魔女/木枯らしに抱かれて
11/28(月)

しわがれ声ダミ声とは異なる激唱であるが、熱いだけではなく、しかも渋みがまったくない。ブルース・フィーリングというには突き抜けすぎている。悲愴感、詠嘆、哀愁などとうの昔にとうの昔にすりこぎですりつぶして吹き飛ばしてしまったような豪胆な歌世界であった。金玉に響く声量でありながら、重さよりも理性の均等を揺さぶるわけのわからなさのほうが何より先行する。ハード・ロック以上の破壊力のある明朗さ、其れでいて陰湿さのカケラもない悲劇と喜劇がマーブル模様となって俺の心をかきまぜくすぐり張り倒した。しかもここにはケレン味がまったくない。すべてが無添加、天然の笑いと苦悩がどんとあぐらをかいていた。ブルースなのに日本民謡のようでもあり、谷岡ヤスジ描くところの牛を思わせもした。

湯浅学「音楽が降りてくる」を枕元において毎晩読んでいる。湯浅さんのライナーの文章を読んで布谷文夫「悲しき夏バテ」を聴いてみたくなった。調べてみたところ、どうも品切れらしい。残念。

シャッフルで出てきたキョンキョンの「魔女」を聴きながら帰宅。長い長い1週間が終り、あすは休みです。

すごい衣装だなww

11/29(火)
暖かい。
がんばって二度寝せずに起き出し、あさいちから大阪ステーションシティシネマでジョージ・ハリスンの映画を観る。
スポンサーが奥さんじゃしょうがないのだけど、仲間はみんな「奴は二面性を持った極端な奴だった」って言ってんだから、も少しヤンチャな部分の比重が大きかったらよかったのにな、と無いものねだりをしてみる。そうすれば「物質世界に生きる」っていう(ジョージのアルバムからとった)タイトルのジョージらしいアイロニーももっと生きたと思うのだけど。
DVD発売前の特別興行なので、パンフレットすら売っていないのは残念。スチルとコメント再録だけでも、この観客層なら絶対金落としていくと思うんだけどなあ(俺は出すw)
物販は「怪物くん」と週末公開の「けいおん」グッズだらけであった。
けいおん!
たまっていたスタンプ使って、茶屋町のスタンダードブックストアでエピスカリー780円。
本の配置が全面的に入れ替わっていた。これは僕の嗜好の問題なのかも知れないが、正直なところ、茶屋町の店はあまり意外な出会いがないなあ。心斎橋の広さは無理としても、せめて倍くらいのスペースがあれば、もっと意外な本もはいるのかな。
カレーは旨いけど。
111128スタンダードブックストア
Nu茶屋町のタワーレコードでようやく坂本慎太郎「幻とのつきあい方」購入。おや、十三ファンダンゴの加藤店長お誕生日ライブの特集コーナーが。
つるいちさん 科学の子

10年前の今日2001年11月29日がジョージ・ハリスンの命日だということにはまったく気づいていなかったのでした。

11/30(水)

今日もぼんやり暖かい。
坂本慎太郎「幻とのつきあい方」聴きながら、いつものように自転車漕いでいたら、じんわりと変な汗をかいた。

この季節のキョンキョンの曲と言えば、やっぱりこの曲。アルフィ高見沢によるクサ目の曲調が小泉さんの声にはまってる。

動画にも使われているけれど、この曲は彼女自身が主演の中原俊監督の映画「ボクの女に手を出すな」のテーマ曲だった。エリセの「エル・スール」を真似たオープニングと、エンドクレジットの後にやっと出てくる小泉さんの笑顔が印象的な佳作だったと思う。オープニングとエンディング以外何も記憶に残っていないけれど、それでじゅうぶんじゃないか。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

【2011/12/01 03:53】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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