P-VINE神。
二階堂和美による弾き語りカヴァー集「ニカセトラ」がようやく12月5日にP-VINEから出ます。ずーっと作成中ということだったのでライヴですでに歌われている曲も多いです。これは楽しみ。
スペースシャワーTVのDAXにPVが上がってたのでささやかな応援をかねて貼っておきます。

「話しかけたかった」「白いパラソル」「夏のおじょうさん」「世界でいちばん暑い夏」のメドレーです。
「話しかけたかった」いいねえ。「白いパラソル」のなりきり聖子ちゃんぶりがちょっと笑っちゃいます。あとやっぱりニカさんカープのファンなんですかね。
二階堂和美『ニカセトラ』

それにしてもP-VINEのリリースはツボだ。
もともとはブルーズとか黒人音楽の渋いとこを復刻するレーベルだったと思うのだけど、最近はポストロック系の地味なところとか邦楽の注目どころの新作もガンガン出してる。
12月のリリースでもアーサー・ラッセルの復刻とか、埋火とか、FUNKADELICのレアトラック集とかもうジャンルばらばらなのにどれも買ってしまいそうなアルバムが次々にリリースされる。
そしてなんと言っても暴挙とも言うべき快挙は山本精一のメインプロジェクト想い出波止場の全作品再発。90年代にアルケミーからひっそりとリリースされ、関西の音楽シーンに大きな影響を与えた諸作が、今ようやく世間の耳を迷わせることになるのでしょうか。おまけに山本精一の名作エッセイ集「ギンガ」まで再刊してしまうという。素晴しいです。
想い出波止場7タイトル+山本精一『ギンガ』復刻!―blues interactions, inc.
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【2008/11/30 00:02】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
歓喜、慙愧、紙吹雪
打海文三「覇者と覇者 歓喜、慙愧、紙吹雪」(角川書店)読了。読み終わっちゃったよ。
今回も孤児部隊の内乱終結に向けた最後の戦いを描く上巻と、テロが引き続く東京を舞台に少女ギャングの活躍を通して平和の行方を描く下巻の二部構成ながら、下巻の半分のところで作者急逝のため惜しくも未完となってしまった。今回刊行された最後の章までしっかり完成した形で登場人物の活躍が描かれているだけに、主人公の孤児部隊長カイトに平安な生活が訪れるのかどうかの結末を作者の手で締めくくってもらえなかったのは残念ではある。ただ未完という形で永遠にこのあとは存在しないので、本当の意味で物語を読み終えることなくいつまでも結末を想像し続ける楽しみは残されたわけだ。

クリスマス
街はクリスマス迎撃体制完了です。

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【2008/11/29 01:14】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ミス・ホリー・ゴライトリー、旅行中。
カポーティ「ティファニーで朝食を」(新潮文庫)、村上春樹による改訳の文庫化です。
例によって読み比べてみましょうか。冒頭部です。

私はいつでも自分の住んだことのある場所―つまり、そういう家とか、その家の近所とかに心ひかれるのである。たとえば、東七十丁目にある褐色砂岩でつくった建物であるが、そこに私はこんどの戦争の初めの頃、ニューヨークにおける最初の私の部屋を持った。それは屋根裏家具がいっぱいつまった一部屋で、ソファが一つと、暑い日の汽車旅行をを思い出させるような、あの気持ちのいらいらする、とくべつに赤いビロードを張った、ぼこぼこした椅子がいくつかあった。

(滝口直太郎訳)


以前暮らしていた場所のことを、何かにつけふと思い出す。どんな家に住んでいたか、近辺にどんなものがあったか、そんなことを。たとえばニューヨークに出てきて最初に僕が住んだのは、イーストサイド七十二丁目あたりにあるおなじみのブラウンストーンの建物だった。戦争が始まって間もない頃だ。一部屋しかなくて、屋根裏からひっぱり出してきたようなほこりくさい家具で足の踏み場もなかった。ソファがひとつに、いくつかのむくむくの椅子、それらは変てこな色あいの赤いビロード張りで、いやにちくちくして、まるで暑い日に電車に乗っているような気がした。

(村上春樹訳)


ちなみに原文はこんな感じです。

I am always drawn back to places where I have lived, the houses and their neighborhoods. For instance, there is a brownstone in the East Seventies where, during the early years of the war, I had my first New York apartment. It was one room crowded with attic furniture, a sofa and fat chairs upholstered in that itchy, particular red velvet that one associates with hot days on a train.


"draw back"は「心ひかれる」じゃなくて「ふと思い出す」が正解だろうな。あと「屋根裏家具」ってなんだ?
さすがにこなれ具合がちがいますね。でも原文の簡潔さに比べると説明的に感じてしまうのは翻訳の宿命というもんでしょうね。
カポーティは「冷血」に続く新訳の文庫化で、このあと新潮文庫はサガン、ヘミングウェイ、ジョイスと改訳が毎月一冊出るようす。個人的には6月刊行予定の「フォークナー短編集」がちょっと興味ある。これも旧訳は滝口先生で結局読めなかったんだ…。


憂国のおかき屋さん、播磨屋本店から季節のご挨拶が届く。
でも今回はあんまり激しくないな。偽装事件に対して聖書の「汝らのうち罪なきものまず石を投げ打て」を引いて節度ある対応を求めていたりする。
これ、どうも微妙にいくつかのバージョンがあるみたいなんだなあ。
HPに掲載されている奴(これとか)なんか、もっとぶっ飛んでいるんだけど…。

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【2008/11/28 01:29】 | | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
エコロジーに、ロハスに、…そしてちょっぴりトロピカルにお届けします。トゥルットゥ、トゥルットゥ。
今日も小春日和。夜勤明けの奥さんと自転車でぶらぶら。
南桜塚のCafe Midiでランチ。
エコでロハスで手作りな小洒落たお店ですわ。まあオサーンひとりでは絶対来んわな。
週替りのワンプレートランチ+コーヒーをセットで1000円。黒米に和風ハンバーグに、大根のあんかけに…なんかそんなん。
081126Cafe Midi

来月で休刊になる「Lmagazine」1月号。文房具と戯れる蒼井優たんがカワイイ

あとニカさんが載ってたり、お笑い特集のすみっこにテントさんが載ってたり、やっぱりこういう情報誌がなくなるのは寂しいよ。
桐野夏生「東京島」(新潮社)読了。「メタボラ」の続きって感じ。ラストはちゃんとハッピーエンド(か?)でいい湯加減のデタラメさで大笑い。

Cafe Midiで絵本とか「クウネル」とかきくちゆみが出るイベントのチラシなんかに混じって食パン毛布という小さいフリーペーパーを発見。ヤマザキのスペシャルサンドについてとか向日市についてとかとっさの中国語とか連続OL小説とか、うすぼんやりとしたとりとめのない文章を無駄にかわいらしくパッケージングした志の高い個人誌で、たいそう感銘を受けました。日焼けサロン「クルム・ダテ・キミコ」のノーマル(RIKACOコース)30%offクーポンなんかも付いていてお得です。ビバ・ロハス!またカフェに行く張りができました。(たぶんどっか別のところ…メニューにカレーのある…)

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【2008/11/26 17:11】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
日本民家集落博物館まつり
小春日和の暖かい日。
服部緑地の日本民家集落博物館で入場料半額でいろんなイベントをやってるというので出かける。
飛騨白川の民家

この博物館は日本各地から集めた12の古い民家を移築・復元展示している珍しい野外博物館だ。近所にあっていつも通勤の時にそばを自転車で通っているのだが、中に入るのは初めて。思ったよりずっと広い敷地に柿の木や広葉樹、竹林とともに古民家が点在していて、天気がいいこともあり居心地がいい。
立派な南部の曲家で河内長野の七望流手打ちそばの実演を観て打ち立てのそばをいただいたり、大塩平八郎も使ったといわれる茶室で煎茶いただいたり、大変楽しませていただきました。
たまたま茶室でご一緒した博物館のスタッフの方が、ただ展示しているだけではなく、人が生活している状態を残していることに意味があるとおっしゃっていた。毎日ふすまを開け風を通し、いろりに火を入れることで建物が維持できるのだそうだ。実際にいろりや竈に火の入った状態の民家に入ったけれど、家の中煙だらけになるね。でもそうやっていぶされることで虫が付かなかったり、雨漏りしにくくなったりするんだそうだ。個人的には煙の香りは好きです。
七望流手打ち蕎麦 摂津能勢の民家の竈

大阪センチュリー交響楽団のメンバーによる木管五重奏(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)のミニコンサート。財政難で橋下にプレッシャーかけられてるセンチュリーさん、がんばってます。こういうところで音楽っていいなあ。
センチュリー交響楽団@大和十津川の民家
予想以上に気持ちのいいところだったのでまた立ち寄ろうと思う。
夏も天井が高いから涼しいんだそうだ。

梅田に出てうろうろ。タワーレコードで再結成SPEEDがかかってる。HIROの声がロボ声になったり…するわけもなく、ぜんぜん変わっていないことに驚く。しかしジャケットを見て、どれがだれかさっぱりわからなくなっているのにさらにショックを受ける。
ようやくあらかじめ決められた恋人たちへ「カラ」購入。
ヨドバシ香港蒸籠で食いすぎ。

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【2008/11/23 20:19】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
もう夢は急がされている帰れない二人を残して
相米慎二特集、「東京上空いらっしゃいませ」(1990)。実はちょっと前に見ていたのだけどね、さすがに「雪の断章」見てしまうと小粒に見えてしまう。死んだ主人公が天使の計らいで地上に戻って自分の生を取り戻そうとドタバタという、昔のハリウッド映画のような人情コメディを職人的に作ろうという試みだったのかなと今見直すと思う。「雪の断章」以来5年ぶりのアイドル映画とあって、あえてその反省もあって別のベクトルの映画を作ろうとしたのかもしれない。それでも「雪の断章」の岡本舞の部屋を思わせる中井貴一のマンションの部屋だとか、「セーラー服と機関銃」の「ふとっちょ」三國連太郎の部屋を思わせる奇っ怪なつるべの社長室とか、「相米印」とでもいうべき空間設計は健在だし、かなりおとなしめになっているとはいえ基本長回しの演出スタイルは変わらない。クライマックスは今回もミュージカルシーンで陽水「帰れない二人」という選曲はグッド。
牧瀬理穂の脳天から突き抜けるような声はどうにも頭が痛いし、あえて安めの特撮(というかは「合成」というか)はなんだか緊張感を欠くが、悪い映画じゃないと思います。

このシーンも基本ワンカットなのに、なぜか途中で中井のアップがカットバックで入る。
牧瀬はすごく可愛いんだけど、どうも弾みきれてないないような。


図書館で予約していた本が届く。桐野夏生「東京島」と打海文三「覇者と覇者」。桐野夏生は5ヶ月くらい待たされたけど、「覇者と覇者」はえらく早かったな。

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【2008/11/21 09:05】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
壁と橋
本屋の新刊コーナーで「ジョン・レノン ロスト・ウィークエンド」という本を見つける。
ジョン・レノンが小野洋子と別居中だった73~74年、行動をともにしていたメイ・パンという女性がプライベートに撮影した写真を集めた写真集なのだけど、これがなかなかいい。
まずは溌剌として楽しげなジョンの表情に驚かされる。リンゴ、ニルスン、キース・ムーン、ボウイといったミュージシャン仲間とのオフショット、さらには犬猿の仲といわれたポール・マッカートニーとのツーショットや、前妻シンシアと長男ジュリアンとの写真まである。どの写真もプライベートフォトならではのインティメイトな空気にあふれていて素晴しい。
ジョン自らが後にこの時期のことを45年ビリー・ワイルダー監督のアル中映画になぞらえて「ロスト・ウィークエンド」と呼んだこともあって、一般的にもこの時期ジョンは洋子と離れた寂しさで意気消沈して自暴自棄の酒びたりの生活を送っていたようにとらえられている。キース・ムーンやニルスンは実際に酒で命を縮めることになるのだから、やはりそういう実態もあったのだろうけれど、それだけじゃなくて、「グレート・マザー」である洋子や、平和運動や元ビートルズといったアイコンとしてのジョン・レノンから解き放たれた開放感みたいなものがあったのだろうな、と思う。結局最終的にはジョンは洋子の元に戻ることになり、すべてはお釈迦様の掌の上の孫悟空状態だったのではあるけど(そもそものメイ・パンとの生活の発端が洋子の指示だというだから)。
あとメイ・パン嬢ですけど、まだ幼いジュリアン・レノンが撮ったジョンとのツーショット写真なんかを見ると、小柄で黒髪のメガネっ娘。萌え系だと思うので、そっちの方面の方もぜひ。

原題の"Instamatic Karma"の「インスタマチック」はコダックが開発したフィルム規格で、普通の35mmフィルムと違って、フィルムの入ったカートリッジをそのままカメラに取り付ければいいというお手軽が売りのフィルム・カメラなのだそうだ。もちろん、ジョンのソロ初期のシングル曲"Instant Karma!"にかけてるわけです。

ジョンのソロ曲ではいっとう好きなんですけど。


寒いなあ。

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【2008/11/20 01:11】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
いこかもどろかオーロラの下へ
日本映画専門チャンネルの相米慎二特集で「雪の断章・情熱」(1985)再見。やっぱり面白かったと思うのだけど、でも一緒に見た奥さんには「わけわからんへんな映画」と言われてしまった。「変なところ」とうのは、たとえばオープニングのアバンストーリー(主人公の少女時代の話)を14シーンワンカットで無理やり収めてしまうところとか、殺される女性の部屋や函館の飲み屋街の不思議なセット造形とか、主人公の心象を表すピエロや異形のイメージとかだと思うのだけど、すべてが長回しのスタイルと密接に結びついてこの映画の魅力となっているから困ったところ。ワンシーンワンカットの長まわしの結果ひとつひとつのシーンが長くなるため、映画を決められた長さに収めるために場合によってはシーンそのものをカットせざるを得なくなり、その結果ストーリーや登場人物の心の動きがわかりにくくなる。「わけわからん」というのはこのあたりだろう。前出の「映画の断章」でも相米自身このあたりの問題については率直に認めていて、ミステリー的要素や他のヒロインと微妙な三角関係をなす男性ふたりのシーンをけずってヒロインの斉藤由貴の映画としてこの映画を整理していく苦渋の内幕が語られていて興味深い。
好きなシーンはたくさんあるが、先述の殺される女性のアパートでの歓迎会のシーンが好きだ。どんなマンションやねんというような巨大なロフトつきのスペースでネクタイ姿の若者たちがギターをかき鳴らしながら歌い踊っている(そのうちのひとりは80年代の日本映画ファンにとってはカルト的存在の脱力系俳優加藤賢崇なのだが)。ヒロインが現れ、おもむろに物悲しいメロディの古い歌謡曲(孤児の彼女の母親がかつて子守唄代わりに歌い聞かせた歌だというのが後にわかる)を口ずさみだす。若者たちがおもむろにギターや木琴といった楽器で伴奏を合わせだす。ヒロインは部屋の中を左右に上下に移動しながら、北大受験を宣言する。主人公の感情の動きを歌とアクションで表現しワンシーンワンカットでとらえるこのシーンは、クライマックスの桜の木下の宴会のシーンとともに、まさに相米慎二の映画ならではのスリリングで魅力的な名シーンのひとつだと思う。
観る人を選ぶとか言ってしまうのは抵抗がある。この映画や「台風クラブ」「ションベンライダー」といった映画は、僕にとってはストーリーや映像美ではなく、画面の中で登場人物が動き回る、その動きそのものが映画の面白さだと教えてくれた原点のような映画だ。今回この映画を久しぶりに観てその気持ちは変わらなかったし、相米慎二の映画の中でも圧倒的な強度を持った映画の1本だと思う。

ところでこの映画、公開の翌年にヴィデオ化されたあと再商品化されず、テレビ放映すらほとんどされなかったのはなぜなんだろう。
原作者がOK出さないのか、それとも「不適切な表現」のためか。
そういえばこの映画、85年の東宝のお正月映画だったのだけど、併映の「姉妹坂」(大林宣彦監督)は京都を舞台にした4人の女優(紺野美紗子・浅野温子・沢口靖子・富田靖子)競演の華やかな映画かと思いきや…これまた「みなしご」映画なんですね。正月早々いったいなんという不景気なと映画館で激しくずっこけたものです。いやこっちも別な意味でかなりトンデモな映画だったような気がするのですが。


夕方から急に冷え込む。
むちゃくちゃ寒いじゃないか。

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【2008/11/19 01:37】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
夜へ
とりあえず何とかなった。
でもあしたも6時起床なので、とりあえず書きかけのものにちょっと手を入れてあげておく。

日本映画専門チャンネルで相米慎二監督特集。

たった11日間で撮影されたという相米慎二唯一の日活ロマンポルノの名作「ラブホテル
」(1985)を再見。
予算の制限の中で、少ないシーンで無駄なくストーリーを運びながら、基本ワンカットワンシーンの相米スタイルで見事なメロドラマを作り上げてしまう手腕に何べん見ても感心してしまう。もう最後の花吹雪なんか毎回涙ですよ。
相米慎二の映画はどうしてもそのワンカットワンシーンの特異さが目立って取り上げられがちなのだけど、少なくともこの映画ではそのスタイルがロマンポルノというプログラムピクチャーに奉仕するものとして実に違和なく成功している。これがこの映画においてのみの奇跡的な成功だったのかどうか…この特集ではこのあと奇形のアイドル映画の極北(として僕は記憶している)「雪の断章―情熱」(1985)がラインナップされていて、これを久しぶりに再見するのが楽しみだ。
この」映画ではそれぞれ2回ずつ使われる山口百恵の「夜へ」ともんたよしのりの「赤いアンブレラ」が、それぞれ長いワンカットのシーンとあいまって忘れられない効果を上げている。ロマンポルノの通例によってゲリラ的な無断使用らしい。
「夜へ」は脚本の石井隆の指定で、使用に当たって「台風クラブ」出演した三浦友和のつてで助監督の榎戸耕史がマネージャーに頼みに行ったのだそうだ。

あれ一回断ってお金払うとなると、問題を起こしちゃうと、百恵サイドだけじゃおさまらないんですよ、CBSとか全部。とにかく「黙って使いますから、すいませんが問題が起きた時はひとこと言って収めて下さい」って。そしたら「仕方がない、とにかく使いなさい。何かあった時は俺が言うから」ってことで。

古東久人責任編集「シネアルバム126 相米慎二・映画の断章」(芳賀書店)


もんたの方は話が通っていなかったのか一時発売されていたビデオではあの素晴しい突堤のシーンがまるまるカットされていたという。さすがにラストシーンはハサミ入れられなかったのな。

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【2008/11/16 00:56】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ケンヂくん、遊びましょ。
やばい。あさって発表しなければならないというのに、資料すらできていない。

などといっている時に「20世紀少年」の21・22巻と「21世紀少年」上・下が回ってきてしまった。
地球の運命は?ケンヂがんばれ!
そしてがんばれオレ!

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【2008/11/14 01:33】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
答えは風の中に…ねえよ!
寒い日曜日。
娘と緑地のフリーマーケットを冷やかしてうろうろ。

晩、ずっと以前に録画していた「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007)を見る。
原作は面白かったと思う。キーになる叙述トリックだけは覚えていて、これは映画にできないだろうと思っていたが、細かい話はすっかり忘れていた。これはしかしひどいだろ。こんな頭の悪い話だったっけ。
件の叙述トリックは中盤には明らかになって、以下後半はひたすら起こった出来事の説明なのだ。盛り上がりさっぱりなし。語り手の男の子(好演)がさっぱりストーリーに絡まないし、ドラマにならない。彼と物語をつなぐ非常に重要なポイントがディランの「風に吹かれて」だというのはわかるのだが、それならもうちょと大切に使って欲しい。最初っから最後まで流しっぱなしで、正直当分聞きたくない。
いっぺん原作読み返してみないといかんなあ。

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【2008/11/09 23:55】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
渚にて「よすが」発売記念ライブ(11/7、難波BEARS)
6月に出た渚にてのアルバムのレコ発ライブがようやく行われるということで、なんばベアーズに行ってきました。ゲストで山本精一さんが加わるということもあってベアーズは超満員です。当初のアナウンスでは二部構成で第一部が柴山さんと山本さんのデュオ、第二部が渚にての3人の演奏ということだったのですが、なぜか竹田雅子さんが欠席で、最初から最後まで柴山・山田+山本という変則的な編成のメンバーによる珍しい編成での演奏となりました。柴山さんが山本さんと一緒にステージに立つのは想ひ出波止場以来なんて言ってましたが、本当は羅針盤に2回くらい柴山さんがゲストで入ったことがあったはずです。いずれにせよ非常なレアなライブでした。
何が珍しいかといって、1曲め、インストの「Gのやつ」を山本さん柴山さんのツインギターで演奏した後、2曲目以降最後まで山本さんがドラムを叩いたっていうのが前代未聞のことではないでしょうか。リハーサルくらいはされてるんでしょうが、ほとんどその場であわせて叩いていたっぽいのに、ちゃんとキメのところははずさないのがすごいです。「しんどい」「ギター弾かせてくれ」などと言いながらアンコールまで二時間近くドラマーをされていました。1曲目のツインギターのからみがよかったので、山本さんのギターをもっと聞きたかったと気持ちはあるのですが、こんなことはまずもう二度とないでしょうから、これはこれで面白かったです。ちなみに想い出波止場の時は逆に山本さんのギターの後ろで柴山さんがドラムス叩いていたそうです。

アンコールで柴山さん「最近こんな曲しか作れない」なんていいながら、3月に生まれた双子のお子さんの名前を呼ぶ可愛い曲を弾き語りで披露されて、山本さんに「もう無頼とか言われへんな」と冷やかされていました。雅子さんの欠席は育休ということなんでしょうね。

悲しい朝の心象風景をうたった「あくる日」は今回のアルバムの中でもっと好きな曲です。力強いリフレインのフレーズに山本さんがコーラスを付けてられて、アルバム以上に激しい柴山さんのギターソロとあいまって感動的でした。

冬の光が降る わたしだけに
あなただったらいい そんな気がした
かえってこいよという 声を 翼にして

はやくかえろう あなたと

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【2008/11/08 00:17】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
一久/チッポグラフィア/クロッシェ
奥さんと自転車で近所をぶらぶら。熊野町西の一久(いちひさ)といううどん屋さんでお昼。
肉入りカレーうどん800円とご飯小190円。
081107一久
鰹ダシがよく効いてて、旨い!最後は白ご飯を丼に入れて食べるのがお約束ですな。
奥さんはカレー丼を頼んだんですが、これはうどんよりさらにルー濃い目で、やはり鰹だしはよく効いていてオイシイです。

お腹が膨れたので、コーヒー飲もう、と前から気になっていた豊中本町のTIPOGRAFIA(チッポグラフィア)に。店に入るなり、焙煎中のコーヒー豆の香りでむせるよう。注文した「おすすめのコーヒー」は「サラヴァ!」というブレンドで、深いコクのある味で大満足だった。ちなみに奥さんは「ミルクチョコレートのような」というけったいな名前のもので、こっちはわりとさっぱりしていて、確かにチョコレートみたいなカカオの味がする。うーん家で入れるコーヒーとやっぱりぜんぜん違うや…。白い壁一面にぎっしり並んだCD、JBLのスピーカーから流れるのはもちろんJazz。それも僕がいつも聞くようなプギャーッとかさくれつする「ジャズ」とは違います。

上野西のCLOCHE(クロッシェ)というこれまた感じのいい花屋さんで、玄関先に飾る寄せ植えを造ってもらってカゴに乗せて帰る。
CLOCHE

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【2008/11/07 16:34】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
世界中の花集め作るオーデコロン
打海文三「ぼくが愛したゴウスト」(中公文庫)さらっと読了。初めてひとりでコンサートを見に出かけた11歳の「ぼく」は帰りの駅のホームで人身事故に遭遇する。それからというものこの世界に少しずつ違和感が生じ始める…。導入は「トワイライト・ゾーン」とかにもありそうな50年代SFのひとつの典型なのだが、こんな風に話が転がっていくとは想像もしなかった。特にラストには驚いた。

昨晩録画していたBS2の「SONGS」、矢野顕子特集を見る。
やはり「ひとつだけ」名曲だな。マーク・リボーとの競演による「変わるし」が凄まじくかっこいい。この曲の入ってるニューアルバム「akiko」、ロックでよいです。

ほか、NHK総合の「Music Japan」で少年ナイフ見たり、やはり昨日録画していたNHKの「七瀬ふたたび」見たり。
「七瀬」は…エロいシーンがぜんぜんないんだよな…。


咳がとまらん。腰が痛い。耳鳴りがする。目がかすれる。
…ってふつうに年寄りじゃんw

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【2008/11/07 01:42】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
覇者と覇者
覇者と覇者
打海文三の「裸者と裸者」「愚者と愚者」に続く「応化クロニクル」シリーズの最終作「覇者と覇者」(角川書店)が出ている。昨年作者が急逝されたため、孤児たちの戦いの物語の続きはもう読めないもんだと思っていたので、未完とは言えこれだけのボリュームのものがまだあるというのは大変にうれしい。タイトルは「死者と死者」になるもんだとばっかり思っていたけど。
とはいえ単行本をぽんと買えず、同じ作者の「ぼくが愛したゴウスト」(中公文庫)購入。

081105サンモリッツ
こないだ食べたカレーが気に入ったので、なんばのサンモリッツでドライカレー980円に挑戦。
ドライカレーといってもカレーチャーハンではなく、良くいためられたたっぷりのタマネギ、ピーマン、トマトといった野菜の甘みのきいた、ペースト状のルーが分厚く白米に乗っかっているカレー。旨い。

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【2008/11/06 08:21】 | カレー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
FROG MEETING 2008(11/3、木屋町UrBANGUILD)
2005年11月5日にDMBQのアメリカツアー中に交通事故で亡くなった羅針盤の凄腕ドラマー「チャイナ」西浦真奈さんを偲ぶライヴイベントがあったので、京都まで行ってきました。会場のアバンギルドはおととしのやはり同じチャイナさんのイベント以来2年ぶりで、入口見つけられずに木屋町を何度も行ったり来たり。
登場したのはチャイナさんゆかりの以下の9組(登場順)。
家口茂樹(PARA)ピアノソロ、Drillman、buoy、VENUSZ+元山ツトム、千住宗臣+亀井菜穂子、HIDE(ULTRA BIDE)+JET VELL(TEEM)、西滝太(PARA・SUSPIRIA)+家口茂樹(PARA)シンセデュオ、吉田ヤスシ(SUSPIRIA)ソロ、山本精一+須原敬三、JB。

いろいろな音楽を聞きました。
ひよこ豆と揚げのベジタブルカレー600円を食べました。美味かった。(暗くて写真は写らなかった)
ビールとワインを少々(けっこう)飲みました。
続きを読む

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

【2008/11/05 10:40】 | ライヴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ラミレス
いや私はたいして野球に興味はないんですけどね。
奥さんは田舎の人なんで、巨人ファンなんです。
20081102214323
うーげほげほ。難聴の調子はまずまずだけど咳が止まらん…。

なんとなくつけたMTVでThe Whoのトリビュートコンサートをやっている。
Perl Jamがオーケストラ付きで"Love Reign O'er Me"やらホーン付きで"Real Me"やっていて、なかなかかっこいいぞ。これThe Flaming LipsがTommy"やってたのかあ、見たかったなあ。
アダム・サンドラーの達者なボ・ディドリー風の紹介に続いて当のThe Whoが登場、シンセのイントロに導かれて"Baba O'Riley"だ。ロジャーなかなか衰えてないじゃん。"It's only teenage wasteland!"うぉー猛烈にドーム行きたくなってきた。

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【2008/11/02 21:43】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
いい天気。
3連休の初日、いい天気でしたね。
出勤の際いつものように緑地公園を走っていたら野外音楽堂付近に人だかり。
若い女性がいっぱい、東中央広場の方まで長蛇の列をなしてます。
wat
WATの握手会だってさ。午前午後の2回公演で、多分このころ午前の部の直前だと思うんだけど、みんな野音に入れたんだろうか?
緑地の駅ビルのトイレも長蛇の列でした。

私はあしたも5時半起床で仕事。
「ルームオブアキング」見て寝ます。おやすみなさい。

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【2008/11/01 23:55】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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