ノイズ新年会(1/12、難波BEARS)
今年のライヴ始めということでBEARSに出かけてきました。非常階段のJOJOさん企画のその名も「ノイズ新年会」です。
もうちょっとこじんまりした集まりになるのかと思いきや、会場はKISHIDASHINの映像を使ったライヴ仕様で椅子が並べられていることもあり満員の大盛況、新年会ムードはあまりなかったな。

まずは本日の企画のためのスペシャルバンド、ノイズシイナリンゴ。メンバーは白波多カミン(vo)、須原敬三(g)、821(b/sarry)、クノ(ds/ナスカ・カー、HELICOID 0222MBほか)、アヤ(keyb/ノイズわかめ、HELICOID 0222MB、ヰタセクスアリス)の5人です。開演時間の19時を10分ほど回ったところでベアーズにしては少し早めに、まずバックメンバーが登場します。ステージ上のあちこちに「本能」のPV風にリンゲル液がぶら下げられていて、メンバーもそれぞれアヤさんは女医さん風の白衣、821さんとクノさんはナースコスで決めています。クノさんのピンクのナース服に黒ガーターが色っぽかったですが、821さん(大柄な髭のお兄さん)がかなりサマになっていて笑えます。そしてパジャマにマスクの患者ルックがはまりすぎの須原さんがエメラルド色のストラト(ストラップがHTT!)でノイズギターをかき鳴らす中、ボーカルの白波多カミンさんがやはりミニのナース姿で赤いトラメガ片手に登場し、まずは「本能」。カミンさん初めてなんですが、小さくてかわいい! 歌い終わって一礼してそそくさと退場していたカミンさんが、激しいノイズの応酬になっているステージ上に衣装チェンジして再登場します。なんと青いセーラー服に赤い腕章、黄色いリボンの涼宮ハルヒコスで、曲は「歌舞伎町の女王」。以下林檎さんがともさかりえに提供した「少女ロボット」から最後は再度トラメガ使って(たしか)「幸福論」という4曲の楽しいステージでした。いちどカミンさんのライヴもみなきゃな。

クリトリック・リスはなぜかいつものパンツ一丁ではなく、ジャケットにネクタイの営業マン姿で登場、ちょっとおとなしめな感じ。キャバクラ嬢に貢いで会社の金を使い込むサラリーマン「くりたん」を一人酒相撲状態で演じるあたりから少しずつピッチが上がり始める。そしてスーツをかなぐり捨ていつもの黒ブリーフ姿で「バンドマンの女」を熱唱、そして泣かせる名曲「かっちゃん」でじんとさせたところで、え、これで終わり? 会場から「スウェッティ!」のリクエストの声が飛んでましたが、今日のステージはちょっと新しい方向性を模索している感じかな。笑わせほろっとさせてくれるスギムさんのストーリーテリングは堪能させてくれたけど、正直のとこ僕も最後にエグイ奴を一発欲しかったな。

山本精一さんがまだ到着していないらしく、トリの予定だったKISHIDASHINが急遽繰上げで登場することに。まずは「柳生一族の陰謀」のトレイラーで賑々しくオープニング、暑苦しい字幕が「でもやるんだよ」的メッセージを宣言します。「行く年来る年」の映像で新年を迎え天地茂の明智小五郎が登場して口上を述べるあたりでメンバーの中屋浩一(ナスカ・カー)とJOJO広重(非常階段)がステージに登場し、映像のサウンドトラックにノイズを加えていきます。最初のパートは勝新太郎の時代劇(もちろん岸田森も登場、あとで調べたら勝プロ制作「痛快!河内山宗俊」の最終回「無頼六道銭」)をほぼまるまる使って、登場する原田芳雄・大滝修治といった昨年亡くなった名優たちに捧げる演奏。続いて金子信雄親父が嫌味を言い菅原文太兄いが啖呵を切る「ダイナマイトどんどん」のリズミックなザッピングとノイズの応酬が目を覚ましてくれるパート、そして再度勝新つながりでTVシリーズ「新・座頭市」から市の目が開く悪夢を見るという、こんなのがあったのか!という奇跡のサイケ回に、この映像が凄かった。JOJOさんのノイズギターも中屋さん+ゲスト白波多カミン嬢の電子ノイズがハマりまくり。インサートされていた岸田森の映像は実相寺昭雄の「曼荼羅」かな。そして最後はスペシャルタイム、「エヴァンゲリオン」の「翼をください」に「カリオストロ」の「炎のたからもの」featuring白波多カミン!
…全編1時間を越えるロングセット、正直ちょっと長かった。最初の河内山宗俊あたりをカットしてカミン嬢の登場もエヴァだけで余韻を持たせたらもっと楽しめたのにとも思うのだけど、ナスカ・カーにしてもKISHIDASHINにしても、トゥ・マッチなところも持ち味だしなあ。

そしてどうやら間に合ったらしい山本精一。本日は替え歌特集ということで、本当はこんなことしたくないとか言いつつ、嬉々として次々と酷い替え歌の数々を披露する山本さんなのでした。
あまりに酷くて、ちょっと詳細は書けないけど、主に薬物ネタを中心に、まあひとつひとつ説明したくなるほど良くできた替え歌ばかり。ねえ、1曲目のあの歌、変な歌い方してたのはふざけてはるわけじゃなくて、ショーケンの物真似なんだよねw気がついた人がどれだけいるかわかんないけど。ね、酷いでしょ。いちばん酷かったのは、たぶんタイトル書いただけじゃ元ネタわかんないだろうから書いちゃうけど「猿のような顔」。これからあの歌聞くたびにこの替え歌思い出しそうだ。酷い。

ということで最後に遅刻してきた山本さんにすべて持って行かれた感がありますが、ベアーズらしいこんなんアリかって感じのイベントで今年のライヴ始めとなりました。
一時期ライブハウス以外でのライヴ体験が多かった時期があったのだけど、去年くらいからまたベアーズに来ることが増えてきている。今年もやっぱりベアーズ中心になりそうな予感。
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

【2013/01/13 08:51】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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