山本精一と、ゑでぃまぁこん(2/19、扇町ムジカジャポニカ)
会場のムジカジャポニカは超満員。小さなステージ上もメンバーと楽器で満員。楽屋口の入口がモツさんのスティールギターで塞がっていて、ステージ登場の遅れたゑでぃさんがお客さんをかき分けてステージに到着し、まずゑでぃまぁこんの演奏が始まる。
ナンセンスで不気味な「眠れぬ羊」で始まり「麻雀砂漠」のようなおなじみの曲を交えながら、「お星さま」まで1時間弱のゆったりめのセット、今回もやはり中盤から終盤にかけて演奏された最近の曲が素晴しかった。今回初めて演奏された「ヘリスコープ」(?)は以前からのゑでぃまぁこんの雰囲気に近い幻想的な曲。先月末の旧グ邸でも演奏されていた新曲も2曲とも演奏されたけれどとても難しいメロディで、ゑでぃさんって歌がほんとに上手だなあと思う。ラスト前「ブーメラン」は聞くたびに胸がきゅんとなる今のゑでぃまぁこんを代表する名曲。
ちょっとおもしろかったのはホイットニー・ヒューストンに捧げられた「交信」。「カヴァーとかではないけど、歌詞に名前が出てくるので」とのことだけど、そんな歌詞だっけ?「…聞こえますかこちらヒューストン…」それって地名wwでも天国のホイットニーも間違いなく笑って喜んでくれそうなゑでぃさんの天使の歌声でした。

山本精一はいつものヘッドの欠けた黒いストラトで弾き語りのステージ。ガラス細工のようなものが周囲にぶら下がった円柱の小さな電灯を傍らのドラムセットの上に置き、会場の照明をすべて落とさせてゆるりとギターをつまびき「Mothlight」を歌いだす。いきなり10分を超える長尺、次第にギターの音が高鳴り耳を劈くような轟音になっていく。うをを、気持ちいい。以降も基本的にギターの音は大きめだけど、決して轟音一辺倒ではなくて、たとえば「待ち合わせ」なんかはあのイントロのフレーズをナチュラルディストーションでぎゅんぎゅん聞かせるのかと思いきや、アコースティックバージョンに近いシンプルな弾き語りで演奏したり。
序盤の「ちょっと珍しい曲もやる」というMCに少し期待はしていたのだが、中盤で羅針盤の「波」を演奏してくれた。最初さざなみのような細かいカッティングでイントロを弾いていたのが、歌が始まるとさすがにざくざくとしたコードストロークに変わり、でも歌がサビに入って力が入ると、それにつれてギターも熱量を帯び始め、いつの間にか轟音に。
続いてついさきほど出来上がったばかりという優しい優しい新曲、そしてリクエストに応えてのNOVOTONO「夢の半周」の流れが本当に美しかった。「夢の半周」のイフェクターを駆使して丁寧につむぐ間奏部が胸に染みる。
「この流れで終わったほうが良かったかな」などといいながら最後にぶちかましてくれたのが、T.REX風味のリフにのせて想い出波止場の「第三ロック」!この日のこれまでのすべての美しい演奏がすべて長い長い前フリだったのではないかというくらい、かっこよいエンディング!

アンコール、「いままで聞いてきた曲の中で一番好きな曲です…一番ゆうことはないな、60番目くらい」というMCで「男はつらいよ」(ちょっと失敗気味)。そしてゑでぃまぁこんのメンバーを呼び出してセッション…いや楽器セッティングしなおさないといけないし。いったん休憩を挟み、ドタバタのドリフのようなステージ転換ののち、山本精一+ゑでぃまぁこんのスペシャルステージ。
なんと1曲目はラブジョイの「野の人の野のうた」、 そしてさらに「とらとらいおん」。これが素晴しかった。ゑでぃまぁこんのサウンドってもうそれだけで完成されていて、それ以上付け入るところなんてなさそうなのに、ゑでぃさんまどかさんのハーモニーにうっすらとかぶせるハミングのコーラスや、でしゃばらずさりげないギターのトリートメントのみごとなこと。
たとえば「ブーメラン」の最後のところで山本さんがリードギターを弾きまくる…なんていうのもちょっと夢想してしまった。

書初め
ムジカの壁面全面に飾られた「書初め」
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【2012/02/27 16:56】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ティロ・フィナーレ/ニニニッ/ファミリーアフェア
2/19(日)
朝から確定申告の書類作成。
こんなに払わなあかんのか、キツいなあ…。

夕方から梅田に山本精一・ゑでぃまぁこんのライヴを観に出かける。
ひさしぶりに東通りを歩いてみる。昔古本屋でその後エロビデオ屋になった店舗が何軒かあったのだけど、すっかり風俗紹介所になってしまっていた。まんだらけをのぞいたり。
お客さん多くなりそうなので、少し早めにムジカに到着。開場待ちの列に並び、冷たい雨がぱらついてくる中、聞こえてくるリハーサルの音に耳を澄ます。ゑでぃまぁこんが「ブーメラン」を演奏している。
山本精一@ムジカジャポニカ
当然混み合う前に真先にカレーをいただきました。写真はなし。

2/20(月)
少し温度が上がっただけなのに、まるで春がきたかのような気持ちよい天気。
服部緑地では芝生にごろごろしてる人もいる。

スマホも会社携帯も家に置き忘れて出勤、twitterのTLからもtumblrのdsbdからも自由な一日だった。
でも家に帰ったらさっそくひととおりチェックしてんだよな。

ANIMAXで録画していた「魔法少女まどか☆マギカ」第2話視聴。地上波放送版なので、DVD製品版とは異なってEDがない。最初はANIMAX放送用に丁寧にカットされてるのかと思ったけど、もともと第1話第2話にはEDがなかったのね。

2/21(火)
出勤前の緑地の田村書店で、「映画秘宝」4月号が出ていたので立ち読み。巻頭の成海璃子のグラビア(リアルな河童とツーショットw)につられてつい購入。読むところの多い雑誌だから無駄遣いじゃないけど。
映画あんまりみてないのに情報だけ仕入れて満足するのはあんまり健全じゃないといつも思うんだな。
地球防衛家
夕刊の「地球防衛家のヒトビト」、しりあがり先生サエてる。

2/22(水)
奥さんと梅田に。
地下鉄御堂筋線、朝の梅田駅火災の影響でダイヤが乱れてる。梅田駅は止まらず通過するとのことなので中津で降りて茶屋町まで歩く。
120222カンテ・グランデ
梅田NU茶屋町プラス3階のカンテ・グランデでエビのカレーとホウレン草のカレーのセット、ドリンク付けて1100円。
LOFTをうろうろ。Village Vanguardってますます店内の書籍の割合が下がっているな。マンガのコーナーだけが充実してきている感じ。
阪神百貨店の地下で買い物に付き合ってさあ帰ろうとしたら、まだ御堂筋線の梅田駅は閉鎖中で、荷物持って中津に向かいかけ、途中でめんどくさくなって阪急に乗って帰宅。

2月22日、ニニニッの日、猫の日、世界友愛の日、おでんの日。
誕生日。早ええなあ、ついこないだ2000年で年男なんていってたのに、あっという間にまた年男か。次の年男が回ってくると還暦か。おそろしい。
ちなみにこの日に生まれた有名人といえば、ルイス・ブニュエル、谷啓、都はるみ、イッセー尾形、山野敦子(少年ナイフ)、ドリュー・バリモアなどなど。さて、この中にひとり同い年の人がいます、誰でしょう?

2/23(木)
ライムスター宇多丸の「ウィークエンドシャッフル」、シネマハスラー「ヒミズ」の回をいまさら聴取。主役の少年少女の演出について相米慎二を引いているのに概ね同意。そらオレが好きになるのは当然だわな。

2/24(金)
オレ花粉症治ったと、思うんだな。
と言った端からくしゃみが出だして止まらん。


♪いっつぁふぁみりあふぇ~
KBSラジオ「大友良英JAMJAMラジオ」、石橋さん選曲の変態ファンク特集。

120224仙台発牛たんカレー1 120224仙台発牛たんカレー2
にしき屋の仙台発牛たんカレー。パッケージングは安っぽいけど、よく煮込まれた牛たんが入っていて、いままで食べたレトルトカレーの中ではかなり上位に入ります。

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【2012/02/25 03:51】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
早川義夫ソロライブ「線はのびて行くが点は爆発する。」(2/18、塩屋旧グッゲンハイム邸)
塩屋に着いたら、雪が積もっていて驚いた。会場の旧グ邸の庭も雪化粧でいい感じ。

いつものグ邸のライヴに比べると僕よりさらに一回りくらい上の年配の方がいっぱい。早川さんが登場しピアノの前に座って、馴染み深い「サルビアの花」のイントロが流れ出し、うわーんと音が反響し部屋中に広がっていく。ばん、ばん、という音が響いて、どうやら早川さんが足でリズムを取っているらしい。ここグ邸で早川さんのピアノ弾き語りのライヴを見られることの素敵さ。

早川さんのライヴを初めて観たのは長い休止期間を経て再デビューした94年の8月、今は大原簿記の建物になってしまったなんばのW'ohol。この年の秋と次の年にも大阪に来ていて、その3回とも観ている。2000年代にはいってからは02年にバナナホール、03年にベアーズ、04年にフジロックと3年続けて観たあとは僕自身がライヴに通う回数が減ったこともあって、その後グ邸でも2回もライヴをされているのに今回8年ぶりになる。観たどのライヴもそれぞれに強烈な印象があるのだけど、その頃の印象と大きく違って、早川さんすごく軽くならはったな、というのが今回の第一印象。当時どのステージでもほとんどMCらしいMCもなく、異様な緊張感の中次々と黒いサングラスをかけた早川さんがあの深い歌声で突き刺さる歌を繰り出してくる感じだったものな。最初の年なんてアンコールにすら応えられなかった。それが今回は、丸めがねの人のよさそうな笑顔で、曲の間もすごくよくしゃべられる。第2部の登場早々「声とかかけてくれたら嬉しいです」なんてセリフで会場を和ませて「ミータン」に入ったり。早川さんのブログでもちょくちょく顔をのぞかす、お茶目でお調子者な感じ。それは悪くないな、と思った。今思うと、早川さんってすごくシャイな方で、復帰初期のツアーは本当に緊張されていたんだろうと思う。まあそれが「伝説のアーティスト」というオーラを醸し出していたのは確かだけど、当時から、早川さんの歌のすごさの一端は、その歌のかっこ悪さ・ダサさと、そんなかっこ悪さ・ダサさをまっすぐに歌いきってしまうかっこよさ・美しさだと思っていたので、こういうC調(死語w)な早川さんの姿を見ることができたのはうれしかった。

第一部中盤の「純愛」「パパ」の生々しいエロさににドキドキした。どちらも10年前のベアーズでも演奏していた曲だけど、早川さんの歌の説得力は衰えるどころかさらに深まっているようだ。早川さんの歌の言葉に関して言うと、こんな言葉を歌の歌詞で使っていいのかというような、聴く側が気恥ずかしいくらいに率直だったり生硬だったりする言葉が、あの声で歌われると胸に迫ってくる。気恥ずかしさとともに、決してBGMにできない生々しさを持つ音楽、そういう意味で早川義夫は僕の中では豊田道倫と同じカテゴリーに分類されている。

第二部、最近のライヴでの定番らしい渋い渋い「黒の舟唄」のカヴァーをはさんで歌われた「I LOVE HONZI」「父さんへの手紙」は対象への愛情があふれた優しい歌唱が胸に迫る、まさに早川さんの代表曲といっていい2曲。活動再開後の歌は、時に饒舌すぎるのではないかと思うこともあって、「音楽」なんかはほとんど信仰告白のようだ。しかし、この曲からいつものように最後に歌われた「いつか」の突き刺さるような言葉の嵐の中で、いつものように僕は呆然とする。安易な応援歌と違う、厳しく力強いアジテーション。歌われるとおり「美しいものは人を黙らせる」。歌が言葉を聞く者の心に突き立て、何かをかきたてる力を持つ歌手として、早川義夫は僕の中でパティ・スミスや遠藤賢司と同じカテゴリーに属する。

アンコール2回めはリクエストに応えて「あんまりやらないけど」と93年の活動再開の時のアルバム「この世で一番キレイなもの」からシングルカットされた「君のために」。「この曲ちょっと歌謡曲ぽくない?」と早川さんは言うけど、シングルもアルバムも何回も何回も聞きましたよ。僕はこのピアノ弾き語りのセットでは「僕らはひとり」が聞きたかったのだけど、届かなかった。次はぜひ。ああ、でも、次回はベアーズやバナナホールでヰタ・セクスアリスとやった時のようなバンドセットで青臭く生々しい歌を年甲斐もなく荒っぽく歌ってほしいな。
美しさはいやらしさ
終演後、本にサインをいただいた。何か早川さんの言葉の一言でも書いてもらったらよかったのだけど、そんなこと思いもよらなかったな。でも「いやらしさは美しさ」の美しいピンクの見開きにどっしりとサインをいただいて、それだけでじゅうぶん幸せだ。ぼろぼろのブックファーストの紙カバーかけていたのだけど、親切にも「早川書店のカバー貰ってくれた?」と声かけてくださった。いただきましたよ、藤原マキさんのイラストの紙カバー。これ使えないなー。
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【2012/02/23 00:46】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
日本一不味いカレー
2/13(月)
twitterより。
ヤン富田さんによる川勝正幸氏への鎮魂の演奏


SUNSUIでのMASONNA×最高音響


おとといATCで半日晒されていたせいで、ずーっと「まどかマギカ」のオープニングのCrlariS「コネクト」とエンディングKalafina「Magia」、そしてマミさんのテーマまでがぐるぐる頭の中を回ってる。
でも「まどマギ」ってサントラ出てないんだな。なんでだろ、と思って調べてみたらDVDに特典で付いているのか。うーむ。

晩飯、ヱスビー食品のインド風チキンカレー
120213ヱスビー食品インド風チキン1 120213ヱスビー食品インド風チキン2
カレーを食いながら録画していたグラミー賞の番組を見るけれど、ビーチ・ボーイズもサー・ポールもなかなか出てこないので、途中でやめて寝る。

2/14(火)
朝から雨の中岡町まで徒歩で出かける。
ここ数週右の手指の具合が変だったので、岡町の某クリニックの整形で見てもらう。
診察の結果は腱鞘炎。なんだろう、スマホのいじりすぎとしか考えられんなあ。
整形を担当するここの副院長、筋肉とか骨とかのメカニズムを完璧に把握している感じで、的確で素晴らしい。
内科をやってる院長はほんと偉そうなだけの嫌な奴だったんだけど、いま診察してないみたい。
120214豊中市役所
豊中市役所地下の食堂でカレーライス360円。ここは長い間、私がこれまで食べた中で一番不味いカレーだったのだけど、10年ぶり位に食べて…やっぱり不味かったw
まあ一番とは言わないが。

昨晩見られなかったグラミーの続き、カビラ&クリステルと謎の外人女のトークをとばしとばししながら視聴。
ビーチ・ボーイズ「グッド・バイブレーション」、予想以上に辛い感じ。ブライアンはまあしかたがない、いるだけでいいです。でもマイク・ラブもたいがいに歌えていないのだった。前フジに出たときは懐メロバンドとしてぜんぜん悪くないと思ったんだけどなあ。前に出た若手の大所帯のバンドのトリビュート演奏が完璧すぎたので、その落差も大きい感じ。
スティーヴィー・ワンダーの呼び込みで登場したポール・マッカートニー御大は新作のスタンダードカヴァーモードで、ベースブリブリ弾きまくるところが観たかったのでちょっとがっかり。ホイットニーのこともあってか、番組全体に辛気臭かったので途中で観るのやめて消去しちゃったんだけど、最後にアビーロードメドレーを演奏していたみたい。まあいいか。
焼肉!
近所の焼肉屋でバレンタインの大虐殺を祝って、肉。

今日から受付開始のauスマートバリューにさっそく申し込んでやろうと思ったのだが、システムの不備でお客さまサポートのサイトが使えない。ダメダメじゃん。
そしてフジの早割外れた。

2/15(水)
橋下市長による職員へのアンケート、どう考えても問題あるだろ。何より恐ろしいのは、弁護士上がりの人間がああいうことをできてしまうということ。でも支持している人は例の光市の事件の弁護士懲戒請求の件もなにも問題だと思わないんだろうなあ。

昔1500円で買った2枚組のパンクコンピを聞きながら帰宅。
ピストルズではじまってロンドンパンク中心に威勢良くやったあと、ヴォイドイズ、テレビジョン、トーキング・ヘッズを経てニューウェイヴに向かう流れがなかなかグッド。曲はぜんぜんパンクちゃうやんっていうプリタテンダースのキンクスカヴァー「ストップ・ユア・ソビング」がいい感じ。


恥ずかしながら「あの夏で待ってる」が毎週楽しみに見ている。
信州の田舎町の高校の夏休み、自主映画(なんといまどき8mm!)制作を舞台にした惚れたはれたのどたばた…憧れの「センパイ」は実は本物の宇宙人…まあ恥ずかしいな。でもオモロイのだわ。
舞台になってる高校は、実際には小山田いくの「すくらっぷぶっく」の舞台と同じ、小諸の芦原中学校だって。小山田いくの絵は苦手だったな。

2/16(木)
キラキラで堀井憲一郎が坂本龍馬を持ち出して世直しを唱える人たちを軽く批判。
「坂本龍馬は命かけて地方分権国家を潰して中央集権国家を作ろうとした人なのに、地方主権を唱える人が船中八策とか何を言ってるんだと。小栗上野介を持ち出すんならわかるけど。」

3/10・11の旧グッゲンハイム邸のイベント、行けないことが確定(ノД`)

2/17(金)
風が冷たい。

明治食品の男の極旨黒カレー
「元気の源焦がしにんにく油&マカ入り」ってなんか凄いなww
120217男の極旨黒カレー1 120217男の極旨黒カレー2
たまたま点けたWOWOWでやっていたヘヴィメタルのドキュメンタリーを観て、寝る。

2/18(土)
トンチ「おたから」より「イナズマドン!」のPV

す、須原さん!

塩屋についたら雪景色でびっくり。
塩屋ワンダカレー店で定番牛すじカレー600円。
120218塩屋ワンダカレー

旧グッゲンハイム邸で早川義夫さんのソロライヴ。
10年ぶりの早川さんは、少し印象が軽くなって、それは悪いことではないと思った。
「伝説のアーティスト」ではない、生身のちょっとかっこ悪いおじさんが、以前と変わらぬ凄まじい迫力で言葉を音に乗せて噴き出しておられるのだった。
早川さんのサイン
「いやらしさは美しさ」の綺麗なピンクの見返しにサインをいただいた!

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【2012/02/19 03:50】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ヒミズ
先月TOHOシネマズなんばで観た園子温監督「ヒミズ」について。
最近のコミックについてはほとんど門外漢なので、古屋実の作品はこの「ヒミズ」どころか「稲中」すら読んだことがない。だから原作と比べてどうだということはないです。
いきなり大震災の津波被災地の映像から映画は始まり、その後も原発事故のニュース映像が流れたり、全編を通じて311以降の閉塞感が通低音として流れ続ける。被災地や震災を見世物にすることの是非とかいうことではなく、これだけの強度を持った現実の映像を(あえて言えば)「見世物」として成立させる困難に果敢に挑戦し、それなりの成果を上げている点を評価すべきだと思う。さすが、「自殺クラブ」とか「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」「恋の罪」と、現実の事件を積極的に取り込んで作品化してきたエクスプロイテーション作家園子温の面目躍如というところか。
瑕疵のない作品ではない。主人公がなぜ「オマケ人生」をあのように遂げなければならないと考えるようになったかが、実はなんだかよくわからない。ただ、世間の欺瞞を戯画的な誇張で描き出させたら園子温はピカ一だ。たとえば素晴しく立派な授業をしているのに、それがすべておためごかしとしか感じられない二人の主人公たちの学校の教師の描かれ方、とか。だから主人公や、主人公の分身である通り魔の心情に(恐ろしいことに)感情移入できてしまう。クソ幸せそうに安っぽい愛を歌うストリートミュージシャンと通り魔のシーンで心の中で「刺せ!刺せ!」と思わなかった者はいるだろうか?
あいかわらず過剰な描写の連続で、主人公の少年少女も容赦なく暴力的な荒廃した世界に晒され続ける。文字通り体を張って泥だらけびしょぬれになりながらも傲然と胸を張って世界に対峙する彼らの不屈のまなざしがいい。特に精神的に崩壊をきたす主人公を救い出す二階堂ふみの力強さ。人の救いは、かれの個人的な領域に土足で踏み込んでいくような、しかしそれを引き受けようというかのじょの個人的な覚悟から産み出された言葉にしかない。ラストのまったく救いのない、いつまでも行き着きそうにない未来に向けて二人が走るシーンは、だから特別に心を揺り動かされる。地震以降もっとも繰り返されたであろう言葉が、二人の間で切実な救いの呪文のように繰り返される。そしてそこに重ねて映し出される言葉を失うような被災地の光景。エクスプロイテーション(搾取)の借りは返された。

ヒミズ
(2011年日本/120分/カラー/アメリカンビスタ/ドルビーSR)

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【2012/02/17 01:57】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
魔法少女まどか☆マギカ展
2/11(土)
家族そろって、朝から地下鉄とニュートラム乗り継ぎ、南港ATCホールの「魔法少女まどか☆マギカ展」にでかける。
まどかマギカ展
いやーすごい人出であった。
個人的にすごく懐かしい感じの垢抜けない若い男子が多いけれど、けっこう女子もいる。なぜか決まってユニクロのプレミアムダウンジャケットを着たいかにも腐女子然とした女子に混じって、ゴスの率が高いような気がする。アニメのファンにゴスが多いのかそれとも「まどマギ」にゴスのファンが多いのかは不明。あと、ちょうどATCでコスプレの撮影会をやっていた関係もあってか、レイヤーの方もちらほら。まどかとさやかのコスの人を見かけた。
中にはうちのように親子連れもぱらぱらいるが、子供の年代を見ると、必ずしも子供が「まどマギ」のファンで親がついてきていると言うわけではないと思う。うちだって親が先だしなw

長ーい長い列に並んで物販コーナーにはいり、缶バッジやクリアファイルやシールやなんやと小物を買う。いやーみんな嬉々として搾取されておるな。キャラクターものの安いTシャツ、あんなんでも買う人おるんやなあ。予約販売品の劇団イヌカレーのTシャツは5800円と高価ながらかなりのクオリティでかっこよい。着こなす自信がないから買わないけど。奥さんはキュウベエくじで「インキュベーター」の名刺フォルダ当たって喜んでた。
一番のヒット商品はなんといってもマミさんのマスケット銃バームクーヘン。みんな1本2本かごに入れていたな。
マミさんのマスケット銃1 マミさんのマスケット銃2
銃身がバームクーヘンになっとるわけです。

選んだら選んだでまたここから会計の列が長い。ソウルジェム真っ黒。
今後アニプレックスだかニトロだかの方に検討いただきたい関連商品(うちの奥さんによる)
・まどかが魔法少女のらくがきをしたキャンパスノート
・まどかのピンクのリボン
・ソウルジェム型グミ(いろんな色が入ってて、いくつか真っ黒ににごった激辛グミが)
・杏子ちゃんタイアップうまい棒・ポッキー
なんかこういう作品との関連性の強いもんがファンには喜ばれると思うのだが。

目的のひとつだったカフェコーナーのキュウベエカレーは早々に売り切れていた(昼過ぎに復活していたが)のであきらめて、一時退出しATCのサブウェイでコスプレイヤー眺めながら昼食。
展示コーナーはあまり期待していなかったのだけど、それぞれの魔法少女のコーナーにわかれてスチルや関連小物が置かれ、本編のシーンを思い出してファンとしてはかなり楽しかった。
まどかの部屋 めがねほむほむ

さやかの戦い マミられに
等身大の魔法少女のジオラマがあるのだけど、暁美ほむらのコーナー(メガネバージョン)の人気ぶり、人垣になってまるで見えないほどなのには正直ビビッた。それに引き換え美樹さやかのコーナーはガラガラ…不憫すぎる…。
さやか ほむほむ
ほかに子供だましとしかいいようのないアトラクションに興じてスタンプ集めたり、それなりに楽しみました。

戦利品
戦利品の数々。おれバッヂだけでよかったんだけど、「設定資料集」とかそういうマニアックなもんまで買ってしまった。


深夜、WOWOWで録画していたNirvanaの1991年シアトルでのライヴを視聴。
おもむろにヴァセリンズのカヴァーから始まって、最大のヒット曲になる「Smells Like~」もさっさと序盤に演奏し最後まで突っ走る迷いのないステージがいい。
終始揺れ続ける手持ちカメラがかなりウザいが。

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【2012/02/12 03:51】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
市営グラウンドの駐車場/400発のビンタ/魔法少女カレー/ビブリア古書堂
2/4(土)
今朝の朝日新聞別刷りbeの「うたの旅人」はRCサクセション「スローバラード」。
ブレイク直前の暗黒時代の彼らを丁寧に描いている。この曲の共作者に名を連ねている当時の恋人「みかん」についても触れられていて、興味深い。八王子の市営グランドの駐車場で恋人と寝ていて、警官に起こされた実体験をもとに作った歌なのだけど、当初はもっと険悪なやりとりも歌われていたのを、「みかん」さんの助言で今のような形に改められたのだという。

深夜、ハードディスクに録画していた「魔法少女まどか☆マギカ」最終第11話・12話を再見。絶望的な展開から一転、愛と希望が救いだされる、なんというカタルシス。
Kオプティコムでレンタル中のチューナーを週明けにブルーレイ付きのものに交換するので、今のチューナーのHDに録画されているものとはお別れなのだ。

2/5(日)
深夜WOWOW「贖罪」の第5話「とつきとおか」・最終話「償い」をまとめて見る。
特に最終話、黒沢清の映像の仕掛け炸裂。霧に包まれて途方に暮れるラストの救われないこと。いやしかし話は酷いなあw

2/6(月)
トリュフォーの誕生日だったことをGoogle doodleで知る。
「大人は判ってくれない」鮮烈だったな。トリュフォーに限らず、初期ヌーヴェルヴァーグの魅力のひとつは、モノクロワイド画面の心地よさだな。

「大人は判ってくれない」だったら、やっぱり最後の海岸の移動がシビレるけれど、この遊園地のシーンも不思議だったな。ワイド画面のこんな構図、今の映画でありえないよ。

ひさびさにまともな雨。

2/7(火)
元ミドリの後藤まりこが「まどマギ」にハマっているらしい。へー。

ほんとは休みなんだけど、打ち合わせで呼び出され出かける。
アメリカ村のアバニコでビーフカレーランチ700円。セットドリンクはチャイ。電池切れで写真はなし。

ぜんぜん文章が書けない。ぜんぜん文章が読めない。
MTVでなんとなくキッスとクイーンのライヴをちら見しながら、ぱそこんをにらんでいたが、twitterのハッシュタグ#難波ベアーズあるあるがおもしろいのでそっちに流れたり。翌日も早いので寝ることにする。

2/8(水)
晩ご飯、魔法少女のカレーww ネタ以上のものはなにもない。
120208魔法少女のカレー1 120208魔法少女のカレー2
どうもATCの「まどか☆マギカ」展の前売りを買いに行った奥さんが、アニメイトでいろいろ買ってきたようす。 カレー以外にこんなんとか。
ほむほむ

娘が学校の図書館で借りてきてくれた三上延「ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち」(メディアワークス文庫)を読了。本に関わること以外は徹底的に他人とのコミュニケーション能力を欠くヒロインと、訳あって本を読むことができなくなってしまった主人公が、古書をめぐる事件を解決していくうちにお互いの関わりを深め、自己を発見していく成長譚。なかなか楽しいです。本屋大賞はどうかわからないけど、ラノベ系のレーベルながら、ヒロインが本を食べる妖怪まで行かない分、先行の人気シリーズよりエンタメ系一般読者にも受け入れられ易そう。「文学少女」と違って巨乳だしw

2/9(木)
ギリギリ最終に駆け込み…のつもりが、直前に石切で人身事故があったとかで最終の快速急行の運行が中止になってしまった。普通列車に乗せられゆっくりゆっくり1時間かけてなんばに…。当然地下鉄梅田どまりで阪急最終で帰宅。

引き続き、 三上延「ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常」(メディアワークス文庫)。主人公たちの間にも少し進展があって、ラブコメ的にもいい感じ。それはそうと、今出てる「時計じかけのオレンジ」完全版はそんなことになっていたのか。読み直さなきゃ。映画的には「I'm cured!」で第九がばーんと流れるエンディングがやはり圧倒的にカッコいいのだけど。

2/10(金)
心斎橋大丸B1のイートインコーナーMy Grill deli.でビーフカレー735円。
ステーキがのっていてイートインとはいえなかなか侮れないです。
120210MyGrilldeli
会議後堀江で打ち上げの飲み会。いつもより早いお開きだったので、丸ビルのタワーに寄り道。しばらく行かん間にニューミュージックのコーナーがなくなっていた。 ニューミュージックといってもアリスとかオフコースではない。
どうも飲み過ぎたようだ。梅田までは普通に意識があったのだが、地下鉄で立って吊革捕まっていたのに、ふっと気付いたら降車する次の駅だった。あわてて向かいのホームの電車に飛び込んだのだけど、こんどは席に腰かけたら気付いた時には1つ前の駅だった。永遠に帰りつけないかと思った。

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【2012/02/11 04:02】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
夢の人生
1/30(月)
急遽朝イチ出勤で地下鉄。眠い。朝の7時から通勤する人多いなあ。(それが普通)

帰りはいつもと同じ最終直前、信号機故障かなんかで奈良線ダイヤ乱れまくりで、とりあえずやってきた普通に飛び乗ったはいいけれど、やっぱり次の快速急行先着と言われ、20分くらい吹きっさらしの生駒のホームで待ってようやく乗れた。長い一日じゃ。
阪急の最終になんとか間に合い、この寒空に駅から30分歩くつもりはないので岡町からタクシーで帰宅。

1/31(火)
良くないニュースはたいがいtwitter経由。
マンション火災:55歳フリーライターが死亡…東京(毎日新聞)
え!川勝さん…!

冷たい冷たい晩。でも明日あさってますます冷えるって…。

2/1(水)
最近の水曜の深夜のテレビはサンテレビ「あの夏で待ってる」~NHK「ブラタモリ」再放送。

2/2(木)
難波のぷら~っと。カレー店 プコ家でプコカレー800円。プコが利いたかなり辛口のカレーなのだけど、もともとここのルー甘口なのでちょうどいい感じでいただける。ガーリックバターの風味もいい。
あと、食べ終わってからぶわっと汗が出るので、こんな寒い日にはもってこい。
120202プコ家

娘の誕生祝いにみなもと太郎先生の「風雲児たち」を、という奥さんのアイディアに乗り探し回る。難波周辺の新古書店を回って3件目、戎橋のBOOK・OFFで20巻そろい7000円で購入。
探している時に日本橋のコミックショップものぞいたけれど、やっぱりちょっと方向が違うか。わんだーらんどってかなり古くからあるような気がするが。昔は出版されているマンガの種類も少なかったし、阪急ファイブ5階の駸々堂コミックハウスにいけば王道のモノから同人誌までひととおり手に入ったものだけど、今はおたく系の店に行ったらアニメ系のものしかない。アニオタではない漫画ファンの人はどこで本を探すのだろう。やっぱりブックオフか。あ、まんだらけに行けばいいのか。

それはそうと、今オタロードでさかんに客引きしてるメイドさんて、9割がたが萌え系というよりギャルやんw

日本橋で寄った蒼月書房でHOSE「HOSEⅢ」購入。
店でかかってたmmmのアルバムがすごく良かった。バンド編成で、この間京都のJETSETで買ったCDRの弾き語りとはまた違った感じ。持ち合わせがなくなってしまったので買えなかったけど、他にもアニス&ラカンカのカセットとか、食指をそそられるものがいっぱい。

地下鉄で戻ってきたら家の近所は真っ白に吹雪いてる…。
一日遅れで娘の誕生祝いをし、「まどマギ」クライマックス第9話・第10話をみんな揃って視聴する家族団欒のひと時w
あ、ばか、10話最後の最後に流れるオープニングタイトルで切っちゃダメだって!
やっぱり南港のまどマギ展、行くべきだろうか…。

深夜家族が寝静まった後、WOWOWで「Patti Smith: Dream Of Life」を観る。パフォーマンスのシーンはそれほど多くなく、脈絡なくオフのショットが続く。正直タルい瞬間もあるのだけど、不意にパティの言葉の鋭さに引き戻される。目が離せん。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

【2012/02/03 03:48】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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