DAOKO 2017 “青色時代” TOUR(2/24、心斎橋BIGCAT)
DAOKOはあまり知らないけれど、オープニングゲストで大森靖子がアコギ弾き語りでやるというので見に行くことに。弾き語りの大森さん、去年夏の緑地のイベント以来かな。
青色時代


まずは大森靖子。開演時間は遅れるのが普通みたいなところばっかり行っているから、7時ちょうどにBGMで流れていた椎名林檎になぜか欅坂46の「サイレントマジョリティ」がかぶさって、なんだろうとステージを見たらアコースティックギターかけた大森さんがすでに登場して、iPhoneをマイクにかざしていたので慌てた。
まずは「PINK」。最後はほぼ絶叫で言葉をぶつけまくる曲で、対バンライヴの先攻アクトとして初見の客にガツンとかます一発目としてはベストの選曲。そして「TOKYO BLACK HOLE」へとつながっていく。大森さんこの日は明らかに調子悪くて高音がかなりつらそう。それでも歌い方や声の出し方でなんとかしてしまうあたりはさすがに場数踏んでいるだけある。
前半は「over the party」や「エンドレスダンス」といった、前回の「TOKYO BLACK HOLOE」ツアーで聞けなかったアルバム「絶対少女」の曲を披露。「絶対少女」の恒例のシンガロングタイムはこの日は女子→オッサン→ハゲの順。
この日のスペシャル、とってもキュートなタンポポの「I&YOU&I&YOU&I」のカヴァーから、「この歌の素晴らしいところは、IとYOUがいるだけじゃなくてIとYOUがいるからIがいて、さらにYOUがいてって繋がっていくところ。そんな風にみんなとつながっていきたいからリプでもDMでもしてくださいね」なんていうMCをはさみ、最近のテーマ曲ともいうべき「オリオン座」へ。この曲アコギ弾き語りで聞くのは初めてだけど、いつものように大切に丁寧に歌われていてすごく良かった。この日のライヴのハイライトだったと思う。
ザクザクとした切れ味のいいギターストロークがいつもカッコいい「SHINPIN」から、マイクを外れて生声を響かせる「呪いは水色」へ、そして最後はさらりと「キラキラ」で締め。この曲もひさしぶりに聞いた。弾き語りで「夏果て」とか「歌謡曲」とかまた聞きたいけれど、それはまた単独で。
またiPhone片手に、「サイレントマジョリティ」口ずさみながら退場する大森さんがとてもお茶目。

DAOKOはインディーズの時分に1枚アルバムを買ったはずなのだけど、どうもあまり気に入らなくて1回しか聞かずにしまい込んでしまったので、ほぼゼロの状態だ。
セッティングの間ステージ前にかかった紗幕にDAOKOのロゴが投影されていて、あ、これはVMOがやっていた奴!と思ったら、最初の曲でレンガが積み上げられる映像が投影されて、おお、ピンクフロイドみたいやなんて盛り上がったり。最初の方はずっとリリックが流れ続けていて、歌われている内容がダイレクトに伝わるのは初見のものにとってはわかりやすい。
3曲目だったか、最初「ダサい僕がうた歌っても可愛いい君は振り向かない」って言ってたのが、最後はノイジーなまでの激しさを増すトラックをバックに「ダサい僕だってうた歌うよ可愛い君が振り向かなくても」って絶唱される曲あたりからぐっと引き込まれた。次のダルなトラックに合わせて「今欲しいもの、マルキューから出てきたギャルに舌打ちされたってメゲないメンタリティー」なんてハスキーにラップされる曲もよかったし。DAOKOさん、「声量がある上手い歌」ではないけれど、可愛らしい声を振り絞ってかすれる感じが切なくてたまらなくいい。
ストリングスやブラスがフィーチャーされた賑々しい曲になり、バックダンサーが登場して、序盤のモノトーンの内省的な調子から一転してカラフルな色がついた世界に切り替わった印象、ノンストップで「ワサップ大阪!」なんて煽りからお馴染みのシンセイントロが入ってtofubeats「水星」カヴァーになだれ込む流れ、めちゃかっこええやん。映像もひたすらリリック中心だった序盤からイメージ映像を加えたものに変わっている。
終盤には新名林檎の「歌舞伎町の女王」のカヴァーも。ずっと歌の舞台は渋谷っぽかったし、まさにこの前の曲が渋谷の街の映像をつけた渋谷の歌だったから、この選曲はちょっと意外だった。開演待ちのBGMにずっと最近の椎名林檎の曲が流れていたから、それなりのリスペクトがあるのだろう。このあたり最初のCDからジャケ写で椎名林檎にオマージュをささげていた大森さんとの接点なのか。

アンコールでは期待通り大森さんが呼び込まれて、二人で大森さんのニューアルバム「kitixxxgaia」に収められる「地球最後のふたり」。アーバンなソウルナンバーでとてもクール。大森さんはツインテールにDAOKO物販で買ってきたというパーカーで可愛くキメてる。DAOKOさんはステージ上で誰かと共演するのははじめてということで、「初体験もらっちゃった♡」なんていう大森さんのいじりにとても楽しそう。ピンクがテーマカラーで新宿ホームの大森靖子と青がテーマカラーで渋谷がホームのDAOKOというコントラストが面白い。
DAOKOさん、その後のポップな曲のズッキュンみたいな振り付けもキュートだった。ラストはふたたび映像に合わせたパフォーマンスで締めくくられたのだけど、個人的には最後は幕を上げてほしかったところ。大森さんとの絡みが風通しよくて気持ち良かったし、アンコールくらいは紗幕を取り払って前に出てきてもよかったんじゃないかな。

DAOKO、もう一度ちゃんと聞いてみようか。
スポンサーサイト

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2017/02/25 01:03】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<60/60(3/2、難波BEARS) | ホーム | CO-OP vol.3(2/19、難波BEARS)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://outofmind.blog47.fc2.com/tb.php/1741-3fb92725
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |