他力本願寺レコ発(8/19、難波BEARS)
今日は昨日のようなことはないだろう、と開演時間の7時を10分過ぎたくらいにベアーズについたら、一番手の埋火で出番のはずの須原さんが、場内に流れる放課後ティータイムの「私の恋はホッチキス」を聞きながらニコニコしておられたので安心した。

いつもは関西アンダーグラウンド音楽界のど真ん中の、少し脇で静かに微笑みながらベースを弾いている須原敬三さんが、今日はステージの中心でスポットライトを浴びてギター&ボーカルをつとめる他力本願寺のアルバム発売記念ライヴ、須原さんが30年音楽やっていて初めてのリーダーアルバムという他力本願寺の「ひろう」はさまざまなスタイルのサイケが詰め込まれた玉手箱のようなアルバムで、この日はもちろんこのアルバムの曲をたっぷり演奏してくれた。
ただし、今回のライヴはヴァイオリンが不参加なこともあり、演奏の雰囲気はCDに比べるとはるかにワイルドでハードな感触。特にギターの礼香さんのギターが野太くハードでいい。「リアルファンタジーブルース」はますます混沌を増し、「ひみつ」は忙しく走り回る高野さんのベースラインにノイジーなリードギターが激しく絡み、「ひとりごと」はまるでラ○ーズのように轟音の中で深いエコーのかかった内省的な歌が歌われる。
ラストは初期の羅針盤でも演奏されていた山本精一の「カラス」。そしてアンコールの求めに登場して演奏されたのがなんと想い出波止場の「第三ロック」!須原さん「ちょっと反則ですが」とおっしゃっていたけれど、これ完全にできあがってるやん、オリジナルの曲は歌詞カード見ていたのに、この曲はソラで歌ってはるしw。
あまりの迫力に、終演後客電がついて羅針盤の「せいか」が流れてきても、場内でしばし呆然としていた。

共演のバンドがふたつ。埋火はセカンドアルバムの曲を中心のセット、セカンドも出てもう1年経つのでさすがに演奏がかなり練られて安定しているな。
個人的に今回は特に志賀さんのドラムと須原さんのベースのコンビネーションによる跳ねるリズムのグルーヴがすごく心地よかった。
1.なぞなぞ  2.サマーサウンズ  3.菊坂ホテル  4.ディスタンス  5.夏至  6.タイムレスメロディ  7.Letter  8.テレパシー  9.溺れる魚

名古屋のスリーピースの女子バンド、フリーダム。ベースのゴリゴリっとしたビートが特徴的なファンキーなサウンドは80年代のニューウェイヴファンクみたい。女の子の日常をファニーな振りとSE風のテルミンを交えながら歌うギター担当の人のキャラが強烈で、目が離せませんでした。ちょっとソープ嬢変死など思い出したり。

他力本願寺

シレトコさんという居酒屋が出店していて、日本酒が小さな紙カップになみなみでなんと1杯100円!
島根の天穏というまったりとしたお酒と、名前忘れたけど対照的にシャープですきっとした大阪のお酒。美味しくて翌日朝から健診だというのにかぱかぱ行ってしまいましたよ。
ライヴ後他力本願寺の情報を探していたらギューンカセットのHPに須原さんのインタビューが乗っていた。
初期のレパートリーは初期想い出波止場の曲のカヴァーばかりやっていたので、それで「他力本願寺」になったとのこと、なるほどそりゃあ迫力もあるわけだ。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

【2012/08/20 03:07】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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