2017 PSYCHEDELIC PROTOCOL(1/29、難波BEARS)
psychedelic plotocol

球体のポ
ギター&ヴォーカル、ベース、ドラムスにテルミンという変則的な編成の4人組。ヴォーカルの人が金色のマッシュルームカットに黒サングラス、花柄のシャツという出で立ちで、お、これはネオGS風のサイケなポップか、と思わせて、実際1曲目下降気味の幻想的な曲調にファズの効いたギターのソロが入ったりして思った通りなのだけど、全体としての印象は意外とサイケ度は薄く、少しひねくれたポップなロックという印象。ちょっと長めでドラマチックな5曲目が良かった。テルミンがアクセントになっていて面白いなと思ったのだけど、ゲストでの参加だったみたい。
球体のポー

山本精一+津山篤
最近コンスタントに回数を重ねているこのデュオ、今日は山本さんはいつもの黒ストラト、津山さんはテレキャスのフルアコで、まずはおふたりともお得意なトラッド風(?)の爪弾きの絡み合いから。僕の好きな山本さんのナチュラルなディストーションのかかったストラトの音色。いつしかベースラインと深いリヴァーヴのかかったミニマルなフレーズのループの中できらめくギターフレーズが飛び交う展開。
津山さんがIPadを持ち出し、まずはストリングスのような音色で山本さんの切り込むようなフリーキーなフレーズとの絡み合い、これはちょっとギターに負けている感、すぐさま固いウッドベースの音色に切り替えて応戦。さらに左手でPadのベースかき鳴らしながら右手で縦笛を吹き鳴らす。津山師匠さすが!
ふたたび津山さんがギターに戻りベースラインのループを作ってその上で2人のギターが絡み合う。このパターンならいつまで続いていてもいい、極楽なひととき。
最後は山本さんの深いリヴァーヴのかかった静謐なギターソロに津山さんの優しいアルペジオが重なる。津山さんのギターが静かに熱を帯びてくると、山本さんはボトルネックで応酬する。
津山さんが自家製らしい三角の謎の弦楽器を取り出し、山本さんの深いリヴァーヴの海の底で弓で静かに奏でて終わり。
今回は切れ目なしではあったけれど、基本は前回と同じくお互いの反応の中で次々に5分から10分程度のピースを作り上げていくような30分だった。大枠決めていることもあるかもしれないけれど、基本即興ですよね。まったく、この2人の引き出しはどれだけあるんだろうか。すごいなあ。
山本津山

田畑満+金子ユキ(ゲスト:村田十三)
こんなに長いことこの界隈うろうろしてるのに、田畑さんのプレイを見るのは初めてだと思う。田畑さんの活動の中心であるアシッドマザーがあまり頻繁には関西でライヴしないからだと思うが。花柄のもっこりタイツにオレンジの花柄のパーカーという実にゴングな出で立ちがイカす。
今回はエレクトリック・ヴァイオリンの金子さんとのデュオアルバム発売記念で、ゲストでドラマーを迎えてのトリオのセット。ギターとヴァイオリンがゆっくりとお互いを探り合いながら立ち上がり、すかさずビートを刻みだすドラムを交えながら激しく絡み合い出す。ループを使わずにさまざまな音色を駆使しながらどんどんまっすぐに流れを作っていく田畑さんのギターが凄くて、さすがアシッドマザーで長尺の曲をいつもやってるだけあるなんて変な感心をしたり。ビートの背骨を形作る村田さんのドラムがまた強力で、このままトリオのバンドでフジロックのフィールド・オブ・ヘブンにでも出れば凡百のクソジャムバンドなんか目じゃないだろう。
激しく絡み合いながら転がり続けた演奏が、テンポを落として大団円を迎える最後のパートが、素晴らしかった。イフェクターを通して激しく弾きまくる金子さんのヴァイオリンと田畑さんのギターは、目を閉じて音だけ聞くともはやどちらの音かわからない。
演奏が終わったら40分経っていた。あっという間だった。
もう1曲、金子さんはヴァイオリンを変え、10分ほど静かな短めの演奏。
田畑金子
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【2017/01/30 03:06】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ノイズ新年会/畑中階段CD発売記念ライブ(1/15、難波BEARS)
非常階段のJOJO広重が豪華ゲストを迎えて行うベアーズ恒例の「ノイズ新年会」、あヴぁんだんどを迎えて行われた昨年は仕事のため参加できなかったので、2年ぶりの参加になる。今年は畑中葉子をゲストに、非常階段が畑中さんと作った「畑中階段」のレコ発を兼ねての開催となった。
ノイズ新年会2017

まず一番手は他力本願寺・サイケ奉行・ナスカカーなどでギターやベースを担当するスハラケイゾウ率いるけいのいず2。メンバーはホカダナオミ(vo, ex.マドモアゼルショートヘア!)・スハラケイゾウ(g)・高野陽子(b,他力本願寺)・タジマアヤ(key, ヰタ・セクスアリス他)・エミークノコビッチ(ds, Nasca-car、ヰタ・セクスアリス他)という豪傑ぞろい(笑)のガールズバンド。アニソンなどをノイズっぽくカヴァーずるというぼんやりとしたコンセプトで昨年のノイズ新年会にアニノイズという名前で出演したものの、諸般の事情によりバンド名を変えての再登場となった次第。
まずは「けいおん」の名曲「私の恋はホッチキス」から「Don't Say Lazy」、そして「食戟のソーマ」より「さっちゃんのセクシーカレー」(大森靖子)と須原さんの趣味全開の選曲。まるでオレのための選曲じゃないか。
でも、実は前半のこの3曲よりもこのあとのZELDAのファーストアルバムからの2曲がヤバかった。ホカダさんのヴォーカルのハマり具合が違う。「とらわれ」はキーボードをバックにしたスローなパートで始まって、芝居がかった語りから曲に入る、当時ライヴでよくやっていたロングヴァージョン。ZELDAはファーストもセカンドも大好きで何回も聞いたので、ライヴで彼女たちの曲を聞けるのはすごくうれしい。ホカダさん、マドモアゼルショートヘアの時から佇まいやギターの音色がロックっぽいなあと思っていたのだけど、こんなにロックヴォーカルな人とは思わなかった。ホカダさんあまり歌での活動がないのは惜しい。
そして最後の「赤毛のアン」のエンディング曲「さめない夢」は、ホカダさんがマドモアゼル・ショートヘア時代にカヴァーしたこともある名曲。シューゲイザー風のアレンジって須原さんはおっしゃっていたけど、ラストのギターの暴れっぷりはすさまじく格好良かった。

畑中葉子さんはおととしの秋以来2回目のBEARSになる。
あの時もまさかと思ったけれど、まさか2回目があるとは思わなかった。
JOJOさん「畑中さんにBEARSにまた出てもらえるなんて。紅白に出た人でBEARSに出たのは畑中葉子さんのほかは大友良英だけ」
畑中さん「今度は畑中階段で紅白出たい…非常階段と一緒じゃなきゃ出ないって言えるようになればいいのよね」

まずはオケをバックにした畑中葉子ソロのステージ。いきなり1曲目から「後から前から」ではじまり、前半は活動初期の曲、後半は最近出た「GET BACK YOKO‼ 」に収められたカヴァー曲という流れで前回同様MCもたっぷりとって1時間のセット。後半の最新アルバムの曲はどれもアレンジが洗練されていて、畑中さんの艶のある歌とよくマッチしている。前回もそうだったけれど話が面白くて、聞きあきない。当初今回のアルバムに制作側から「後から前から」を入れることを提案されて、元のヴァージョン以上のアレンジをできる人はいないだろうと断ったけれど、やっぱり最後に入れようと思って、自分で人選してヤン冨田に頼みに行ったとか。
そのヤン冨田アレンジの新録版の「後から前から」が振り付けがすごくキュートで良かった。最後にヤンさんがサンプリングでいれた畑中さんの歌の断片を、畑中さん「口パク苦手だから」って全部生歌で再現するのがカッコよすぎる。

最後は畑中階段のセット。まずはJOJO広重とナスカカー・ナカヤが登場し、JOJOさんの気合のギターノイズと中屋さんの宇宙音による短いノイズイントロ、そして畑中葉子が再登場してJOJOさんの「We Are 畑中階段!」の号令から中屋さんの「非情のライセンス」のトラックがかかる。ここはぜひナカヤさんのアーカイヴから「キーハンター」の映像が欲しいところだったけど、それではKISHIDASHINになってしうか。
「花がたみ」「八月の濡れた砂」のクールなトラックと、畑中さんの歌の強さは良かったけれど、個人的にはノイズとの絡みは少し遠慮しているようにも思えていまひとつピンと来なかった。「Cherry Bomb」(ランナウェイズ)はヤケクソな混沌になっていて面白かった。ソロのステージからお色直ししたノースリーブのワンピースに裸足という出で立ちもかっこよくて、ガレージパンクのバンドをバックに歌う畑中さんの姿も見てみたいな、なんて。
そして最後はアンコール「もっと動いて」。完全に畑中さんの世界で、ノイズも溶け込んでいて、「もっともっとノ」なんて合いの手も入れられたし、これは楽しかった。


Taste of Sweet Love Masterpiece 1969-79
マドモアゼル・ショートヘアの「さめない夢」も収録されたコンピレーション。他にフランクチキンズ・みゆ(赤痢)・さねよしいさ子・メンボーズ・小川美潮・ペティブーカ・緒川たまきといった女性たち「カルピス名作劇場」の歌を歌うという、いまだになぜこんな企画が成立したのかわからない名盤。
僕が一番好きなのはJON(犬)の「アンデルセン物語」。原曲のweirdな感じをデフォルメして再現していて素晴らしすぎる。
amazonは例によって高い値段がついているので、中古盤屋さんでぜひ探してみて下さい。
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【2017/01/16 21:43】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
動画で見るフェイバリットディスク2016
前エントリー「フェイバリットディスク2016」で上げた音楽のMVやライヴ動画を探してみました。

Nick Cave & The Bad Seeds 「I Need You」


サニーデイ・サービス「セツナ」


tepPohseen 「Love is Over」


大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」


BELLRING少女ハート「すなっちゃん・なっぽー」


戸川純 with Vampillia 「赤い戦車」


少女閣下のインターナショナル 「少女閣下のPKウルトラ計画 」


春日井アイドル・ぼんやりアイドルくるみん


テンテンコ「くるま」


アシモフが手品師「new☆ワガァスター」


ヤなことそっとミュート 「カナデルハ」


羊文学「春」


yumbo「人々の傘」



BELLRING少女ハート 「チャッピー」他(2016/12/31)

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【2017/01/09 01:36】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
フェイバリットディスク2016
あけましておめでとうございます。
例年のように昨年よく聞いたアルバムやEPを列挙します。
順番はかなり適当です。




BEYOND
たねとしかけ
8cm EP BiRTH.ep

Nick Cave & The Bad Seeds「Skelton Trees」
サニーデイ・サービス「DANCE TO YOU」
tepPohseen「Some Speedy Kisses」
大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」
BELLRING少女ハート「BEYOND」 
戸川純 with Vampillia「わたしが鳴こうホトトギス」
少女閣下のインターナショナル「殺人事件」
V.A.(春日井アイドル)「カスガイクロニクル」
テンテンコ「工業製品」
アシモフが手品師「たねとしかけ」
ヤなことそっとミュート「8cm EP」 
羊文学「BiRTH EP」
yumbo「鬼火」


とりあえずニック・ケイヴの新作は圧倒的でした。断トツの1位です。

福岡の4ピースバンドtepPohseenは実は今回のギューンからのアルバムを聴くまで全然知らなかったのですが、もう20年近いベテランです。シンプルだけど強力なリズムセクションの上で絡み合う2本のギターの音色がイカシてます。そして何曲かで表れるドラムスの志賀さん(ex.埋火)のヴォーカルも最高です。

BELLRING少女ハートの待望のサードフルアルバム、実はいままでの作品と違ってあまり好きじゃない曲も何曲かあるので微妙なのですが、後藤まりこさん作詞作曲の「チャッピー」など彼女たちを代表する曲が何曲も入ってるし、なにより一番聞いたからね。
地下と言われるアイドルのシーンに足を突っ込んで、2016年は悲しいこともいっぱいありましたが、面白い音楽にいっぱい出会えて本当に良かったです。中にはいわゆるアイドルというカテゴリーではもう括れない人も含まれていますが、リストの後半はどれも自信をもってお勧めできる音源ばかりだと思います。
少女閣下のインターナショナルにしても春日井アイドルにしても、アイドルという特性そのものを使って新しい魅力のある面白いものを作り出してみようという作り手の勢いがあって面白かったと思います。それは既存の音楽スタイルをアイドルにあてはめてみようというよくあるロック系サウンドのアイドルのアプローチと一見似ていますが、実は真逆のものだと思います。それが必ずしもセールスに結びつかなかったり、演者の思いと一致しなかったりするところで悲しいことがいっぱい起こってしまうわけですが。

轟音ギターロックをバックに歌い踊るヤなことそっとミュートは2016年に登場したアイドルの中で今一番お気に入りです。このファースト「8cm EP」だけじゃなくて年末に出たセカンド「Sealing EP」もどちらも同じくらいのお気に入りです。
夏にフジロックの最後にルーキーステージで見た若いスリーピースのガールズバンド羊文学は、実はそのサウンドスタイル的にもヴィジュアル的にも、ヤナミューとかぶるところが大きいと個人的に感じていました。音源は基本ライヴ会場手売りのみらしいのですが、もっと流通していいクオリティだと思います。残念ながらメンバーの脱退で年末でいったん活動休止していますが、再起に向けてメンバー募集中のようなので、頑張ってほしいです。

個人的なリスニング環境のトラブルもあって、年末に出た重要なアルバムをいくつかカバーできていません。
戸川純ちゃんがVampilliaと作った素晴らしいセルフリメイクアルバムはなんとか突っ込めましたが、かえる目・テニスコーツ・姫乃たま・ゆうきなど、まだあまり聞けてない/これから聞くアルバムがたくさんあって、きっとこれらはいくつかは今年のベストに上がってくると思います。

別で試聴用にYouTubeのリンクを貼ったエントリーを上げましたので、興味のある方はぜひ一度ご覧ください。
「動画で見るフェイバリットディスク2016」

今年もたくさんのいい音楽と出会えますように。
ライヴで出会える音楽はその場で消える1回限りのものなので、どうしても追いかけざるを得ないのですが、録音された音楽は悲しい別れの後も残るのがリスナーの強みですものね。
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【2017/01/08 23:53】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ご当地鍋フェスティバル@万博記念公園(1/6、吹田・万博記念公園)
万博記念公園で行われる「ご当地鍋フェスティバル」のアイドルステージに元テレジアの鈴木花純さんが出るということで、自転車漕いで出かけてきました。2017年のオタ活初めです。
鍋フェス
天気は快晴、しかし空気は冷たいです。お祭り広場のはじっこの吹きっさらしの小さいステージ、ここでこの日から3日間5ステージ勤めるって、大変だなあ。

この日の出演者とタイムテーブルは以下の通りでした。
第1部
 12:00~12:30 鈴木花純
 12:30~13:00 C-style
 13:00~13:30 Tick☆tik
第2部
 15:00~15:30 C-style
 15:30~16:00 鈴木花純
 16:00~16:30 Tick☆tik

鈴木花純(ex.テレジア)のセットリストは以下のとおり。
第1部 12:00~12:30
(SE)
1. 歓喜の歌
2. 笑顔と風船
3. 愛を信じたタンバリンの歌
(MC)
4. 春のうた~縁~
5. かすみ、そう
第2部 15:30~16:00
(SE)
1. 私のテレジア
2. 風に乗ろうよ
3. 愛を信じたタンバリンの歌
(MC)
4. 雪華(ゆきか)
5. 私のこと

平日の早い時間の一番手とあってほとんど一般のお客さんも他オタもいない中スタートした第1部は、年始らしく「歓喜の歌」で始まって、景気付けにアップテンポの新しい曲を続けた後、MCを挟んでしっとりとした曲で締めるセット。寒さにかかわらず、花純さんの声の調子は最初から良く、強力。
第2部は多少人数も増えたかな、日が陰って来て寒さ厳しくなってきた印象。1部と同様アップテンポな曲からしっとりした曲へという流れながら、1部との選曲のかぶりは1曲だけ。あとで聞くと3日後のワンマンのリハも兼ねていたらしい。おかげでテレジア初期からの「私のテレジア」のような曲からまだ音源化されていない曲までいろんな曲を楽しむことができた。今回初めて聞いた曲では、2部ラストに歌われた「私のこと」が良かった。ストリングスのイメージが強い花純さんの曲の中では珍しく、浮遊感のあるシンセのイントロから歌が始まり、ベースラインが強調されたオケがすごくカッコいい。転調に転調を繰り返す難しい曲を情感たっぷりに歌いこなす花純さんの歌唱力、半端ない。
鈴木花純さん
カメコさんがいっぱいいたので、ネットを探せばもっとちゃんとした写真とか動画があるはず。

共演の2組について。C-styleは丈の長いセーラー服の衣装でラウド系ロック風の楽曲を歌う木更津発のヤンキー系アイドル3人組。この日夜に大阪ワンマンがあるようで、特攻服や法被姿のヲタもちらほら。第1部、客は半分くらいカメコでほとんど地蔵というおとなしい鈴木花純のステージからの落差が可笑しすぎる。
ちくちく
Tick☆tikは福岡の4人組、スカコアやロックっぽい楽曲で観客の中に飛び込んで煽りまくる元気なステージが売りのようだ。どちらかと言えば苦手なタイプなのだけど、メンバーが凸凹バラバラで明るくて感じが憎めなくて良かった。このグループに関しては、「女子99%男子1%の未完全女子」のメンバーの存在感は大きい。こんなふうに特別に取り上げること自体本来どうかと思うけれど、やはり目立つし、通りがかりに好奇の目を向ける人もいる。でもいきいきと歌い踊る当人と、それをそういうものとして受け入れて楽しんでいる現場の空気はとてもいいなあと思った。

鈴木花純さんのMCは相変わらずの調子で楽しかった。会場が太陽の塔の真後ろの広場ということで、花純さん太陽の塔ポーズがお気に入り。
初チェキ
ということで花純さんの2017年初チェキをいただきました。

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【2017/01/07 20:33】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
“Hyper Countdown2017″大森靖子 / Maison book girl @shinjuku LOFT(12/31、新宿ロフト)
新宿ロフトで行われた大森靖子とMaison book girlのカウントダウンライヴに出かけてきました。
hyper countdown

場内には90'sを中心にしたJ-Popミックスがかかっていて、これは多分TOKYO BLACK HOLEツアーの時かかっていたのとおなじやつで、大森さんの趣味。物販で買い物などして時間をつぶしているうちに、いつの間にかサクライさんの趣味らしい物音っぽいテクノ・エレクトロミュージックのBGMに切り替わり、21時40分を過ぎたところで客電が落ちてSEが流れ、まずは先攻ブクガことMaison book girlの4人が登場する。

Maison book girlは、年始のこのロフトでのイベント以来、今年前半に何回か見ていたものの、後半はぜんぜん見る機会がなくて、その間メジャーデビューしたりカナダツアーがあったりとそれなりの活躍だったので、かなり楽しみにしていた。
「my cut」「lost AGE」で始まり未リリース曲も2曲含めながら「cloudy irony」「snowy irony」で終わるたっぷり11曲1時間弱の長めのセット。曲はどの曲もすごく好きだし振付もいいのだけど、どういうわけかまるで響かない。なんでだろうと思ったのだけど、どうも歌が綺麗すぎる。たしか以前ライヴで見た時は生歌感のあるメンバーの声のバラツキのある歌がすごく良かったのに、今回はCDで聞けるようなサクライさんによるイフェクトのがっつりかかったヴォーカルにのっぺりと均されてしまっていて、まるで刺さらない。最近はリップシンクになったのかたまたま被せがきつかったのか、はたまたメンバーの歌が歌唱が著しく向上したのかわからないけれど、すごく残念。
ヲタのノリはおとなしく楽しんでいる層と暴れたがる者達に二極化している印象で、特に自分のいたフロア中盤では後者の連中が酷かった。ベルハーヲタが何をと思われるかもしれないけど、ニヤニヤ笑いながら前でおとなしく見ている客に後ろからぶつかっていくとかロクなもんではないわな。それが演者のパフォーマンスに対する心からの反応なのであれば、たいがいのことはとやかく言うつもりはない。ただ自分は回りが無暗矢鱈に沸けば沸くほど醒めてしまった。

oomorikomori
物版で買ったランダムチェキ。大森小森。

場内BGMのモー娘。「TIKI-BOON」が終わるのを待って23時少し回ったところで大森靖子登場、まずはアコギ弾き語りで「SHINPIN」。ギターのカッティングが鮮やかでカッコよすぎる。
大森さんの語りや雑踏のノイズのような音がコラージュされたSEが流れてバンドが登場する。今回の新●zはギターに小森清貴を加えた7人編成で、「ハイパー」担当サクライケンタさんがたまにギターを持つとなんとエレキギターが4人! 「ピンク・メトセラ」「非国民ヒーロー」といったバンドアレンジの映える最新曲で飛ばしていく。「TOKYO BLACK HOLE」ツアーのダイジェストのようなセットリストだ。「絶対少女」はブクガのコショージをゲストに迎えて、いつものように「女の子」「男の子」それぞれの合唱合戦、今日は男子率高い。
TBHツアーでは歌詞カードを配って観客も全員で合唱した「オリオン座」をこの日は鍵盤だけをバックに大森さんがじっくり聞かせてくれる。そしてアコギ弾き語りから歌いだされた「あまい」、バンドが加わりメロウなバッキングを聞かせていたと思ったら、エンディングにいたっていきなり凶暴にノイジーに咆哮し出す。大森さんの絶叫とともに最後に残った長い長いギターのフィードバックに、おもむろに大森さんがシャープなアコギのストロークのイントロを奏でて「TOKYO BLACK HOLE」に入る。このカタルシス!高らかに歌われるエンディング「捉えてよいますぐに消えちゃうすべてを歌ってくのさ、地獄地獄見晴らしのいい地獄」。
最後は大森さん無敵の歌い語りが言葉を音楽で撃ちまくる「音楽を捨てよ、そして音楽へ」。こんな風に言葉を音楽に乗せてぶつけることのできるシンガーを僕は大森さんの他にはパティ・スミスぐらいしか思いつかない。「音楽は魔法ではない、でも、」の先を激しくアジる大森さんのシャウトに優しくかぶさるように小森さんのギターが鳴り響く。

ぶっちゃけて言えば、本当はこの晩、渋谷で行われたベルハーのラストライヴに行きたかった。チケット取れなかったけど。だから最初、いまひとつ引き気味に眺めていたのは確かで、ブクガにノれなかったはそのせいもあるかも。でも大森さんのライヴの終盤、もうそんなこと想いもしなかった。この時ばかりは、大森さんの歌が、今この場に現出する音楽の魔法を実感させてくれた。

ブクガのメンバーがステージに再登場して、みんなで新年のカウントダウン。
10・9・8・7・6・5・4・3・2・1…あけましておめでとう!
ここからは新年のお祝い、そのまま新●zの生演奏をバックにブクガの「karma」が始まり、後方からブクガヲタがどどっとなだれ込んできて、酷いモッシュの嵐になる。
そしてさらにダメ押しで「ミッドナイト清純異性交遊」! 冒頭からずっと大シンガロング大会。楽しい。
賑々しく、おめでたい年明けだった。


あとで知った話。
ちょうどこの頃、渋谷のベルハーラストライヴ会場では、しめやかにベートーヴェンの「月光」の流れる中、二度と姿を見せることのないメンバーを呼び続けるお通夜のような状況が1時間以上続いていたという。
その場にいなかったことが幸いであったかどうかは何とも言えないが。

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【2017/01/01 01:05】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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