ボロフェスタ2017(10/22、京都KBSホール)
台風来襲ですよ。ライヴ自体は屋内で行われるので強行するとはいえ、いろいろ不都合はありました。まずは交通機関、出かけてきた時点ではまだ普通に走っていたのだけど、JRは夕方から運行本数の漸減を予告している。はて、オレは帰れるのか?

ボロフェスタ
ボロフェスタ自体は3年ぶり、前回2014年はベルハーと大森さんを見に行ったのだった。
丸太町から雨の中テクテク歩いてKBSホールにつくと、まず出迎えてくれる全出演者名の書かれた手作りのモニュメント。テントでカレー食ったり、ああこのDIYな感じ変わらない。
今年の会場はホール内のマンモスステージとプテラノドンステージの2つのステージを中心に、ロビーの土俵風のどすこいステージと地下の街の底ステージという4つのステージ。
まずホール内に入ると、巨大なマンモスに乗った母子による火山への点灯式が行われ、マンモスステージ一番手のバレーボウイズのステージが始まる。

TimeTABLE
この日観たアクトはおおむね次のとおり。バレーボウイズ(マンモス)、Summer Rocket(街の底)、虹のコンキスタドール(プテラノドン)、jizue(マンモス)、yahyel(プテラノドン)、OGRE YOU ASSHOLE(マンモス)、odd eyes(プテラノドン)、BiSH(マンモス)、スチャダラパー(マンモス)、シャムキャッツ(プテラノドン)、大森靖子(マンモス)
そう3年前、今日BiSHがやるメインの大きい方のステージでベルハーが歌ったんだな。あの日小さい方のステージでピンクトカレフ引き連れて歌った大森さんが今日は大きい方のステージのトリを務める。

序盤で良かったのは地の底ステージの4人組アイドルグループSummer Rocket。グループ名通り「夏」をコンセプトに、白いいジャンパースカートをひらひら歌い踊る曲が、どれも爽やかでいい。最初の2曲が特に気に入ったのであとで物販で聞いてみたら最新シングル曲とのことで迷わず購入。どうもこのピアノをフィーチャーしたバンドサウンドの曲って弱いみたい。この曲は特にリーダーの歌声の伸びやかな張りが印象強かったので、チェキ撮ってしまったよ。
終盤に本日初披露の新曲があり、思いが迫りすぎたのかあるいは歌えなくて悔しかったのか涙をこらえながらそれでも声を張り上げるメンバーがいて(しなのさん)なかなか良いものを見せてもらった。
サマロケ

他にはプテラノドンステージのyahyel、サイケな映像をバックに、低音の聞いたゴシックで荘厳なボディミュージックを奏でる。洋楽っぽいカッコ良さがあった。

中盤のOGRE YOU ASSHOLEodd eyesBiSHの流れとか、ちょっと他では見られない感じでさすがボロフェスタだと思う。ただ、実際のところはodd eyesがいつものようにフロアで熱量の高い演奏を繰り広げたのに、たくさん集まっていた「楽器を持たないパンクバンド」のファンが1ミリも反応せず、期待したようなフェスらしい化学反応が、少なくともフロアの方にはほとんど生まれなかったのはたいへん残念だったけど。
OGRE YOU ASSHOLEについては今回も特に後半の「見えないルール」あたりのトランシーな曲はすごくカッコ良かった。ただ前半の短めの曲とか、どうもあまりピンと来ていないんだよなあ。

チッチ
1年ぐらい前まではアイドルイベントで見ることもあったのだけど、最近はすっかりビッグになってしまって見る機会のなくなっていたBiSH、プロデューサーの渡辺淳之介の話題作りの手法がどうも性に合わなくて、彼の事務所であるWACKのグループには距離を置き気味にしているのだけど、たまに耳にする楽曲はどれもいいのでひさしぶりに見られるのを実はちょっと楽しみにしていた。最新EPのけたたましい「GiANT KiLLERS」で幕を開けカップリングのテレビアニメタイアップ曲「社会のルール」から出世作であるキラーチューン「BiSH~星の瞬く夜に」になだれ込む序盤の勢いが素晴らしく、アンチWACKとしては悔しいところなのだけど、この勢いは止められないなと思った。
「プロミスザスター」が最後に歌い出されると、ステージ背後のカーテンが開き、巨大なステンドグラスが姿を現す。甘くハスキーなアイナジエンドを中心に5人の歌が炸裂する。

ステンドグラス

前にボロフェスタ来た時はトリの間はロビーステージでクリトリックリス見たりしていたのでこのステージ演出を実際に見るのは初めてだったのだけど、これはやはり壮観だった。

雨の中外でやっていた飲食の出店テントが暴風のため店じまいしてしまい、大雨の中丸太町のすき家まで飯食いに行って帰ってきたらスチャダラパーの後半だったのだけど、最後の「今夜もブギーバック」でやはりステンドグラスが出現していた。なんだ終盤はちょくちょく開くのね。

でもやはりこの日のステンドグラス演出は何といってもトリの大森靖子の時のものが圧巻だった。kitixxxgaiaツアーの時と同じオープニングのおどろおどろしいSE流れる中、バンドメンバーが登場しそしてスポーティなウェディングドレスのような純白の衣装の大森さんが登場すると、早々に幕が開き巨大なステンドグラスが出現する。白くデコレートされた十字架担いだ大森さんが巨大なステンドグラスを背景に、「感情のステージに上がって来い!」と叫ぶこの神々しさ。バンドが奏でる不協和音を一掃するように大森さんが銅鑼をばしゃーんと叩き、畳みかけるようにポップな「ドグママグマ」が始まるというこのオープニングだけでも台風の中見に来たかいがあった。
この日の大森さんのバンドはいつもの新zなのだけどギターのあーちゃん(きのこ帝国)が不参加で、かわりにハイパー担当のサクライケンタがギター惹きまくり。序盤では「非国民ヒーロー」での子の代わりに歌っていたしサクライさん大活躍。

初めてライヴで聴けたこのバンドならではのハードな「draw(A)drow」から、ピアノだけをバックにした「M」そして「君に届くな」とたしか前回のツアーの大阪では見られなかった曲を続けてオッと思わせておいて、あとはたたみかけるように「マジックミラー」「Tokyo Black Hole」「音楽を捨てよそして音楽へ」と一気に。
アンコール、アカペラの「さようなら」で終わった時には力が抜けてしまった。
ぼんやりとプテラノドンステージのスクリーンに流れるエンドクレジットの映像を見ていたらGEZANの「エンドロール」が流れてきて、先日の「全感覚祭」もフラッシュバックして、なんかすごくうれしくなった。自分たちの楽しめる場所を作ろうとしてここまで続けてきた、その続けてきた力が素晴らしい。
台風のせいかスチャダラのあとかなりお客さん抜けちゃったけど、最後まで残って良かった。

雨風の中、JR京都駅まで出たら新幹線まで完全に止まっていたりとか、右往左往はあったけれど、阪急で無事帰宅。翌朝台風一過の緑地公園を走るとそここで大きな木が根こそぎ倒れていて、ビビったよ。
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【2017/10/23 00:15】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大森靖子アルバム「MUTEKI」発売記念イベント(10/1、タワーレコード難波店)
大森靖子さんの弾き語りによるセルフカヴァーを中心にしたアルバム「MUTEKI」リリースイベントを見に難波のタワーレコードへ。
CD買ってもらえた整理券o番号は140番、あのイベントスペース、そんなに入れたか?
待ち合わせしていた娘が遅れてきたので、開場時間からちょっと遅れて5階につくともう恐ろしいほどの人の入り。整理券持っていたおかげで優先エリアに入れてもらえて、まあよかった。

そんな曲を中心に選曲されていたのかもしれないけれど、アコギでガシガシ弾き語りするのに、どの曲も素晴らしくポップでキャッチ―。楽しすぎてあっという間に「オリオン座」のアカペラ合唱でライヴは終わり、短けーよって思ったけど、あとでよく考えたら8曲40分も歌ってた。
おおもりさん

1. アナログシンコペーション
2. みっくしゅじゅーちゅ
3. 非国民ヒーロー
(MC)
4. マジックミラー
5. ミッドナイト清純異性交友
(MC)
6. 音楽を捨てよ、そして音楽へ
7. 呪いは水色
8. オリオン座

いつもながら大森さん、声が強い。その中でもひときわ強く「脱法ハーブ、握手会」と歌い出された「音楽を捨てよ、そして音楽へ」の迫力がすさまじかった、ベース音が気持ち良く反復してかき鳴らされるギターストロークに乗せて歌われる詞もメロも、実はレコーディングの通りなのに、その場では全く新しく歌い変えられているかのように感じた。「抽象的な音楽止めて」のブレイクでは急にギター担いで撮影会モードになってファンのスマホの連写のシャッター音すら音楽に繰りこまれる。ちょっと前に、ちょっとした炎上騒ぎの元になった曲、何もそんなこと言わなかったけど、音楽ですべてを取り返そうという気迫を感じた。これが今日のハイライト。

なんか大森さん、いままで見た中で一番かわいかった。
髪の毛短くしたせい?ちょっとふっくらしはった?
つーしょ
ヤバい、めっちゃ可愛いいやん!

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【2017/10/02 23:33】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
KANSAI IDOL FILE「IDOL FILE Vol.5」発売記念スペシャル(9/30、心斎橋SUNHALL)
なんかもっぱらドルイベでお馴染みになりつつあるサンホール、今日はいつもは特典会に使われてることの多いフリースペースにもサブステージが作られ、2ステージで関西で活躍するアイドルが大挙登場するイベントなのだけど、ちょっとメンタルが落ちてることもあり、しんどくて結局ゲストの東京組しか見ていません。すんません。
たいて

3回目の大阪になる・・・・・・・・・(今日は「ドッツ大阪」)、今日は1曲めから未音源化の関西初披露曲。高速ブレークビーツの上で激しく歌い踊る曲で、バスオフ会があるせいで今回は遠征組が多いせいか、ヲタクがミックス入れまくる。もう一つの目玉は3曲目4曲目に披露された複雑骨折気味の変拍子のアヴァンロックにあわせたダンスパフォーマンス。あとで知ったところではsajjanuというバカテク変態バンドの曲らしい。これが良く振り付けられていてめっちゃ楽しい。おそらくマサカーの曲もこんな感じでパフォーマンスされてるんだろうな。後半は「ねぇ」「トリニティダイブ」「スライド」とお馴染みのシューゲ・ポップ曲で〆。曲もいいけど、激しい振り付けが魅力のかなりの部分を占めていると感じた次第。
ドッツ大阪
[セットリスト] 1.きみにおちるよる  2.サテライト(A)  3.Dash De Koi  4.Goa Than Words  5.ねぇ  6.トリニティダイブ  7.スライド

ひさしぶり、たぶん去年の年末以来のMaison book girl。すごく良かった。あいかわらずのクールで激しいパフォーマンスと、自分勝手な詞のついたThis is サクライケンタって感じの変拍子とマリンバの心地よい楽曲が素晴らしい。いつもライヴで不満なのはサクライケンタ色の強い加工され過ぎた被せの強い歌声なのだけど、ラストの「cloudy irony」はほぼ生歌でその生々しさに撃たれた。矢川葵さんくらいしか目に入ってなかったメンバーも今回はなぜかみんな魅力的に見え、特に井上唯さん素敵すぎて「cloudy irony」のシャープなキックの振り付けにシビレた。蹴られたい。
[セットリスト] (SE)a-shi-ta  1. rooms  2. sin morning  3. end of Summer dream  4. Remove  5. blue light  6. cloudy irony

関西アイドルファイル

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【2017/10/01 22:43】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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