祝春一番2010(5/2、服部緑地野外音楽堂)
今年も緑地の野音で行われた祝春一番の初日に行ってきました。
自転車で開場の30分前に向かうともう長蛇の列で、なんか年々お客さんが増えてるみたいです。サブステージの長田TACO和承さんの「風景」の歌や「風に吹かれて」のスティールギター演奏を聞きながら入場し、芝生席の片隅になんとかスペースを見つけ、シートを広げることができました。今日は会場は本当に満員です。天気は快晴で絶好の春一番日和。

ビール開ける間もなくふちがみとふなと登場、それも今回はなんと遠藤ミチロウを加えたスペシャル編成での演奏です。1曲目美空ひばりの「真っ赤な太陽」に始まり、ミチロウさんとの不気味な掛け合いで始まる「ニワ・ニワ・ニワ」、ミチロウさんの「琉球五月晴れ」をはさんで「ゴミの日」と、ふちふなのハードな面がよく出た選曲でした。ラストはドアーズの「Break On Through」、渕上さんとミチロウさんのシャウト、意外に声質が近く、はまってます。そして船戸さんのベースもハードに炸裂して素晴しくかっこよかった。いきなりしょっぱなからこれだから春一は油断なりません。

続いて加川良、序盤から惜しげもなくビッグネームが登場です。「はるかなる空の真下、まぶしい日差し」と今日みたいな日にぴったりの「ビールストリート」そして「高知」と放浪ををいざなうような加川さんらしい歌が続きます。ラストは僕のフェイバリットアルバムである「アウトオブマインド」の冒頭の曲「ラブ・ソング」で、感激でした。「北の果てから南の町までほっつき歩いて、なんと言われようと落ち着かないんだ…」

LO-LOWSによるサム&デイヴメドレーやJBでノリノリになったところで有山じゅんじ登場とファンキーな流れ。有山さんはアコギ一本で第三の男の演奏なんかも挟みながら、「ぐるぐる」「くそブルース」、そして「梅田からなんばまで」とごきげんです。ビールが進みます。というか酒が回って、次のシバの時は完全に爆睡してました。
気が付いたらサブステージでダークスーツの3人組ペーソスが中年男の悲哀を歌っていました。ラスト「無職の女」という曲なんだけど、「七輪と練炭と睡眠導入剤~」というサビは「みなさんご一緒に」と言っても難度高いと思いますw
盆踊り大会
桜川唯丸一座の江州音頭の華麗なるMCリレーに続いて、ハンバートハンバートが登場。遊穂さんお腹大きくなってました。6月から産休に入られるそうです。最後の宴会の曲は何回か聞いたことのある曲だったんですけど、そうかこんな歌だったんだすごい歌だな。「歌え踊れ今日は葬式、朝が来てみんなが寝たら俺はこっそり行くのさ」

「天国に1軒のアパートがあります。この「安楽荘」っていう6畳一間のボロアパートに、ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョップリン、オーティス・レディングといったソウルマンたちがみんな集まって住んでいて、毎晩1階の食堂でセッションを繰り広げている。このアパートに、ちょうど一年前、初めて日本人で入居が認められたヤツがいます。本名栗原清志、忌野清志郎。彼の作った曲をやります。」
泣かせるMCに続けて石田長生が「世間知らず」を歌いました。石やんはこのあとオスマン・オランド・ビングルさんという人のトーキングドラムとのデュオで演奏、「ねえ神様あんたが落ち込んでどうするの?あんたがヘコんでどうするの?」って曲も良かった。日本語詞の「IKOIKO」からオスマンさんの歌うマンデラに捧げる歌を経て、ラストは名曲「ハピネス」。

夕凪のサウンドはますますポップになっているような気がするなあと思いながら、またしてもうとうと、目が覚めたら遠藤ミチロウのステージが始まっていたので、あわててステージ前に駆けつける。
ここ数年バンドで登場することの多かったみちろうさん、今回はソロでアコギ弾き語りで、こないだのBIG CATでも演奏したブルースの「血は立ったまま眠っている」と、同じく寺山修二の芝居の曲「公衆便所」、そして「我自由丸」とちょっとおとなしめかな…と思いきや、続いてのジョン・レノンの「Mother」のカバーから母ネタメドレー?でラスト「お母さんいい加減あなたの顔は忘れてしまいました」は毎度のごとく凄まじかった。だいたい「Mother」からして、「ババア!」だもんな。ほぼ直訳っちゃ直訳だけどさ。
ミチロウ

今年も藤井裕はビリー・トップとともに登場してハードロックサウンドにゴリゴリにベース弾きまくりながら「引きこもり」なんて歌を歌いまくっていてヤバい。ラスト「ドクドク」はあとで調べたら町田康とのミラクルヤングで演奏していた曲らしい。
そして大トリはザ・ラストショウ。松田幸一さんや村上律さんはよく春一でお見かけします。つうか去年はアーリータイムスストリングスバンドで出ていたじゃないの。律さんの歌う「ダンラン」はおなじみの曲だけど、徳武さんのギターの音のおかげか他の曲ははるかに洗練されている印象。アリさんのハーモニカの音色は普通フォークの人の使うブルースハープと違うすごく澄んだ音が出ます。ラストはハンバートの良成さんのヴァイオリンと長田TACOさんのドブロを加えて「マシなくらし」。

先週のSpringfieldsに続いての緑地野音で、おんなじように芝生に座ったんですけど、まずその音響の違いに驚きました。PAがより外側に置かれていて、音量がぜんぜん違うんですよね。
春一番は今年で通算25回になり、緑地公園に移ってからの回数を数えたらもう15回目になります。長く続けてることの力ってそういうことなんだと思います。たとえばどこまで大きな音を出せるのか、門限は何時何分まで粘れるのかといったノウハウ。もしかしたら近隣でうるさい人の誰に挨拶をあらかじめしておいたらいいかとかそんなことも知っているかもしれない。
そんなにテレビにいつも出てるミュージシャンを集めているわけではないのに何日も連続でコンサートをしてこんな満員の人を集めることができ、なおかつ席を指定にしたりしなくてもこんなに快適に楽しめる空間を作り上げることができるのは、こうして長く積み重ねてきたものがあるからなんだと思います。
そしてそれは、いうまでもなく、すごいことです。
有山のギター
森英二郎さんによる春一のポスターをポストカードにしたセットを販売していて、奥さんが購入しました。
私はペーソスの人からミニサイン色紙つきのCDを購入。 
<過去の「春一番」のレポ>
祝春一番2009(2009/5/5、服部緑地野外音楽堂)
祝春一番2009(2009/5/3、服部緑地野外音楽堂)
祝春一番2008(2008/5/4、服部緑地野外音楽堂)
祝春一番2006(2006/5/4、服部緑地野外音楽堂)
春一番2005(2005/5/4、服部緑地野外音楽堂)
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2010/05/03 21:22】 | ライヴ | コメント(3) | page top↑
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コメント
一回なにかチャンスがあれば乾杯したいですね!
EASEとかでイベントあったらぜひ来姫してくださいよ!
おいらがケツはもちますぜ!w
【2010/05/10 01:02】 URL | まつだいらたけちよ #-[ 編集] | page top↑
>たけちよさん
ハルイチ、楽しいですよ。ひとりでふらりと入っても十分楽しめるし、お仲間とクーラーボックス持ち込みで朝から並んでもいいかと。その際はぜひお目にかかってカンパイしましょう。
【2010/05/08 10:52】 URL | #-[ 編集] | page top↑
行きたい行きたいと思いつつ未だに未体験の春一番。
あぁ、ミチロー様が見たかったですぅ・・・
【2010/05/05 20:31】 URL | まつだいらたけちよ #-[ 編集] | page top↑
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