20th ANNIVERSARY FUJI ROCK FESTIVAL '16 Day 3 (7/24、苗場スキー場)
今日もいい天気、場内の砂埃も絶好調。
まずはモヒートで乾杯。
もひーと
今年は3日目にして初めてオープニングの清志郎の「田舎へ行こう」聞いた。

この日の会場ではやたらBabymetalのTシャツ見かけるので、ホワイトに着くまでで大トリのRed Hot Chilli PeppersのTシャツとどっち着てるやつが多いかビールをかけてカウントしてみた。ベビメタGO。まあどう考えてもレッチリの方が多いに決まってるし、そのままじゃ勝負にならないだろうから1:2のハンデつけてもらって。なかなかいい勝負だったのだけど、ホワイトに着いたら回りはすでに待機のメイトの皆さんばかりで、一気に追い上げて、ハンデなしで圧勝してしまったw。

で、まずはホワイトステージの一番手Bo Ningen。フロム・ロンドンの4人組日本人バンド、10年以上のイギリスでの活動歴は伊達じゃない貫禄のヘヴィサイケで期待以上。ラストのZepみたいなリフが疾走するナンバーもカッコよくて、ベビメタ待機のメイトさんやメタラーにも届くとこあったんちゃうかな。
晴天3日続きで場内どこも砂埃ヤバいけど、ホワイトのは格別。前方砂埃でステージ霞んでるw。

ヘブンのdCprGチラ見したり、ホワイトに戻って横斜面でDeafheavenという謎のブラックメタルバンド眺めたりしのち、ヘブンに戻ってさくらぐみのピザに並びながらはちみつぱい待機。そうこうしているうちにメンバー全員登場してサウンドチェックがはじまっている。
さくらぐみ
フィールド・オブ・ヘブンのはちみつぱい、サウンドチェックでGreatful Deadの「Dark Star」ジャムってる!と思ったら、そのままぬるっと本番「コウモリの飛ぶ頃」へ。夏の昼下がりのヘブンにふさわしい15分超えるゆったりとしたサイケなセッションにまず圧倒される。そして長いジャムが終わると間髪入れず武川さんのヴァイオリンのイントロから「センチメンタル通り」に。かっこいい!
「40年経ってようやくヘブンにたどり着きました-リアルヘブンに行く前になってようやくw」みたいなMCで笑わせて、「月夜のドライブ」をロマンティックに歌いだす。「ぶるるんぶるるん」とエンジンが動き出すとともにビートがファンキーにうねり出すのが最高にグルーヴィ。ライヴ音源でしか出回っていない、本田信介さんの歌をフィーチャーした「ミスターソウル」から「へいの上で」そして渡辺勝さんがピアノを弾きながら歌う「ぼくの倖せ」へ。「ぼくの倖せ」は、勝さんのステージではいつも歌われる名曲なのだけど、はちみつぱいでは「センチメンタル通り」のアルバムでこそすでに脱退していた勝さんが歌っているものの、CD7枚組ライヴアーカイヴ「The Final Tapes」で聞かれる70年代のライヴ音源ではすべて慶一さんが歌っている。この歌を勝さんがこの期に及んでオリジナルの歌詞にさらに手を入れて丁寧に歌う。
最後は「煙草路地」。のちに鈴木慶一とムーンライダースの「火の玉ボーイ」で「スカンピン」に転用されることになる「煙草に火を付けてどこへどこへ行こう」というリフレインのフレーズが、何回も何回も繰り返し大合唱されて10分近くに及ぶ。

ホワイトステージでRobert Glasper Experiment、次のベビメタのおかげもあって激混み。フュージョンっぽいメロウなグルーヴが心地よく、終盤でなぜか披露されたNirvana「Smells LikeTeen spirits」カヴァーがええ湯加減でよかった。
べびめた
そして引き続き超満員のホワイトステージでBABYMETALl。ずっと晴れていたのにここに至って急激に雲行きが怪しくなり、ついにぽつぽつと振り出す中「です!です!Babymetal DEATH!」で3人が登場する。前の方はWODだとかモッシュとかで激しく盛り上がっていたのかもしれないけど、自分のいたあたりは調子っぱずれ気味に合いの手入れるオタが一人いるくらいで、基本様子見の観客がほとんど。たしかにスーメタルさんの声はよく通ってキレイで、序盤の「ギミチョコ」とか「かくれんぼ」の歌みたいなアイドル然とした曲で畳みかけるのがなかなか楽しい。人がぎっしりすぎてできないけど、「ずきゅんどきゅん」とか振りコピしたら楽しいだろうな。他にもここは「ふっふーfwfw」だよなとかMixが入れられるなとか思うポイントはたくさんあって、かなりモヤモヤがつのる。中盤「イジメ・ダメ・ゼッタイ」とかシリアスに歌う曲はスーメタルさん歌声がハマるだけにどうにも好きになれないとかいいながら、ケチャしちゃったし、思わずイエッタイガーって言ってしまったのだけど、そういう現場なのかどうかは不明である。正直なところWODとかサークルモッシュとかまったくやりたくないので、ケチャと振りコピの許されるアイドル現場がいいな。アイドルかアーティストかなんて議論は不毛だからどうでもいいけど、彼女たちのステージを見て、彼女たちが欧米でウケてるのって、あちらのメタルの人たちも単純にアイドルが好きだったってだけのことだと思ったよ。結局雨はすぐ上がった。

カレー
家人と分かれて奥地に向かい、ヘブンで晩ご飯。東山食堂のひよこ豆とカボチャのカレー、ただし具が亡くなったので100円引きの600円。かぼちゃはしっかりココナッツミルクベースのスープに溶け込んでいて、なかなかいい塩梅。この日なんと初めてのカレー。

Kamasi Washingtonのファンキーなジャズにあわせてヘブンをぶらぶら。毎年最終日この時間帯はもう疲労もピークでぐったりなんだけど、だいたいヘブンの隅っこにいて、シンキロウの作るミラーボールの光の影眺めたりその中でふらふら踊ったりしている。
ヘブン

ヘブンが終演して、意外と静かな印象のレッチリのグリーンステージフィールドを横切りオアシスエリアに。
レッチリが終わる前によく空いたワールドレストランで最後のカレーを。クィーンシーバのガンボカレー600円。
クイーンシーバ

そしてこの日の最後はグリーンステージのクロージングアクト電気グルーヴ。レッチリが終わったらみんな帰っちゃうんじゃないかと思ったけど、けっこうなクラウドが残って1時間半近いノンストップのロングセットの最後まで熱狂していた。自分ももう何度も座りこんでもう動けないと思ったけど、「N.O.」の大合唱から「富士山」の本編フィナーレ、アンコール「Shangri-la」「虹」のフィナーレではやはり踊らざるを得ないし、完全に最後の力を使い果たした。まだレッドマーキーでEYEのDJとかあったけど燃え尽きて会場を後にした。また来年。
電気


…のはずだったのだけど、場外パレスアリーナのルーキーアゴーゴーでやってた羊文学という3ピースの轟音ガールズバンドに行きあたって、これがクールでキュートで惚れた。
羊文学
そして完全に死んだ。


今年のフジロックで気付いたこと色々。

・子連れ客と共に昨年から急激に増えてビビったアジア系外国人フジロッカーは今年も多かった。でも基本アジア系外国人はマナーいい。鬱陶しいのはだいたい欧米系の白人グループ。

・物販コーナーが場外に移ったりマイナーチェンジはいくつかあったけれど、ピラミッド・ガーデンが一般参加者にオープンになったのはありがたかったな。たき火と心地のいい椅子とキャンドルがある、最高に心地のいいフィールド。2日目深夜のAlex PatersonのDJ「アンビエント」セットは今年のフジのベストアクトのひとつだった。あとはちょっと邦人アーティストに酷いアクトが多いのだけ何とかしてもらえれば最高なんだけど。

・旧オレンジコートあとにできた巨大な屋根付き休憩所「オレンジカフェ」は笑った。僕がいったときはいつもガラガラだったけど、家人が昼間言ったら満員だったみたいなので、それなりに有効だったっぽい。ただあのキャパに対応するならトイレの数はもうちょっと増やしてほしい。
オレンジカフェ
3日目夜の人気のないオレンジカフェ。京都櫻川の鱧にゅうめんがすごくうまかった。

・おそらくリストバンドの事前送付開始との兼ね合いで実現したリストバンドへのICチップ導入で、入場ゲートでの荷物チェックはほぼ完全に廃止。これ以外にも、途中通路でのリストバンドチェックがなくなったり、去年まではかなり厳しくチェックされていたステージ撮影がほぼ完全にスルーされるようになったり、マナー面での管理がかなり緩くなった。よく言えば観客の成熟に合わせて自主管理に任せたともいえるけど、意地悪い見方をすればかなりシビアな人件費の見直しが必要な状況になってるのかもしれない。

・20周年ということで、ベックとかレッチリとか電気とかボアとか、天神山を意識したブッキングがされていたこともあり、てっきり今年で終わりなんじゃないかとも思ったんだけど、帰りにちゃんと「See You Next Year」の垂れ幕も出ていたので、続くみたいです、めでたしめでたし。
スポンサーサイト

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2016/07/25 23:28】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<INCAPACITANTS one man(7/30、難波BEARS) | ホーム | 20th ANNIVERSARY FUJI ROCK FESTIVAL '16 Day 2 (7/23、苗場スキー場)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://outofmind.blog47.fc2.com/tb.php/1697-a83d66c8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |