ASTRO & kito-mizukumi rouberツアー2016(10/9、難波BEARS)
1009

orhythmo
ベース1本によるアンビエントなノイズ。地の底からせり上がってくる地響きのようなゴゴゴゴゴゴ…という低音とともに細かいざーっというノイズの粒が放たれる。後半は土俗的なビートがパーカッシヴに刻まれ、その上に催眠的なノイズの粒子が絡み合う展開に。心地良い。

ASTRO
ASTRO
前回見た時は横並びだったと思うんだけど、今回はおふたり向かい合わせでのセッティング。
ガシャンガシャンという工場機械のような物音で始まり、その後も水の音や人の声など現実の物音や環境音が電気増幅され、ごろりと投げ出される。そして激しくうずまく電子ノイズが次第に高鳴り、まじりあい、大音量で放射される。重層的な物音のパースペクティヴに包囲され、揺さぶられまくる。強力だ。

kito-mizukuni rouber(長谷川裕倫(あぶらだこ)/大國正人(あぶらだこ)/内田静男/橋本孝之(.es))
kito1

kito2
まずはメンバーが4人とも強烈すぎる。髪をオールバックになでつけやくざみたいなスーツでキメた大國さんは、ギターをかき鳴らし奇天烈な歌を歌うし、ドラムの内田さんは過剰にエモい、感に堪えないといった表情でバチを振り回し、バンバン叩きまくっている。サックスでフリーキーな音をまき散らす橋本さんときたら、チェックのひざ丈のスカートに黒いハイソックスという出で立ち(もしかしてあれはバグパイプの人のキルトなのか?)で、帽子の上からすっぽり薄手の布をかぶっている。卑猥に腰をグラインドさせながら淡々とギターのリフを弾き続け、ときおりヴォーカルを取る白装束の長谷川さん(あのあぶらだこのヴォーカルの!)が普通に見えるのだからどうかしている。
一見みんな出鱈目やってるみたいなのに、ルーズな演奏の中から絶妙なアンサンブルを決めて疾走するジャンクなロケンロール、滅茶苦茶カッコいい。演奏の雰囲気はプッシ―・ガロアを連想させる。ただし大國さんの粘っこい歌がかなり独自で印象的、「オレの指輪は5万3千円」とか「難聴難聴プレスリー」とかキラーフレーズ出しまくり。最後は「YMCA」よろしく「K-I-T-O」のコールのはいる豪快なシャッフルナンバーで幕。

MASONNA
いつものように入念に長い時間をかけたセッティング、そして客電が消えしばしの間。おもむろにステージ上に黒づくめのマゾさんが登場しシャウト一発!すぐ耳をつんざく激しいノイズの嵐、狭いステージ上をノイズをまき散らしながら走り回り、そしてフロアに飛び込み最後方でシャウト、ステージに戻ってきたところで終わりかと思ったけれど、ここで転がっていたハンドマイクをフサオさん(Acid Eater)がパスして、再度低い唸りから激しいシャウトに、そして高まるノイズと共に再びフロアに走りこむ、ステージに飛び込むとそのままマイクを投げ捨て退場。決まった!アドレナリン出まくりドキドキしっぱなしで結構長い時間やっていたと持ったのだけれど、ここまでたった2分。

一口でノイズと言ってもいろんなスタイルがあって、たまにこういうノイズアクトのたくさん出るイベントに来ると、その表現の奥深さに唸らされる。
ASTROは一度見て凄いと思って、その時もBEARSでマゾンナと長谷川ヒロトモさんが出てたな、と思いだした。
その時は内田さんとのデュオ「長谷川静男」でkitoとは全然違うスタイルだった。内田さんベースだったし。
ここ数年はkito-mizukumi rouberでASTRO、MASSONAとこの時期にBEARS来ているとのこと。来年もあるならまた見たいなあ。
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