口火事/殺しのブルース
11/25
雨が上がってむちゃあったかい。

昼飯にこの間初めて行って気に入った難波中のプコ家で牛すじプコかつカレー950円。
こないだ頼んだプコカレーにプラス50円でかつが付くというのはお得っしょ。
出された時にツンと香る青唐辛子の香り。ところが、この間はさほどとも思わなかったのに今回は辛い辛い。もったいないからつい全部きれいに食べてしまったのだけど青唐は少しよけておいた方がよかったのかも。ルーの甘みを感じる余裕もなかったので、次回は情けないけどプコチュ抜きのネギカレーにしようか。
091125プコ家
カレーのせいだかなんだか、夜までに急に口じゅうに口内炎が発生してしゃべるのも難儀に。

11/26
口内炎は少しおさまっている。
今日も暖かい。

iPodの容量に余裕があるもんだから、しばらくあまり聞いてなかったCDを手当たり次第にインポートして聞き返してみるテスト。

Pharoah Sanders「Meditation take 2」、クラブを中心に評価の高いというテレサ期以降のコンピレーション。メロウすぎて物足りない。フォラオ(ファロア?)・サンダースを聞き始めたきっかけは90年代になってビル・ラズウェルと組んだ「Message from Home」だったのだけど、あれは今聞き返したらどうだろうか。確か同じ路線の次作がしまらないアンビエント風のものでかなりがっかりした覚えがある。メロウだったりアンビエントだったりするのが悪いわけではない。もちろんクサくブロウが炸裂する過剰な大曲も好きなのだけど、そうでなくても、たとえばインパルス期の人気曲「Astral Traveling」みたいな静かに張り詰めた緊張感にあふれた傑作に並べるとこの時期のメロウ路線は「スピリチュアル」を名乗るにはいささか分が悪いような。

Fela Kuti「Jazz Side Of Fela」、アシッドジャズの親玉ポール・ブラッドショーによるフェラ・クティのコンピレーション。まるでひっかからず、1曲目でシャッフル。

巻上公一「殺しのブルース」。82年の初ソロ作「民族の祭典」から10年後に発表された第2弾カヴァー歌謡集なのだけど、ジョン・ゾーンプロデュースによるNY人脈総出演でかっちりとしたバッキングが前作に比べるとちょっと窮屈な印象だった。その印象はさほど変わらないが、よくできているので、楽しめることは間違いない。それにしても凄いメンツだ、買った当時は気がつかなかったけど、「マリアンヌ」のバックがペインキラー(ジョン・ゾーン+ビル・ラズウェル+ミック・ハリス)+灰野敬二とか、狂ってる。ベストトラックはラストのタイトル曲、鈴木清順の「殺しの烙印」のテーマ曲です。今回紙ジャケ再発されているとのことなので、(CDオリジナル作の紙ジャケって?という疑問はさておき)未聴の方はぜひ。私はアナログでしか持ってない「民族の祭典」をこの機会に買いなおそうかな。個人的にはこっちの「軽み」が好きです。

おとうた通信」によるとダニエル・ジョンストンの再来日が決定だって!
2/8(月)心斎橋クラブクアトロ。ぶらぼー!
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【2009/11/27 01:20】 | カレー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
誰だ!/メモリーズ
11/23 勤労感謝の日
勤労に感謝して無為に過ごす。寒かったし。
ちょっと前に録画していたBS2の電気グルーヴ20周年特番を見る。

あのねーちゃん誰だ!

11/24
土曜日一日出かけてたから、まあ3連休みたいなものだったし、久しぶりの仕事。
「MUSIC MAGAZINE」12月号、加藤和彦追悼特集。
「帰ってきたヨッパライ」を耳にしたことくらいはあったにしろ、フォークルは知らなかった。子供のころ、あの神様の声を岸辺シローだと思い込んでいて、いまでもあの声を聞くたびに頭の中では白いシーツをまとった岸辺シローが頭にわっかを乗せている。ミカバンドは高校時代FMをよく聞いていた頃「タイムマシンにお願い」が楽器店のCMに使われていて、しょっちゅう耳にしていたが、そのころ同級生の加納君に薦められて聞かされた髪を虹色に染めたフュージョンギタリストがこのギターを弾いているとは想像もつかなかった。「家をつくるなら」は「この木何の木」と頭の中で一体化している。ヨーロッパ3部作のころ、ニューウェイヴァーを目指していたのに、どうもビンボ臭さが抜けなかった自分には、ヨーロピアンなデカダンのかほりは鼻についていけ好かなかった。
ミカバンドは別として、まともに加藤和彦の曲を聞いたのは、ギューンからトリビュートが出た頃、たまたま買ったこのベスト盤でだ。変な話だが、オーケストラアレンジにシビレた。それなりにトシをとったということだろう、若い頃はストリングスってイモくさいとか、大仰だとかしか感じなかったものなのに。1曲目の「メモリーズ」のイントロに涙し、「僕のおもちゃ箱」の分厚いサウンドに圧倒され、ギターの逆回転と絡む「オーブル街」や「9月はほうき星の流れる月」の大々的にアシーッドなストリングスアレンジには度肝を抜かれた(ま、これはクニ河内さんの仕事みたいなんだが)。そして大事なのは、これがどれも加藤さんの細かく震える歌声に非常によく合っている点。他にあんまりオリジナルアルバムも聞いていないので、僕が加藤和彦について語れるのはそんなところなんだけど。

加藤和彦
EMIミュージック・ジャパン
発売日:2002-12-11

夜、雨。

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【2009/11/26 01:16】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
LDK「二つの午後」発売記念ライブ(11/22、梅田シャングリラ)
ふちがみとふなとと友部正人によるLDKのミニアルバム発売記念ツアーの最終日、シャングリラで行われた大阪公演に行ってきました。座席の並んでるシャングリラ初めてだなー。

前半は「ダイニング」ふちがみと「キッチン」ふなとの二人による演奏からスタート、まずは渕上さんによる訳詩のリフレイン、「ただじっと見つめていよう愛されていることがわかるだろう」というフレーズが泣かせるCSNYの「Teach Your Children」です。これまた大好きな「坂をのぼる」「これから」と3曲演奏したところで「リビング」友部正人登場、LDKの演奏となります。「Nalala」で始まるこの前半のセットは、ふちふなのレパートリーが中心。
友部さんのバックで渕上さんと船戸さんが声を合わせてコーラスをつける「地獄のレストラン」や、友部さんがギターを置きふなとさんのベースだけをバックに渕上さんと並んでユニゾンで歌う「トライ・トゥ・リメンバー」など、どの曲も楽しいです。友部さんの歌声いいなあ。「歌う人」、友部さんはダニエル・ジョンストンのことをふちふなを通じて初めて知ったというのが少々意外だった。このセット最後は3人走りながら歌う詞渕上・曲友部の「走る人」。

休憩を挟んで後半は、今度は逆に友部さんのソロに始まり友部さんのレパートリー中心のセット。友部さんの曲は(LDKのアルバムに入っている曲以外は)初めて聴く曲ばかりなんだけど、その詞の強度と歌の魅力にすっかり打たれてしまった。
ソロパートではふちふなの二人に捧げた詩の朗読も披露されてました。渕上・船戸を加えての演奏ではユニゾンの歌唱が中心の前半とは趣を変えて、「歯車とスモークドサーモン」のように渕上さんが小物使いに冴えを見せる曲や「別れ」のように渕上さんのコーラスをバックに友部さんが詩を語る曲などバラエティを見せる。その「別れ」という曲と、その次の曲(これだけタイトルがわからなかった)逆に抽象度の高い友部さんの歌に渕上さんが関西弁のイントネーションの語りをかぶさる曲が凄くスリリングで面白かった。
LDKのアルバムにも入っている「言葉がぼくに運んでくるものは」は爆走する船戸さんのベースと友部さんのハーモニカの絡みが非常にかっこいいです。

アンコール、「老人の時間若者の時間」とふちふなと友部さんを結びつけるきっかけとなったディランの、というか友部さんの名訳詩「Don't Think Twice, It's All Right(くよくよしないでね)」。

LDKのアルバムのように親密な空気のあふれるいいライヴでした。
本当は前日の拾得で見たかったんだけど、シャングリラのようなちゃんとライティングのあるようなステージでふちがみとふなとを見るのは実は初めてで、そのパフォーマーとしての実力を再確認しました。あと友部さんの詩と歌の力強さときたら。

物販で友部正人「歯車とスモークド・サーモン」購入。
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【2009/11/23 12:10】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
甲府出張
出張。朝8時の新幹線に乗ってまず名古屋に。名古屋で9時発のしなのに乗り換え、木曽川を見ながら2時間、今度は松本で中央線スーパーあずさに乗り換えて1時間で12時過ぎに甲府到着。
木曽川ぞいや、長野県内を眺めていた時はあまり思わなかったのだけど、山梨県に入ったあたりからの風景が、荒れていない日本の田舎然として心地よい。風に吹かれるすすきが目に美しい。雪化粧した富士山が予想以上に峻厳に映るのは、いつも新幹線から見る裾野からの姿と違い、頂の部分だけ突き出しているからなんだろうな。
ふじさん
釜めし弁当 舞鶴城
昼食は車内販売の釜飯弁当。
甲府駅でのわずかな空き時間に駅のそばの舞鶴城あとをのぞく。思ったより暖かくてよかった。
甲府ではとあるセレモニーに出席した。アトラクションは地元のアマチュアオーケストラと声楽家の演奏。演奏した曲の中で「サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーがちょっとよかった。ベタだけど、"Climb Every Mountain"が好きだ。

懇親会を終えて19時半に甲府駅出発、あずさの中で1時間熟睡して乗り換えの塩尻に降りると、さすがに寒い。塩尻からのしなのは鼬のような小動物と接触したらしく、木曽福島を出たところで安全確認のため15分ほど停止、おかげで名古屋で乗るはずの新幹線が1本遅れて0時半帰宅。

今日の旧グ邸のにかさやはどうだったんかな、行きたかったなあ。

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【2009/11/22 02:10】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
まなづる
川上弘美「真鶴」 (文春文庫)再読。
前回読んだ時は現実と幻想の区別のない描写にまず度肝を抜かれたのだけど、今回はたとえば最終章の爽快さとか、独自の言葉遣いで描かれた官能の濃厚さなどにはっとさせられたのであった。
読み終わるまでに時間がかかったけど、決して読むのに時間がかかったわけではない。単純にこっちの問題で、ジリジリして、本を読むような気になれずに(また、文章も書く気になれずに)電車の中でパソコン開くとスパイダソリティアばかりやる日が続いたのだ。今もあんまり変わらないけれど、実は読み出すとするすると読める。川上弘美って凄いなあと思う。

ということで川上弘美「ハヅキさんのこと」 (講談社文庫)購入。
あともう一冊桐野夏生選の短編アンソロジー「我等、同じ船に乗り心に残る物語―日本文学秀作選 」(文春文庫)、まあひさしぶりにちゃんとしたアンソロジー読んでみたかったんです。
有島武郎なんて読みたくないです。こんな気もちに余裕のないときに。

「ユリシーズ」という新しい音楽雑誌が出ていた。ほとんどひとりのインタビュアーが西海岸で集めてきた思い入れたっぷりの特集「フリー・フォーク」。力はいってる。いまいち得意な分野じゃないんだけど、とりあえずデヴェンドラ・バンハート聞きなおしてみようかねえ。

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【2009/11/21 01:22】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
いんぐろ
海外からのコメントスパムが最近多くなってるとは思ってたのだけど、昨日は1日で160件もついていた。こんなところに送っても効果ないだろうに。
さすがに手で削除するのもめんどくさくなってきたので、英数字のみのコメントにフィルタをかけることにしました。効くのかな。
外国の読者のみなさん、ごめんなさい、今後コメントは日本語か中国語でください。いや、いままでなかったけど。

インバス
「イングロリアス・バスターズ」略して「イングロ」、面白いのかな。

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【2009/11/17 13:00】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
PUNX NOT DEAD
なんばのタワーレコードで、普段行かないPUNK/HARDCOREの棚をうろうろ。探していたSFPの新しい奴は見つからず。そうか、銀杏ボーイズとかマキシマムホルモンとかが今PUNKといわれるジャンルなのね。ミドリとかスターリンはJ-POPのコーナーなのにこの線引きは年寄りにはわからんなあ…。
お、OUTOがあるじゃん。そしたらOUTOの横になぜだかオクノ修さんのコーナーが…。これはさすがに違うと思うのだけど…。
コーナーに1枚だけ入っていた「帰ろう」を引き取って帰った。ニューウェイヴなときもあった人だし、もしかしたらこのアルバムはバリバリハードコアなのかもしれないという期待をほんのちょっとだけ抱いて。
OUTO/オクノ修

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【2009/11/15 21:42】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ディアハンター
20091113024245
阪急曽根駅前の喫茶店ポレポレのディアミートカレー650円。
なんかバターの風味の香る優しい手作りカレーです。かんじんの鹿肉は…細切れのがふたきれほどしか見当たりませんでしたが。煮込まれて溶けてるのかも知れません。


休みだけど昼間は散髪したくらいであとは持ち帰り仕事。一日あったのにエンジンかかったのは夕食後で、結局この時間かい。

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【2009/11/13 02:42】 | カレー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
軽音楽ジャンボリーseries vol.2「第1回軽音楽とジャンボリー」(11/8、塩谷・旧グッゲンハイム邸)
旧グッゲンハイム邸というのは神戸市垂水区塩谷にある明治の末に建てられた洋館なのですが、ここ数年自主企画で面白そうなライヴをよくやっていて一度行ってみたかったところ、今回大好きなゑでぃまぁこんを始めとして、ずっと見たいと思っていた三田村管打団?や、他にもこの間の瓜生祭の出演者のからんだユニットなど、面白そうなバンドがいっぱい登場するということで、出かけて来ました。

日暮れまでは庭と室内交互に、日がくれてからは室内の最高のロケーションで生音中心の楽しいライヴをたくさん見ました。天気もよかったしフードも美味かったし、楽しかった!
レポは一応書きだしてるんですが、いっこうに書きあがらんので、とりあえず、ピンボケ気味の写真を何枚か貼っておきます。
popo アキビンオオケストラ
中尾トリオ 三田村
梅田哲也 旧グ邸

出演
popo/Lal/アキビンオオケストラ/中尾勘二トリオ/三田村管打団?/HOSE/BRAZIL/梅田哲也/川手直人/ゑでぃまぁこん

トリのゑでぃまぁこんは2月以来久しぶりに見ることができました。この間2枚の傑作アルバムを出していることもあってか、「あみめ」も「塵散舞埋」も「麻雀砂漠」も「丘へ」も「真夜中の音楽」さえもやらない新しい曲中心のセットでかなりビックリしました。前回見たときはまだ違和感があったモツさんのスティールも、しっかりゑでぃまぁこんのサウンドの一部に溶け込んでいて、かつ存在感も出していて、ああやっぱり新しい段階にはいったんだ、と感じた次第。12月のベアーズ(テニスコーツとのツーマン)もすごく楽しみ。
<セットリスト>
1.最後のあかり(?) 2.冬の日 3.流れ星(?) 4.みらいのくうき 5.影列車 6.木肌 7.木霊 8.窓辺のふぁふぁふぁ 9.雲にのる E.とらとらいおん
(?)は多分新曲で曲名違うかも

(11/15いまさらながら追記
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【2009/11/11 01:17】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
京都造形芸術大学瓜生山祭09「瓜生山ライブ」(11/3、京都造形芸術大学B11・K41教室)
寒い天気のいい休みの日に、京都造形芸術大学の学祭にライヴを見に出かけてきました。
いや学園祭のライヴなんて久しぶりです。10年位前に大阪市大でボアダムス見て以来じゃないかな。

京都造形大は叡電の茶山の駅からあるいて10分くらい、白川通ぞいの山にへばりつくように校舎が点在するアンチバリアフリーな大学です。白川通に面した巨大な階段を上がり、金色に輝く岡倉天心先生の銅像の脇をさらに少し上がったところに会場そのいち望天館B11号教室がありました。ここは小ぶりなステージにスクリーンもついてたりする、ちょっとした多目的ホール風の教室。出かける時間を計り損ねてもたもたしていたら、たどりついた時には最初の三田村管打団?のラストの曲だった。うう、残念、一度ちゃんと見たかったバンドなんだけどなあ。小さいステージ上は2台のドラムだけで、ステージ前にずらりとホーンセクションが並ぶさまはなかなか壮観だった。
続いて登場は梅津和時。清志郎のバックとかではなく梅津さんのメインのステージを見るのは初めて。今回はKIKI BANDの「梅津和時、演歌を吹く。」の曲を中心のソロのセット、最初はRCなんかでもおなじみの少しクサ目のブロウからフリーに炸裂するスタイルの「唐獅子牡丹」からはじまり、続く「夢は夜開く」はソプラノサックスに持ち替えて、細かいビブラートでメロディがほとんど判別できないトリッキーな演奏でかっこよい。最後の曲ではアルトとソプラノのサックスを同時にくわえて演奏するという大技(おお、ローランド・カークのやってたあれだ!)も。

セッティングの時間の間に校内をぶらぶら。模擬店の横を通ってひたすら階段を上りついた一番上にある、もうひとつの会場興心館K41号教室を下見に。こっちはB11のさらに半分くらいのサイズのフリースペース風の教室で、中川裕貴さんという人のチェロのパフォーマンスが始まるところだった。
B11に戻ると、ステージ上にはすでにおじさん4人がこじんまりとセッティングをすませて、曲を演奏中。えらく早く始まった?と思ったらどうやらリハーサル中のようす、ステージ上で普通に打ち合わせをしながら、その場で新曲の説明をメンバーにしたり、いきなり最初にやることになった「昼の歌謡曲」のテーマ曲を思い出したりしているのが面白い。
公開リハーサル状態でをいっぺん通して演奏したあとで、客電が落ち、ボーカルの「昼の歌謡曲!」という発声に続いて「昼の歌謡曲」が再度演奏され、正式にかえる目のライヴが始まった時点で、すでにかえる目の空気がすっかり出来上がってました。
2曲目「あなたがおいしいと言ったから食べた」という歌詞の「ふなずしのうた」でその世界に引き込まれ、3曲目の「三井寺で梵鐘の説明を読んでいるときにユーミンがとり憑いてできた」という「あの寺にかえりたい」や続く「新世界で串かつ食ってる時にいきなり頭の中にユーミンが(ry」という「やさしさに包まれた」のあたりですっかりファンになってしまっていた。このあとも「生まれた頃から歌が好きな歌子さんがおじいちゃんの思い出のとんかつ屋さんや岬の歌について回想する」歌や、「別府の砂風呂に首まで埋められ公衆に晒されながら頭の上を通り過ぎる風景を描いた」歌など、とにかく歌の世界が独特。これが大学の先生然とした風貌の眼鏡をかけたオッサンによって、時おりファルセットに裏返るまさにユーミンマナーのポップなメロディに乗せて歌われるから実に不思議な感じ。ヴァイオリン、エレキギター、パーカッション(おもちゃのようなタム&シンバルのみ)&クラリネットというボトムレスかつ弱音の独特の編成のメンバーによる手堅くかつ絶妙にはずしたバッキングが、日常からほんの少しだけ足が宙に浮き上がった微妙に非日常な空気をかもし出していて素晴しかった。
細間宏通a.k.a.かえるさんのどこにも行き着かない喋りがまた最高におかしくて、おかげで最後はおしまくってタイムアウトで終わりだったけど、これはぜひ一度カフェクラスの小さい会場で行われるワンマンでじっくりその世界を味わいたいと思いました。

かえる目がおしまくったので、少し聞けるかなと思った続く山本精一さんのDJはあきらめ、階段を駆け上がってK41に移動。予定ではテニスコーツが始まっている時間だったけど、こっちもおしていて、銀色のウィグをつけた小柄な女性のダンスをフィーチャーしたBING a.k.a.カジワラトシオのパフォーマンスの真っ最中。赤・黄・青と時間とともに色の変わる蛍光灯のあかりに照らされたフロア中央にセッティングされた4台のターンテーブルに、あたり一面に散らばったレコード盤をとっかえひっかえかけ、ノイズ交じりのアンビエントなサウンドを作り上げていく。進行が押していなかったら見ることはなかったのだから思わぬ拾い物。

続いてのTenniscoatsが今日の第一のお目当てでした。今日は植野さんアコースティック・ギターとさやさんはアコースティックギターやメロディオン風のおもちゃ楽器、キーボードなどというシンプルな編成。これに時おりさきほどのBingさんがポケットテレコの再生音や早送りのきゅるきゅるいうノイズなどをかぶせる。さやさんの歌の良さをシンプルに浮き上がらせる素晴しいステージでした。
曲目はさっぱりわからないのだけれど、1曲目「てんぽらちゃ」(同名のアルバムには収められていないけれどこういうタイトルとしか思えないw)にはじまり、終盤では僕の好きな「嗚咽と歓喜の名乗り歌」もやってくれました。終盤、さやさんが「なぞなぞだらけのイーンディアン!」とコールすると植野さんがギターで返すというパートがあったんだけど、そのうちにさやさんにせっつかれるように恥ずかしそうに植野さんが歌で返すというと場面が楽しかった。あと、最後の曲の最初、ふたりでマイクをはなれステージの前の方に出てきて音を出し始めたところとか。
かえる目にしてもテニスにしても、見そこなった三田村管打団?にしても、あるいは梅津さんもそうだったのだけど、この日は小さな会場ならではの、PAを通さない生音の醸し出す空気の心地よさが魅力のライヴをたくさん体験できたのが何より良かったと思う。
そういえばかえる目の時、途中で後ろの方で赤ちゃんの泣き声があがって、演奏中のメンバーが一瞬凄く嬉しそうな顔をした、あの瞬間、よかったなー。

屋台でトッポギとチジミを買って食べたらこれがけっこう本格的で美味かった。売り子のおねえさん韓国人留学生ぽい。腹ごしらえしてトリはneco眠るで大盛り上がり、なのでした。

せっかくここまで出てきたんだからということでガケ書房に寄ったら、湯浅学さんといしいしんじさんのサイン会をやってた。このあと湯浅湾のライヴもあるらしい。湯浅さんのサインは少し欲しかったけど、昇り降りが祟ったか足腰がガクガク言い出したので早々に退散、京都駅まで満員の5系統に揺られてポルタで蕎麦食ってほうほうの体で帰宅。いやあ若い人たちは元気そうでよろしいなあ。
岡倉天心先生 三田村管打団?
BING a.k.a.カジワラトシオ あとむ

物販でかえる目のセカンドアルバム「惑星」購入。

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【2009/11/06 01:22】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
なんと
VMCでなんとなく最新J-POPのPV流していてふと、見覚えのあるお顔が…
なーんとぺ・ドゥナさまじゃあーりませんかー!!!!!!!!!!

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【2009/11/05 23:55】 | YouTube | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
11月はほうき星が流れる時
9月に開店したばかりという難波中のぷらっとカレー店プコ家で牛すじプコカレー、サラダがついて900円。
これは凄いです。写真のカレーの上にかかっている緑のもの、片方は青ネギなんですが、もう片方は何だと思います?これプコチュという韓国の青唐辛子なんだそうです。いやこの千切りの青唐は実はそんなに辛くないのですが、ルーにはこのプコチェが粉で使われているようで、かなり辛いです。ただ、口の中真っ赤とかそういうのかというとそうでもなくて、意外に平穏なのはよく煮込まれたフルーツや野菜、すじ肉の甘みのおかげかと思われます。これは美味い。ネギとの相性もばっちり。
でもやっぱり辛いは辛い。食べ終わって外に出たらじっとり汗ばんでいるのに気づきました。今日はかなり寒かったにもかかわらず。
ここはお薦め。
091102プコ家

iPodの容量が増えたもんで、何をいれようかといろいろ試行錯誤。72年の春一番ライヴ10枚組入れたりしたけど、こんなん聴くんかな。
ふと思いついて羅針盤のライヴ会場などで売っていたCD-Rを何枚かインポートしてみた。ちゃんと曲名が表示されるところを見るとどこにでもマメな山精ファンがおるんやなー。
「Rashinban's Psychedelic Sessions '04」というCD-Rは30分の長いインスト曲と山本さんのソロ作「なぞなぞ」に収録された「沈黙」の羅針盤バージョンからなる2004年の作品。羅針盤バージョンといっても実は山本さんとチャイナさんの二人だけによるセッションである。長いインストのほうはだらだら長いだけの即興曲というわけではなく、ギターが何重にもダビングされていて、立派に聞かせてくれる。正規のCD作とはかなり趣きが異なり、のちの山本さんの活動で言えばサイケデリック・ジェット・セッツでやっていることに近い感触かな。
このほかにライヴのRとか聞いて、ああ、このライヴ行ったなあなんてちょっと懐かしく思い出したり。
自転車を走らせる駅からの帰り道がえらく寒くて、ああ、もう11月だもんなあなんて思ったところで、はじめてまたチャイナさんの命日が近づいてることを思い出したのでした。

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【2009/11/03 01:00】 | カレー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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