GUITARS IN 4th demension(5/26、難波BEARS)
移動喫茶キンメの冷たいお茶をすすりながらぼんやり開演を待っていたら、BGMの山本さんの0アコースティックギターが気持ちよすぎて居眠りをしてしまった。気がついたら演奏はじまってるやん!
キンメ

いつもの黒ストラトに大量のエフェクター類をつないだ4次元ギターソロ、第1部が凄かった。
出だしこそ普通に爪弾いていたはずが、僕が目が覚ましたあたりから、深い深い反響の奥底でぼんやりと渦を巻くような輪郭の判然としない音響が観客を包み込んでいくかと思うと、きらめくつぶになってバラ巻かれたり、不意に激しい塊となって襲い掛かってきたり。そんな演奏が約20分。こんなギター演奏今まで聞いたことないや。

第2部はルーパーを駆使した山本さんお得意の多重演奏。大好きなナチュラルなディストーションのかかった音色のひとり「ダークスター」みたいな演奏から、第1部のような深いエコーのかかったパートを経て再びナチュラルなディストーションのくっきりしたギターの音色が現れて不穏なメロディを奏でる。最後は何重にも折り重なった荘厳なギターのつづれ織りに。第2部約40分。
4次元
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【2016/05/27 20:46】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
TRASH-UP!!まつりin おおさか(5/22、難波BEARS)
少ナショこと少女閣下のインターナショナルのライヴ映像を初めてネットで見た時に連想したのは、はるか昔ベアーズで見たスーパーボールという女子高生トリオでした。スーパーボールはステージの上で縄跳びしたりシャボン玉拭いたりと言う非音楽的なパフォーマンスで90年代関西スカムシーンを代表するグループの一つでした。解像度の悪いツイキャスのカメラの向こうで、ステージ上をうろうろしながらローファイなトラックにあわせて素っ頓狂に歌う姿がそんな風に見えたんです。実際は少ナショは音源を聞いてライヴを見たらかなり高度に音楽的なグループだったわけですが。最近、YouTubeで見たぼんやりアイドルくるみんのMVが同じようなスカム~LoFiの色の濃いモノで狂喜していたところ、東京の特殊雑誌/音楽レーベル「TRASH-UP!!」がこの2組の共演するイベントを、それもスカム発祥の地ベアーズで行うということでこれは行かなくてはなりません。ほぶらきんのTシャツ着て、勇んで参加してきました。
TRASH-UPまつり

o'summer vacation
複雑骨折したまま爆走するベースとドラムスのリズム隊に、キュートな絶叫をのせてぶっとばす女性ヴォーカルの3人組バンド。ヴォーカル女子の操るサンプラーやパッドの音色をフィーチャーした終盤の演奏もクールです。
o'summer vacation

黒猫の憂鬱
前回1月のライヴではセットの半分を占めていたスカミーな悪ふざけ部分がなくなり、音楽のみに絞って勝負してきている感触。ボカロ曲風の自作曲は個人的に好みではないのですが、キャッチ―なメロディもロック風サウンドもよくできていて、フロアを沸かせまくってます。

少女閣下のインターナショナル
7月で活動休止が発表されている彼女たちの、大阪で最後の公演になります。
前日LPOWの自身の主催イベントでは比較的お馴染みの曲を中心のセットだったようですが、この日は初演の曲を含め、リリースされている曲をほとんど含まない新しい曲が中心のセットで、大阪でしかライヴに参加しなかった新参のファンとしては正直ほとんど初めて聞く曲ばかりでした。
なにせ1曲目の新曲がミニマルなシンセのバックトラックの上で暗鬱な詞とメロディが浮遊する鬱曲で、なののちょっと舌足らずな「見つけて僕を」という歌でぷっつり終わる。と、間髪入れず能天気な太鼓のビートに乗って5人の癇に障る嬌声がフィーチャーされた素っ頓狂な音頭が始まるあたりの無節操さが少ナショらしいです。「ぱーりーぴーぽー!」の掛け声とともにノイジーなEDMがマッシュアップされる馬鹿馬鹿しさ。そして次は彼女たちにしては珍しいストレートなハードロックナンバー、微妙に構成が複雑でホーンの音が入ってたりしてかっこいいです。大盛り上がり。
自己紹介と3回の大阪遠征の思い出を語るMCをはさんで、終盤まずはこの日のセットでたぶん唯一の既リリースの曲です。トラッシュアップのクリスマスコンピレーションに入っていた曲で、「2001年宇宙の旅」と「華氏451」の合いの子のようなタイトルの謎曲、反復ビートの上でガーッと鳴り続けるノイジーなオルガンの音が気持ちいいトランシーなトラックなのだけど、音源より5人の歌が前に出ていてより生々しく混沌としている。ここでフロア静まり返らせておいて最後は例のアレのカヴァーでぶち上げるエンディング。むやみやたらに前に出てきて叫び、飛び込むメンバーたち。里咲社長の「ハローハロー調子はどうだい」というシャウトが耳障りで最高でした。
全く最後まで正体のつかめないグループでした。あとで運営さんに聞いたら今日やっていた新曲も全部含めたアルバムが7月に出るそうで、そこで全貌が明らかになるはず、とのこと。
活動休止は惜しすぎる。「解散」ではなくあえて「休止」と歌っているのだから、ぜひとも活動再開に期待したいところです。
[少ナショセットリスト]
(SE. 用心棒)
1 .グランギニョルのフラミンゴ
2. Nowhere On-do
3. mug
4. HAL451
5. Smells Like Teen Spirit
(SE .ドリフのゴーウエスト)

UNDERHAIRZ
2MC+1DJの女子ラップユニット。昨年夏に見た時はまだまだ「女子が下ネタやります」ってノリだけでやってる感じが強かったのが、いきなり2人のMCのフリースタイルバトルで始まったり、トラック倍速でラップしたり、ヒップホップらしい体裁を整えてきている様子。あいかわらず基本下ネタだけど。トラックが大ネタ一発使いのカッコよいものが多くて、「歌詞が思いつかないからてれってっててーでごまかした」という「バナナゴリラでれっててれー」の曲とか、ラストの「××大好きリトマネン・スケベッチ・オナゴスキー」とか異常にかっこいい。コール&レスポンスは最低だけどw あと大好きな「ロック・ロブスター」使いの曲もあったな。

春日井アイドル(ぼんやりアイドルくるみん・ガーリニア)
最後を飾るのは春日井アイドル、まずはぼんやりアイドルくるみんこと牧原くるみが登場します。
「テクノ」といっても今のダンスミュージックのそれではなく、昔のSuicideとかDAFみたいなサウンドの短い曲に、うさ耳のかぶり物をかぶった16歳の女の子がふらふらと踊りながら、メロディの抑揚の欠けたナンセンスでキャッチ―な歌を乗せてくる時点で相当アシッドでクラクラ来ます。登場早々マイクトラブルで仕切り直したり、途中失敗した曲やり直したりして、それでも短いイントロ入れて全6曲のセットで持ち時間わずか12分というのが素晴らしいです。Ramonesやほぶらきんみたい。
くるみん
ぼんやりしたくるみんの写真。ぼんやり。

続けて4人組「テクノ&ダンスユニット」ガーリニア。「サウンドはくるみんもガーリニアも基本的に同じ」(運営談)とのことですが、ただし、4人のメンバーそれぞれの歌割がある分曲は長めで、さらにメンバーの考えた振り付けがちゃんとあるので、くるみんとはだいぶ印象が変わります。野球のユニフォーム風の衣装の4人のメンバーは高校生っぽい女子3人とパーティグッズの金髪アフロのかつらをかぶった年齢不詳の男性1人と言う構成なのも面白いです。
歌った曲が全4曲、初めての会場だというのに、25分の持ち時間のうち半分近くをメンバーの1人(もっぴー)の誕生プレゼント贈呈に費やしやがったw。
ガーリニア
最後の曲だけ他の曲とちょっとテイストが違う普通のアイドル曲っぽい曲で、男子メンバーやまつぇるがMIX入れたりして盛り上げ、くるみんも加えてジェンカで場内を一周して終わりました。
日本のアイドルシーンまだまだ奥が深いです。

[春日井アイドルセットリスト]
ぼんやりアイドルくるみん
1. イントロ(マイクトラブルでやり直し))
2. お星さま
3. ホラー映画
4. アフリカ
5. トランプ
6. ねえあのね
ガーリニア
1. ジャングルフィーバー
(MC~もっぴー誕生祝い)
2. トリアでヌー
3. リニアでガー
4. ガンガンガーリニア
(ジェンカ)

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【2016/05/23 09:23】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
大阪KOTO祭り”5番勝負!”(5/3、千日前味園ユニバース)
ソロアイドルKOTOちゃん主催のイベントの大阪編が、関西一スペシャルなライヴ会場である味園ユニバースで行われる、出演者としてBELLRING少女ハートが3月以来の来阪となる上に、さらに夜の部にはゆるめるモ!にクリトリック・リスが共演するとあって、これは行かなきゃいけません。
ということで春一番からハシゴで夜の部に出かけてきました。味園ユニバースのベルハーといえば昨年11月の溺れたエビの検死報告書主催のイベントでのステージが印象深いところなので、期待しかありません。

日曜のエムトピフェスでも素晴らしいステージを見せてもらったばかりのゆるめるモ!はこの日も圧倒的でした。
「ゆるトロ!」で始まり、「IDアイドル」「Hamidasumo!」と最近のアッパーな曲をたたみかけ、続く「スキヤキ」のサビで「君がそこで誰もいないと言ったら私たちは誰かいないと呟く/君がそこでつまらないと叫べば私たちはここにいたってつまらない/口笛でごまかすよ」と歌われるともう泣きそうになりながらちゃっちゃっちゃ・ちゃちゃちゃと手を打ってます。日曜日のライヴと記憶がごっちゃで自信ないのですが、ソロパートでマイクの音が出なくなったちーぼうさんにとっさに自分のマイクを手渡す赤の人の男前ぶりが見られたのはこの日の「たびのしたく」の時じゃなかったかな。
そしてメンバー全員の絶叫で始まる「Only You」、2000年くらいのボアダムスをポップス可したような、血が騒ぎなおかつ感動的な長尺曲です。「音楽が繋がるのは今だけなのならなおさら歌をやめてはいけない/再生がそれぞれの解釈になるのならば意味がないよ」詞が思い切りロックです。「飛べ!」の詞のままにあのちゃんがケロッとした顔で飛び込んできます。これで終わりかと思いきや、さらにダメ押しのように「逃げろ!」。この2曲のエンディングはベルハーで言うところの「エッジ」と「asthma」くらいの強力なコンボだと思います。
1.ゆるトロ!
2.IDアイドル
3.Hamidasumo!
4.スキヤキ
5.たびのしたく
6.Only You
7.逃げろ!

ライムベリー、この体制になってから初めてです。例の不可解なメンバーチェンジからもう1年も経つのですから、いまさら「新体制」扱いもないかと思いますが、ただ、たった1度見た2014年末の3人組でのステージでの存在感がそれだけ圧倒的だったのです。そういうことをひとまず横にして、ライヴは悪くなかったと思います。ショートカット金髪がキュートなMC MIRIのラップはかなり上手なんじゃないでしょうか。ツインテ・ロリ声のアイドル然としたMC MISAKIとのコントラストも悪くない。最後の曲、途中でトラック倍速にして高速ラップ披露する盛り上げがめっちゃサマになってました。

しょっちゅうどこかで見てるような気がしていたのですが、クリトリック・リスのライヴを見るのは実はかなりひさしぶりでした。
客席のヤジに「アイドルみたいに若ないねんから休み休みしかでけへんねん」などとぼやきつつも、みんな大好き「柳瀬次長」から、「栄光に向かって走るあの列車」に乗れない悲哀をペーソスをこめて歌う「バス・バス」、コール&レスポンスで盛り上げる「ライス&ライス」と前半はハイペースで沸かせます。スギムさんドルヲタとの相性はめっちゃ良くて、アウェイどころか、フロアはここまでで最高の盛り上がり。でもこっからが凄かった。このあとの新曲が「いち・きゅう・はち・きゅう!」とバブルの淡い栄光をアイロニカルに、でも熱く歌い上げる1曲。「夢の賞味期限は想像より早く」キラーフレーズいただきました。
そして肉の食べられない「僕」が小豆島のじいちゃんの家で過ごしたひと夏の体験を描く「コッコちゃん」の歌。なんで東京弁やねんなんてニヤニヤと聞いているうちに、見え見えの酷いオチに突っ込んでいくスギムの語りに釣りこまれています。最後に振り絞るような絶叫を残してスギムさん退場、一瞬静まり返ったフロアから大きな拍手とアンコールの声がかかります。そして「バンドマンの女」の大合唱でフィナーレ。
尺からして「バンドマンの女」まで予定のセットだと思いますが、あの曲で一度退場できるのはスギムさんの自信じゃないかな。ライヴの場数踏んでるあってさすがにタフです。
1. 柳瀬次長
2. BUS-BUS
3. ライス&ライス
4. 1989
5. コッコちゃん
E. バンドマンの女
(抜けがあるかも)

そしてBELLRING少女ハート、おとといに続きこの日もあーやんこと柳沢あやの抜きの4人編成。でもそんなことはお構いなしに1曲目「c.a.n.d.y.」でいきなりぶち上げてくるアゲ曲セットです。なんか「c.a.n.d.y.」と「GIGABITE」、この連休のベルハーのライヴ毎回やってるな。「GIGABITE」はもえち・アンナのいた7人編成の代表曲なので、4人で歌われるのはちょっと不思議な感じ。サードアルバムには聴かせるダウナー曲もいっぱいあるのだけど、その辺はあーやんが復帰したら、ということかな。僕はと言えばこの日も「ホーネット」が聞けたので十分です。
いつものようにMCなしのノンストップで後半へ。まずは「Crimson Horizon」、メロトロン風のシンセの音をバックに「僕らは何のために今日ここにいたの」と歌われる高い高いサビが琴線をかきむしりまくる名曲です。
「サーカス」ではいつものようにカイちゃんの「パシャ」があるのですが、土台の頭数が足らず最前のヲタちゃんが駆り出されるもまごついてしまいメンバーから激しい言葉攻めにあうという公然羞恥プレイが繰り広げられます。
そして「rainy dance」から「asthma」という怒涛のエンディング。「rainy」は落ちサビを担当するあーやんの印象が強い「あーやん曲」です。今日はこれを他の4人のメンバーでカバーして歌うのですが、最初のあーやんのソロのところであーやんコールがかかったのはグッときました。落ちサビはれーれが担当していたんじゃなかったかな、れーれは確かこの曲でダイヴもしていたはず。人数が少ない分ひとりひとりのパフォーマンスがそれぞれにふだん以上に目につきます。みんな熱演であーやんの不在をカバーしていました。
1. c.a.n.d.y.
2. The Victim
3. GIGABITE
4. ホーネット'96
5. Crimzon Horizon
6. サーカス
7. rainy dance
8. asthma

さて、最後は主役のKOTOなのですが…すいません、ベルハーが終わったら集中力切れてしまい、うにゅうにゅ鳴るベースの音がかっこいいなーとか思いながらユニバースのソファで崩れていました。
ベルハーの出るイベントいつもそうですね。KOTOちゃんごめんなさい。

ということでベルハー三昧のゴールデン・ウィークも終わりを告げたのでした。
スギムとわたくし みずほさん
スギムとわたくし、そして花とみずほさん。

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【2016/05/04 17:15】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
祝春一番2016(5/3、服部緑地野外音楽堂)
キング堀内/ナオユキ/渋谷毅オーケストラ(Special guest吉田美奈子)/Deep Count/金佑龍/夕凪/加川良/ぐぶつ/光玄/アチャコ&フレンズ/ハンバートハンバート
祝春一番2016
(工事中)

@taquty
開場、「Green Onion」が演奏されてる。今日は列長い。ハルイチは芝生から埋まるからなあ。
posted at 11:09:02

@taquty
ブルーズ聞きながらまず一杯。 https://pic.twitter.com/iYOxpOuvIn
posted at 11:21:47

@taquty
ナオユキ、マイクトラブルをものともせん酔っぱらい漫談。
posted at 11:55:20

@taquty
ナオユキ、オチに泣いた。
posted at 12:12:52

@taquty
DEEP COUNT、ダブに変拍子のファンクに乗せて繰り出される言葉とトランペットの咆哮がマジかっこええ。最前で踊り狂う。30年以上前にじゃがたらの共演で見たジャングルズの桑原ノブをこの年になってハルイチで見てるのはなんだか不思議。
posted at 14:09:02

@taquty
それもヲタTでw。
posted at 14:09:44

@taquty
夕凪に良成さんゲストで「春一番」カバーから「イメージの木」。
posted at 15:05:16

@taquty
加川良さん!
posted at 15:08:48

@taquty
雨だねえ。ハンバートはトリっぽい流れかな。
posted at 16:22:32

@taquty
ポットヘッドの政治的主張ほど始末におえんもんはないなあ(苦笑)
posted at 16:59:03

@taquty
トリのハンバートハンバート、雨止んでる!
posted at 17:35:28

@taquty
今日2回目の「春一番」でハンバートハンバート終了。えらい巻きの進行で最後まで見られました。味園に向かいます。
posted at 18:22:29


ハンバートハンバートセットリスト
1. 生活の柄
2. 横顔しか知らない
3. プカプカ
4. あしたはきっと
5. おいらの船
6. オーイオイ
E..春一番
5・6 渋谷毅(pf)、上村勝正(b)、外山明(ds)
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【2016/05/04 10:48】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
hiroit0(5/1、渋谷Milkyway)、エムトピフェス(5/1、渋谷duo MUSIC EXCHANGE)
せっかく東京で一泊したので、翌日もライヴ見て帰ることにしました。
たまたま渋谷でエムトピによるフェスがありベルハーやゆるめるモ!が出るというのと、それとは別のアイドルイベントでテレジアの鈴木花純ソロがあるというので、ハシゴしようと。

まずは宇田川町のMilkywayというこじんまりとしたライヴハウスで行われた「hitot0」という熊本地震のチャリティイベント、入場料は無料で、ドリンク代と募金箱へのカンパでお昼から夜まで13組のアイドルたちのライヴやチャリティオークションに参加できてしまうというイベントです。

お目当てのテレジア(鈴木花純ソロ)は1番手の登場です。テレジアはこの5/7の公演で解散が決まっており、この日も正確には鈴木花純さんのソロだったのですが、現在の形でテレジアのレパートリーを歌う花純さんはもう見られへんやろうなと思ってたので大変ラッキーでした。新曲ではじまりおなじみの「ハックルベリーフレンド」や「花のテレジア」からソロ曲「かすみ、そう」で終わる4曲のセットだったと思います(ぜんぜん自信ないですが)。
花純さんはもともと安定した歌唱力は定評のあるところですが、ひとりでも堂々たるステージングでした。アップテンポでアイドルらしい振り付けも楽しい「ハックルベリーフレンド」では、終盤「手を取り合って」というところで(おそらく本来相方のまゆりさんと手を取り合うところだったのでしょうが)、おもむろに前に出て来て最前列の女の子の手を取る動きが実に自然で、落ち着き払ってます、ふんわりした花のあるまゆりさんの歌や佇まいとの抜群のコンビネーションがもう見られないのは残念ですが、花純さんは今後もソロとしてユニットとしてバリバリ活動していくみたいで、楽しみです。

2番手のレッツポコポコは、ゆるめるモ!の田家Pプロデュースによる新しいユニットです。インタビューで「おニャン子クラブを意識している」というようなことを言っていただけあって、素人っぽい微妙な歌唱、緩い振り付けはなるほど、という感じ。なによりおそろいのパステルカラーのダサいトレーナーがセーラーズっぽくてツボをついています。決定的に欠けているのは秋元康のあざとさなんですが、個人的にそこは真似してほしくないところ。あとは薄いテクノ風味の楽曲に必殺キラーチューンが一発出れば化けるんじゃないでしょうか。

このあとも気になる演者がたくさんいたのですが、ここで移動。
道玄坂のO-EASTのビルにあるduo MUSIC EXCHANGEという中くらいのサイズのライヴハウスで「エムトピフェス」。夕方から以下のアクトを見ることができました。
エムトピソロタイム(瑞稀ミキ・ミズタマリ・篠原ゆり)二丁ハロ夏の魔物&ブラックDPGゆるめるモ!BELLRING少女ハートMaison book girl
エムトピフェス

フェスのホストであるエムトピは瑞稀ミキ(ex,みきちゅ・a.k.a. mikichu*)・ミズタマリ(ex.いずこねこ・ex.プラニメ)・篠原ゆり(a.k.a.ゆり丸)というソロでも活躍する3人のスーパーユニットです。帰りの時間の関係で肝心のトリの本体は見られなかったのですが、3人のソロタイムは間に合いました。瑞稀ミキのオーセンティックな楽曲とパフォーマンス、ミズタマリのばりばりEDMの激しい楽曲とパフォーマンス、篠原ゆりのカラフルでポップな楽曲とパフォーマンスと三者三様のカラーとタレントがあってすごく面白かったです。それぞれにオタクがついていて、10分程度のステージの入れ替えでヲタクもついて入れ替わるのがなんか面白かったです。あらためてこの3人のグループってどんなだろうと。

休憩をはさんでの夜の部は、何といってもゆるめるモ!のステージが凄かったです。先日もね・ちーぼうの二人のメンバーの卒業が発表されていてどんな風になっているのだろうと思っていたのですが、最初に3曲続けて披露された最新アルバムの曲のパフォーマンスが圧倒的で一気に引き込まれました。2曲目「転がれ!」の「覚悟を決めていたんだそれだけでいい」という歌詞が力強く響きます。そして「なつおんブルー」から「逃げろ!」という初期からの人気曲で会場をさらに熱狂させます。エムトピの3人やベルハー、ライムベリーといった古くからの戦友ともいえる共演者たちの中でのパフォーマンス、MCの「昔ゆるめるモ!にもちょっと来ていたという人も、ぜひまた今のゆるめるモ!に足を運んでください」という言葉に現れているように、さらに前に進んでいくんだという強い意志を感じる強力な25分でした。
ゆるめるモ!はベルハーとは違ってペンライト現場なんですが、たとえば最近のでんぱ組のコンサートのようにみんなが常時点灯しているのではなく、ちゃんと推しメンバーのパートでそれぞれのファンがここぞと入れ代わりで掲げるのがすごく良いと思います。6人の中ではやっぱり青色のあのちゃんの人気が一番高いようですね。あのちゃんのファンを中心に女子のオタクが多いのも特徴的で、たまたま女子グループの近くで見ていたんですが、推しのパートになると声をからせてコールをかけるしバシバシリフトに上がるしで、めちゃくちゃ面白かったです。ひときわ高いリフトの上で激しく身をくねらせながら絶叫している女オタがいてこれはすごいと思ったんですが、よく見たら、なんのことはないベルハーの有名オタの方でした。

我らがBELLRING少女ハートは、前日のワンマン明けのハードスケジュールで、なおかつこの日から柳沢あやの欠席の4人体制のライヴです。それでも実はあまり心配していなかったのは、前日のワンマンのパフォーマンスが素晴らしかったのと、去年の仲野珠里・美月釉華離脱直後の、みずほ・もえち・カイ・あやのの4人ベルハーがいたって通常運転だった記憶が新しいからです。
「ヴァント!」で飛び出してきて最新アルバムの曲のアッパー系の曲ばかり4曲ノンストップで歌うのですが、この時点で楽しさしかありません。ワンマンに向けてチューンナップしてきたパフォーマンスのキレはそのまま、なおかつワンマンに比べるとメンバーから余計な力が抜けて、すごく楽しんでいるように見えるのがいいです。個人的にワンマンで印象が薄かった甘楽も「ホーネット」「GIGABITE」でがらっぱちな聞かせどころで存在をアピールしていますし、あーやんの不在分を埋めるべく、声質が似ているれーれがいつにも増してにこにことアグレッシヴなパフォーマンスを見せてくれてました。「ホーネット」の歌いだしを全力で一緒に歌えたし、前日のワンマンの圧倒されるしかない「凄さ」とはまた違った楽しさがあり、大満足でした。

メランコリックなピアノソロに蝉しぐれがかぶさる短いSEの中登場したMaison book girlの4人、1曲目「lost AGE」の変拍子チックな間奏部分の指さしの振り付けがあいかわらずカッコいいです。マリちゃんのイベントにブクガがとか、経緯を考えるといろんな意味付けできるところかもしれないし、実際自分もかつてそんな物語の中でブクガをとらえていたこともあったのですが、実際は最後の「snow irony」に至るまでライヴの間まったくそんなこと思いもしませんでした。とにかくサウンドもパフォーマンスもばっちり決まったすばらしいステージで、もういまさらそんなお話は必要ありませんね。
それにこの日はかんじんのお話の主役を見ていないのに物語を語るのは止めておくべきでしょう。

ということで、大満足して帰路につきました。もう1泊できたら、エムトピも見れたし、再入場可能のMilkywayに戻ってライムベリーやネクロ魔や元じゅじゅのねうちゃんソロを見たりできたでしょう。エムトピフェスの会場の上階O-EASTではひめきゅんフルーツ缶のワンマンやってるし、地下のO-nestでもとなりのO-crestでもドルイベやってる。GWとはいえ、東京さ怖いところです。
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【2016/05/02 14:34】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
BELLRING少女ハートワンマン『B』(4/30、水道橋TOKYO DOME CITY HALL)
正月にZepp東京で行われた「Q」に続くBELLRING少女ハートのワンマンライヴ第2弾「B」。普段ライヴのための遠征はほとんどしないし今回も迷ったのだけど、最終的に諸般の状況が整い参加することになった。ベルハーにとって大きなステップボードになるだろう公演を見ておきたかったし、単純に地方にいて昨年1月の「黒い羽集金ツアー」以来体験する機会のなかったロングセットのベルハーのライヴを見ておきたかったんだ。
TDHC

東京ドームはストーンズを見に2回行ったことがあるけれど、今回の会場のTOKYO DOME CITY HALLはその手前の商業ビルの中にあって3000人収容できる大きなホールとのこと。入場して2階3階のバルコニー席からアリーナを見下ろしてみたら、確かに馬鹿みたいに広くて笑ってしまった。
開演前
開演前にはもう少し埋まっていたんじゃないかと思うけれど、なんせ最前ブロックにいたのでよくわからない。でも前の方でも軽く振りコピできる程度の余裕があってすごく快適。
ステージ上には瓦礫の転がる廃墟のような壁のセット。中央の階段上にはグラフィティ風のベルハーマークの描かれた壁があってその前が小ステージになっている。壁の上には丸いスクリーンがあって開演までの間はここにもベルハーマークが照射されている。

開演時間を少し回ったところで客電が落ち、上部ステージの両脇から登場したメンバーたちが階段を駆け下りてきて、レーザー光線が派手にとびまわる中「ヴァント!」のエレクトロビートに合わせてドイツ語で煽りまくる。ここで激しい曲を続けるのではなく、まずは「或いはドライブミュージック」で幻想的な世界を見せていく。レーザーの中を楽しげに飛び回るカイちゃんが印象的だったのはこの曲だったか。
「ダーリン」終わりの暗転から上部ステージにお馴染みのフォーメーションのシルエットが浮かび上がる「アイスクリーム」へ続くファーストアルバムの陰鬱でドラマチックな曲の流れは、ベルハーの魅力の原点だ。「アイスクリーム」ラストの絶叫から一転して、楽しげな「プリティ・シャロウ」へ、そしてミニマルな「クロノスの鎌」、ボイストラックだけをバックにした「男の子、女の子」とセカンドアルバムからのヴァラエティに富んだ曲が続く。この辺最近の短めのライヴではほとんど見られなくなっているので嬉しいところ。

ファンキーに会場を上下に揺らす「GIGABITE」から、ハードなリフのイカす「get rid of the Chopper」「Manic Panic」と、ダイナミックなハードロック曲を畳みかけてようやくアゲに来たかと思えば、今度はまた「The Victim」「Karma」とテクノ曲へシフトチェンジ、毎度のベルハーの長尺ライヴならではの波状攻撃だ。しかし同じテクノ風味でも、完全に4つ打ちの「The Victim」と違って「Karma」は掛け声やMixも映えるしケチャどころもあるし、実にヲタフレンドリーな曲だな。
「ぼくらは生きてる」のライヴも初めて聞くけれど、ウキウキして自然と手拍子してしまう。れーれがフラッグを振り他のメンバーが階段上で踊る前で、なぜか置かれたちゃぶ台のうしろにどっかとあぐらをかいたカイちゃんとランドセルを背負って小芝居する甘楽。
「get rid of~」での火薬の破裂音や「The Victim」の降り注ぐレーザー光線など目を惹く演出はたくさんあれど、どんな特効もカイちゃんのちゃぶ台返しにはかなわない。

ここから「World World World」「c.a.n.d.y.」「ホーネット'98」「チャッピー」と新旧の定番曲を連ねて前半のクライマックスへなだれ込んでいく。最近「ホーネット」が楽しくてしょうがない。切なくドライヴ感のある曲にちょっとコミカルで物語性のある振付、サードアルバムの中では間違いなく「チャッピー」と並ぶ代表作だろう。去年のじゅりゆう卒業ライヴを思い出させる「Cherry」は初めて振りの入った現メンバーの歌割で見ることができた。そして「Crimson Horizon」から「Starlight Sorrow」という胸に迫る流れ。

MCなしのノンストップでここまで1時間半くらいか、ここで何の説明もなく休憩タイムに入り、5人のメンバーたちは明るいステージの上を三々五々うろついたり、寝転がったりしている。3分程度のブレイクが終わると、メンバーは静かにステージ中央に集まり、開場が静まり返る中スクリーンに映し出された時計の映像と共に「Room24-7」が披露される。そして「無罪:Honeymoon」から「Low tide」へミニアルバム「13 Weeks Later EP」のクライマックスの2曲。絶妙にコントロールされたライティングの元で演じられるこのあたりの流れが、間違いなくこの日のハイライトの一つだったと思う。「low tide」がぶつ切りで終わって、そのまま「鉄の街」につながるミニアルバムの流れをライヴで初めて観ることができたのも非常にうれしかった。ところで「low tide」の、静止している他のメンバーひとりずつにみずほが回って触れていく振り付けはなくなったのかな。
ここで「憂鬱のグロリア」、いよいよエンディングに向けて一気にぶち上げていくのか思うと、ぼんやりダークな「雛鳥エスカレーション」が挟まれ、一筋縄でいかない。
続く2曲「WIDE MIND」の「歩きだせ―」と「いんざれいん、いんざだあく」の「宇田川交番がんばれー」には、どちらもたまの「さよなら人類」の「着いたー」のエコーを感じるのは僕だけだろうか。カイちゃんがそのたまの石川浩司さんとえんがわで共演することになったのは必然だったのだと思う。

「タナトスとマスカレード」が静かに始まると階段上で2本の炎が上がる。曲が激しくうねりだして後半のギターが猛り狂うパートに入った途端、火柱は8本に殖えて一気に火勢を増して燃え上がる。客席まで届く炎の熱風に煽られるかのようにメンバーが声を張り上げて舞い、ヲタたちが雄たけびを上げる。
「ノーマ・ジーンは雷に打たれて死にましたとさ」というみずほの口上から「サーカス&恋愛相談」が始まり、あとは「the edge of goodbye」「asthma」と怒涛のクライマックスに一直線。会場が柵で区切られていたため、「asthma」のラストでは小さいサークルがあちこちにできている。曲の最後のメンバーたちのパフォーマンスが好きだから、僕はいつもサークルには入らない。ここぞと人が薄くなった最前に入りこんで、呆けたようにステージ上のメンバーを眺めていると、メンバーの頭上からたくさんの白い羽根が舞い降りてくる夢のようなフィナーレ。そして階段上のベルハーマークの壁が左右に開いて、メンバーが吸い込まれていく。

舞い降りてくる黒い羽の中アンコールを求める歓声に重なるようにズン…ズン…というSEが響き、そして破壊音とともにベルハーマークの壁をぶち破りハンマーを担いだ5人のメンバーが登場、派手なギターイントロが鳴り響いて「rainy dance」が始まる。さらに終盤「もう逃がさないよ」のタイミングで派手な破裂音と共にステージ両脇から黒いテープが観客に向かって発射されたり、外連味のある演出がハマる曲だ。
セカンドアルバム「UTU」のタイトル曲ともいえる名曲「UNDO」、そしてサードアルバムのタイトル曲「BEYOND」。ふざけまくったアレンジのポップな曲で「情熱を失うことは此レ即チ消滅デス」なんてさらっと歌われるこの曲、ベルハーらしさの塊みたいな大好きな曲のだけど、この日は5人がそれぞれ担当カラーのポンポンを持ってのダンスが楽しい。
「みんなのファンをいただきますBELLRING少女ハートです!」、ライヴが始まって2時間35分、ここでようやくこの日唯一のMCが入る。5人の自己紹介に続いて相変わらずのグダグダ気味なしゃべりが続いた後、あらためてみずほのバンドメンバー紹介(全員パートは「ヴォーカル」)があり、ラストは観客も一緒になって「Bedhead」の大合唱で大団円を迎える。

花
前半はちょっと歌が弱いかなと思う時もあったけれど「GIGABITE」あたりから調子が出てきたように思う。練習の成果あってか、とにかくパフォーマンスのキレは最初から最後まで半端なく素晴らしい。800万の借金を作ったという過剰なまでに豪華な特殊効果やステージセットは、しかしメンバーのパフォーマンスを最大限に生かしてステージ上に一つの世界を作るためによく計算されていて、この辺がベルハー運営の田中さんが「プロデューサー」ではなく「ディレクター」である所以なんだろう。
こういう大舞台だと、ベルハーのパフォーマンスにおける振り付けの重要性を再確認させられる。「アイスクリーム」の冒頭のタブローのようなシルエット、「The Victim」で振りしきるレーザーの中身をくねらせる5人のなまめかしい指先、「Room24-7」で逆回りする時計の下で後ろ向きに置き上がり歩きだす5人の姿、「タナトスとマスカレード」で火焔をバックに揺らめく黒い羽根たち…。どの曲もしっかり振り付けがあって、曲も歌も背景も一体となって一つの世界を作り上げているところが、凡百のロック系アイドルたちとベルハーの異質なところだ。そんなベルハー世界の集大成を堪能することができた2時間40分だった。

最後の最後、あーやんが「これからも5人のベルハーをよろしくお願いします」とメッセージを残し、5人が退場する。何度もメンバーの入れ替えがあったし、これからも新メンバーの追加もあるかもしれない。でも、今現在はこの5人のベルハーが最強だ。
あーやん、復調して戻る日を待ってるよ!

たのしかったワンマンライブ
オフィシャルのtwitterより無断転載。
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テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2016/05/01 02:35】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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