読書の秋その1
9/7(水)
朝日新聞の朝刊文化面、9.11以降のアメリカの文化潮流を概観する特集で、町山智浩がアメリカ映画について寄稿している。かつてよくあった単純でマッチョなアクション映画は姿を消し、正義がテロを生む「ダークナイト」のような一筋縄でいかないヒーロー映画がメガヒットしているアメリカの状況について。
そして同じ朝日のオピニオン面には、デヴィ夫人と陳健一のフィギュアを抱いてキメ顔の吉田豪が、「求む!百恵さんの引き出物」だってww

奥さんと桜塚のメルクカフェでランチ。近所のパン屋「メルク」のカフェです。
メインはハンバーガーか2種のタルティーヌ、それにサラダとキッシュ、タルト、チーズケーキのデザートがワンプレートに乗っていて、さらにスープとドリンクがついて1000円。結構ボリュームあります。
メルクカフェ

奥さんが今日図書館に返すというので、萩原健一「ショーケン」をあわてて読み上げる。
これがむちゃくちゃ面白い!
田中絹代、美空ひばり、神代辰巳、深作欣二、黒澤明…次々に語られるさまざまなエピソード。俳優・監督だけじゃなくて、しまいには政界のフィクサー田中清玄なんて名前も…。
朝昼常習していたというドラッグ絡みの話もおもしろい。大麻不法所持で逮捕された後は、一切のドラッグから足を洗ったということなのだけど、それなのに、ドンジュアンロックンロールバンドが野音でコンサートをすると観客席中マリファナの煙でもうもうと曇っていたって!さらにステージには次々と注射器や大麻樹脂が投げ込まれたって、ほんまかいなwww これ70年代の話じゃなくて80年代の話ですよ!

子供が帰ってきてから、30分くらい歩いて千里中央へ。図書館に本返して、サイゼリヤで飯食って帰る。

9/8(木)

J・G・バラード「殺す」(創元SF文庫)
ひさしぶりのバラード、すごく読みやすい。考えてみるに、昔からバラードって読みやすかったような気がする。なんというか、実も蓋もない文体って感じ。サイズとしても中編くらいの長さなので、クライマックスの犯行の再現の場面はかなりスピード感がある。
いきなり最初から犯人の見当がついてしまうので、謎解きとしていまいちなのだけど、犯人の正体は最初っからネタふってるし、動機についても捜査途中でほとんど言ってるのでたぶん最初から謎解きにウェイトを置いているのではないんだろう。
しかしこれ、発行年が88年ということにあとで気付いて愕然としたわ。設定もテーマも、四半世紀も前の作品とは思えない!

9/9(金)
新町のラクシュミでランチセット1000円。
お好み2種選べるカレーはチキンキーマと野菜。このキーマがほんとに辛かった。ごめんなさい。
120909ラクシュミ

9/10(土)
「読書の秋」ということか、調子が出てきてよく本が読める。
野村美月「“文学少女”と神に臨む作家・上」「同・下」(ファミ通文庫)を続けて読み上げる。シリーズ本編最終編は2冊もの、シリーズ最大のトンデモ設定―「文学少女」遠子先輩にどう大団円を付けてくれるのか…いやよかった、不満はないです。ラストシーンはフォークルの(もしかしたらPhewのカヴァーヴァージョンの)「青年は荒野をめざす」が高らかに鳴り響きましたよ。
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テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌

【2011/09/11 03:45】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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