山本精一と金属人間(4/6,アメリカ村Alchemy Music Store)
アメリカ村のAMS(アルケミーミュージックストア)が去年新店舗に移転してから時々ライヴをやっていて、いちど行ってみたいと思ってたんですよ。
で山本精一さん(「山本精一と金属人間 ゲスト:うなぎドロボウ」)がやると言うので予約したんですけど、実はこの日でAMS閉店だって。こりゃ残念な。
最近アメ村に行く機会もあまりなくって、結局この新店舗は行くことがなかった。前のお店も数回しか行かなかったし、最近は文句ばかり言いながらタワーでしか買い物していない身としては、山本さんがMCで言ってたグローバル化批判のお言葉は耳に痛いです。
結局一番通ったのは開店当時の、最初タイムボムがあったビルの店だったりする。あのころはタワーの心斎橋店も健在で、AMSとタワーとタイムボム(現在のサンボウルB1に移転する前の2フロアのお店)をはしごするルートが定番だったのだけど。

20時開演ということで余裕かましていたら、仕事が片付かずギリギリに駆け込む羽目に。
予想以上に小さいAMSのスペースは立錐の余地もない状態で、満員電車状態というか満員のエレベータ状態でのライヴ鑑賞となりました。

・オープニングは「まさおの夢」そしてなぜかいきなり「金がない」(井上陽水カバーw)

・山本さんはいつものボロボロの黒のストラト。アコースティックな感じでやるのかなと勝手に思っていたけれど、意外とラウド。ゲストの「うなぎドロボウ」ことスハラさんのベースもブリブリうなり、「何もない」「あんなに好きだったこと」といった曲がガレージっぽいハードなロックとなっていてかっこよかった。そういえばありぢごくを見てないぼくにとって須原さんはヰタ・セクスアリスのルイズルイス加部みたいなブリブリのベースを弾く人なんだけど。

・「スハラくんが喜ぶんで」と何年も寝かせていたという新曲。ソロの曲にしては珍しく初期の羅針盤にありそうなシリアスなうたもののロック曲。

・「ラストです」といってya-to-iの名曲「空の名前」、「もう1曲ありました…フォークが続きますが」と言って「名前なんてつけたくないうた」(だったかな)。

・アンコール、スハラボーカルで「ラブ・ジェネレーション」。「みんな知らへんの?それはあかんよ、ジャックスは絶対聞いてください」

・友部正人風の「お正月なんて」の歌など数曲、そして再度スハラさんのボーカルで〆、と思いきや…。

・「第三部です」ということで「スミレの花咲くころ~オー・シャンゼリゼ」「六甲おろし/闘魂こめて」「Let It Be/太っ腹」「真夜中のギター」などなど、思いついた曲やリクエストの曲に挑戦しては歌詞がわからず途中でやめるgdgdな展開w。誰か新譜ジャーナルの歌本持ってたらよかったんだけどなあ。

・流れでラスト「あの素晴しい愛をもう一度」。「広い荒野にポツンといるよで…」いい歌です。AMS最後というセッティングもありウルウル来てる人多数。にもかかわらず歌い終わって「愛とアイ(山塚)をかけているところはわかったかな」などといらんことをわざわざ言うあたりが山本さん。
尺八を吹く山本精一

ライヴスペースにしてもCD屋さんにしても、あるいは本屋さんや映画館もそうだろう、こういう場は勝手にあるものとしてとらえがちだけど、実は大変な労力を持って成り立っているということ。
映画「アメリカン・ギャングスター」の冒頭で主人公デンゼル・ワシントンの師にあたる黒人マフィアのボスが、地元の店舗がどんどん大資本の経営するチェーン店に変わっていく時代の流れを嘆いていたように、グローバル化の流れは今始まったことではない。タワーのような大規模店舗にさえわざわざ出かけなくても音源が簡単に手に入るのがこのインターネットの時代だ。ネットでは欲しいものはなんでもワンクリックで買えるかもしれないけど、あらかじめほしいもの以外とは出会えない。確かにそれは便利かもしれないけれど、それでは結局それは多様性と出会う機会をどんどんつぶしていくことだと思う。
いま音楽や映画や音楽といった文化的な「商品」についても、人はみんなが買っているものを確認する以外に必要としていないのかもしれない。であれば買う場はどんな所でも便利であればあるほどいいに違いないのだろうけれど、少なくともそういう音楽や映画や本やなんかに愛情を抱いている者であれば、せめて多少なりとも不便であっても機会を見つけて足を運んでお金を払うくらいの手間をかけてもいいんじゃないかと思う。
カタログ文化消費の元凶といわれても仕方がない世代としてのせめてもの矜持として。
なんて、ご大層ですが。


仕事を終わって駅までダッシュしたが、ちょうど急行が出たところだった。
ああこりゃ間に合わんと思ったらちょうどホームに特急りんかんが。
まさかこの区間で特急料金払って特急乗ることがあるとは思いませんでしたよ。
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【2008/04/07 23:57】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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