祝春一番2014(5/3、服部緑地野外音楽堂)
(中川イサト、押尾コータロー、)中川五郎・中野督夫・湯川トーベン・永原元スペシャルバンド、エルキュール上野とアフターアワーズSHOW、曽我部恵一、桜川唯丸一座、大塚まさじ、ハンバートハンバート、アーリータイムス・ストリングスバンド、斉藤哲夫(w/アーリータイムス・ストリングスバンド)、林亭、朝野由彦、佐藤GWAN博、いとうたかお、東京タワーズ、平田達彦、カオリーニョ藤原と中島徹、松永希

この日はもともと行く予定がなかったのでちょっとゆっくり目に、12時過ぎくらいに緑地野音に着くと、ステージでは中川五郎・中野督夫・湯川トーベン・永原元スペシャルバンドの最後の曲で、中川五郎がギターを振りまわして「90cm」を大熱演中。
この日はオリジナルハルイチ世代ともいうべき大御所がたくさん登場して、そのせいか客席は年齢層の高い方がいっぱい。こういう時はすごーくいやーな馴れ合いくさいバイブを感じてしまうことがときどきあるのだけど、この日のベテラン勢は皆それぞれのご自身のスタイルを持った演奏を聴かせてくれた。

ベテラン勢の中で個人的に大好きなのはアーリータイムスストリングスバンド。カントリーテイストの楽しいサウンドに渡辺勝の声とギターの与える異化効果が半端ない。おもしろいバンドだなあ、ドキドキする。ラストはもちろん渡辺さんの歌う「僕の家」。
高田渡や西岡恭蔵といった亡くなった仲間への追悼を込めた曲が必ず演奏されるのだけど、グッと来たのは林亭。春一番のオーガナイザーである福岡風太とともにスタッフとして開場を走り回っているその息子嵐を迎えて歌われた高田渡の代表曲「生活の柄」は、次の世代に自分たちの仕事を引き継いでいこうという意志が感じられた。
他には終盤のいとうたかおの「無分別な神の無差別な愛が今日も降り注ぐ」っていう凛とした歌も印象に残っている。

この日のお目当てその1は曽我部恵一。昼過ぎの一番熱い時間帯にセンターのサブステージで、ギター弾き語りの演奏。「満員電車は走る」の熱いシャウトや「シモーヌは恋をしてる」の甘いラブソング、何の衒いもない青臭さにいつもドキドキさせられる。ラスト「春の風」まで30分の素晴らしいステージだった。
そしてもう一組はこれまた昼下がりのサブステージに登場したハンバートハンバート。ディランの「風に吹かれて」にはじまり良成さんのフィドルと遊穂さんの凛とした歌が素晴らしい「何も考えない」に。もちろん福岡風太とともに春一番の立役者だったあべのぼるの曲で、ハンバートの新しいアルバムに収められるらしい。そしてこのアルバムからオリジナルの新曲「僕のおひさま」。これは「同じ話」に並ぶ彼らの代表曲になるのじゃないかな。  
再度あべのぼるの「オーイオイ」からゲストに中川イサト師匠を迎えて「天使のハンマー」。春一番らしいオッサン殺しの選曲ではあるけれど、ちっとも媚びるところのないいつものハンバートだっていうのが素晴らしい。いまやハンバートは春一番の顔と言ってもいい存在になった。
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【2014/05/03 21:35】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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