蚊ぁにばる~祝「人間はカトリセンコウ」誕生40周年~(9/25、難波BEARS)
レインボウヒルが終わってからベアーズにガンジー石原さんを見に駆け付ける。
到着した時一番手の自分BOX with ララボンゴが終わって、アラヨッツが始まったところだった。
蚊ぁにばる


アラヨッツはゑでぃ鼓雨磨・柔流まぁこんのゑでぃぃまぁこんのおふたりにテストパターンの村岡充を加えた3人によるフォーク・ポップトリオ。ゑでぃさんキーボードを交えて、ゑでぃまぁこんよりさらにポップよりの印象。極楽。

ガンジー石原とモスキート。ガンジーさんのバックは以前は須原さんや村岡さんがメンバーの「糸車(チャルカ)」と言うバンドが務めていたのだけど、ドラマーのマサヲさんが産休中のためあらたに集められたのがこのバンド「モスキート」。ギターに長濱礼香(他力本願寺ほか)、ベースにかずお、そしてドラムに三上千賀という赤いモヒカンの女性。
フルアコ使用のあやかさんの、他力の時とうってかわったフォーキーなギターがちょっと意外。糸車よりローファイな印象でこれはこれでガンジーさんの脱力系フォークにはマッチしていておもしろい。
モスキート
なんか最初からずーっとカトリセンコウ焚いてて、ガンジーさんいわく「スモーキーな感じにしたかった」…ただただ煙いわ!

ラストはモスキートに糸車の須原・充やゑでぃまぁこんの2人を加えた壮絶な「人間はカトリセンコウ」。壮絶って言っても脱力系の壮絶なんだけど。
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【2016/09/26 23:06】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
服部緑地RAINBOW HILL 2016(9/25、服部緑地野外音楽堂)
(夕凪オープニングアクト)/みにまむす/ふちがみとふなと/ベベチオ/曽我部恵一/マダムイズミ(a,k,a,ゴトウイズミ)/阿佐ヶ谷姉妹/夕凪/みにまむす/ラリーパパ&カーネギーママ/ゴトウイズミ/ハッチハッチェルオーケストラ/みにまむす/ハンバートハンバート/勝手に観光協会Z

rainbowhill
いつものように開場と同時に開演、夕凪の演奏が始まっている。今年は整理番号が遅かったので、入場した時には幕間のみにまむずの演奏が行われているところだった。
いつものように芝生にシートを開いて、ビール開けたら、さっそくふちがみとふなとのおふたりが登場。
最近はレインボーでしかお目にかからなくなってしまったけれど、やっぱりふちがみとふなとはいい、気持ちがすっとする。フレディが下りてきての「Somebody To Love」やわーっとなってひゅーっとなっての「大阪のうた」など。友部さん似の山崎保(夕凪g)を交えて披露された友部正人さんとのLDK用に作ったという新曲「世界の形」がいい感じの曲だった。あとやっぱり「愛さずにいられない」のフナトさんのか細いバックコーラスが好き。

雲があるとしのぎやすいけれど、日が照るとさすがにこの時間は暑い。汗をかきながらもビールが廻って、ベベチオの「ジャンバラヤ」を遠く聞いて微睡んでいた。ふっと目が覚めてステージを見ると、刈りそろえたショートカットに小汚い無精ひげのおじさんがアコギ持って登場したから誰だと思たら曽我部恵一だった。レインボーでは毎回バンドではなく弾き語りで参加している印象、台風の時も停電の時もギター1本で観客をいい気分にさせてくれていた。今回くらいはタイミング的にサニーデイサービスで来てくれてもとか思ったけれど、「ギター」で静かに歌いだされると、もうそんなことどうでもよくなっている。五輪とポケモンGOと原爆忌をモチーフにした新曲「五厘の恋」のヌケヌケとしたエロさ、流石だ。中盤ではさらっとサニーデイの代表曲「青春狂騒曲」から、新アルバムの「セツナ」も披露され最後もサニーデイの「東京」で終わり。

初見の阿佐ヶ谷姉妹、おもしろかった。コーラスサークルのおばさん的なルックスで、実際由紀さおり姉妹を思わせるしっかりとした歌唱力で、いきなりマイケル・ジャクソンが飛び出して来たりするから落差で笑わないわけにいかない。

年々子供連れが増えているレインボー、鬼ごっこの子供たちがそばをびゅんびゅん走り抜ける中、前方エリアで夕凪を見る。レインボーでは恒例の藤井寿光(ds)・佐藤良成(vn)を迎えた7人編成の夕凪、ツインドラムが毎度迫力があるけれど、良成さんのヴァイオリンがちょっとノイジーで催眠的な効果醸し出していたりしてカッコよかった。
ラストの「イメージの木」のときに、最前列ど真ん中、せい子さんの真ん前でステージを見つめていたハロウィンコスの幼女が、しっかり一緒に口ずさんでいるのにグッと来た。

この日のお目当てのひとつ、再結成ラリーパパ&カーネギーママ
辻凡人のジャストなドラムと水田十夢の弾むベースの上でスチョリのピアノとガンホのギターが絡み合う長いイントロからおもむろにヒョンレとスチョリが絶妙なハモりで「冬の日の情景」を歌い出す瞬間のカッコ良さ。ラリーパパはヒョンレとスチョリという2人のソングライターを抱えたポップな歌ものバンドでありながら、ジャムバンド的なスリリングなインストゥルメンタルの絡み合いが魅力の稀有なバンドだと思う。スチョリさんがピアノ弾きながらしっとり歌うバラード「終わりの季節に」から、セカンドラインファンクなビートに合わせてヒョンレがソウルフルな歌を聞かせる「まちとまち」へと選曲もバランスがいい。
2003年に日本ツアーのバッキングを担当したロジャー・ティリソンが亡くなったことが今回の再結成のきっかけだったということで、そのロジャーに「つむじ風、お前が教えてくれた」と歌う新曲を。そしてスチョリとヒョンレの豪快な掛け合いが泣かせる「黒猫よ、待て!」という流れがクライマックス。最後はティリソンの日本語カヴァー。
[セットリスト] 冬の日の情景 / どこへ行こう / 終わりの季節に / まちとまち / つむじ風(新曲) / 黒猫よ、待て!/ Callin' On You(Roger Tillison)

みにまむず
大盛り上がりのハッチハッチェルオーケストラに続いて、本日3回目の登場のみにまむずが場内を沸かしているうちに、だんだん日が暮れてくる。
ハンバートハンバート、出てくるやいなや着地点の見えない遊穂さんのMC(というかただのおしゃべり)がしばらく続いて、おもむろに丁寧に歌いだされるミサワホーム、そしてメドレーで「結婚しようよ」というオープニングで一気に場を和ませてしまう。このおそるべき場の掌握力がまずハンバートの凄いところだなあと。あいかわらずgdgdなおしゃべりを交えながらもシリアスな「横顔しか知らない」やおなじみの「おなじ話」のような染みる曲で静まり返らせたかと思うと、良成さんのフィドルが軽快な「ホンマツテントウムシ」からそのままメドレーで「安里屋ユンタ」「アセロラ体操」と続けて場内をダンスフロアに変える。
[セットリスト] いついつまでも~結婚しようよ / 生活の柄 / 横顔しか知らない / おなじ話 / さよなら人類 / ホンマツテントウ虫~安里屋ユンタ~アセロラ体操の歌 / 長いこと待っていたんだ

トリはみうらじゅん・安斎 肇・山田五郎・古田たかしによる勝手に観光協会Z。なんだよ「Z」って。去年は欠場した山田五郎も今年は無事復帰、バリバリ弾きまくってる。
番組とコミでないといまいち面白さの伝わりにくい「勝手に観光協会」のオリジナルは減り、みうらじゅんのマジフォークがレパートリーの大半を占めている。「アイデン&ティティ」で古田さんのドラムが入ると別物みたいにロックでカッコよくなるので、さすがと思った。

フィナーレ
最後は阿佐ヶ谷姉妹と曽我部恵一以外の全出演者が登場してのフィナーレ。夕方から雨の予報だったのが、結局なんとか最後まで持ちこたえてくれた。大量のシャボン玉が飛び交う中、ハンバートの2人を中心にまずは「おいらの船」そして謎の「レインボーヒルのテーマ」の大セッション。
せい子さんの挨拶から松沢さんのいつもの締めでお開き。「みんな、帰れー。」

夕凪のMCでせい子さんが「自分が歌いたいだけのためにやってたら12年経ってた」とおっしゃったけれど、いやなかなかそれだけで続かんでしょ。こんな場を維持してもらえることに感謝しかない。実は入場の整理番号が遅かったのは、最近自分のメインの音楽嗜好が変わってきているため参加を迷っていたからなのだけど、圧倒的にホーム感があって、参加してよかった。
来年も9月24日(日)に開催決定、フジロックは行かなくてもレインボーは、行く。
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【2016/09/26 13:34】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BORISperforming "PINK" Japan Tour 2016(9/28、東心斎橋CONPASS)
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DISGUNDER
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BORIS
BORIS

(工事中)

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【2016/09/19 15:12】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
カレー大サーカスと古本大戦争(9/18、堀江・萬福寺)
カレー大サーカスと古本大戦争
北浜にある古本屋FOLK old booksとカレー店谷口カレーの6周年を祝って行われたカレーと古本のおまつり。
たくさんのアクトのライヴが見られてカレーがいっぱい食べられるということで出かけてきました。
あいにく台風が接近の雨模様でしたが、幸いにも昼過ぎに雨は上がり、いいあんばいになりました。

会場
会場は南堀江公園の南にある萬福寺、ライヴは本堂と畳敷きの集会所みたいなところで交互に行われます。
僕が見られたアクトは安藤明子沢田ナオヤ柴田聡子小倉向+森雄大ほか。

集会所で見た安藤明子、アコギ弾き語りの柔らかい歌声が魅力的で引き込まれるます。
沢田ナオヤ、友部正人さんを思わせる力強い弾き語り。本堂で歌ってたんですが、「罰当たりですが」とかいいながら歌ったお酒の歌がカッコよかったです。

しばたさん
そしてこの日一番のお目当て柴田聡子@本堂、あいかわらず歌声素晴らしく、歌はノンセンスで不思議。ポップなメロディもあいまって時におかしく時に不気味で、どの曲もすごくキュートです。
小声で「気にしないでください」とか言いながら、真っ赤なワンピースの袖でゴシゴシ額の汗を拭うのが可笑し過ぎます。
カープファンの子スプライトフォー・ユーあさはか!芝の青さばらぼくめつニューポニーテールゆべし先輩いきすぎた友達、(アンコール)責めるな!

ふるまいカレーの数々
ふるまいカレーの数々。(左上から)谷口カレーの豚バラカレー、HaLEのビーフカレー、(右上から)カレーちゃん家のジャガイモとサツマイモのキーマカレー、BAGAWAAN CURRYの牛スジカレー、創作カレーツキノワのチキンキーマ。

カレーに並んでいてDODDODOが見れなかったのは残念だったけれど、小倉向+森雄大のゲストで「猫がニャ〜て、犬がワンッ」を聞けました。あいかわらず強い声でした。
最後に知久寿焼がまだあったのですが、CONPASSのBORISの前売りを取っていたので、ここまでで。
楽しいイベントでした。来年もあるならぜひ参加したいなあ。

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【2016/09/19 12:57】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
里咲りさミニLIVE&特典会(9/11、タワーレコード梅田NU茶屋町店)
里咲1

里咲2

活動休止中のアイドルグループ、少女閣下のインターナショナルの「しゃちょー」こと里咲りささんの、ファーストソロアルバムのリリースイベントに出かけてきました。

第一声が「あの、最前の方は…来ないんですかね」←(最近関西の無銭現場に出没する厄介おじさんのこと)
「初めての人、どうやって私のこと知りましたか?」「里咲なんとかってAV女優を検索していて…」
などなど。

1.ファスTガール
2.Little Bee (アコギ弾き語り~オケ)
3.さyならキャンディ
4.ティアティア
5.Would Be A Good Day


里咲りさ「売れるまで待てない」

「5年後2万円で転売できることを約束します」



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【2016/09/12 22:56】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
泯比沙子+ナスカ・カー「 LOVE & WAR NOW !」発売記念ライブ(大阪編)(9/4、難波BEARS)
ナスカカー+泯比沙子

まずはナスカカーの4人が登場、「やめちまえ」「不思議な夢」と、強力なメンバーとともに中屋さんが吼えるなロケンロールナンバーをぶちかます。そして中屋さんの非常階段のコラボ階段シリーズのトラックメイカ―としての特権を生かしたカヴァーコーナー、まずは、数日前に亡くなられたテクマ!さんにささげるムーンライダーズ「モダーン・ラヴァーズ」、染みる。そしてじゃがたら「タンゴ」を歌って、いよいよ泯比沙子を呼び込む。
ピンクのおかっぱ頭にピンクと白のヒラヒラのドレスという強烈ないでたちで登場した泯さん、まずはノイジーなギターリフの反復に合わせ、舌っ足らずな、しかしちょっとしわがれた芯の強いボイスで「私は蝋人形…藁人形…」と合いの手を入れながら煽り、そのまま「夢見るシャンソン人形」になだれ込む。そしてナスカカーのナンバーで「Kill!Kill!皆殺し!」と無邪気にシャウトしまくる。まずはその幼女のようでも老女のようでもあるキュートな声に惹き付けられる。
泯比沙子が80年代にミン&クリナメンで活躍していた頃の様子を、実はあまりよく知らない。ただ、「肉体の悪魔」「フューチャー・ナウ!」といった当時の代表曲を今もアグレッシヴに歌う姿から、さぞかしその登場時はセンセーショナルだったのだろうな、と思う。
中屋さんのヴォーカルの曲を2曲ほど挟んで、ラスト「ウサギ」、そしてアンコール「ハゴロモ」の泯さんのパフォーマンスは圧巻だった。スピーカーによじ登って煽り、客席に乱入し、座りこみ、そして転がりまわってしわがれたロリ声でシャウトする。予想をはるかに超えてクレイジーで、キュートなステージだった。
みんさん

ステージを下りた泯さんは気さくで柔らかい方だ。終演後のサイン会ではCD買った人にも買っていない人にもひとりひとり丁寧に声をかけしっかり握手する神対応。そこで聞いた話では、数年前事故で足に大怪我をして麻痺のリハビリ中とのこと。えっあのパフォーマンスは?PAよじ登ってはったよね!?
人を惹き付けるオーラのある方で、80年代のパンクアイドル的な人気も頷けるところ。もしチェキがあったら迷わずツーショット撮ってたな。

前回のナスカカーワンマンのときに中屋さんのDJタイムがほとんど飛んでしまって残念だったのだけど、この日はDJ Asato Yasui(A.C.E).とDJ中屋浩市が交互に80年代ものを中心に、ベタベタな王道(「ゴーストバスターズ」とか)から特殊な音源(「嗚呼!花の応援団」のニューオーダー風リミックスとか)までいろんな曲を次々にかけてくれて、これはすごく楽しかった。
中屋さん選曲の安全地帯「じれったい」が鳴り響く中、まず先に共演のミンカパノピカが登場したのだけど、素朴なキーボードの音色と性急なギターサウンドが特徴的なNWポップバンドでたいへんッコよかった。80年代からやっているバンドというくらいの前知識しかなかったのだけど、なるほどキーボード、ドラム、パーカッションの3人の女性とベースの男性が白いシャツに赤いベレー帽で揃え、センターのヴォーカル&ギターのエイジさんは細身のタイに黒いスリムジーンズというスタイリングとそのエイジさんがギターかき鳴らしながら歌うアクションのリアルエイティーズNW感がさすが。「クラリネットを壊しちゃった」をアレンジしたラストの曲で大盛り上がり、そしてステージ終了と同時に流れだしたのがヴァージンvsの「ロンリーローラー」で、ピッタリすぎて涙が出そうだった。中屋さんグッジョブ!
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【2016/09/05 23:11】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
津山篤+山本精一~ギターデュオ発売記念LIVE~(9/3、難波BEARS)
Zeppなんばのアイドルイベントの終演後物販に並んでベルハーの朝倉みずほさんにご挨拶し終わったのが19時半を回っていた。
この日のベアーズの開演は19時半の予定だったんだけど、ZeppからBearsまでは歩いてすぐだし、まあ間に合うだろうとベアーズに向かったら、案の定まだ開演前。ええ塩梅のベアーズ時間。

ステージ上には下手に津山さんのパステルグリーンのストラトとフルアコ、上手に山本さんのいつもの黒いヘッドの欠けたストラトがセットされていて、いつもならドラムがセットされているあたりにはアンプの上に山のようにこの日から売り出しの2人のギターデュオのCDが積みあげられている。なんぼなんでも用意しすぎやろw
setting
20時前になって津山さんと山本さんがステージ上に登場する。

まずは山本さんがわざとチューニングをはずしたような変則チューニングで無調のフレーズを弾きまくり、津山さんがベースみたいな音でタッピング交えながら追いかけまくるピース。同じストラトなのにこの日の山本さんはいつも以上に高音の効いた固いジャリジャリした音を、津山さんは深くくぐもった中低音を強調した音を出していて対照的な音色が面白い。
続いて今度は2人ともディレイやエコーかけて細かいリフを弾きまくって時に混沌となりながら絡み合うスリリングなピース。
3曲目で津山さんはフルアコに持ち替えてコードを刻みだし、山本さんがフレーズを合わせ始める。ブレイクが入ると山本さんが変拍子のキメのフレーズを入れて即座に津山さんがそれに合わせる。後半は何拍子かわからない津山さんのリズムパターンにひたすら山本さんがフレーズを弾き続ける凄まじい絡み。これでパツンとそろえて終わるからカッコいい
このセット最後は山本さんのギターに合わせて津山さんが持参した大量の王将の割り箸を、1本1本マイクの前でへし折るところから始まって、津山さんの吹く笛の鳥の鳴き声に山本さんが絃をかきむしるようなアブストラクトなプレイで呼応する奇妙な演奏に。
ここまで第1部、全4曲各5~6分程度合わせて25分の短めのセット。

第2部はまずは異なる2台のギターの音色がゆったり絡み合うミニマルなピースから、2曲目一転してラウドなロックっぽい掛け合いへ、それぞれ10分程度の長い演奏。さらに続く3曲目は、山本さんの変調されたギターに、津山さんまずはサックスの吹き口みたいな短い笛の音を合わせるところから始まり、山本さんの音色がエキゾチックな響きを帯びてきたと見てとるや、iPad片手にお得意のホーミーをうなりながらアプリでアコギを軽く爪弾いたり、さらに(アプリで)ピアノ弾きまくったりという変化球のピース。
その流れで津山さんのiPadからのラジオ番組のサンプリングで幕を開けた4曲目は山本さんがなぜかオルガンみたいな音のソロを弾きまくる展開になり、さらになんだかとっても美しいメランコリックなアンサンブルを繰り広げはじめ、これが美しくって、心地よくって…気がついたら意識が飛んでいた。大変申し訳ありません、6時間のオルスタのドルイベの疲れと緊張が一気にほぐれて寝落ちておりました。多分これが最後の曲で、このセット40~50分くらいか。

アンコール、山本さんがシンプルなリフのループの上でちょっと調子の狂ったようなフレーズを弾きまくり、津山さんがiPadでドラムを叩きながらええ湯加減に謎の言語の歌やホーミーをうなり、オーケストラヒットを叩き、山本さんのギターがさらに野太く響き…とどこまでいくんや、どうやって終わるねんと思ったらするするっと10分くらいたったところで尻切れトンボ的に収束。
山本「次回は10月19日にこれの続きやります」ってw。

歌もの、スカムなどなんでもありなおふたりなので、どんな風な演奏になるのだろうと楽しみだったのだが、予想以上にちゃんとした(?)ギターインプロだった(ギター以外も使ったけどw)。
ピースごとにまったく違うテーマで演奏されるし、またおふたりの対照的なギターの音色などを聴いても多少の事前打ち合わせはあったのだと思うけれど、べったりくっつくことなく、お互い勝手な演奏をしてながら、ここぞというところでさりげなく息のあったところを見せたり、あるいは外して来たりする一筋縄でいかないところがこのおふたりならでは。
次回もなんとか参加したいところ。

Improvised guitar duo
この日初売りのCDは「Atsushi Tsuyama & Seiichi Yamamoto Improvised Guitar Duo #1」と題された2014年にBEARSとTOKUZOで行われたライヴの実況盤。#1ということは、今日の演奏もまたCDになったりするんかな。わくわく。


あと、ライヴハウスで演者が登場したら拍手で迎える、これ基本ね。
なんべんも言わせるもんじゃないですよw。

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【2016/09/04 02:46】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
iCON DOLL LOUNGE 2016 SUMMER ~東名阪Zeppツアー~(9/3、Zepp Namba)
「アイドル×ファッション×原宿」をテーマにアイドルのライヴとファッションショーを組み合わせたライヴイベント「iCON DOLL LOUNGE」が東名阪ツアーということで、われらがBELLRING少女ハートをはじめとするライヴアイドルのビッグネームどころをZeppの大きな舞台で見られるということで出かけてきました。
ファッションショーがあるのでステージからフロアの中ほどまで、長いランウェイ(花道)が作られており、ステージの高さもあってどこからでもステージが良く見えるのは良かったです。会場最前は前売の倍の料金が必要なVIPエリアになっているのは仕方ないですが、Zepp仕様のフロアを横に区切る柵は鬱陶しいです。中高生女子無料ということで、比較的女子客の姿が多いのも特徴でしょうか。
iDL

妄想キャリブレーションの星野にぁとでんぱ組.incのピンキーこと藤崎彩音のユニット、ニァピン。ステージ中央のDJの流すイントロにのせて登場、DJブースの前でまずはナイスショット!というキメポーズから、ゴルフネタのテーマ曲風の曲になだれ込みます。続いては初音ミク曲(「ロミオとシンデレラ」)にあわせて2人が踊るのはなかなか楽しい趣向で、DJはどうやらこの曲に合わせての演出だったのかな。3曲目、キメのにぁの「先輩好きです」なんていうセリフがグッとくるほろ苦くも甘い恋心を歌った曲も、ラストのピンキーのファニーなボーカルが炸裂する夏曲も、オリジナル曲3曲とも爽やかなエレクトロポップで期待以上に楽しめました。

ヘヴィなギターのリフの鳴り響く中登場した3人組じゅじゅ。以前2人組だった時に何曲か聞いたことがありますが、重いハードなバンドサウンドをバックに呪いをテーマにしたダークな世界が繰り広げられるコンセプトはメンバーが変わっても変化ないようです。全面的に3人のハーモニーがフィーチャーされているのが印象的で、特に初期曲「呪呪」からなだれこんだ最後の2曲は、ピッチがあってるのかズレてるのかも微妙な美しいハモりが、ハードコアなバックトラックのリフに乗っかってわけがわからんカッコいいことになっていました。「エコエコアザラク」の黒井ミサみたいな黒いガウン風のロングスカートの衣装でハイキックする振り付けが優美で最高です。同種のコンセプトのNECRONOMIDOLとはかなり趣が違って面白いです。

5人のメンバーがそれぞれに「ぜんぶ君のせいだ…ぜんぶ君のせいだ…」と呟きながら登場したぜんぶ君のせいだ。、「病みかわいい」をコンセプトにした名古屋の5人組です。カラフルな衣装や個性的なルックスにポップな楽曲で、特に前半は「病み」より「かわいい」が前面に出た曲が多く、なんかよく出来たでんぱ組フォロワーだな、という印象でした。ペンライトが全く振られないのが不思議なくらいです。ところが大きなステージを存分に使った安定感のあるパフォーマンスで、どんどん引き込まれていきます。ラスト2曲は暗めのヘヴィな曲と、疾走感のあるロック曲だったのですが、思い切りのいいヴォーカルのざらついたぶつかり合いが素晴らしくて、思わず声を上げてしまいました。デビュー1年そこらとは思えない、たいへん勢いを感じさせるステージでした。フロアの集客もおそらくニァピンを別とすると一番多かったと思います。私は白の人が気になります。

このあとミライスカートGEM神宿とあってファッションショー第1部と続きます。もうおなかいっぱいという感じですが、われらがベルハーちゃんはまだまだこれからで、さらに最後の最後のファッションショーにも登場するということで、ここからが本番です。

まず後半の一番手として、魔界アイドル椎名ぴかりんがフラッグを持った二人のダンサーを連れて登場します。ドラマチックなメタルサウンドで登場してMCを聞く限りではかなりSっぽいキャラなのに、声がちょい舌っ足らずのかわいらしい声しており曲もよく聞くと意外にポップだったりします。「リア充~」「死ねー!」のコール&レスポンスで始まった曲が死ぬほどキュートで良かったです。メタル風の曲はあまり面白くないのですが、結構な数の女子ヲタが頭ぶんぶん振りまくるのでいい匂いがしました。噂の土下座渡りも見られました。

いよいよBELLRING少女ハート登場です。
「c.a.n.d.y.」で始まり、「ホーネット'98」「BEYOND」とサードアルバムのわちゃわちゃどころで盛り上げ、一転「タナトスとマスカレード」でダークに落とし、「rainy dance」「Asthma」でぶち上げるという25分にぎっちり6曲詰め込んだフェス仕様のセットリストでした。「ホーネット」は大好きな曲ですし、「BEYOND」のポンポンを使ったパフォーマンスは関西初披露で良かったんですが、前回5月の味園の時も確か「c.a.n.d.y.」はじまり「asthma」終わり、さらに「ホーネット」「rainy」入りだったので、正直のところもうひとひねりほしいところではあります。たとえばオープニングを「エッジ」にして「ホーネット」のかわりに「チャッピー」にするとかでも全然違う感じになると思うんですが。
広いステージとランウェイをくまなく使って縦横無尽に駆け回るパフォーマンスの自由度は、今日登場のアイドルたちの中でもピカイチだったと思います。今回は特に前回休養中で欠席だったあーやんこと柳沢あやのの存在感が光っていました。あえて先回に続いて「rainy dance」をセットにいれたのはあーやんの雪辱の意味があったのかもしれません。今のベルハーは朝倉みずほと柳沢あやのの間にあると僕は思っています。
賑やかなオタ連中がランウェイの先っぽの方に集中していて自分のいた前方エリアが薄くなっており、盛り上げなきゃいけないと気負い過ぎて、ひさしぶりでテンション上がりすぎていたこともあって、過剰にベルハーオタをやろうとしすぎてしまった点が個人的な反省点。普段なら絶対に加わらない「Asthma」のサークルにまで入ってしまった。おかげで最後あーやんがすぐ近くの柵に上っていたのに駆け付けられなかったよ!
あと印象に残ってるのは、「ホーネット」のあとの自己紹介。超高速バージョンでめちゃくちゃ笑ったんだけど、カイちゃんの自己紹介は普段よりなぜか長くなってるというw。

ベルハーの出るイベントでは最近わりと毎度のことですが、ベルハーが終わったらもうどうでもよくなっちゃうんです。ベルハーのあとはアキシブprojectというAKB風の制服をまとったたくさんのかわいらしいお嬢さんが登場したんですが、ベルハーと違い過ぎて(あたりまえだ)、ぜんぜん入ってこない。別に無理して見る必要はなかったのですが、せっかくだからと観た妄想キャリブレーションもまったく印象が残っていません。
この日のトリは9月末の解散が決まっているプティパ-petit pas!-で、大阪で見るのは最後になるし見ておきたかったのです。でも、6時間にわたるスタンディングの長丁場の疲れもあり、3人のメンバーが3人とも素晴らしく完成度の高いロックっぽいシャウトを聞かせるハードロックのステージは正直かなりキツかった。でも、推しとは言わないまでも数回見たライヴで気になっていた真中のぞみさんを、去年初めて観た時に比べると素晴らしくステージング成長したな、などと思いながら見てました。篠崎こころさんはたぶんソロでもまたすぐに活動されるでしょうが、真中さんはどうなんでしょうか。

ベルハーの「異質さ」はなんだろうって毎回思います。今日はネットテレビで中継されていたようなので、きっとコメントでディスられまくってたんだろうなと思います。だってどう考えても目指してるところが違うとしか思えないんだものしかたないなあ、と、ベルハーが終わった瞬間に他のアイドルさんがまったく響かなくなっちゃった自分のことを思い返しながら思いました。でも、そんな彼女たちの凄さは一度先入観を持たずに中に入ってみれば、かなり多くの人に伝わりうるものではないかとも思うのです。

最後の最後のファッションショーでのベルハーのメンバーの規格外ぶりがそんなベルハーのベクトルの違いを如実に表しています。一生懸命まっすぐに歩こうとするみずほさんや、ランウェイの真ん中でおもむろに背負ったバッグのチャックを開けて詰め物を取り出すカイちゃんが愛おしくてたまりません。
どう考えても向いていなさそうなのに、ベルハーのメンバーが毎回5人ともファッションショーに呼ばれる(今回なんかかわいいどころを集めた原宿系の神宿が2人しか出なかったのに)のは、やはりそんなベルハーの規格外なところにに魅力を感じる人がスタッフにもいるからなんでしょうね。ただ、ベルハーが出てくる前まではぜん君やぴかりんに歓声を上げていた近くの女子高生が、ベルハーの番になった途端に静かになってしまったのはちょっと寂しかったですが。

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【2016/09/03 22:36】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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