心に雨が降っている
ソウルとかファンクに夢中になっていた時期があったのだけど、結局ブルーズはあんまり聞かなかった。
深い理由はない。ジャズをあまり聴かないのと同じで、奥が深そうなので遠慮したという程度のことだと思う。
その頃買ったCDで、いまでもこの時期になると引っ張り出して聞きたくなるのがこの「Rainin' In My Heart」というアルバムだ。
スリム・ハーポがエクセロレーベルから1961年に出したファーストアルバムで、ストーンズもカバーした"I'm A King Bee"も収められたブルーズ・クラシックスなのだけど、(中には2曲目みたいに豪快に歌うナンバーもないではないけれど)全般に鼻にかかったいい湯加減なボーカルとぺなぺななギターにハーモニカの響きが和みまくりで、いわゆるブルーズのイメージと感じとは異なり、ポップな印象も強いのがポイントか。。前出の「キング・ビー」は「おいら王様蜂、お前の周りを一晩中ぶんぶんぶん。ねえハニー、ちょっと中にイレてよねえお願い」というような(多分)ブルーズらしいエロい歌なんだけど、たとえばミック青年のギラギラした歌いっぷりとは違うとぼけた歌い口がサイコーで、これならご婦人も、あらやだいつの間にか入っちゃってみたいな感じで行けるのではないでしょうか。
この時期にこのアルバムを思い出すのは、タイトル曲をイメージしたオシャレなアルバムジャケットのせいが大きい。"Rainin' In My Heart"はそこそこヒットしたみたいで、僕の持ってるP-VINE盤の最後にはボーナストラックとして二番目のドジョウを狙った"Still Rainin' In My Heart"という曲も収められている。ハーモニカのイントロをフィーチャーした3連のロッカバラード風のブルーズで、とぼけた歌のおかげで深刻にななり過ぎず、雨のしとしと降る梅雨の季節に本当によくはまる。
…というような文章をたらたらと書いている間に7月に入り、梅雨というよりは夏というような日も増えてきた。
でも大丈夫、この後に出た「Baby Scratch My Back」は、「ねえちゃん背中掻いたってえな」というタイトル曲やこれまたストーンズがのちに(あいかわらずギトギトで)カバーする「Shake Your Hip」など、鼻唄度120%増量のルイジアナの沼地直送のファンキーな名曲が収められているので、これで蒸し暑くけだるい夏の昼下がりも安心、だ。


なんばCITY南館1階のアジア食堂サムロでキーマカレー定食750円。
写真のとおり、すごくキレイです。味は、なんといいますか、市販のあの缶に入ってるカレー粉の味。それ以上でも以下でもないです。
090708サムロ
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【2009/07/09 23:51】 | 今日の1枚 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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