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大森靖子映画祭
十三でやっている大森靖子映画祭で大森靖子本人がミニライブを行うというので、ちょうど休みだしと、朝から十三に出てチケットを購入すると、整理番号が思わぬ好番号。いっぺん家帰って、奥さんと出かけてきた。

「大森靖子映画祭」というのは、どうやら大森靖子の出演する映画を集めた映画祭のようなのだけど、ちらしやポスター、HPなどのどこを見てもあらすじ以上の映画の情報は(キャストやスタッフ、上映時間すらも)まったく掲載されていない。実はすべての映画に大森靖子が登場するのかすらわからない。ただ、この日上映されたの2本の短編映画に関しては、少なくとも大森靖子が重要な形で登場するだけでなく、まぎれもなく「大森靖子の」映画であった。

1本目は 今泉和哉監督の「ターポリン」。室内でソーメン啜る男女の集団の何気ない会話が次第に気まずい空気になって行く様をずっとカメラがワンカットでとらえる。ついに飛び出した男をそのをそのままカメラが追い続け、到着した公園にギターを抱えた大森靖子がふらりと登場し…。
前半の若者たちの会話劇は6人のキャラクターが上手く書き分けられていて、ワンカットのいたたまれない間合いもよく効いていて手堅い。ところが不意に映画に侵入した大森靖子が、「歌謡曲」を歌い出した瞬間に、ここまでの映画の手堅いタッチをはみ出したその生々しい異物感で完全に映画を支配する。
毒気を抜かれたかのように迎えに来た女と元の映画の日常に戻っていく男の姿を、男を追っかけてきたはずのカメラが、大森靖子の視点で見送って映画は終わる。

大森靖子監督の「非少女犯行声明」は最初からもっとどうしようもなく「大森靖子の」映画だ。おそらく何かのイベント用につくられたもので、そういった文脈の中で意味を持つ作品なのだろう。何人かの女性への大森のインタビューを中心に構成されているのだが、iPhoneで撮影したと思われる親密な映像には時にどきどきさせられるけれど、それ以上に印象的だったのは、インタヴューイ以上にしゃべり続けるインタヴュアー大森靖子自身の声と語りだった。
映画のタイトルになった「非少女」というのはもしかしたら寸劇風のシークエンスにほのめかされているのかもしれないと、彼女自身へのインタビュー記事など読むと思うのだけど、この映画だけではあまり伝わらない。

「上映する映画が一番短くてかわいそうだと思ったから」ということで、この日は大森自身の「ミニライブ」が付くスペシャル興行だった。
インストアライブ程度の短いものを予想していたのが、ふたを開けたらギター弾き語り1時間以上の、映画の上映時間をはるかに超える、どこが「ミニ」やねんという本格的なライブで大満足。4~5曲だっとメドレーで歌ってしばらくしゃべり倒すというスタイル(本人曰く「さだまさしのスタイルを狙っている」)で、MC面白すぎる。曲は「絶対少女」の曲を中心だけど、ギター弾き語りだとかなり印象が違う。でも映画のいささか冗漫な自撮り歌唱シーンで終わるのではなく、生の大森さんの歌がちゃんと聴けたのがよかった。
「夏果て」の弾き語りの喚起力のヤバさは映画の中の謎の寸劇シーンの比ではなかった。

大森靖子映画祭(2/15、十三シアターセブン)
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2014/02/17 10:04】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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