プラニメの定期公演をやっていく予定です。(大阪)(2/22、難波BEARS)
ミズタマリこと元いずこねこの茉里と元BiSのカミヤサキのユニット「プラニメ」の大阪での初めての定期公演に参加した。会場はいずこねこ誕生の地でもある難波BEARS、奇しくも開催日もにゃんにゃんにゃんの2/22、ベアーズでいずこねこと出会った遅れてきたいずこねこファンとしては行かないわけに行かない。ちなみにこの日は私の51回目の誕生日、どうでもいいですが。

意外と余裕のある入りだと思ってたら、昼公演のため出足が遅かっただけなのか、開演のころには超満員になっていた。ベアーズでこの入りだと、真ん中より後ろはステージなんか全然見えない。その分ステージと客席の間の距離が近い(というか、ないw)こともあって、キツいビートのイントロに続いて二人が登場し、デビューシングルの「Plastic 2 Mercy」のでだし「プラニメ・セイ・ハロー!」が歌いだされた瞬間からプラニメイト達はステージに向かっていっせいに手を差し伸べるいわゆる「ケチャ」の態勢、そして曲に入るとマリちゃんの煽りに応えて「オイ!オイ!」の大騒ぎ。
プラニメ・セイハロー
今回つくづく再確認したのはマリちゃんの客の煽り方やあしらい方といったステージングの安定感。さすがソロアイドルで長くやっていただけある。
持ち曲がそれほど多いわけではないので、5~6曲くらい歌ってトークとじゃんけん大会30分くらい、そしてさらに3曲。最後は最初にやった「Plastic 2 Mercy」をもう一度。

MCの時のマリちゃんの声はふにゃっとした柔らかい声質で、舌っ足らずにベタベタな大阪弁でしゃべりまくるのが、クールなトーンでおっとりとした東京弁でしゃべるサキちゃんと絶妙なコンビネーションを醸し出す。ところが歌になるとマリちゃんの声は艶のあるのびやかな張った歌声になり、この落差がいずこねこの時からの彼女の魅力の一つだった。プラニメでは相方のサキちゃんも歌声の声質が不思議なほど似通っている。
ハイテンションのデジタルビートで突っ切るプラニメの楽曲は、個人的にはあまり面白いと思えなかったのだけど、ライヴの場ではたしかに単純に盛り上がるし、この二人のテンションの高い声質には相性がいいようだ。CDで聴いたときよりはるかに迫力が増しているし、激しいパフォーマンスにも息切れしない安定感もさすがだ。どの曲でもフィーチャーされるこの強い声の二声のハモりが、ソロでは味わえないデュオのユニットならではエモーショナルな情動を喚起する。
(にわかではあるけれど)いずこねこのファンとしては、なによりも、楽しそうな笑顔を振りまきながら生き生きと歌い、踊り、煽りまくるマリちゃんの姿が見られたことが嬉しい。いずこねこの軛を放たれて自ら選んだ相棒と新しいユニットを作り上げていくにあたって、ストレートでシンプルな楽曲が彼女にとってもいま一番しっくりくるとことなんだろう。
いずこねこの屈折した複雑な詞曲をたったひとりで軽々とクリアしていく彼女の表現力にあふれた魅力を愛していた者としては、少々寂しいところではあるけれど。
トーク
ベアーズの思い出と鉄板神社の魅力について語るマリちゃん。

ベアーズという、自身のいずこねことしてのキャリア発祥の地で、つらい葛藤の結果に新しい仲間と共に自分たちの新しい音楽を作っていくにあたっての定期公演の場をスタートさせた、マリちゃんに、そしてその相棒サキちゃんまずは乾杯しなきゃな。
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【2015/02/23 10:50】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Shigeru充03(2/21、心斎橋ロフトプラスワンWest)
ベルハーことBELLRING少女ハートを2月いっぱいで卒業する二人の初期メンバーを送る10夜連続ライヴがShigeru充。シゲルというのは卒業する仲野珠梨のあだ名(アナーキーの仲野茂と名字が同じことから付けられたらしい)なのだけど、卒業するのはじゅりだけじゃなくてゆうゆこと美月柚香もいるわけで、メンバーは「しげゆ充」とか「しげゆぅ充」とか呼んでいる。
そのしげゆぅ充の3夜目で彼女たちが大阪に来る!ということでロフトプラスワンWestに出かけてきました。今回こそはちゃんと仕事休んでボロフェスタの時に買ったTシャツ着ていきましたよ。
DSC_1214 (1280x720)

「トーク&ライブ」ということでいったいどういうふうになるのか見当もつかなかったのだけど、会場に入ると座席とテーブルが出てるし、まずはトークかな、なんて思ってたら、いきなりライヴが始まって焦った。
まずは観客着席のまま20分弱の短いセット、そしてさっちゃんa.k.a.中島早耶の司会によるトークが30分。ここでテーブルといすを片付けて、さっちゃんのセット15分、そしてベルハー後半50分という四部構成だった。

ベルハーの着席のセットの1曲目は「月の真下でオオカミさんに尋ねました。」、僕が初めて聞いたベルハーの曲だ。この曲の歌いだしのみずほのヴォーカルと全体的なサウンドが醸し出すそこはかとないアシッドな空気感にやられたのだった。このパートは全般的にリラックスした調子で4曲。着席だと振り付けがよく見えて楽しい。「ボクらのWednesday」にはおニャン子の「まっ赤な自転車」のエコーがあるな、とか。他に「プリティ・シャロウ」「Karma」の4曲。
ボクらのWednesday
トークは予想通りのgdgdな展開、さっちゃんの触角が似合いすぎるカイの安定の宇宙ぶりが光る30分だった。カイちゃんは「37歳くらいになったらいきなりお爺ちゃんになりたい」のだそうです。

ハチみたいなガラのドレスのさっちゃんのステージ、「おもちゃのチャチャチャ」ではじまりオリジナルの曲2曲はさんで最後は「虫の声」で終わる4曲のステージ。被せで歌うオリジナルの曲より、生声のトランステクノ(今はEDMっつうのか)風アレンジの童謡カバーの方がハチャメチャな感じがあって良い。トークで初めて知ったのだけど、この人は「干され芸」を売りにしてる人なのね。今回彼女の出演はイベント直前にアナウンスされたので、客席には基本ベルハーヲタしかいないわけで、ヲタの(もちろんあえての)沸きぶりに「やり難い」とこぼすのも楽しい。
さっちゃんの「アメリカンな曲です」というMCに反応してすかさず「U・S・A! U・S・A!」なんてコールを入れてるし、「虫の声」で客席に降りてヲタの背中を渡るのって彼女の持ちネタなのかな、いきなり3段ピラミッド組み上げて横で介助の人間まで付いてるとか、ヲタちゃん反射神経良すぎるだろww

スタンディングでの後半のベルハーのステージは、「WIDE MIND」のモリコーネ風のイントロが流れた瞬間テンションががっと上がって、あとは「c.a.n.d.y.」「Crimson Horizon」「rainy dance」と下ることなくひたすら上がり続ける攻めの選曲で、ほとんど記憶が飛んでしまってる。次々立ち上がるリフトの間でモッシュにもまれながらわーわー言ってたような断片的な記憶しかない。「c.a.n.d.y.」ではさっちゃんも登場して一緒に踊っていた。
いやあしかし、ベルハーのヲタちゃんほんと面白い。
リフトアップされて天井の配管にぶら下がって推しにアピールし続ける奴、最初から最後まで俯いてたったひとりで勝手にMIX打ち続けてる奴、「Rivelry!!」の間奏のガヤを再現して「次は御茶ノ水―御茶ノ水ー」言ってる奴など、ヤバい奴てんこ盛り。そしてそんな中に振りコピの女子ヲタ集団がいたり、最前で柔和に微笑み続けるおっちゃんがいたり。みんなそれぞれに自分のスタイルで楽しんでいて大変好ましい。

みずほの「夏休み―」という声から、歌いだされたさわやかな「夏のアッチェレランド」で一度ギヤチェンジが入り、続いてこのShigeru充のシリーズで初めて披露された新曲「Cherry」をじゅりが歌いだし、会場が静まる。卒業を意識させる歌詞が切ないバラードナンバーなのだけど、60年代中期感あるイントロから転調を繰り返しながらキーが上がっていく難度の高い曲に一生懸命ついていくじゅりの姿が胸に迫る。ここまで2日はメロディが飛んだり歌詞が飛んだり、完全には歌えていなかったようなのだけど、この日はなんとかつつがなく歌い切った感じ。これから10日目の最終日に向けて毎日違う表情を見せながら深化していくのだろうな。じゅりちゃんのための歌だから、音源化されることもないのだろうか。一期一会感がまた切ない。
そして続けて「UNDO」。ベルハーにしてはストレートな歌詞と松隈ケンタらしいエモーショナルに盛り上がる曲で再びヲタたちが沸き始め、ライヴはクライマックスに突入する。
「World World World」のエンディングの全員の絶叫から「the Edge of Goodbye」に入る瞬間のカタルシスはベルハーでしか得られない。そして最後は「タンジェリン細胞」「Rivelry!!」と新しい曲で祝祭感にあふれた狂騒の渦の中、このメンバーでの最後の大阪でのライヴは幕を閉じる。
次にベルハーに会えるのは3月、じゅりとゆうゆのいない新体制のはずだ。

この日の入場料はわずか1000円。アイドルのライヴってもしかしたらそんなものなのかもしれない、その分物販で金を落とさせるんだろ、と思いきや、入場特典でチェキ1枚無料だって。なんという太っ腹。
誰にしようか迷ったけれど、最後なのでご挨拶がてらゆうゆこと柚香さんにいっしょに写ってもらった。慣れない接触でロクに話も触れないし、ほんとただの怪しいオッサンです。ゆうゆはベルハー離脱後とりあえず学業に専念し、高校卒業してからはミュージカルの道を志望している。「歌も踊りもピカイチだったのでベルハーやめちゃうのが残念です」というようなことをたどたどしく伝えたら、「でも今よりもっと大きくなるから」と目を輝かせて力強く語ってくれて、しっかりしてんなあ、と。
Shigeru充


ベルハーの詞って響き重視でナンセンスなものが多いのだけど、その分メロディの中でキラーフレーズが突き刺さることが多い。
「タンジェリン細胞」のフレーズがこの日は耳にずっと残っていた。
「大人ってさあきらめるじゃん寝ころんだ目して笑う/赤ちゃんてさ手を伸ばすじゃんすべてに触れたい」

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【2015/02/22 00:55】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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