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初音階段2nd full album「からっぽの世界」発売記念(11/10、難波BEARS)
ベアーズで初音階段のアルバム「からっぽの世界」のレコ発、いずこねこというアイドルとのツーマン、これは面白そうだということで出かけてきました。今年は非常階段のおっかけみたいになってるな。

混雑するだろうと思っていたので早めに行きたかったのだけど、仕事片づけてベアーズに駆けつけたら、いつものように開演時間を少し回ったぐらいだった。中に入ると場内は白い猫耳付けたいずこねこTシャツ姿の若者たちがぎっしり。たまたま様子を覗いたJOJOさんがニコニコしながら「これはアウェーかも」とかおっしゃってる(自分たちのレコ発なのに!)。これはエラいとこ来てしまった。定位置に須原さんの姿をお見かけしてちょっとホッと安心したり(ひとまず復活おめでとうございます)。

まずはいずこねこのステージ。
いずこねこ・茉里さんは裾に猫の絵の描かれた真っ白なアイドルらしいひらひらのドレス姿、「ダンス」っていうより、「振付」っていう感じの振りで始終激しく腕や体を動かしながら歌う。曲は洗練されたシティポップという印象、変わった拍子の曲や途中でテンポが急に変わったりする曲があっってなかなか凝ってる。
何といってもファンたち(「飼い主」と呼ぶらしい)のバックアップがすごい。声を合わせて掛け声をかけ、合いの手を入れる。何よりもアイドルのパフォーマンスをいかに盛り上げ、輝かせるかを常に考えているように感じた。場内を埋め尽くした猫耳も飼い主さんたちによる自主的なサプライズ企画だったようで、大喜びの茉里さんに「ステージから見たら不気味よ」なんて突っ込まれたりしている。面白いのはMCのときはみんな一斉にしゃがんで「おとなしく傾聴する」姿勢をとるのね。献身的ともいえる尽くしっぷりにどっちが飼い主かわからへんやんと思ったけど、よく考えたら猫と飼い主の関係ってそういうものかw。
ラストの曲、客席に降りて歌う茉里さんを飼い主さんたちがしゃがんで取り囲む。ピンクのサイリウムが一斉に点灯され、茉里さんを照らし出す。曲が終わると一斉にクラッカーが鳴らされ、「Happy Birthday!」の合唱とともに茉莉さんに猫型のケーキが贈呈されるという飼い主のみなさんからのサプライズ演出。
ライヴアイドルの現場に居合わすのってほとんど初めてだし、ほかのアイドルもそうなのかどうかはわからないけれど、少なくともいずこねこのライヴは、想像していた以上に美しく愛に満ちた場所だった。
いずこねこ1 いずこねこ2

いよいよ初音階段、飼い主さんたちが外の空気を吸いに出たすきに、するすると前方に移動する。飼い主さんに影響されてこっちもしっかりご贔屓をもりあげなくちゃな、という気になっている。
まずはJOJO広重と中屋浩一が登場し、ギターとエレクトロニクスによる爆音のノイズをひとしきり。対バンの盛り上がりに対抗してか前回より心なしかノイズの音量もデカいよう気がして、胸が震える。ノイズの中から1曲目「やさしいニッポン人」のクールなバックトラックが始まって、初音ミクに扮した白羽多カミンが登場し静かに歌いだす。1番終わったところで、カミンさん生絶叫! スキンヘッドに黒サングラスのJOJOさん、タレサンに落ち武者のような長髪の中屋さんの2人にミクコスが完璧な小柄なカミンさんというこの3人のルックスだけでも、やはりこのユニットはライヴで観るべき。
まずはおっさん趣味全開の懐メロが続く。僕のお気に入りはオフコースの名曲「YES-YES-YES」なのだけど、カミン=ミクの表情があるだけで曲への移入の度合いがアルバムで聞くのと全然違う。ユーミンの「卒業写真」や原田知世の「時をかける少女」などはオリジナルの歌声がどちらかというと平坦で、ボカロが歌ってもあまり意外性がなく、トラックも(あえてそうしているのだろうけれど)ひねりがなく、本当のところはアルバムで聞いたときにはまるで面白く感じなかったのだけど、こうしてライヴでカミンさんのパフォーマンス込みで接すると印象が全く変わってくる。5月にベアーズで観たときに比べるとカミンさんのパフォーマンスもはるかに進化している印象を受けた。
今回フロアのかなりの割合を占めるいずこねこの飼い主さんたちの反応が気になって観察していたら、懐メロコーナーからアニソンコーナーに移り「残酷な天使のテーゼ」が始まった瞬間の食いつきが素晴らしかった。カミンさんの煽りに応えて掛け声をあげ、聞かせどころでは腕をあげてひらひらさせる。
デスメタルなアレンジの「虹とスニーカーの頃」を挟んで、バックトラックにJUNKOさんの絶叫をフィーチャーした「人のいない島」が始まると、さっきまで笑顔で観客を煽っていたカミン嬢が、一転謎めいた無表情に小首を傾げながら歌う。そして絶叫、うーゾクゾクする。そのままの冷たい無表情のまま「からっぽの世界」へ。嵐のようなノイズも、クール極まりないカミンさんのパフォーマンスも壮絶で、曲が終わった瞬間客席は静まり返り拍手どころか物音ひとつしない。ゆったりとワルツにアレンジされたヴェルヴェッツ「Sunday Morning」で空気が緩み、トリッキーなリズムアレンジがファンキーなじゃがたらの名曲「TANGO」でふたたびフロアが大きくうねりだし、3つ数える前に天国へとこぼれ出す。最後はノイズにまみれたアンセムともいうべきラリーズの「白い目覚め」。カミンさんJOJOさんにしなだれかかったり、中屋さんのテルミンのアンテナを指先で弄んだりぺろっと舐めるようなしぐさをしたりと色っぽいパフォーマンスもかなりヤバいっす。
曲の流れは前回7月とほぼぼ同じだったのだけど、ニューアルバムの曲が入ってパワーアップしたクライマックスの5曲の流れ(「暗黒コーナー」?)は、迫力があり、感動的ですらあった。
初音階段

アンコールはいずこねこ茉里さんがBiSの「IDOL & NOISE」Tシャツで登場し、スペシャルな「初音ねこ階段」。カミン=ミクとデュエットで再度「残酷な天使のテーゼ」が歌われ、飼い主のみなさん待ってましたの大騒ぎ。さらに客電着いても鳴りやまないアンコールの拍手に再度登場して「カントリーロード」。


ドルオタの人たちの盛り上げ方って、決め事が多そうだったりするので必ずしも自分がそれで楽しめるかというとちょっとわからないけれど、ライヴを楽しみつくそうという貪欲な姿勢は素晴らしい。いずこねこのライヴの終盤におもむろに電子ブック取り出して読みだした非常階段ファンらしきお兄ちゃんなんかより、初音階段の間も自分がノれそうな曲であれば(多少控えめながら)いずこねこの時と同じようなアイドルノリの掛け声と手振りで自分たちなりに楽しみ、盛り上げてくれたたいずこねこの飼い主さんたちの方に、ずっと共感する。
まあ好き嫌いはあるだろうし何でもノレとは言わんけど、不幸だとは思うな。だって君の好きだろうルー・リードだってラリーズだって、その曲を聞けば当時流行りのポップスやロックンロールが大好きだったんだろうことは容易に想像がつくだろうに。

いやあいいツーマンだった。
[初音階段セットリスト]
2013年11月10日難波BEARS
1,やさしいにっぽん人
2.卒業写真
3.YES-YES-YES
4.時をかける少女
5.炎のたからもの
6.残酷な天使のテーゼ
7.カントリー・ロード
8.虹とスニーカーの頃
9.人のいない島
10.からっぽの世界
11.Sunday Morning
12,タンゴ
13.白い目覚め
E1.残酷な天使のテーゼ(w.いずこねこ)
EE.カントリーロード(w.いずこねこ)
初音階段
JOJO広重(guitar)、中屋浩市(electronics,etc)、白羽多カミン(vo)
いずこねこ(vo:E1,EE)
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テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2013/11/11 11:57】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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