山本精一 New Album レコード発売記念ライブ(8/24、難波BEARS)
7月に出た山本精一の新作「FALSETTO」のレコ発、今回は僕にとっては2年ぶりになる山本精一& The Playground(須原敬三/千住宗臣)のバンド編成ということで、期待に胸ふくらませてベアーズに向かいました。

開演予定時間から約30分おしで、ステージにトレードマークのヘッドの欠けた黒ストラトを抱えた山本さんと須原さん、千住さんが登場しライブ開始、まずは今回のアルバムの1曲目にあたる「FEATHER」から。千住さんのドラムスと須原さんのベースが弾みまくる。家で小さい音で聴いているのとはぜんぜん感触が違い生々しくていい。
以下アルバムの曲順にアルバム前半の曲をMC挟まず次々と演奏していく。
たとえば「EVER GRAY」後半、ナチュラルに歪みながらうなりをあげる山本さんらしいギターソロが大好きだ。
「めざめのバラッド」は、いつものようによいこらしょ、という感じのビートにちょっと外し気味のざっくりとしたギターの伴奏で歌い始められるのだけど、これも間奏いきなり山本さんのギターがハードにドライブしてドラム・ベースを連れてひとしきり爆走しまくる。そしてふいっと何事もなかったかのようにクールに歌に戻る。3人のコンビネーションが見事でカッコよすぎる。そして「虚空の屋根」、打って変った静かな美しさに呆ける。
終盤はアルバムの後半の3曲がシームレスに、まるで一続きの組曲のように演奏される。ゆったりと、そして次々と眼前の風景や時間が流れ移ろっていく。羅針盤の大曲「はじまり」を初めてライブで見た時のことをちょっと思い出した。

アンコール「ゴミ箱の中」で綺麗に締めるのかと思いきや、ラストは再びハードロックな「DISCHORD」が炸裂、これじゃまだまだ見たいじゃないか。アンコールの拍手は鳴りやまなかったのだけど、今日は時間切れとのことで(うそー)おしまい。

ひさしぶりのPLAYGROUND、ハードなロックからバンドゆったりとしたジャムまで、山本さんの歌とギターを中心にしたこの3人ならではの変幻自在なバンドアンサンブルが素晴らしく、僕にとっては山本さんの数ある仕事の中でいちばん大好きなユニットだと再確認した次第。

山本さんの手書きカードのオマケつき。
ファルセット

[セットリスト]
1. FEATHER
2. ORGEL
3. EVER GRAY
4. SHOOT
5. めざめのバラッド
6.虚空の屋根
7. ハルモニア
8. もぬけのから(Ya-to-i)
9. 12色のバラッド
10. DELUSION
11. POWDER
E1. ゴミ箱の中
E2. DISCHORD
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【2014/08/25 11:22】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
宗右衛門町音楽祭2014 大森靖子ワンマンライブ in 大阪ロフトプラスワンウェスト(8/17、Loft PlusOne West))
(工事中)

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【2014/08/18 00:54】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
『SING A SONG 2』発売記念コンサート(8/16、難波BEARS)
ベアーズで行われた豊田道倫のニューアルバムのレコ発に行ってきた。

「赤いイヤフォン」ではじまった前半は比較的静かな、しっとりとした曲が中心で、「家族旅行」のような懐かしい定番曲も挟みながら、新作の曲を演奏していく。「あなたの子供ができたかも」と嬉しそうに言うゆきちゃんの歌、10年ぶりに肌に触れた仲良しのあの娘の歌などなど、豊田道倫ならではの世界が、ピッチの上がりきらない彼独特の不安定な艶のある声で歌われていく。最近できたばかりという新曲「愛したから」という歌が良かった。時事ニュースに影響されたって裏話はおもしろいけどいらないと思った。。
中盤「FGV」あたりからは「僕は間違っていた」「戦争に行きたかった」「ゴッホの手紙」などバンドでのライブでもおなじみのハードな曲が続く。間にディランみたいな早口で妙にちゃんとした詞が歌われるポップな曲が挟まって、佐野元春みたいだなと思ったらほんとに佐野さんのカバー。こういうのを聞くと豊田道倫ってただ歌が下手なだけのシンガーではないと思う。
最後は波の音と子供の朗読のSEの流れる中、静かに歌われる美しい曲だったと思う。
アンコールで「東京の恋人」。東京のライブでは川本真琴がゲストで参加してボロ泣きだったのだそうな。ベアーズでは客の男がいっしょに歌っていて「天国と地獄だ」と言われた。「新開地」はどう考えても聞かせどころなのに、客席でバカなおっさんが連れの女に何か語っていて豊田に注意を受ける。曲はそのまま緩やかに「移動遊園地」に。豊田にしか作れない歪に美しいマスターピース。

バンド編成が続いたので弾き語りのワンマンは久しぶりだった。昔むかしの印象ですごくしんどかった覚えがあったのでちょっと構えて行ったのだけど、2時間のライブは緩急があってぜんぜん苦にはならなかった。スペースに余裕のあるお客の入りで、ベアーズの中でも自分的に一番慣れたポジションで見られたってこともあるのだけど。それにしても見るたびに豊田道倫のライブが自分に馴染んできているような気がする。歌やサウンドの魅力を言うことができるけれど、結局豊田道倫の何がいいのか、いまだによく言葉にできない。

オープニングアクトとして、ハナタラシTシャツ姿の松本亀吉のナビゲートにより「劇場版スカムナイト2」の特別上映が行われた。いまから30年前1993年8月にベアーズで行われ、150人を動員したという伝説のイベント「スカムナイト2」の映像である。僕がベアーズに行き出したのはこの翌年で、結局「スカムナイト」には一度も行かなかったと思う。スーパーボールは数回見たけれど、こんなに楽しげに演奏していた印象はなかったので、ちょっと意外だった。豊田も指摘していたけどナオちゃんには妙な色気があってヤバい。電動歯でただ棒で床をどつき続ける山本精一が怖い。いや当時山本さんはとりあえずおっかなかった。この日客席にはまだステージに立つ前の豊田道倫がいたという。最後にスクリーンには、クレアのステージから松本亀吉が撮った観客の写真に写った豊田の姿のクローズアップで終わる。なんだか感動的なような気もする、見事なオープニングアクトでした。

豊田道倫3枚組の新作「SING A SONG 2」購入して帰った。

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【2014/08/17 22:40】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
TOKYO IDOL FESTIVAL 2014(8/3、東京・お台場・青海周辺エリア)
NegiccoDorothy Little Happy~(アップアップガールズ(仮))(HOT STAGE)→BELLRING少女ハート(ENJOY STADIUM)→PASPO☆でんぱ組.inc(HOT STAGE)→でんぱ組.inc(マイナビステージ)→(BELLRING少女ハート)~Dorothy Little Happy(SKY STAGE)→Grand Finale(HOT STAGE)→Idol Summer Jamboree: Encore(SMILE GARDEN)

まさか自分がTIFに行く日が来るとは思ってなかった。
中学生の時にキャンディーズの解散ライヴをラジオにかじりついて聞いていた頃以来のアイドル好きだ。だからこそこのアイドルブームのご時世、あえて触れないように避けていた部分はある。それが昨秋にベアーズの初音階段の対バンでいずこねこを観たあたりから吸い寄せられ出して、年明けにBELLRING少女ハートのEP聴いてハマってしまった頃から、もうあとはズブズブだ。ライブが観たいという気持ちがどんどん高まってくるのだが、東京では珍しくなくなったバンドとアイドルの共演するイベントもまだまだ関西じゃほとんどない。
恒例の夏の定例会議の出張の前日がTIFだというのを目にした時点で、もうあらがえない流れが出来上がっていた。

朝一職場に顔出して無理やり仕事に片をつけ新幹線で東京入り、新橋のホテルに荷物を預けてゆりかもめでお台場に着いたら、メインステージらしき方からNegiccoの「フェスティバルであいましょう」が聞こえてくるし、俄然盛り上がってくる。
初めてのフェスで勝手がよくわかっていない。ステージ間の所要時間もわからないし、あんまり欲張らないで、最小限観たいものに絞り込んでおおまかな予定を立てた。とにかく今回のお目当てはBellring少女ハート(ベルハー)とでんぱ組.inc。

リストバンドもらって、とりあえず一番大きなホットステージでNegiccoを楽しむ。フジテレビのイベント会場のど真ん中にあるステージで、リストバンドのエリアは最前のシートのあるエリアとその後ろのスタンディングのエリアなのだけど、シートエリアはいつ見ても長蛇の列でもぐりこむのは相当難しそうだったので、スタンディングのエリアにするっと入って観ていた。結構よく見えるし、余裕のあるスペースでヲタがわちゃわちゃしていて楽しい。さらにこの後ろにTIFのリストバンドがなくてもイベントの券があれば見られるフリーエリアもある。
ひとつひとつのステージが短いし、転換の時間もなく次々とアイドルが登場してくる。
Negiccoの流れでホットステージに居残って観た次のDorothy Little Happyが良かった。ノースリーブのロングのワンピースの清楚な衣装で、裾をヒラヒラさせながらダンスビートを踊るステージはなかなか可憐。このイントロは!とBiSの「nerve」のカヴァーもあり、もちろんヲタ衆はエヴィゾリで大変楽しかった。

しかし細切れのタイムテーブルはいろんなアイドルを観られるという利点はあっても、お目当てのアイドルを観る上には障害になることもある。余裕を持って移動したつもりだったのに、フジテレビ旧社屋1階のスタジオにあるエンジョイスタジアムでのお目当てBELLING少女ハートのステージは前のアイドリング×ベイビーレイズの客が捌けるまで入れず、ようやく入場したら4曲15分のステージの1/3終わってたよ。セットチェンジが不要とはいえ、観客の入れ替えの時間くらいとってもいいのではないかなあ。
3曲目で代表曲「サーカス&恋愛相談」観られたのは良かった。ちょっとどうかしてるんじゃないかというあの激しい振り付け。ベルハーは東京じゃ毎週のようにライブの場数踏んでるから、変にこなれて洗練されたりしていたら嫌だなと思ってたんだけど、歌唱も踊りもちっとも「上手く」なんかなってなくて期待通り。上手い下手って表現には価値判断が含まれるからあまりよくないかもしれない。よく言われる「ベルハーは下手くそで見るに堪えない」っていう批判に対して逆張りで「下手だからいい」とかいうのも違うだろう。上手い下手なんていう価値判断を軽く乗り越える野蛮でRAWなベルハーの魅力を短いステージでも強力に体感できたので初期の目的は達成できたと思う。このTIFでちょっと覗いたものも含めていろんなアイドルを観たけれど、ベルハーのあり方はほかのどんなアイドルと全く違う。唯一無二だ。やっぱり長いセットを観たい!

さて待望のでんぱ組.inc初体験@ホットステージは、1曲目「でんでんぱっしょん」でもう胸アツ。まわりでヲタがサンダーなんとかとかなんとかMixとかイカみたいな振りコピとかしていて楽しくてしょうがない。「キラキラチューン」や「オレンジリウム」といった大好きな名曲を聴けたのもうれしかった。まわりではなんだか「明日に向かって走り出そう」みたいな口上述べてるし、「キラチュン」はステージ上で喧嘩をして仲直りするという寸劇風振り付けも楽しい。
でんぱのステージがほんとうに楽しくて、ベルハーとの時間の関係でどうしようか迷っていたあとのマイナビステージでのステージも観ることにした。フジテレビ新社屋前のフリーステージで、リストバンドエリアはかなりステージ至近で、いまや武道館クラスのビッグアイドルになりつつあるでんぱ組のパフォーマンスを、ヲタにもまれながら本来のライブアイドルらしい現場で体験することができたのは、遅れてきたファンとして大変ラッキーだった。ここも1曲目は「でんでんぱっしょん」(この日はリボンの代わりにペンライトを使用)で鉄板、実は聞いたことがなかった「ノットボッチ…夏」を初めて見て、奇怪な曲構造に唖然としたり。
最後の「ちゅるりちゅるりら」で離脱して、フジテレビ旧社屋屋上のスカイステージに向かったけれど、エレベータ待ちが長蛇の列でやっぱり間に合わなかった。エレベータを降りて屋上ステージに駆け付けた時は、ベルハーは最後の「WIDE MIND」を歌っていた。
でも、この夕暮れの美しい時間帯のDoroty Little Happy(またしても!)のステージが多幸感に満ちていたのでまあ良しとしようかと。

1時間くらいかかって屋上から下りたあとは(帰りくらいは階段使わせろや)ホットステージのフィナーレやスマイルガーデンのアンコールステージを眺めたりしていた。スマイルガーデンのモー娘。のカバーでバカ騒ぎするヲタの人たちを眺めながら、ああTIFっていうのはアイドルファンにとってのフジロックみたいなもので、これはクロージングのポーグスのようなものもんなのだな、と。
プラニメで活動を開始し始めたミズタマリさんがいずこねこのときとは全く違うカラフルでポップな衣装ですごく楽しそうに「LOVEマシーン」を踊っているのを見て、良かったなと思ったりちょっと寂しかったり。せっかくだからいずこねことしてのステージも最後に観たかったな。

あと、結局スク水姿でスピード歌ったという大森靖子のステージも観られなかった(ぱいぱいでか美嬢のスク水は大森さんの物販ブースで拝見したw)とかいろいろあるけれど、今回で会場はほぼ把握したので次回は大丈夫なはず。

…って、次回もあるのか、オレ?

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【2014/08/04 23:58】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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