RUINS(吉田達也+増田隆一)~期間限定復活LIVE!!!~(2/2、京都METRO)
RUINS

山本精一+津山篤(津山本)
津山本というクレジットにはなっているが、まあいつもの山本精一・津山篤デュオ。ただこのデュオをオールスタンディングで見るのは珍しい。山本さんはいつものヘッドの欠けた黒ストラト、津山さんは今日は黒いレスポール。
山本「元気に行きましょ。」「お酒も入って…×××も入って…」「ルインズのファンの人どれぐらいいる?(反応薄)…帰ったらええねん」若干テンションヤバめ。
おもむろにコンビニ袋から取り出した恵方巻をほおばり出す津山にスポット当てるように指示を出して「すいません、伝統の小芝居です」
いつものようにトラッド風の絡みから始まり、片方がベースに回りながらもう片方がナチュラルなディストーションで弾きまくる気持ちのいい展開、ビートのない深いディレイの底で茫漠としたパートを挟んで、津山さんのレスポールの選択に合わせてか、スタンディングの会場に反応してか、中盤以降はふたりともヘヴィな音色でハードでジャンクなロックギターの応酬に。ときおり津山さんが歌を入れたり、山本さんがワイルドに「ヘイ!」って声上げたり。ここまでノンストップで20~30分くらい。そして仕切り直しで優しくメランコリックな演奏がひとしきり続いたのち津山さんの低音が激しくうねり出してそれに合わせて山本さんの高音部でジャリジャリっとしたギターも暴れ出すという展開で10分。低音と高音の担当は逆だったかも。気持ちよすぎて立ったままうつらうつら居眠りして崩れ落ちてしまうこと数度。ご迷惑おかけしてすいません。

RUINS(吉田達也+増田隆一)
RUINSはまさに今回のリユニオンに参加された増田さんが在籍していたのおられた90年代に2回くらい見たっきりで音源もあまり聞いていないのであまり詳しくない。ただライヴの強烈さは一度見ればわかる。その後怖とかLightening Boltとか出てきたけど、ベースとギターのデュオなんて当時見たことなかったから、かなりビビった。。
複雑骨折したビートを時にユニゾンし、時に離れながら、一点でびしっとキメて闇雲に爆走していく、プログレにしてハードコアなアンサンブルはやはりすさまじい。
前半は最近再発されたという「Burning Stone」(1992)から数曲演奏したり、「The Rolling Stone」誌のプログレアルバム50選に(49位で)選ばれたという「Hyderomastgroningem」(1995)の曲など。後半、特に終盤に演奏された複雑に展開でドラマチックに盛り上がりを見せる長尺の曲がカッコよかった。

ルインズ波止場
ステージ真ん中にセットしたドラムセットの上手側に吉田さん、下手側に津山さんが向かい合って座って叩きまくる、それぞれの後ろにベースの増田さん・ギターの山本さんが囲むような配置。こんなセッティング初めて見たぞ!
オープニングは想い出波止場チーム「Sex Machine」・ルインズチーム「太陽と戦慄」同時演奏から。うわーほんまにやりおるわ、と思ってたらそのまま即興で変拍子のリフにあわせてワンワン言う「wawawan」に、さらに想い出の「太っ腹」とルインズの曲の同時演奏へ、あほらしすぎるw。
山本さんの合図一発賑々しく流れ出したのはMの「Pop Muzik」。想い出波止場でも使ってはったし、山本さんこの曲好きなんだなー。能天気なビートに合わせて(合わせずに)滅茶苦茶な演奏をしていると思ったら、虫の声のSEからなにやら曲が始まる。吉田さんのドラムと増田さんのベースのミニマルでなビートの上に山本さんと津山さんがギターでソロを入れる。5分くらいたってあのお馴染みのフレーズがギターで奏でられ、初めてクラフトワークの「Trans-Europe Express」のカヴァーであることに気づく。この強力にヘヴィなグルーヴ感凄まじい、これがついさっきMに合わせてバカ騒ぎしていた人たちとは思えない。たぶん10分くらいやっていたかな、間違いなくこの日の前半のハイライトだったと思う。

この後がさらに面白かったんだけど、あんまりちゃんと覚えていないのでメモで勘弁してください。
・山本ドラム、スティックのカウントからインプロ
・山本ドラム、合図でインプロ(「馬鹿にすんな!」「Can’t Get Enough!」「船上のメリークリスマス!」)
・山本ドラムでかっこいい合同演奏(ルインズ曲?)~Pop Muzik
・同時演奏、山本・津山のフォークソングと吉田・増田ハードコア(ルインズ曲?)~wawawan
・7月8月9月(メインヴォーカル津山)
・アンコール、ワーワー言いながら入れ代わり立ち代わりドラムを叩く。
いやあ、凄かった。技量のある人のマジもんのスカムは恐ろしい。
次に何が出るか、茫然と見守りながら、脱力したり唸ったり興奮したり、だからこの人たちのライヴ好きなんだなあ。

この日のライヴは撮影・録音禁止だったので、きっと94年のルインズ波止場のライヴみたいにリリースされると思います。
ぜひそちらをお楽しみに。
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