テニスコーツ guest 山本精一、梅田哲也 ほか(8/12、心斎橋クラブ・クアトロ)
ひさしぶりのクラブ・クアトロです。クリアスポットの企画で、テニスコーツが山本精一さんとやるというので見に出かけました。テニス、よく関西に来てくれるので嬉しいです。

テニスコーツwith山本精一・梅田哲也、どんな編成でもやっぱりテニスの核は、ピアニカ片手にステージ上を自由に動き回りながら歌うさやさんと、アコギ一本で伴奏する植野さんの生み出す空気だと再確認しました。山本さんは何曲かさやさんとデュエットした以外は、ひたすら地道にギターによるバッキングに徹しておられます。バッキング、っていうのとはちょっと違うな、スケッチに水彩絵の具で淡い色を付けていく感じ。的確だけどぱっと見はもとの絵の印象を変えない絶妙なトリートメント。
梅田さんは、最近大阪では毎回共演していることもあり、かなり大胆にテニスの世界に対峙している印象。6月のTEASIとのツーマンのときも使っていた回転して風のような音を発生する装置はともかく、ステージの下手奥に陣取って、長い長い釣竿の先っぽに段ボール箱引っ掛けてステージ上をぶらぶらさせ、うわ落ちそう落ちそう、あ、落ちたみたいなことを演奏の最中に繰り広げる。これが異化効果を生み、テニスの世界を閉じたこぎれいな世界にとどまらせない、もっと自由なものにしているような気がします。1時間半にわたるライブの終盤、植野さんのあのイントロで「バイババビンバ」が始まると、さやさんはもはやステージ上だけではなくステージの下まで降りて歌い歩きます。そしてステージ上には梅田さんによって大縄が用意され、歌にあわせてまわされます。ギターを弾きながら植野さんが…やっぱり失敗w、そしてさやさん、観客と次々とステージの上で大縄とんでいるといういままでにクアトロで見たことのないような光景が繰り広げられる。「バイババビンバ」の弾んだ曲にまったく違和感がなく、幸福な光景として成立してしまうというのがテニスコーツのライブの奇跡的なところだと思います。

今回さすがにクアトロの広さなんで、ベアーズの時のように生音ではなかったのですが、ステージ上には上手のさやさんのキーボードのところと下手の植野さんのところ以外にステージ前面にも2箇所ボーカルと腰くらいの位置のマイクにセットがおかれていて、さやさんや植野さんが自由に移動してもその音をキャッチできるようにセッティングされていたのがすごかった。

その他の2バンド。一番手アリナミン。森本アリさんとナミンさん(a.k.a.DODDODO)でアリナミン。まずはアリナミン7を乾杯して成分表示をハイテンションでシャウトするところから始まります。このシャウトやアリナミンの空きびん笛の音をサンプリングして打ち込みとあわせてその場で音を作っていく。最後にゲストで登場した音遊びの会の吉見くんがまた、シャウトしたり打楽器連打したりのハイテンションのパフォーマンスにスッと入る。ちょっとお3方のテンションの高さに付いていけなかった感じ、すいません私にもアリナミンください。
かきつばた。g×2、ds、b、tp+synth、tbの6人組。の山本信記さんのトランペットとシンセの音色、トロンボーンの音色がちょっとpopoに近い感触を覚えさせるけれど、静かに始まった曲が徐々に熱さを増して展開していくあたりはずっとダイナミック。野外で、それも大き目のところでやってもおもしろいんじゃないかな、というジャムバンドな趣も。
[関連ライヴ]
テニスコーツ×TEASI(2010/6/20、難波BEARS)(テニスコーツ)
テニスコーツ×ゑでぃまぁこん(2009/12/20、難波BEARS)(テニスコーツ)
軽音楽ジャンボリーseries vol.2「第1回軽音楽とジャンボリー」(2009/11/8、塩谷・旧グッゲンハイム邸)(POPO、梅田哲也ほか)
京都造形芸術大学瓜生山祭09「瓜生山ライブ」(2009/11/3、京都造形芸術大学B11・K41教室)(テニスコーツ)
カスミトリオ、山本精一と焼酎漫才ほか(2009/4/8、難波ベアーズ)(カスミトリオ=植野隆司・道下慎介・高橋幾郎・梅田哲也)
「ゆきのようにしおふらせて」(2008/12/14、難波BEARS)(ゑでぃまぁこんwith TONJAY & テニスコーツ)
AH-WOOT RAPPその16(208/6/15、梅田Shangri-La)(テニスコーツ)
NEW PICNIC @ 太陽公園 (2007/10/7、姫路太陽公園)(テニスコーツ)
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テーマ:ライブ - ジャンル:音楽

【2010/08/20 09:53】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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