いつもレコードのことばかり考えている人のために。
「ミュージック・マガジン」7月号の「CDはどこへ行く」という特集の鼎談で、レコードショップの人が「人間の音楽の歴史の中でパッケージメディアとして複製されたものが売られるようになってからが特殊なんだ」というようなことを言っていて、確かにCDやレコードの未来と音楽の未来はまた別の問題だな、と思った。CDやレコードがなくても、ライヴ演奏される音楽の感動は存在し続けるだろうし。
そういう意味ではこの本なんかフェティッシュの極致ということになるな。
この特集でもインタビューに答えて「アルバムというフォーマットが失われると言うことに脅威を感じている」とかおっしゃっている小西康陽さんが、常盤響さんと選んだ1500枚のレコードジャケット集!レア盤も駄盤も関係なし。アヴェドンのポートレイト写真のジャケットばかり集めたページがあれば、アヴェドン風のポートレートばかり集めたページもある。色っぽい女性の肢体のコーナーもあれば、なぜだか半裸のフォーリーブスのジャケを集めたページもある。
最近文字の本が読めなくてね、パラパラめくってるだけで楽しいからいいですこれ。

そんな小西さんの作った最新コンピレーションが、とにかくシンプルなアレンジでじっくりと歌を聞かせようという作品ばかり集めた「うたとギター。ピアノ。ことば。」というアルバム。とりあえずパッケージ凝ってます。DVDのパッケージの下2/3にシンプルなCDサイズのジャケット、上部は透明で中のブックレットがちらりとのぞいている。ブックレットは分厚く豪華で、全曲丁寧な小西さんによる解説付き。
音の方はこれからじっくり聴きますが、ちらっと聞いただけでも市川美和子の歌う六文銭のカヴァーとか小西康陽らしいいい仕事の予感。
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テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

【2008/06/30 00:49】 | | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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