軽音楽ジャンボリーseries vol.2「第1回軽音楽とジャンボリー」(11/8、塩谷・旧グッゲンハイム邸)
旧グッゲンハイム邸というのは神戸市垂水区塩谷にある明治の末に建てられた洋館なのですが、ここ数年自主企画で面白そうなライヴをよくやっていて一度行ってみたかったところ、今回大好きなゑでぃまぁこんを始めとして、ずっと見たいと思っていた三田村管打団?や、他にもこの間の瓜生祭の出演者のからんだユニットなど、面白そうなバンドがいっぱい登場するということで、出かけて来ました。

日暮れまでは庭と室内交互に、日がくれてからは室内の最高のロケーションで生音中心の楽しいライヴをたくさん見ました。天気もよかったしフードも美味かったし、楽しかった!
レポは一応書きだしてるんですが、いっこうに書きあがらんので、とりあえず、ピンボケ気味の写真を何枚か貼っておきます。
popo アキビンオオケストラ
中尾トリオ 三田村
梅田哲也 旧グ邸

出演
popo/Lal/アキビンオオケストラ/中尾勘二トリオ/三田村管打団?/HOSE/BRAZIL/梅田哲也/川手直人/ゑでぃまぁこん

トリのゑでぃまぁこんは2月以来久しぶりに見ることができました。この間2枚の傑作アルバムを出していることもあってか、「あみめ」も「塵散舞埋」も「麻雀砂漠」も「丘へ」も「真夜中の音楽」さえもやらない新しい曲中心のセットでかなりビックリしました。前回見たときはまだ違和感があったモツさんのスティールも、しっかりゑでぃまぁこんのサウンドの一部に溶け込んでいて、かつ存在感も出していて、ああやっぱり新しい段階にはいったんだ、と感じた次第。12月のベアーズ(テニスコーツとのツーマン)もすごく楽しみ。
<セットリスト>
1.最後のあかり(?) 2.冬の日 3.流れ星(?) 4.みらいのくうき 5.影列車 6.木肌 7.木霊 8.窓辺のふぁふぁふぁ 9.雲にのる E.とらとらいおん
(?)は多分新曲で曲名違うかも

(11/15いまさらながら追記
以下、その他の出演者についてのメモ。

到着してさっそく生ビールのジョッキを傾けながら庭でうだうだしていると、ベランダで一番手のpopoの演奏。オルガンとトランペット2人の3人組、オルガンの刻む裏打ちのビートが大変気持ちいい。トランペットは生音、それもわざわざミュートをつけての演奏が渋い。旧グ邸は山電の線路のすぐ脇にあるので、ときおり電車の通過する音が聞こえるのも、popoの音楽には似つかわしい。このバンドのトランペット(とシンセ)の江崎さんという方が今日の主催の人のようですが、今日のイベントは楽器の音だけではなく聞こえる音すべてに耳を済ませて楽しんで欲しいというメッセージだと受け取りました。あと、オルガンの喜多村さんの作ったサンドイッチを庭で売っていたんですが、ボリュームがあっておいしくて安いと、この日のフードではベストでした。

室内に移ってLalはゑでぃまぁこんの水谷さんのクラリネットとパーカッション、ギターのトリオ。ギターの人はかえる目のギターでもある宇波拓さんですね。一続きのメロディを丁寧にユニゾンで何回か繰り返す、それだけといえばそれだけのものなのですがおかしくてしょうがない。

庭の中央でアキビンオオケストラのパフォーマンス。先ほどのpopoの江崎さんのコンダクトのもと6人の男性が輪を作って右手に持った空き瓶を吹きながらステップを踏むのだけど…この面白さは一度実際体験してもらわんとわからんやろうなあ。でもこのグループ、普段どういうところでライヴしているんだろう。この日の演奏を見た限りではこの日の旧グ邸の庭園以上にふさわしい演奏場所は考えられないんだけど。

屋内で中尾勘二トリオ。中尾さんもこないだのかえる目でパーカッションとクラリネットを担当していた人ですね。ギターは宇波さんで、もうひとり管楽器の方とボトムレスの変則トリオ。中尾さんがサックスで奏でるメロディがどこか懐かしい感じ。途中からは庭に出て聞いてました。最後の曲では西崎さんa.k.a.バイクモンドのボーカルを加えて「マック・ザ・ナイフ」(というか「匕首マッキー」ふちがみさんの歌っていたバージョンですね)。あと、有名な映画のテーマ曲演奏していたのだけど、あれなんだったかなあ、曲名が思い出せなくてたいへん気持ちが悪い。

三田村管打団?はもちろんベランダで。今日は10人の管楽器とドラムスが1人、プラス風邪をひいているのかウリチパン郡でもおなじみの亀井菜穂子さんが今日はマスク姿でパーカッションで参加。1曲目が変拍子バリバリの曲で2曲目は途中から謎の日本語詞をみんなで歌う「山々」という曲と、ただノリノリなだけではない一筋縄でいかないところを見せてくれて、期待通り。最後はみんな庭に出てきて広がって、中間部全員で力いっぱいチャントも交えた曲、こないだの瓜生山ライブでも最後にやっていたけれど、この日はロケーションのおかげでより盛り上がったような気がします。

このあたりで日が沈んで、以下は屋内での演奏。まずはHOSE、ギター(宇波さん)、ベース、トランペット(江崎さん)、トロンボーン、パーカッションの5人組。基本的にまさに「軽音楽」という感じの耳ざわりのよい音楽なんだけど、曲の構成がへん。途中でぷっつり終わったり、ベースの人が途中でいきなり歌いだしたり、トロンボーンの人が前列の女性のお客さんの手を取って踊りだしたり。うとうとしていたらベースの人の「船長ー!!船長ーっ!!死ねー!!死んでしまえーっ!!…生き返ってくださーい!!!!」(どっちやねん)という絶叫で目を覚まされた。

Brazil。ベースの稲田さんとボーカル西崎さん、それにパーカッションの3人組。半野田拓さんがギター、中尾さんがクラリネットで1曲ずつゲスト参加。稲田さんはPaap、西崎さんはバイクモンドというユニットで見たことがある(気に入ってCDも買った)けれど、やっぱり西崎さんの奇天烈なヴォーカルがインパクト大。ただ、さすがにヴォーカルは生音ではなくマイクを通していたのが、音量が小さくてよく通ってなかったのが残念。

梅田哲也。扇風機を改造した謎のマシーンでカスミトリオなどにゲスト参加したのを拝見したことがある。今回は室内でやはり扇風機2台とスプリングを使った音響オブジェを30分くらいかけて作り上げていくパフォーマンス。最初は糸で吊り下げられた箒と風船がぐるぐる回るだけで何やってんだこれって感じだったのが、炭酸水のはいった水槽に電球がはいったりして(多分ここからの音をスプリングを通して拾ってる)音響的にも視覚的にも形になってくるのがミラクル。完成してあかりが落とされて、おなじみの扇風機のとばす火花も見えるようになったら一瞬で解体に…というあっけなさが面白い。

川手直人。スーツにネクタイの一見普通のサラリーマン風のいでたち(この服装にはちゃんとした理由があるのだそうですが)、クラシカルなバックグラウンドを感じさせるフィンガーピッキングによるアコースティックギターの演奏。曲が終わるたびに大きなシステム手帳を開いていちいちチェックしていくのがおかしいんですけど。

緑色野菜たっぷり
きたサンドをはじめ食べ物飲み物が美味かったのもグッドでした。塩谷の「ワンダカレー店」というカレー屋さんのカレーを売り切れで食べ損ねたのが痛恨のエラー。今度旧グ邸のライヴに来る時はぜひここでカレー食べよう。かわりに野菜の煮込み&ライス。個人的な好みとしてはもうちょっとハーブ系のスパイスが欲しい感じ。

物販でお買い物。今日の出演の中でpopoと三田村管打団?。ゑでぃまぁこんのCD-R「過冷の絵空事」、ムジカでの今年2月のライヴ、なるほどそれでカレーなのね。そしてにかさやグ邸録音の待望の新作「ワンサマーハイム」の先行販売。来週のレコ発@旧グ邸は出張で行けない、本当に残念。
さやさんも会場をうろうろされてました。あとかえるさんとかも。

おもしろかったなあ。ちなみに同行の人間がアキビンオオケストラをたいそう気に入ってたので、近所のガキを集めてオルグしてやれとけしかけている。ぜったい面白いと思うんだけど。ただ最近空きびんってほとんど家庭で出ないんだよなあ。

(11/23再追記)この日のアキビンオオケストラの動画発見。
雰囲気くらいはつかめるかも。
アキビンオオケストラ第1回軽音楽とジャンボリー
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【2009/11/11 01:17】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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