FUJI ROCK FESTIVAL '10 Day1(7/30、苗場スキーリゾート)
いよいよスタート!宿であさ目が覚めたら晴れてる!でもどう考えても雲行きは悪そうな予報…。

グリーンで「田舎に行こう」聞いてSuperfly…ではなくすぐさまレッドマーキーでSuper Junky Monkeyから。最初出演が発表になった時に、えっまだやってるんだって思ったのだけど、voのムツミさんの亡くなって10年を期に昨年再結成したのだそう。新たにボーカリストを入れるのではなく、残りのメンバーが替りに各自のパートに加えてボーカルをとる。10年間ブランクだったわけではなく各自音楽キャリアを重ねてきて、今ならできるという判断の再結成だったのだろう、ゴリゴリっとした手触りの演奏のテンションは下がることなく、なおかつボーカルもかっこよかった。もちろんステージ上を動き回り時にダイブし観客を煽りまくるパフォーマーとしてのボーカリストの不在はどうしても感じざるをえないのだけど、そういった面も含めての3人の新しいバンドの形を作ろうとしてるんだなという強い意志を感じた。
昔はSJMのライヴとか壮観なほどダイヴとクラウドサーフの嵐だったんだけど、ちょっとお客はおとなしかったかな。ひとり上に上がった瞬間にセキュリティに襟首つかまれていたのには申し訳ないが笑った。ラスト「ポポバー」まで45分のステージ。

オレンジコートでヒカシュー。おもしろかった!なんでしょうねえ、意味のわからないけったいな歌を、巻上さん無駄に(って失礼ですが)立派に歌い上げるんですね。いや巻上さんだけじゃなくてバンドメンバーの演奏のプレヤビリティはみんな非常に高いんですが。
終盤は「予期せぬ結合」「パイク」「プヨプヨ」と僕のようなコアなファンじゃなくても聞いたことのある名曲メドレー。「プヨプヨ」普通に5拍子なのね。最後は巻上さんの狂人の高笑い。
ライブはたぶん30年近く前大学に来たのを見て以来かな。あれ、15年位前にFANDANGOで見たような記憶も。いずれにせよ、すごく昔に1回か2回しかみたことなくて、メンバー構成も(海琳さん・坂出さん以外は)たぶん違ってるはずで、巻上さんが口琴やテルミンを操ったりと前見たときとは明らかに変わってるはずなんだけど、おそろしく印象が変わってないのにびっくりしました。はっきり言うと変わってないのはその異形ぶり、変態ぶり、なんですが。

ヘブンでさくらぐみのピザ並びながらち見したMustangというフランスの3人組バンドがちょっとおもしろかった。リーゼントにタレサンの3人組が演奏するロカビリー。ただしオルガンの音がポイントの曲があって、ちょっとスイサイドっぽくもあったりで単純なリバイバルじゃない批評性がある感じ。

ふたたびオレンジコートでDweezil Zappa Plays Zappa、「ザッパの息子ザッパを演奏する」って企画バンドです。ドウィージル君は親父から毒気を抜いた一見爽やかな好青年風なんだけど、演奏の腕は確かで、複雑骨折気味のザッパの曲を涼しい顔で演奏していく。演奏した曲はFlorentine Pogen、Inca Roads、Big Swifty、Montanna、Willie The Pimp、Keep It Greasyなどなど。途中メンバーに客席から呼ばれたおにいちゃんが達者なリコーダーを聞かせたあたりから雨が降り出し、最後はかなりの激しい振りになっちゃったんだけど、こらキツいと思った瞬間Peaches En Regaliaが来て俄然上がった。

ヘブンのサンハウスも見たかったのだけど、奥さんの要望もあり、一気にオアシスエリアまで戻って、苗場食堂のガンジー石原&糸車(チャルカ)。昨年リリースされたアルバムの曲や新曲を、須原敬三(g)、村岡充(g)のツインギターによるハードロッキンなサウンドで演奏します。ガンジーさんの音の出ない尺八(アルバムでは山本精一が吹いてた)で始まる「前のオッサン」のガレージなロックぶりとか、アルバム以上の迫力。ちなみにその他のメンバーはまさを(ds)・ゆうこ(cho)のちんぷんかんぷんのお二人に村岡(藤井)ゆか(b)(ex.手水)という姫路・岡山オールスターズなメンツ!
かんじんのガンジーさんは、フジロックという大舞台に動じる様子はなく、見たところベアーズのレコ発の時以上に落ち着き払っておられます。MCのとぼけぶりは素晴しく、おかげで後で「ふろいろ」というのは播州弁で「風呂に入ろう」という意味で「風呂色」とかけているから「What colour "FUROIRO"」やねんで、とか「風呂」と「涙」で風呂'n'ティアーズなんや、などといらぬ説明を家人に余儀なくされる羽目となりましたとさ。わからんよ、そんなんw
ラストはバックのいい湯加減にハードな演奏がかっこよすぎる10分近くに及ぶ「人間はカトリセンコウ」で、しかし本当はこれ1時間くらいやって中津川の「人間なんて」の伝説を越えるべきところだったのだけど、観客30名弱ではむりだなあ。惜しいです。キンチョーの蚊取り線香柄のアロハで登場しながらそれについてのコメントはまったくなく、フジロック仕様にいじった歌詞をかんじんのところで思い切り飛ばしてしまう、お茶目でマイペースなガンジーさん。
ガンジー石原と糸車

激しくなる一方の雨に宿に帰る家人と別れて、再度オレンジコートへ。Magmaがまた凄まじかった。後半1時間くらい見ている間、曲切れなかったからね。次々と展開して1曲。なんであんな複雑な曲演奏できるんだろう。ドラマーの人、細かい変拍子次々に繰り出しながら時おり朗々と歌い上げる。どうでもいいことで申し訳ないのですが、そのたびにローディがマイクを前にセッティングするのがちょっとおもしろかった。プログレはローディも曲構成覚えてなくちゃいけないから大変だね。
マグマ終わる頃には昨年同様フィールドは泥田状態でした。今年もオールナイトフジは大変だったんじゃないかなあ。

ヒカシュー・ザッパ・マグマとオレンジの変態路線でわりとおなかいっぱい。
ヘブンのCharピンとこずスルー。今日はヘブンはムスタングからサンハウス→CHARとストレートなロックンロールモードだったということね。雨もきついしホワイトトリ!!!、グリーントリMuse、どちらもスルーして宿に帰る…つもりが場外エリアのパレスオブワンダーに立ち寄ったら、またこれがおもしろい。ルーキー・ア・ゴーゴーで女王蜂という神戸のバンド見たり、人間砲弾の見世物を見たり。なによりも盛り上がったのはクリスタルパレス・テントのNarasirato Pan Pipersというソロモン諸島からやってきたひたすらアッパーな祝祭集団。クリスタルパレスはフジでは唯一のライブハウス規模のインドアステージということも合って、演者との距離が近くて盛り上がりがダイレクトで楽しい。

本日の食事より。
とろろめし@苗場食堂 クアトロフォルマッジ@さくらぐみ
チキンカリー@カフェウブド ホワイトカレー@スパイラルドリフターカフェ
苗場食堂のとろろめし、さくらぐみのクアトロフォルマッジ(だったと思う)、カフェウブド(オアシスエリア)のチキンカレー、スパイラルドリフターカフェ(パレスオブワンダー)のホワイトカレー。
しかしさくらぐみのピザは美味い。何が美味いかというと生地の塩味の加減が絶妙だと思う、と奥さんが言っていて大きく同意。やはり赤穂の塩を使ってるのだろうか。
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テーマ:夏フェス - ジャンル:音楽

【2010/08/11 23:43】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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