在感が突出していてかっこよすぎる。そこらにいたらただの挙動不審のオッサンと言う感じなのに。いつの間にか最前列まで引っ張られてた。最後は「あられちゃんのおもちゃ」というかわいい小曲、あられちゃんが「最近ロケット壊してもうたんじゃ!」というと、ギターが唸りを上げる。アンコールの声がかかって、「もうロケットのネタないやんか」とか言いながら「恋はイエイエ」。
ヒロシさん
。アコースティックギターとボーカルの二人組ユニット。ボーカルが昔の歌謡曲歌手のような達者なのどで朗々と歌うのが独特。ボーカルの人は今回の人間ロケットのシングルのジャケットの絵を描いたそうです。
大トリLost Angels(from神戸)、けっこうキャリア長そうなバンドで、フロアタムたたきつけながらがなるボーカルの掛け声に、サイケな演奏がからみつく。なんかモー・タッカーみたいなビートだな、と思って、さっきのjugzもそういえば同じようなビートだったし、前に太陽公園でロケットSON見たときに、ベルベッツの「European Sun」を演っていたのを思い出したのだった。

池田さんのギター
僕の知ってるロケットSONはドブロギターをぎゅいんぎゅいんとかき鳴らして鼻唄のような奇妙な歌を歌う、強烈なインパクトを持ったソロパフォーマーだった。今年出た人間ロケット名義のアルバムも現在のソロのスタイルだったこともあり、人間ロケットがガレージサイケのバンドだったことは今回のシングルではじめて知った次第。いやベルベッツだの13フロアエレベーターズだのといったカヴァーセンスからわかってもよさそうなもんだけど。
マッシュルームの創設メンバーとして活躍したことも知らんかったもんなあ。彼が数多くのミュージシャン仲間に愛されていたことのよく伝わる、いいイベントでした。
そして「播州闇市ショウ」という名前の通り、播州(だけじゃないけど)のシーンの層の厚さを思い知らされました。

人間ロケットのシングル盤をはじめ、ふだんあまり買えないようなCDとかCD-Rをいっぱい買いました。
ちんぷんかんぷんやゑでぃまぁこんの新しいCD-Rを買えたのがうれしかったし、前から欲しかった本松洋子さんのCDもゲットしました。あとロケットSONやゑでぃまぁこん、ヒロシNa、ガンジー石原などなど、今回登場したアーティストもいっぱい入った2枚組コンピレーションCD-R「エトセトラ」も。ほりゆうじのCD-R買い損なったのが痛恨w
たけちよさん、いいネタをどうもありがとうございました!
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2010/12/22 00:47】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
>たけちよさま
その節はどうも。
1アーティストごとの持ち時間が少ないので、もっと見たい!ていうのはあったけど、いろんな音がいっべんに聞けたのはお得感ありました。まさに闇市って感じ。
マッシュルーム、街中にあるのに、ステージが大きくて、音もしっかりしているいいライブハウスですよね。ホテルが潰れてたので今後がちょっと心配です。
【2010/12/28 08:41】 URL | takut #-[ 編集] | page top↑
当日はお付き合いいただいてありがとうございました!
おかげで楽しく見れましたよ!!
いやぁ、オイラもマッシュルームなんてひっさしぶりにいきました。
感想はいろいろあるんですが、どのアーティスト見ても外れなしって感じでしたねぇ!
【2010/12/23 00:14】 URL | まつだいらたけちよ #-[ 編集] | page top↑
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