BEARS30周年記念特別企画 山本精一展 2日目(2/16、難波BEARS)
山精展

「山本精一展」2日目です。
展示は初日にある程度見たし、ライヴの時間に合わせて8時前にベアーズに入りました。どうせライヴの開始は押すやろうし。

山精展2-1
多少は展示作品の追加もあるだろうとは予想していたけれど、膨大な量のポストカード大のドローイングが大量投入されていて笑った。かなり書き込んだものから、マジックで一筆書きしたようなもの、文字がびっしり書き連ねてあるもの、古典だか漢籍だかの書き写し、ROVOやMOSTのTシャツやフライヤーの原画になったと思しきものなどいろいろで、人が詰まってくるとフロアは足の踏み場もない感じ。

山精展2-2
開演時間の8時を過ぎ、ステージ前にも並べられたカードをぼんやり眺めながら待っているうちに、20分ほど回ったところでステージに山本さん登場。「ギター忘れてきた」と取りに戻ってきて、ライヴが始まる。この日は山本精一&須原敬三(ソングデュオ「雑木林」)ということなのだけど、まずは山本さんのソロでの弾き語り。初めて聞くフォークカヴァー曲から始まり、「誰もいない海」「Ramblin' Boy」といったカヴァーにオリジナルを取り混ぜてソロで6曲ほど、弾き語りの山本さんを見るのはひさしぶりで「もぬけのから」「ふたつ木のうた」といった名曲と山本さんならではのフラがある平熱の歌声にはやっぱり心が震える。
7曲目から須原さんが登場し、いつものように寄り添うようにベースを加える。須原さん加えての最初の曲が羅針盤の「ますら」だったのがこの日の個人的なハイライトの一つ。「無垢なものすべてが綺麗で光るわけではないと知った時始まることもあるから」という歌詞フレーズから曲調が変わり「今日からどこへでも」と先に歩き出す感じが大好きだ。
これ以降はすべてカヴァー曲。「教訓Ⅰ」は4番の歌詞を酷く替えていて笑ってしまったのだけど、お客の反応は薄く、みんな知らないのかなあ。
何曲か初めて聞くカヴァーがあったのだけど、その中では大瀧詠一の「乱れ髪」が歌いこなされていてすごく良かった。自分は世代的には「A LONG VACATION」がリアルタイムなのだけど、やっぱりファーストアルバムの大滝さんが一番好きだ。
ジャンクなブルーズの「失業手当」、ロケンロールな「26番目の秋」と、ソリッドな須原さんのベースが活躍するナンバーが続き、本編最後は山本さんソロで「アカシアの雨のやむとき」、そして再度須原さん加えて「オーブル街」でしっとりと締める。

アンコールは石川啄木の詞に不破大輔が曲をつけた「ひこーき」。多分初めて(もしかしたフジのトリオ・ザ・フォークジャンボリーで歌っていたのかも)この曲を聴いたのだけど、とてもいい。そして「10年ぶりくらいに歌います」と前置きして歌われたのが友部正人の「どうして旅に出なかったんだ」。個人的にはこれがもう一つのハイライト。2002年だか2003年たかに、ベアーズの山本さんのステージで初めてこの曲を聴いて、友部さんを聞くようになった。旅に行きたい行きたいといいながらなんやかんや言い訳を付けて絶対に出かけることのない「オマエ」への手厳しい批判はいつも胸に突き刺さる。10年前ってことはなく本当は4年前に一度ベアーズで歌ってはるけどねw。

ダブルアンコール、最後の最後にまた山本さんひとりで、最初に歌ったカヴァー曲をもう一度、今度は歌について解説した上で歌う。小椋佳「海辺の恋」、永島慎二の漫画「若者たち」を原作としたテレビドラマ「黄色い涙」の主題歌だったとのこと。調べたら脚本は市川森一。山本さんにはいつまでもいろんな音楽を教わることになるなあ。

山本精一展はあと1日、最終日のライヴはPARAの西滝太(key)・アシッドマザーのNANI(ds)とのサイケセッションとのことでこれもこれですごそうなのだけど、さすがに3日休めないので、私はここまで。チラシには「前期」って書いてあったので、きっと近いうちにまたあるはず(笑)

山本精一展買い物
結局直筆カード、1枚買った。金500円也。
他に多分昨年末から販売されているCDR、今日歌ってた「海辺の恋」や「ヒコーキ」など4曲入りのものを購入。オマケで「LIGHTS」のアナログLP用の帯がもらえた。
[セットリスト] 「山本精一展」2/16難波BEARS
1..海辺の恋(小椋佳)
2. ふたつ木のうた
3. 名前なんてつけたくないうた
4. 誰もいない海(トワ・エ・モア)
5. Ramblin' Boy(Tom Paxton/中山容・訳詞)
6. もぬけのから
7. ますら(羅針盤)
8. 教訓Ⅰ(加川良)
9. 乱れ髪(大滝詠一)
10. 失業手当(高田渡)
11. 26番目の秋(岡林信康)
12. アカシアの雨がやむとき(西田佐和子)
13. オーブル街(ザ・フォーク・クルセダーズ)
(アンコール)
14. ひこーき(渋さ知らズ)
15. どうして旅に出なかったんだ(友部正人)
(ダブルアンコール)
16. Turn, Turn, Turn(Pete Segar)
17. 海辺の恋(小椋佳)

山本精一&須原敬三(ソングデュオ「雑木林」)
山本精一(vo/g)・須原敬三(b.6~11、13~17)

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