お前昨晩どこに泊まった?
BS1「みんなロックで大人になった」第5回は「スタジアム・ロック」、第6回は「オルタナティブ・ロック」だった。

「スタジアム・ロック」というのは、70年代から80年代、巨大なビジネスと化したロックミュージックの象徴として次々に登場した、アリーナクラスの大会場を回るアーティストたちを総称した呼び方のようだ。したがって登場するアーティストは、レッド・ゼッペリンにはじまり、クイーン、キッス、ブルース・スプリングスティーン、ポリス、ダイアー・ストレイツと音楽的にはさまざま。
いわゆる「メイン・ストリームのロック」として僕もリアルタイムに聞いていたバンドだ。ただ、室内でのリスニングがメインで実際にそういう大会場でのコンサートにほとんど行ったことがない自分には、マスにアピールするわかりやすさと一体感という切り口でくくるくくり方は新鮮だった。
番組はライヴ・エイドからメディアを駆使しまくったU2の批評的なステージへと、その影響力を自覚したアーティストの可能性で終わる。ここ10年ほどフェスに行くようになってそういう大会場のライヴの面白さも多少わかるようにはなってきたけれど、それでもどっか別の世界の事だな、という感をぬぐえない。

「オルタナティブ・ロック」の回は、正確には「アメリカン・オルタナティヴ・ロック」で、REMとニルヴァーナを光と影のような形で対比させながら、ブラック・フラッグのアメリカン・ハードコアやマッドハニー、パール・ジャムといったグランジの連中をちょこちょこ絡ませる構成。あ、あとピクシーズね。
REMは最初80年代に出てきたときに聞いてピンと来ずにそれ以降まったく聞かなくなってしまったので、今回その存在の大きさを再確認した次第だけど、個人的にはこの番組ではほとんど触れられなかったSonic Youthなんかのほうがのちのオルタナティヴの連中に与えた影響は大きいんじゃないのかな、とか思ったりもする。まあオルタナティヴといっても広いからねえ。
ロリンズ兄のインタビューつきでブラック・フラッグのヤバげなライヴ風景を見られたのはよかった。
あとは、ニルヴァーナが「MTVアンプラグド」のラストに演奏したレッドベリーのフォークブルーズのカヴァー。"MTV Unplugged In New York"としてCD化もされているパフォーマンスだが、映像で見るインパクトは大きい。

カートの自殺直前に収録された、文字どおり最後のパフォーマンスであるとかいったストーリーを抜きにしても、鬼気迫るものを感じさせる名演。

今晩の最終回はブリティッシュインディーロックのようで、これまた苦手分野。
見逃した1回目の再放送のほうが楽しみだったりして。
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テーマ:懐かしの洋楽映像 - ジャンル:音楽

【2009/01/11 11:56】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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