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さらばシベリア鉄道/それはぼくぢゃないよ/生活の柄
「レコード・コレクターズ」4月号の湯浅学による大滝詠一のインタビューがおもしろい。今回自らが監修したカヴァー集に収められている小林旭による「さらばシベリア鉄道」のカヴァーに触れ、はっぴいえんどが登場した当時に抱かれた違和感について語る。

「日本語のロックとかいろんなことを言われたんだけども、違和感の根源には譜割があったように自分では思うんですよ。実は小林旭さんの日本語の載せ方が正しい載せ方でね。…“君の手紙 読み終えて 切手を見た”は“読み終えて”の“読み”を強く歌うのが自然なんだ。“きーみのてが みー”と“みー”を強く歌うのはおかしいんだよ(笑)それはもうおかしいんだけど、君たちはそっちで育っちゃったんだよね。“(君の手が)みーよみおえて”って一体なんだよ(笑)。だからこっちの譜割が何の違和感もなく入るんだろうけど、これが40年前はおかしい、違和感があるって人の方が圧倒的だったの」


僕が大滝詠一の歌で一番好きなのは、最初のソロアルバム「大瀧詠一」に収められた「それはぼくぢゃないよ」なんだけど、今回ソニーから出る大滝自身の監修のカヴァー集「大瀧詠一Cover Book I」・作品集「大瀧詠一Song Book I」の2枚と同じ3月21日に、このファーストソロアルバムのカヴァー集「オムニバス1~大瀧詠一ファーストアルバムカバー集(1980~2010)」がバウンディから発売される。初音ミクから曽我部恵一、桑名晴子、西田敏行、小島麻由美etc.と、なんだかちょっと脈絡のないメンツで、通して聞くのはキツそうな予感もするのだけど、とりあえず怖+高田渡という奇跡の組み合わせによる「それはぼくぢゃないよ」のカヴァーのためだけでも買う価値アリです。
もともとは当時姫路のライヴハウスMushroomを中心に活動していたアーティストを集めた98年の名コンピレーション「マッシュルーム・ア・ゴー・ゴー」(ギューンカセット)に収められたこのカヴァー、当時マッシュルームを仕切っていた長谷川公平さんのプロデュースで、フィドルやアコーディオンによるアイリッシュ風のイントロにまず意表を付かれ、歌いだされた明るく澄んだエディさんの歌に仰天し、2番の高田渡さんの渋いノドにうならされた。ゑでぃまぁこんなんてまだ影も形もない当時、怖といえば爆音ハードコアサイケデュオでデスボイスでバアバア歌っているイメージしかなかったし、高田渡もテレビCMに登場したり映画「タカダワタル的」が作られたりしてニワカに脚光を浴びる前だったのだ。
でも本当は手に入るならオリジナルの「マッシュルーム・ア・ゴー・ゴー」がお勧めです。公平さんの兄弟の長谷川集平さん(絵本作家のあの人です)による渡さんのカバーも入ってるし。ききどころいっぱいなんですけど。廃盤なんだろうなあ。

で、その高田渡「バーボン・ストリート・ブルース」(ちくま文庫)読了。
兄の影響でアメリカのフォークソングに入れ込んでいた16歳の高田渡は、通っていた高校の先生に代筆してもらってピート・シーガーに手紙を書き、一面識もなかった当時のフォークソング紹介の第一人者三橋一夫を訪ね、渡米してフォークソングの勉強をする夢を相談したりしている。なんという行動力。そして2年後、高田はさらに、来日したピート・シーガーのホテルにいきなり押しかける。

フロントで「ピート・シーガーに会いにきた」と告げると、フロントマンはそれを伝達してくれた。
待つこと数分で、ピート・シーガー本人がロビーに下りてきた。つたない英語で自己紹介をすると、彼はこう言った。
「ああ、君だったのか、手紙をくれたのは」
しっかり覚えていてくれたのだ。彼は「明日、ステージがあるから」と言って、招待券を僕にくれた。それは日比谷公会堂で行われるコンサートの最前列の席のチケットだった。


ということで、本間健彦「高田渡と父・豊の「生活の柄」」(社会思想社)という本をたまたま本屋で見つけて買って読んでます。ずーっと渡の祖父・父の話が続いているのだけど、おもしろいわこれ。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

【2010/03/16 02:19】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
>たけちよさん
3年間姫路勤務だった間結局1回しかマッシュルーム行かなかったと思います。まあ勤務時間帯の問題で仕事終わってからというわけにいかなかったし、休みの日にわざわざでかけるのが大儀だったのは確かなんですが、ブッキングの傾向が変わってしまいわざわざ姫路にでかけてまで見ようと思うライブがなかったというのが率直なところでした。だってEASEには何回もでかけてるんだから。
行ったのも実はEASEの企画だったんですが、お店自体は広すぎず狭すぎずちょうどいいサイズのライブハウスらしいライブハウスで、音もさすがにカフェとは違うしっかりした音で、感じよかったです。
ちなみにコアのふたりはもともとマッシュでバイトしてはったという話だったと思うので、たけちよさんが通ってられたころきっとエディさん受付に座ってたりしたんでしょうね。
【2010/03/24 11:07】 URL | takut #-[ 編集] | page top↑
マッシュルーム 大昔たまに行ってました
最近はジャンルがピンとこないんでいってません。
ウチに「ゲロレース」とかのビデオあります。
【2010/03/16 21:18】 URL | まつだいらたけちよ #-[ 編集] | page top↑
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