IDOL ROCKS! FESTIVAL 2016 in UNIVERSE(11/6、千日前味園ユニバース)
5月のBIGCAT以来の「IDOL ROCKS!」、今回は味園ユニバースというこれまた大きな会場での実施となる。
昼の12:30から夜の8時半まで8時間にわたってこの日登場したアイドルは以下の総勢16組。
代代代、hy4_4yh、UNDERHAIRZ、Hauptharmonie、フィロソフィーのダンス、校庭カメラガールツヴァイ、せのしすたぁ、偶想Drop、BPM15Q、ぜんぶ君のせいだ。、PiiiiiiiN、GANG PARADE、椎名ぴかりん、BELLRING少女ハート、仮面女子、BiS
かなり強力な面子で、チケットは早々にソールドアウトとなっていた。
タイテ

トップバッターは代代代、細胞彼女の元プロデューサーが手がける新グループ。曲は細胞彼女ほどエクストリームに振り切らず、メタル風な曲もあればかわいらしい曲もあり、バラエティに富んでいる。細胞彼女は完全にライヴでもヴォーカルはかぶせていたのだけど、今回は完全生歌。今のところまだまだ素人っぽいへっぽこ感が面白いけれど、この後どんな風に育っていくのかな。

hy4_4yhが本格的なライムスター宇多丸からお墨付きをいただいたという「B-Boyイズム」カヴァーを披露したり貫禄のステージ披露した直後のUNDERHAIRZ、ちょっと心配だったのだけど、まったく心配無用だった。「おはよーみんな朝早いちゃんやなー」なんて自然体でふらりと登場したかと思うとJB's風のファンキーなギターのトラックに合わせてお下劣な自己紹介ソングをぶちかまし、空気をつかんでいく。ぽやなさんの(たしか)「なんや今日かわいいアイドルいっぱい出てるけど、うちらが出たからには全部ぶち壊しやからなー!」なんて煽りが最高。ラミーさんが繰り出す基本大ネタ1本使いのかっこよいバックトラックにベタベタの大阪弁下ネタMCのオールドスクール感、エレクトロな「陰毛じゃんけん」からMC2人が猛烈な勢いでまくし立てる大阪のオッサンの歌やB52's「Rock Robster」使いの「ポリコレ」と短い曲を一気に畳みかけていくあたりがめっちゃかっこいい。つい数か月前にベアーズで見た時はもっとぐだぐだだったと思うんだけど、ステージングが急激にたくましく成長した印象。「酒が好き。」のゆかさんの(たしか)「お酒とわたしは一心同体なんだからそんな私をお酒ごと愛して」なんていうかなりクズな歌詞の歌声がえらくラブリーでキュートやなあと聞きほれていると、最後はやっぱり「リトマネン・スケベッチ・オナゴスキー」で下ネタ炸裂のア○カンソングで大盛り上がり。

hauptharmonie、昨年夏にイベントでステージ見て強い印象を受け、その年にリリースされたファーストアルバムはその年のフェイヴァリットの1枚に上げるくらい気に入っていたのだけど、その後ライヴを見る機会がないうちにメンバーが次々と入れ替わり、当時とまったく別のグループかというくらい変わってしまった。そんなこんなで夏に出たセカンドアルバムも聞かずじまいのまま自分にとっては1年半ぶりのライヴだったのだけど、独特の浮世離れしたヨーロッパ風のコスチュームのスタイリングは変わっていないし、なによりも1曲目がファーストアルバムの「All sorts of Flowers」という、演劇的な掛け合いがドラマチックに歌の世界を形作る曲だったあたりからも、いままでの世界観を受け継いで進化させていこうという意思がうかがわれる。序盤マイクの調子が悪くせっかくの歌のかけあいが上手く届かなかったのはちょっと残念だったけど、現メンバーもそれぞれしっかりしたキャラクターがあって良さげな感じう。先日電撃加入で驚かせた一花寿さんこと元ゆるめるモ!のもねさんも、ウェディングのようなベールのついた衣装ですっかりなじんでいて、これはこれで良かったと思う。

初見だけどDeee-Liteの「Groove Is In The Heart」の出囃子で登場する時点で期待しかない、フィロソフィーのダンス。1曲目ファンキーなギターカッティングに乗せて赤色の子がダイナミックでソウルフルに、しかもクサすぎないいい塩梅の歌唱を聞かせてくれた時点で完全に引き込まれた。グループ名のイメージから勝手にポストロック風のグループをイメージしていたのだけど、予想と違って洒落たファンキーソウル歌謡。赤色のハルさんの力強い歌を中心に、甘めの色っぽい声あり、キュートなアイドルヴォイスありの4人の声の取り合わせもすごく良い。音源買いました。

校庭カメラガールツヴァイ。「ツヴァイ」がつく前の2枚のアルバムは昨年からよく聞いていたけれどステージは初見。ようやく見れたと思ったら来年頭には解散してしまう。激しい高速ドラムンベースとアンバランスなキュートヴォイスの取り合わせが魅力。黒いワンピース姿の衣装はアルバムで聞いていたミニマルなイメージにはよくあっているけれど、実際のライヴはよりレコーディングよりずっとラフでヒップホップ色が強い感じ。面白かったのだけど、開演からここまでぶっ続けで2時間半ということでくたびれ果ててきたのと、フィロのス(フィロソフィーのダンス)の物販に行きたかったので中座して後方に退却。

遠目にせのしすたあを眺めながら物販列に並んでいた。せのしすたあ、まおさんがえらくスマートになっているのはtwitterで流れてくる画像などで見ていたけれど、あわせて声もえらくかわいらしくなっていて驚いた。前は最初から最後までずっとかすれ気味の声でお客を煽ってはったような気がするのに。

ぜんぶ君のせいだ。は今回も大人気。たぶんここまでで一番お客さんが集まっていたのではないかな。
個人的には前回見た時ほどのインパクトはなかったのだけど、やはり前回同様最後に歌われた曲がたいへん印象に残った。「どうして、どうして」って聞かせどころを白色の人が柵の上で熱唱する姿には確かに胸に迫る力があり、彼女をめがけて一斉にリフトが押し寄せていく地獄のような光景が、可笑しくも泣かせる。白色の人、ましろさん。

このあたりから仮面女子のTシャツやBiSのIDOLTシャツなど、さまざまなTシャツ姿のドルヲタで会場が恐ろしい人の入りになっている。

椎名ぴかりんの安定の土下座ショーが終わって、いよいよ我らがBELLRING少女ハートの登場。前日の50分のセットがファーストの曲ありレア曲ありでかなり満足のいくものだったのでこの日はもうフェス用のお馴染み曲ばかりのセットでもいいやくらいの感じだったのだけど、オープニング、5月のこのユニバースでのライヴ以来の「Crimson Horizon」の「僕らは何のために今日ここにいたの」のサビで指さしする振りコピとオイオイの掛け声で早くも平常心でいられなくなっていて、関西ではひさしぶりの「KARMA」のクールなテクノビートが流れ出すもんだからもうあとはあまり記憶がない、いつもの最高のベルハーだ。サビの大合唱で盛り上がる「憂鬱のグロリア」、ポンポンを使ったパフォーマンスが楽しい「BEYOND」から一転してシリアスでヘヴィな「low tide」をかましたのち「エッジ」「Asthma」という、この日はベルハーの美味しいところをぎゅっとパッケージしたようなセットだった。
中ではやっぱり「low tide」のパフォーマンスが圧倒的で、いつもの中間部のみずほソロからクライマックスの部分、このメンバーでこの曲を見る機会があとどれくらいあるかっていつも思ってるから、「あと少しこのままでいれたら」なんて絶唱されて平穏でいることなんかできっこない。

ベルハーが終わったらいつものようにぐったりして後方でぼんやりと仮面女子のトイレットペーパーやらゴムボートを眺めていた。空いたソファに腰かけるともはや立ち上がれない、そうこうしているうちに大トリの再結成BiSが始まる。
誰もが知ってるめっちゃいい曲を持ってるって凄いことだと2005年のフジでナックがマイ・シャローナを演った時に思ったけど、この日のBiSがまさにそれだった。あの場のオタがみんな知ってる名曲が、それも「Give Me Your Love全部」「My lxxx」「nerve」「IDOL」「primal.」「レリビ」と次から次へと出てくんだもの。「primal.」でユニバースのフロアを埋めるお客さんが両手を上げて一斉に振り返る光景はなかなか壮観だった。
ただ、歌に関しては、かぶせなのか口パクなのか知らないけれど、歌声がきれいに揃えられすぎていて、さまざまな声が歌い継ぐ旧BiS末期になじみが深い自分としては、まるで一人で歌っているのかと思うくらい引っかかりがなく、まったく良いとは思えなかった。

「IDOL ROCKS!」というイベントはどちらかというとラウド系のグループの多いイベントって印象が強かったけれど、今回は特に前半、ラップからギターロック、ダンスミュージックとそれぞれに個性的なサウンドのグループがいいグラデーションで流れを作っていて、すばらしく面白かった。後半もベルハーとBiSの間に仮面女子とか、なかなか見られない並びではある。
「IDOL ROCKS」次回は12月、また今回と同じくらい豪華なアクトが集まっていて、そしておそらくベルハーは現体制での大阪ラストになる。
スポンサーサイト

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2016/11/07 02:23】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<大森靖子TOKYO BLACK HOLE TOUR(11/10、心斎橋BIGCAT) | ホーム | MAD SUTURDAY!(11/5、東心斎橋CONPASS)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://outofmind.blog47.fc2.com/tb.php/1712-085f3b40
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |