BELLRING少女ハートのライヴレポINDEX
このブログで書いてきたBELLRING少女ハートのライヴレポのリンク集です。
関西在住でほとんど遠征しないので、基本関西のライヴだけです。
随時更新します。

BELLRING少女ハートみずほ&あーやん卒業企画 Shallow Grave 「ベルバンギャルハート」(2016/12/23、新宿LOFT)
なんと甘楽がインフルエンザ発症で4人編成になってしまいました。自分にとってベルハーの現行体制ラストになります。過剰に感傷的になることなく、素晴らしく楽しいライヴでした。最後のチェキ会は超高速でしたが、みずほさんにちゃんと感謝を伝えられたと思います。「またね!」って言われました。

BELLRING少女ハートワンマンLIVE「BABEL」(12/22、赤坂BLITZ)
現体制ベルハー最後の大舞台、赤坂BLITZでのワンマンに遠征したら、現体制どころか「ベルハー」としてラストの大箱ワンマンになってしまいました。ベルハーのいろんな面が見られた楽しいライヴだったのですが、個人的に喪失感半端なかったです。甘楽はちょっとかわいそうでしたが、まあよく3時間持ちこたえたなと感心しました。

hauptharmonieツアー「唇を奪いに行く」(2916/12/4、アメリカ村FANJtwice)
ベルハー現体制ラスト大阪のライヴでした。ちょっとキモい文章ですが、たぶんこれからずっとこんな感じだと思われます。

IDOL ROCKS! FESTIVAL in UNIVERSE~忘年会スペシャル(2016/12/3、千日前味園ユニバース)
アイナさんののどの手術のため翌日からしばらく休止するBiSHの力の入ったステージとためを張る、これでもかってくらいの次から次へと定番ナンバーを繰り出してくる必勝ライヴでした。でも、ラストに関西ではほんとにめったにやっていないbedheadの大合唱、うれしかったです。

TRASH-UP!!まつり 2016(2016/11/29、渋谷WWW)
二度目のベルハー遠征です。ぼくの理想のアイドルであるみずほの別ユニット、エスエレことEscalator or Elevatorをラストライヴにでようやく見ることができました。

IDOL ROCKS! FESTIVAL 2016 in UNIVERSE(2016/11/6、千日前味園ユニバース)
30分の対バンライヴながら、前日に続いて満足度の高いセットでした。

MAD SUTURDAY!(2016/11/5、東心斎橋CONPASS)
みずほ・あーやん卒業発表をはさんでのひさしぶりのベルハー来阪は50分の長めのセットで、2か月のブランクを惹き飛ばす高い満足度でした。この日はヤナミュー初大阪でもありました。

iCON DOLL LOUNGE 2016 SUMMER ~東名阪Zeppツアー~(2016/9/3、Zepp Namba)
ZEPPといういままでで一番大きなハコでのベルハーのライヴでした。ファッションショーもあって面白かったし、ランウェイを使ったパフォーマンスは流石だと思ったのですが、4か月ぶりというブランクもあり、フェス仕様の25分のセットは物足りなさもありました。たくさんのアイドルとあわせて見て、ベルハーの異質さ改めて痛感したライヴでもあります。

大阪KOTO祭り”5番勝負!”(2016/5/3、千日前味園ユニバース)
KOTOちゃん主催イベント大阪編、昼夜2回公演の夜の部に、なんと緑地の春一番から回しましたいきました。あーやん抜きのレイニーはさすがにちょっと物足りなかった覚えがあります。この日はクリトリックリスともチェキを撮りましたw。

エムトピフェス(2016/5/1、渋谷duo MUSIC EXCHANGE)
ワンマンの遠征のついでに、翌日エムトピのイベントでベルハーを見て、エムトピを見ずに新幹線で帰りました。あーやんが休養に入り残る4人での初めてのステージでもあったのですが、前日のワンマンの緊張から解放されて演者側も観客側もリラックスしていたためか、意外にすごく楽しめたのでした。

BELLRING少女ハートワンマン『B』(2016/4/30、水道橋TOKYO DOME CITY HALL)
正月のZepp東京に続くベルハーの大舞台、あんまり大阪に来なくなってしまったのもあって、初めてベルハーのライヴのためだけに東京遠征しました。レーザー!炎!そして降りしきる羽根の演出に呆れるやら感動するやら。

IDOL ROCKS!~BOUQUET 1st Anniversary SPECIAL in BIGCAT(2016/3/30、心斎橋BIGCAT)
IDOL ROCKS!1周年記念でBIGCATという大箱に会場を移しての開催でした。40分の対バンフェス向けセットリスト、ひさしぶりに「ライスとチューニング」もやったし、もえち卒業後5人編成での大阪初お目見えで、自分がグループを引っ張るんだっていうみずほの意識がすごく感じられたような気がしたんだけどなあ。

BELLRING少女ハートミニライブ&特典会(2016/3/29、タワーレコードNU茶屋町店)
サードアルバム「BEYOND」のレコ発リリースイベント、例によってアルバム収録曲ばかり10曲40分の「ミニ」ライブでした。「びよ~ん会」でゴムパッチンしました。

いいにおいのする卒業旅行2016/(2016/1/22、東心斎橋CONPASS)
もえち大阪ラスト公演、共演に山本精一と、いろんな意味で思い出に残るライヴでした。発売前のサードアルバムの曲ではじまり、Vampillia主催にふさわしくダークな曲もいっぱいの60分の長めのセット、ずっと甘楽れーれ抜きの4人で歌ってたレイニーを、最後にして初めて6人でやってくれました。いまのところコンパスのベルハーにははずれが無いように思います。

『Dance on a SeaAnemone!』TOUR(2015/11/29、千日前味園ユニバース)
溺れたエビの検死報告書のイベントで、ベルハー初のユニバースでした。花道を使ってのこの時のライヴがすごく楽しかったので、ユニバースは良い印象だったんだけどなあ。

DOGIMAZUN 2015 Halloween Night Special!!(2015/10/31、心斎橋SUNHALL)
中2週という短いインターバルでの来阪、このころ月1回~2回という頻度で大阪に来てくれていました。直前にアンナの脱退が発表されて、この日がラスト大阪のはずだったのですが、家族の事情でアンナ不参加、いつの間にかベルハーは6人に戻りました。ハロウィンということで、メンバーそれぞれにハロウィンメイクでハロウィンらしいダークな曲多めのセットで良かったです。あとこのころは大阪でもバンド対バンが多かったのも面白かったんですが、年明けのVampillia 主催以降とんとなくなってしまいました。

BOUQUE presents IDOL ROCKS! Vol.03(2015/10/17、心斎橋SUNHALL)
8月に続いてIDOL ROCKS!には2回目の登場、30分のアゲ曲セトリ。このころレイニーは新メンバーは引っ込んで旧メンバー4人でやっていました。

BELLRING少女ハート VS Vampillia blackest ever black metal (2015/9/23,東心斎橋CONPASS)
この日のステージ(の前説)でVMOへの改名の発表されたVampillia b.e.b.m.とのツーマン、ダークな曲もてんこ盛りの70分のロングセットはこのメンバーでのベルハーのベストパフォーマンスといってもいいくらいでした。珍しく柵からオタちゃんの上に上ったみずほが「上ったけれど降りれないよー」とガチでべそをかいていたのがみすほらしくて忘れられません。最後VMOとのセッションも馬鹿馬鹿しくて面白かったです。

BOUQUE presents IDOL ROCKS! Vol.02(2015/8/4、大阪MUSE)
asthma関西初披露でしたが、曲の認知が低かったためかそれほど盛り上がっていなかったような覚えがあります。甘楽が足の負傷で半分椅子に座ってのパフォーマンスだったのですがメンバーの士気は高く、仮ちゃんが初めてダイヴしたのはこの時だったんじゃないかな。この日はじめてみずほの列に並んでチェキを撮りました。

BELLRING少女ハートインストアライブ(2015/7/20、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
ミニアルバム「13 WEEKS LATER EP」のリリースイベントということで、アルバムの曲が収録順に全曲歌われました。ただし「タナトス」「雛鳥」「鉄の街」は振りが入っていない状態。「雛鳥」でみんなiPhoneで歌詞見ながら客席の中をうろつくのはシュールな眺めでした。

ベルハー×パスコ suported by アイドル甲子園(2015/5/2、福島LIVE SQUARE 2nd Line)
いわゆる「ベルコード」ですね。甘楽・アンナ・仮ちゃんの3人の新メンバーの関西お披露目ライヴでした。ラストのエッジはエンドレスヴァージョンでした。

吉田豪×南波一海 アイドル伝説vol.4~3.21大阪決戦~(2015/3/21、アメリカ村FANJ twice)
たしか昼夜の2部公演の両方に出ていて昼の部に行きました。じゅり・ゆうゆの抜けた4人ベルハーは、それはそれで純度の高い研ぎ澄まされたパフォーマンスだったように思います。このあたりで、みずほに推しが定まったような気がします。

Shigeru充03(2015/2/21、心斎橋ロフトプラスワンWest)
じゅり・ゆうゆの大阪ラストでした。着席ライヴ30分→さっちゃん司会でトーク30分→さっちゃんライヴ15分→テーブル・椅子片づけてスタンディングライヴ50分という流れ。チケット代1000円でさらに1枚チェキ付きという太っ腹で、初めてのベルハーメンバーとのチェキをゆうゆと撮りました。

BELLRING少女ハートインストアライブ(2015/1/17、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
ベルハー大阪初のインストア。UTUの収録曲ばかり40分のライヴでした。店長さんの「タワレコからの禁止事項などは、特にありません」という素敵なアナウンスにかかわらずヲタちゃんずっとおとなしくしていたのですが、ラストのレイニーではやはり大騒ぎでした。このころはあーやんのエモーショナルなパフォーマンスにまず目を惹かれていました。

BELLRING少女ハート黒い羽集金ツアー(2015/1/16、心斎橋OSAKA MUSE)
ベルハー初のワンマンツアー大阪公演、28曲2時間10分のロングセットでした。OAとして登場のカイちゃんの「弾き語り」、まるでスーパーボールみたいだ、と思ったのですが、あとで聞いたら「田中さんがやれっていたから」とあくまで無意識なのがスゴイと思いました。

U.F.O,クラブ19周年記念「発狂天国 vol.67」(2015/1/5、東高円寺U.F.O.クラブ)
出張のついでに、たまたま高円寺でベルハーの出るイベントがあるのを知り、トップのベルハーだけ見て帰りました。この日はステージが低かったのでヲタちゃん全員着座で、ステージが良く見える状態でクロノスやOrenge Slumbersのクールなパフォーマンスを見られたのがベルハーにますます惹かれていく大きな契機になったと思います。

ボロフェスタ2014(2014/10/26、京都KBSホール)
関西での初ベルハー。この頃はアイドルの物販の意味がよくわかっていなくて、長い列に並んでTシャツだけ買って帰ってきました。肌寒いKBSホール前の吹きっさらしで黒い衣装の短いスカートで元気に騒いでるベルハーメンバーとヲタちゃんが、正直なところ異様に見えました。

TOKYO IDOL FESTIVAL 2014(2014/8/3、東京・お台場・青海周辺エリア)
初ベルハーです。会議出張にかこつけて前乘りしてTIFに行きました。初TIFは開場移動時間をうまく読み切れず、特に夕暮れのスカイステージのベルハーが最後のWIDE MIND1曲しか見られなかったのは痛恨でした。次こそは大丈夫と思ったんですが、それ以降一度もTIFには行っていませんw。

<番外>
13 WEEKS LATER EP (レヴュー)
ミニアルバム「13 WEEKS LATER EP」があまりに気に入ったので、twitterで一気に感想を蓮ツイしたものをまとめたものです。
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【2016/12/31 03:42】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Shallow Grave 「ベルバンギャルハート」(12/23、新宿LOFT)
BELLRING少女ハート赤坂BLITZの現体制ラスト大箱ワンマンに続く東京遠征2日目、この日はみずほあーやん卒業記念ツーマンシリーズ企画「Shallow Grave」の8回目でアーバンギャルドとの対バンだった。
新宿LOFTは今年の年頭に会議で出張したついでにみずほとカイちゃんのアイドル大喜利を見に来たな。結局2人の出番には間に合わなくて、物販だけ並んだんだけど。あのときは1年後にベルハーがこんなことになるなんて思いもよらなかった。

ロフト

先攻アーバンギャルド、前方にファンの女子が固まっている。メジャーのそれなりに人気のあるバンドとの対バンで休日ということで混雑を覚悟していたのだけれど、意外に余裕のある客の入り。上手スピーカー前後方のエアポケットみたいな空間でステージを楽しませてもらう。
赤い水色のワンピースのフレアスカートの歌姫よこたんこと浜崎容子と赤いヒールで軽やかなステップを踏む松永天馬のツインヴォーカルの歌はなかなか悪くない。サブカルな自意識をすごく生真面目に歌にしているなーという印象。よこたんが「ずっと世紀末でいて」って歌うバラードや、天馬さんがダンボールの棺に入って登場する筋少オマージュぽい箱男の歌、ラストの「さよならサブカルチャー」って曲が印象に残っている。60分のセット。

前日調子の悪かった甘楽がインフルエンザだったことが判明して欠場、今日は4人編成のBELLRING少女ハート。ステージ後方には巨大な甘楽の写真パネルが置かれている。ほんとは甘楽の誕生日(12/24)のお祝いにとロフトが用意していたものらしい。あすの生誕記念になるライヴを含め、年末の活動休止に向けての最後の何日間か欠席となるわけでさぞかし当人は悔しかろう。でも、このあと解体に向かうベルハーにはさらにドラマチックな異常事態が待ち構えているのだけど、この時点ではだれもそんなことは予期していなかった。

「ベルハーファイトー!」「オタちゃんファイト―!おーいえー!」の掛け声にオタが吹くほら貝が鳴り響く。今回ほら貝なんと二重奏。
みずほは青いリボンのツインテ、あーやんは悪魔のツノのカチューシャ、れーれは高い位置のお団子(カイちゃんはいつもどおりw)で登場して1曲目ふんわりと「いんざれいんいんざだあく」、めっちゃかわいい!2曲目以降「サーカス」「エッジ」とハードな曲が続いたから、いつものようにあっという間にみずほのツインテははずれ、あーやんのカチューシャも吹っ飛び、れーれのお団子はほつれまくりだったのだけど、このオープニングのリラックスしたムードがこの日のライヴのムードを方向付けていたように思う。
決して緩いって言うんじゃんなくて、ワンマンに向けてチューンナップしてきた切れのいいパフォーマンスが、大舞台の緊張から解放されてのびのびと披露されている感じ、そういえば前の東京遠征のワンマン「B」の翌日のライヴもそんな感じだった。あのときもあーやんが休養に入っての4人編成だった。
いんざれいん

この日も前日同様新曲が3曲とも歌われた。最初に来たのは前日のワンマンで初披露だった「2SoundDown」。ゴリゴリのベースにハードなギターリフがかっこいいし、出だしのみずほの歌がジョニー・ロットンみたいでイカす。
レゲエ調の「コミュニケーション・カウントダウン」、田中D作曲の行き先不明の不可思議な曲、こんなヘンテコなのにベルハーらしいざらついた歌が切なささえ醸し出す。今回の3曲の新曲で今のところ一番好き。
もう1曲はニューシングルのリードトラックである「Beady Riot」、卒業する柳沢あやのことあーやんがメインヴォーカルを取るストレートなロック曲、憑依されたような鬼気迫るあーやんのパフォーマンスを眼前で味わう。

他にもこの日は好きな曲がいっぱい。序盤では「タンジェリン細胞」を久しぶりに聞けたのが嬉しかった。歌だけでトべる最高のドラッグソング、新曲の変態曲に挟まれて負けずに異彩を放っている。たぶん僕にとっては現メンバーになってはじめて2年ぶりくらいにこの曲を聴けた。
中盤は「ホーネット'98」から盛り上げる曲目で一気に「Beady Riot」になだれ込むのだけど、特に「ホーネット」、いつもは甘楽が巻き舌でガラッパチに歌うパートをさらっとカバーしているあーやんさすが。
終盤はなんと言っても「アイスクリーム」「low tide」という心震えるダークなパフォーマンスから「asthma」の輝かしいクライマックスへの流れ。ずっといつものように上手スピーカー前3列目くらいの位置だったのに「Asthma」で揉まれるうちに真ん中に流され、そして目の前で「チャッピー」がはじまる。ああ。

甘楽のパネルを挟んでふんわりとしたMC。
れーれ「決して遺影ではありません」(あー、みんな思っていても言わないのに(^-^;…)
みずほ「これがカンカンカンの遺影だったらカイちゃんどんな感想?」(なんちゅうフリ(^-^;…)
カイ「もしカイがこのポスターだったら毎日、これが自分なのか、自分が自分なのかで頭が変になる」(さすがカイさま(^-^;!)
れーれ「ゲシュタルト崩壊しちゃう?」(なんとれーれから「ゲシュタルト崩壊」なんて言葉が!?(^-^;)
ステージのパフォーマンスは強くなっても、このあたりの無敵の事故感は最初見た時からぜんぜん変わらない。
最後は観客含めたみんなで「BedHead」の大合唱。幸せな時間。MCが終わっていったん田中Dがステージ後方に戻した甘楽の写真パネルを、みずほが再びよたよたと抱えて前に持ってくる。優しい子だなあ。

アンコール、ベルハーメンバーと共に登場したButchさんにアーバンギャルドが呼び込まれる。よこたんはベルハーに合わせてか、ボンデージ風のビニールのセーラー服。ヤバいw。
アーバンギャルドの新曲「あくまで悪魔」をオケに合わせてコラボ。天満さんの希望もあってオタがオーイング、オイオイ、PPHと掛け声・合いの手を入れまくる。アーバンの時にこの曲、ふっふーふわふわってやりたかったんやー。モッシュの上を天馬さんダイヴしまくり、箱男の段ボールが飛びかい、ステージ上ではみずほがひたすらピヨピヨ言ってる、観客みんな笑顔で心地よい混沌が繰り広げられていた。

前日の赤坂BLITZワンマンがあまりにすさまじくて、正直なところもう自分のなかでのベルハーは勝手に終わったような気持ちになっていた。でも結局、もう1日残ってこの日ロフトでベルハーを見られてすごく良かった。大舞台のプレッシャーから解放されてのびのびとパフォーマンスするベルハーちゃんを、前日のような無茶な圧縮もなくそれなりに余裕のある親密な空間で、至近距離から見ることのできたのは本当に幸せなことだった。
おそらくこれが自分がライヴで見る現行体制最後のベルハーになる。
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【2016/12/24 00:46】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BELLRING少女ハートワンマンLIVE「BABEL」(12/22、赤坂BLITZ)
赤坂BLITZで行われたBELLRING少女ハートのワンマンライヴに出かけてきた。

彼女たちのワンマンライヴとして2016年は1月2日にZepp東京で「Q」、4月30日に東京ドームシティホールで「B」と題された2回の大規模なワンマンライヴが実施されている。TDCHの「B」は僕も見に行って、いいライヴだったと思うのだけど、集客面では厳しいものがあり、第三弾として年内に予定されていた「K」は延期されたままになっている。
そんな中、10月に主要メンバーの年内卒業とグループ自体の年内での一時活動休止がアナウンスされ、現行体制最後の大箱ワンマンとして発表されたのが今回の「BABEL」となる。朝倉みずほの卒業と柳沢あやののソロ転向に加え、ワンマン直前の12月19日に行われた「Shallow Grave・ベルベリー」において新体制の中心になると目されていた甘楽の新グループ移籍も発表され、ファンを驚かせたばかりだ。
現行体制最終日である大晦日のPassCodeとのツーマンは即完売で取れず、その後夜行われると言われる最終公演はいまだ発表されず、参加できるかどうか甚だ怪しいとあっては、みずほ原理主義者の自分としてはこの大舞台を見ておかない訳にいかないだろう。たぶんもう二度と着ることのないだろうみずほのサイン落書き入りのピンクのTシャツでキメて駆けつけた。

「Q」「B」のような立派なステージセットは今回はなく、シンプルに黒い背景にスクリーンが下がっており、背景の下には一列に転がしといわれる照明がいくつか並べられているだけ。ステージが暗転するとスクリーンにゆっくり「BABEL」という文字が浮かび、消えて、スクリーンも上げられてしまう。「ベルハーファイトー!」の掛け声が聞こえていつものように「ヲタちゃんファイト!」を返すと薄暗い舞台に静かにメンバーが現れ、ピアノのイントロに被さる銃声のSEと共に1曲目「WIDE MIND」が始まる。真っ赤なライトに照らされて始まるモリコーネ風の勇壮な曲からずんどこに転調する、ベルハーを代表する馬鹿ナンバー、いいオープニングだ。

「GIGABITE」「get rid of the Chopper」とヘヴィな、なおかつどこかで聞き覚えのあるギターリフがイカすゴリゴリのロック曲でがっちり客をつかむ。いつものように前方上手PAよりに陣取っていたのだけど、早くもかなり圧縮がきつい。「Q」も「B」もいずれも満員には程遠い入りで、今回の赤坂BLITZはこの2つの会場に比べれば小さめの会場とは言え、平日開催ということもあり集客が危ぶまれていた。後ろの方までは良く見えないけれど、フロアはほぼ満員に詰まっているようだ。
大好きな「ホーネット’98」の歌いだしで合わせて声を張り上げながら早くもこみ上げてしまい、いかんいかんまだ始まったばかりだと抑えるものの、続いて「チャッピー」が始まるともうこらえきれない。定番のつなぎなのに、まったく困ったものだ。今回は特殊効果は「Chopper」のテープの噴出くらいであとは派手なことは行わず、ひたすらシンプルな照明だけでキレのいいパフォーマンスをしっかり見せていくということのようだ。
薄暗いステージ上で一列に並んでゆらゆら揺れていた5人が、背後から照明で複雑に絡み合うシルエットとして浮かび上がり、さらにギターが激しく唸る間奏部にいたって真っ白なバックライトの中で激しく踊り狂う「アイスクリーム」を見ていると、このシンプルなステージ演出は、現行の体制を送る晴れ舞台としてはベストの選択だったと思う。

青白い照明の中でクールなフォーメーションパフォーマンスが繰り広げられる「クロノスの鎌」から初期ベルハーらしいわちゃわちゃ感が楽しい「プリティシャロウ」とひさしぶりにセカンドアルバムの曲を見られたのはうれしい。どちらも今のメンバーで歌われるのを僕が見るのは初めてだ。そしてこれもあまりやらない、でも今日やらないわけにはいかないみずほのラップ曲「ライスとチューニング」、でっかいどうそうほっかいどう!卒業が発表されて以降僕が見た時はずっとそうだったような気がするが、この日もみずほは終始マイペースににこにこ楽しそうで、それでいてパフォーマンスのキレは5人のうち随一という安定感。いや安定の不安定感とか力強い不安定さとか変な表現しか浮かばないな。

ベースがゴリゴリにハードでかっこいいこの日初披露の「2SoundDown」やもうすでに披露されているレゲエ調の「コミュニケーションカウントダウン」などベルハーらしい一筋縄でいかない新曲を交えて、華やかな七色のトップライトの下で艶やかに踊る「The Victim」から「Karma」「僕らのWednesday」という楽しさしかない流れで、開始から70分たったところで小休止が入る。いつものようになんのアナウンスもなく暗いステージでメンバーが三々五々水を飲んだりぶらぶらしたりする2分間。カイちゃんが羽根をつけて戻ってきて、前半羽根がなかったことに初めて気づく。

後半ではまず「Orange Slumbers」が嬉しかった。セカンドアルバムに収められたシューゲイザー風の曲。現行メンバーによる躍動感のある新しい振り付けを最後に見ることができて良かった。
この日発売のシングルに収められた新曲「BEADY RIOT」は、みずほとともに現行ベルハーの核であるあーやんこと柳沢あやのをセンターに据えたハードなロック曲で、本来ふんわりした声の彼女が見せる凄みが見どころ。これもサードアルバムでは人気の「憂鬱のグロリア」をはさんでの「rainy dance」が始まると、フロアの圧縮は前半最高潮を迎え、あーやんのソロに向けてこの日最大のリフトが押し寄せる。あーやんが抜けるとフロアの雰囲気もまた変わるのだろうな。

ここで田中ディレクターから「物を投げるな」というアナウンスが入り、いったんクールダウン、そしてしずかに「ROOM 24-7」がはじまる。ここから以降の本編終盤のパフォーマンスがすさまじかった。静かに歩み去る「24-7」の足音のエンディングからヴォイスの多重録音で制作された基地外じみたオケの「男の子女の子」が始まり、そして不安を掻き立てるようなオープニングから後半激しくノイジーな盛り上がりを見せるゴシックな「タナトスとマスカレード」へとつなげられ、「サーカス&恋愛相談」を挟んで「low tide」という沸き曲を封じたベルハーにしかできないでシリアスな曲の連続。「サーカス」は「エッジ」などとセットで歌われることが多い代表曲だし、中間部で記念撮影の「パシャ」があるから沸き曲のイメージが強いけれど、ダークな曲調と例の高速ヘッドバンギングから天を指さしてステージ上を右往左往するキュートな振りつけでお馴染みのエモーショナルなパフォーマンスは、続く「low tide」とともに彼女たちの代表曲にふさわしい。
薄暗いステージ上でシンプルな照明で照らし出される5人のパフォーマンス、特に背後の足元からの青いライトだけで始まる「low tide」は、やはり特別だ。中間部でステージ中央に一人ぽつんと佇んで「ランラン…」と歌う声を絞り出すみずほの悲痛な表情、さっきまでヘラヘラしていた彼女のスイッチの入り方に驚嘆する。燃え上がるかのようなまっ赤なライトに切り替わってメンバーが絶唱する「あと少しこのままでいれたら」というフレーズで曲が容赦なくぶちぎられ、アルバム通りの曲順で「鉄の街」がぼんやりと始まる。力が抜けた不安定な歌声が魅力のこの曲、この日明らかに調子が悪く「low tide」で声を使いはたしてしまった甘楽が歌えずに悔し涙を流すシーンもあったけれど、それすらもこの曲にはふさわしいように思える。
そしてみずほの唯一無二の強い歌声で始まる「Starlight Sollow」。「世界が終わるわけじゃない私消えるわけでもない」の歌詞にセンチになるなって方が無理だ。

ここでこの日初めてのMCが入って「次で最後、「BedHead」」って告げられた時は「え、早いよ」って思ったけれど、その時点でもう2時間以上が過ぎていた。マジか。沸き現場として認識されがちなベルハーの本質が優れたパフォーマンス集団であることを示す本編を締めくくる選曲としてはまったく文句はない。

もちろんまだまだやるべき曲が残ってる。TOのみうらさんの先導でアンコールを求めるベルハーコールが起こる。
ふたたびするすると下りてきたスクリーンに、歴代のメンバーのクレジットが流れ、現行メンバーの今後の進路について説明される。そしてその中で、活動休止期間を経て仮眠玲奈とカイが新メンバーを加えて復活するときは「BELLRING少女ハート」の名前ではないことがさらりと告げられる。
悲鳴に似たうめき声が混じり、一瞬ベルハーコールがぐにゃりと歪む。ベルハーが、ほんとうに終わってしまう。

こちらの思いをとは関係なく、アンコールは五色のポンポンを振りながら「BEYOND」で賑々しく始まり、「夏のアッチェレランド」「UNDO」といった爽やかなポップ曲につなげ、「或いはドライブミュージック」でいったんクールダウンしたのち「asthma」「The Edge of Goodbye」という定番のアゲ曲で締めくくるヒット曲連発のボーナスセット。

みずほのSuperstar Butch物真似による「乗るしかないこのビッグウェーブに!」に導かれて始まるアンコール2曲目「夏のアッチェレランド」で、あらかじめヲタちゃん有志によって配られた色とりどりサイリウムが会場じゅうで点灯される。赤坂BLITZを埋め尽くすたくさんの観客を見たいと望んでいたみずほに、願っていた光景を見せることができただろうか。「夏が終わりを告げるころにはもっと君を知っていたかった」…その楽しそうな笑顔と心なしか潤んだように見える瞳を見つめながら、ああ、ほんとうに夏が終わってしまうんだと思い知らされていた。

最後に5人のメンバーがそれぞれ感想を述べて退場して、それでもまだ止まないダブルアンコールの求めに、田中ディレクターの「いいのね、死んでもいいのね」なんてアナウンスに続けてメンバーが登場し、ふたたび「The Edge of Goodbye」のイントロが鳴り響く。ヤケクソで沸き立つ場内、そしてそれもラストの落ちサビがいつまでたっても終わらないいわゆる「エンドレス・エッジ」。いままで何回かライヴで経験した「エンドレス」ヴァージョンはせいぜい4~5回程度のループだったと思うのだけど、今回は後で田中ディレクターが明かしたところによると「在籍したメンバーの数に合わせて」13回リピートしていたらしい。馬鹿じゃないかw。
みずほは「あっれー?」とか言って楽しそうにひたすらじゃんけんを繰り返してるし、柵の上で煽るあーやんは苦笑いしている。カイちゃんにいたってはずっとステージ上で寝ころんで足をバタバタさせながら「嫌だー嫌だー」と駄々をこね続けている。10分以上に及んだだろうか、ぐっちゃぐちゃのサイテーの地獄のような、でも笑うしかない汚い現場。アーティスティックなパフォーマンス集団であり、ポップな正統派アイドルでありながらも、かつてそのパフォーマンスをさして学芸会以下と言われ、また最悪の厄介現場であるかのように喧伝されて「東京最凶」を自称したベルハーの、最後っ屁。ようやく最後の「いまサヨナラ」に行きついたときには、汗でドロドロになりながら、これですべて終わった、と思った。その時は。


昔バビロンの民は人類の英知を結集して神に届かんとバベルの塔を積み上げた。怒れる神が人々の言葉を乱し、お互いの意思疎通をとれないようにしたため、人々は怯え、争い、散り散りになったという。ベルハーやそのファンたちもは神の怒りに触れたのだろうか。いやちょっと待て、ベルハーの「神」って今日も時々天の声を発していたあいつじゃないのか?ファンの気持ちを弄ぶようにベルハーを解体に導いた気まぐれなベルハーの創造主。我々は彼の掌の上で踊るコマにすぎなかったのか?
だが今思えば、共通の言語を失い、打ち砕かれたのはおそらく彼も同じだったに違いない。

Communication Countdown
言葉の次に とめどなく溢れ出すエレジー。

ばべる

外に出たら激しい雨だった。
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【2016/12/23 15:44】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Hauptharmonieツアー「唇を奪いに行く」(12/4、アメリカ村FANJtwice)その2
ベルハー・ヤナミュー以外のグループについてです。

ヤナミューの物販に並んでいて我儘ラキアが見られなかったので、実質前日の味園ユニバースの出演者ばかり。だけど、奥行きのある高いステージでパフォーマンスが良く見えたこともあって、この日観た5組に関してはそれぞれ前日の公演より強い印象を受けた。
一番手のCure。については前日の方が晴れ舞台だったのかもしれないけれど、この日の方がフロアの空気が親密で、のびのびパフォーマンスできていたように感じた。
じゅじゅは後方でじっくりステージ眺めることができて、完成度高いな、と思った。歌はかぶせてるんやね。

これまたヤナミューの物販とかぶっていてとかぶっていて前日のユニバースではまともに見られなかったHauptharmonieを、前方でじっくり見ることができた。新体制になってからは先月11月のユニバースのIDOL ROCKS!以来、一月ぶり2回目になる。
新体制でメンバーは大きく変わったけれど、ボーイッシュにショートパンツで煽りまくるじゅのさんと、子供声キャラだと思ってたのがいつの間にか色っぽくなってなんだかよくわからないことになってるぴっちゃんというキャラの立ったオリジナルメンバー2人がフロントをしっかり固めているのが強い。
さらに新メンバーたちが強力で、特に一番最近に加入した寿(すい=元ゆるめるモ!のもね)が、ウェディングドレス風の衣装で華がある。ライヴ冒頭からステージの真ん中で新曲の紹介したり、早くもセンターとしての貫禄すらある。他のメンバーも独特の空気を持つちがちゃんはじめ個性派ぞろい、さまざまなイロドリを付けている(実はもうひとりメンバーがいて本当は7人らしい)。
冒頭のハードな新曲をはじめ、3曲目のスカの自己紹介ソングなど音楽的には以前からの路線を維持していて、好みの感じ。初期からのお馴染みの「nerve」リスペクトのスカコア曲「Temptin10 Attempts of ~」からiアゲ曲続けて一気に盛り上げにかかる。もしかしたらベルハーのときより荒っぽく盛り上がっていたかも。
終盤に歌われたちょっと「映う」あたりを思わせるピアノとギターをフィーチャーしたロック曲(「Until,her voice caused a lump in my throat. 」という曲らしい)がかなり染みた。例によって英語詞は発音も詞もインチキくさいんだけど、モニターに足をかけて前傾姿勢でじゅのさんがシャウトする別れの歌が、直前のベルハーのラストの「チャッピー」で過剰に感情的になっている自分の中で呼応して切なくてしょうがなかった。いや完全に個人的なもんですみません。
会場の時間が迫っていたためアンコールなく物販に。おそらくすいちゃん生誕企画用にとジェントルメンから配られた赤いサイリウムの出番がなく残念。

[Hauptharmonieセットリスト]
1. 持たざる少女のスウィートバレット(新曲)
(MC)
2. yearing
3. ハウプトハルモニーの大脱走
4. Tempting 10 Attempts of Temperance
5. 唇を奪いにいく
6. Kidnapper Blues~人攫いの憂鬱~
7. Until,her voice caused a lump in my throat.
8. LAST CHANCE(幸福の妨げ)


ハウプトをちょうどこのFANJtwiceで初めて観たのが去年の夏、共演は細胞彼女、amiina、Classic Fairy、Peach sugar snow、KOTO、そしてベルハーという面々だった。
それぞれに独自の音楽性で活躍を期待されていたユニットばかりだったのだけど、細胞彼女は今年、Classic Fairyも昨年末に突然活動終了し、pssもまさにこの日東京でアイナさんの卒業ライヴが行われて幕を閉じている。今年特にこういう作り手の音楽的冒険が目立つグループで大きな変動が目だっているように感じるのは、制作・運営チームの音楽的エゴが必ずしも演者と共有されているわけではないというところに一因があるのだろうか。大きく形を変えながらもamiinAとHauptharmonieがちゃんと独自の音楽的な面白さを維持しながらサヴァイヴしてるってのはすごいことやと思う。願わくは来年のベルハーもそんな風に戻ってきてほしいと思う。
とはいえ、ファンとしてはやはりフロントの演者あってのアイドルグループなんだ。あのメンバーのあの歌が良かったのになあという気持ちとのはざまで揺れるんだ。
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【2016/12/05 23:04】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Hauptharmonieツアー「唇を奪いに行く」(12/4、アメリカ村FANJtwice)その1
12月で朝倉みずほと柳沢あやのの2人の主要メンバーが卒業し活動休止となる、ベルハーことBELLRING少女ハート現体制での最後の大阪2日目、この日はアメリカ村のFANJtwiceで行われたhauptharmonieのツアー追加公演だった。
出演したアイドルはCure。、ヤなことそっとミュート、我儘ラキア、じゅじゅ、BELLRING少女ハート、そしてHauptharmonieの6組(出演順)。
開演予定時間が11時とかなり早いのは、前日のIDOL ROCKS!!で東京から来阪中の3組がスケジュールが空いていたため急きょ設定したためか。微妙に押し気味に開場となる。
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FANJtwiceはアメリカ村のど真ん中のビジネスホテルの地下にある中くらいのサイズのライヴハウスなのだけど、地下2フロア分吹き抜けになっていてステージを高めにしつらえているから、フロアの後ろから地下1階からどこからでも見やすい。音もうるさくなくて出るべき音がしっかり出ている感じですごく快適。広さもちょうどいいくらいの親密感があって、まあ何から何まで前日の味園ユニバースとは対照的だった。いや、もちろんああいうフェス的なイベントで大きなクラウドを集めるハレの場としては、それはそれでアリだとは思うので誤解なきよう(どこまで入れるか、とか、あのバカみたいな爆音はないだろう、とかいうのはおいておいて、だけど)。

いつものようにゆるふわなオープニングテーマ「ヤなことフライデー」とともに登場したヤナミューことヤなことそっとミュート、1曲目新EPのオープニングトラック「ツキノメ」のイントロのギターカッティングからビシバシとクリアに響いてすごく気持ちが良い。なでしこさんを中心に4人の歌声がまっすぐ通ってくる。中盤で前日に続いて披露されたEP未収録の新曲「No known」はゴリゴリのベースの上でファンキーなギターカッティングの硬質なロックチューンに、あくまでまっすぐなシャウトときっちり振り付けられた激しいダンスがイカす。この曲だけでなく以前から演奏されている「スプートニクノート」など、どんどん新曲が生まれているのが心強い。どの曲のパフォーマンスを見てもダサい「ロック風」の歌い方とか下手な煽りとは無縁で、清々しい。ラストは「Done」、先月のコンパスの時は新メンバーのレナさんを除いた3人で披露されていたこの曲ももう4人でしっかり歌われている。

ベルハーはやっぱり自分にとって特別だってこの日のライヴを見て思った。
激しい曲やアゲ曲連発のまさにフェス仕様だった前日も悪くはなかったけれど、初っ端からノイジーなギターのハウリング音が突き刺さる「low tide」からThe Doorsの「Strange Days」のようなオルガンのイントロで始まる「Pleasure~秘密の言葉~」、そしてダークなおニャン子クラブとでもいうべき「ボクらのWednesday」と畳みかけてくる独特の陰りと切なさこそがベルハーの真骨頂だ。そして前日の味園ユニバースではあーやんこと柳沢あやのの存在感が大きく感じられたけれど、この日はベルハーの特別さの中心にいつも朝倉みずほがいるということを痛切に再確認させられるセットだった。
「low tide」は中間部ステージ中心でひとりポツリと佇む彼女の哀切な「らんらんらんららんらんらん」という歌唱から音楽が高鳴りエンディングの5人の感情の暴発ともいうべき激しい歌唱に向かっていく。「あと少しこのままでいれたら」という最後のカイちゃんとあーやんの悲痛な歌声が耳に残る。
「Pleasure」「Wednesday」の2曲の魅力である生々しい不揃いの歌唱の中心にいるのが彼女だ、そしてどちらの曲も一番の聞かせどころで彼女のあの独特の声が切なく響く。そしてその歌声の居心地の悪さや不安定感、切なさこそが、もはや参加メンバーがみずほ以外残っていないファーストアルバムのサイケ感の源泉の一つだった。
その後の曲でもステージ全体が良く見えたこともあり、常にみずほの姿を中心に見ていた。

「c.a.n.d.y.」「The Edge of~」といった定番のアゲ曲でフロアを充分混沌に陥れた後、これで終わるのかなと思いきや、ラストには駄目押しのように後藤まりこ作詞作曲の人気曲「チャッピー」が歌われる。後藤まりこ自身が弾いたという心をかきむしるような激しくノイジーなギターソロが静まったあとの落ちサビで、他のメンバーが倒れている中、一人立つみずほが切迫感のある早口で息せき切って歌う。

チャッピー もういない 君の影追いかけて
チャッピー 夏の夢 分かっている 全部全部
チャッピー 儚さと踊ろうよ さよならだ

再び高鳴る音楽に合わせてみずほを中心にした5人が激しく身体を振って踊り歌う。
長かったような短かったような夏の終わりがすぐそこに近づいている。
「チャッピー行かないで!言わないで!お願いです!」


主役のHauptharmonieや他のアイドルについては「その2」に続きます。
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【2016/12/05 02:27】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
IDOL ROCKS! FESTIVAL 2016 in UNIVERSE〜忘年会スペシャル〜(12/3、千日前味園ユニバース)
先月に続いて味園ユニバースでIDOL ROCKS!の長時間イベント。
登場したアイドルは、オープニング・シスターズ、PIGU(以上O・A)、Cure。フィロソフィのダンスあヴぁんだんど、NEVE SLIDE DOWN、Jeanne Maria、NECRONOMIDOLじゅじゅヤなことそっとミュート、Hauptharmonie、MAPLEZ、ゆるめるモ!、偶想Drop、大阪☆春夏秋冬、絶叫する60度、BiSHBELLRING少女ハートの18組。うちフロアでちゃんとステージ見たのは太字の9組でした。

・とりあえず入場してビビった。いつもフロアを取り囲むように設置されているソファが完全に撤去されてる!前回も大概な人の入りだったけど、今回はもっと詰め込むのか!

・実際は券を売るためというよりは、物販のスペースを確保するためだったのではないかと思われる。

・みんな言ってたけど、とにかく音がうるさかった。音がでかいのは前回もでかかったと思うのだけど、個人的には前回以上に今回はうるさく感じて、かなりしんどかった。音が大きいし物販に並んでいてもそれなりに聞けるかなと思ったりしたけど、うわんうわん騒がしいばかりで聞ける感じじゃなかったな。ほんとかどうかわからないのだけど、誰かがTwitterで、ユニバースは床が大理石で音が反射するので、本来はソファが音を吸収してバランスがとれるようにできているって書いていたのが実感レベルで頷ける感じだった。

・今日もDeee-Liteの出囃子で登場フィロソフィのダンスは相変わらずかっこよかった。今回ショートカットアニ声のおとはすさんが大変気になったので物販に。レギュレーションは2000円お買い上げごとに特典ツーショットサインなし1枚とちょっとお高い。アルバム買うつもりだったのでいいやと思ったのだけどこれが対象外で、タオルなど買わさせられる羽目に陥ってしまった。

・今日はこたおさんも参加して3人のあヴぁんだんど、はじめて聞くハードロック調の新曲ではじまり、今日も新しい曲ばかりなのかなと思いきや、「Feedback Friday」「点滅ばいばい」と旧体制時代の曲も。パフォーマンスは相変わらず元気いっぱいのハイテンションなのだけど、あんなにいつもにこにこ元気いっぱいはしんどくならないかなとちょっと心配になってしまう。あと旧体制曲は個人的にはやっぱりなゆたの声の記憶が強すぎて、すんなり来ない。申し訳ない。
シークレットパーティー/オンナノコノヤマイ/Feedback Friday/点滅ばいばい/あいゆえに/ヴぁんでぃっつ!!!/Magical Symphonic Girl

NECRONOMIDOLはなんと1年ぶり。突然のほたるさん脱退で4人になってしまっての大阪だったのだけど‥あれ?もう1人メンバー変わってる?華恋さんも辞めてたのか。全体にポップで明るくなった印象。

・ひと月ぶりヤなことそっとミュート、新曲2曲、ストレートな「orange」と、ファンキーなリフのかっこいい「No known」。特に後者はなでしこさんの聞かせどころがあって大好き。
カナデルハ/スプートニクノート/No known/Just Breathe/Lily/orange/ホロスコープ
なでさん
なでさん!

ゆるめるモ!、「Only You」はすごくいいんだけど、あのちゃんのダイヴがお約束になっちゃってるような気が。4人のパフォーマンスはあのちゃん含めて安定して高いレベルだし、文句をつける筋合いじゃないとは思うけれど。
ゆるトロ!/Hamidasumo!/IDアイドル/もっとも美しいもの/Only You/はみだしパラダイス

・後半ラウド系のグループが続くところでちょっとおじさん一休み。一休みしようにもソファがないのはしんどい。後方にいてもわんわん五月蝿いし。

・アイナさんが喉の手術のためしばらく休業するという話題もあり、フロアはこの日一番の入りだったのがBiSH。ワックが(というか渡辺淳之介が)あまり好きじゃないので、何回か見る機会がありながら「被せだろ」とか言って避けがちだったのだけど、ちゃんと見たら悔しいけどすごく良かった。アイナさんの艶のある声が泣かせまくる名曲「オーケストラ」も真ん中に、ぼくでも知ってるヒット曲で前後固めた必勝セットリスト。
BiSH~星が瞬く夜に/DA DANCE/ぴらぴろ/オーケストラ/MONSTERS/OTNK/My Distinction

・現体制大阪ラスト2DAYSの初日となるBELLRING少女ハートも毎度のフェス向けこれでもかっていうアゲ曲セットリスト。サーカス!うおレイニー!おおグロリア!げエッジ!当然アスマ!みたいな。でも今回すごく楽しかった。メンバーもみんな楽しそうだったし。なによりあーやんのアグレッシヴで鬼気迫るパフォーマンスを真ん前で見られたのが良かった。サプライズでうれしかったのがラストの「bedhead」。大阪でこの曲やるのって下手したら「黒い羽根集金ツアー」以来じゃないか?
c.a.n.d.y/アイスクリーム/サーカス&恋愛相談/rainy dance/憂鬱のグロリア/the Edge of Goodbye/asthma/bedhead

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【2016/12/04 16:38】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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